「神社によって出るおみくじが違うけど、どれが一番縁起が良いの?」「おみくじを持ち帰る人を見たことがあるけど、持ち帰るとどんな効果がある?」と自分の運勢を記したものだから早く知りたいと思っているあなた。
こちらでは、実は引く神社で微妙に違うおみくじの縁起の良い順番&結ぶか持ち帰るかなどを紹介していきます。
おみくじは神社に祈願に出向くと必ずと言っていいほど、引いてしまうもの。
そのおみくじを引いた後の行いで、どんな効果の違いがあるのか気になります。
おみくじの結び方や結ぶ場所に関してもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
神聖な神社で引いたおみくじでさらにご利益を高めて幸運を手にするために、あなたに合った方法を見つけていきましょう。
目次
実は引く神社で微妙に違う!おみくじの縁起の良い順番(順位)って?
一般的なよくあるおみくじの順番
一般的な神社やお寺で多くあるのが、この7段階のおみくじとなります。
縁起の良い順番は、「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」の順です。
7段階のおみくじ以外には、12段階が有名なものとなります。
12段階のおみくじの縁起が良い順番は、「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「半吉」「末吉」「末小吉」「凶」「小凶」「半凶」「大凶」の順。
しかし、7段階のおみくじでは神社やお寺によって順位が違うこともあります。
基本的には上記の順位が多いのですが、どうしても気になる方は直接神社やお寺に相談してみる方が自分の中で落ち着ける結果となるかもしれません。
もう一つの7段階のおみくじ順位が、「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「末吉」「凶」「大凶」です。
おみくじは吉凶にとらわれすぎることよりも、書かれていることに注目してください。
「大吉」と「大凶」、どちらが良いのかは簡単に判断できます。
しかし、細かい部分までは知っている人の方が少ないのです。
おみくじの縁起の良い順番が神社やお寺によって違うこともあり、分かりにくいものでもあります。
全体的な運勢は非常に気になりますが、そこに書かれている内容が一番重要です。
そこに書かれていることを理解するとあなたの運勢を好転させられるきっかけが高まります。
おみくじの順位はあなたの気持ちを高める一つ大事な運勢です。
おみくじに書かれた内容は、神社からのお言葉なので、その言葉にも視点を向けましょう。
5段階おみくじの縁起の良い順番
神社やお寺によっておみくじの縁起の良い順番は異なります。
有名な神社やお寺で販売されている5段階のおみくじでの順番は、「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」となるのです。
大吉の次に縁起が良いとされるおみくじが置かれている神社やお寺は少なくありません。
「中吉」「半吉」といったおみくじが入っている場合には、この順番が縁起の良い順位とされるのがほとんどです。
中吉は、中規模な吉と捉えるか、中ぐらいの吉と捉えるのかで順位が変動します。
半吉は、半分の吉という捉え方に変わりはないので、中吉よりも順位が下となるのです。
吉の中でも様々な捉え方があります。
5段階のおみくじの中で一番、あなたが悩むことなく受け入れられるものとなりやすいのです。
伏見稲荷大社
おみくじの種類がたくさんある伏見稲荷大社の縁起の良い順番をご紹介します。
伏見稲荷大社では、みくじ棒を引いて書かれた番号を巫女さんに伝えて自分の運勢を知ることができる変わった方法をとっているのです。
聞いたことのない種類が出てくるので、自分の運勢が「良い方」なのか「悪い方」なのかさえ分からない場合があります。
伏見稲荷大社の縁起の良いおみくじとされる種類が
「大大吉」「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「向大吉」「末大吉」「末吉」「後吉」
凶から吉に転ぶことができる運勢を表しているのが
「凶後大吉」「凶後吉」「小凶後吉」
吉とも凶とも言えないどちらでもない運勢が
「吉凶未分末大吉」「吉凶不分末吉」「吉凶相交末吉」「吉凶相央」「吉凶相半」
伏見稲荷大社では、凶が出ていても悪いという捉え方をしません。
凶は、自分の努力次第で吉へと変えることができる運勢にあたるからです。
順番としては、「大大吉」「大吉」「凶後大吉」「凶後吉」「末大吉」「末吉」「向大吉」「吉」「中吉」「小吉」「小凶後吉」「後吉」「吉凶未分末大吉」「吉凶不分末吉」「吉凶相半」「吉凶相交末吉」「吉凶相央」となります。
おみくじに書かれていることを重要視して自分の運勢を受け止めるようにしましょう。
有名神社のおみくじ順位
有名な神社やお寺の縁起の良い運勢の順番は違います。
神社ごとで順位をお伝えしていくので参考にしてください。
神社本庁で紹介されている順番は「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」。
東郷神社での定番のものでの順位は「大吉」「中吉」「吉」「小吉」「凶」。
成田山新勝寺では、「大吉」「吉」「半吉」「小吉」「末吉」「凶」。
浅草寺では、「大吉」「吉」「半吉」「小吉」「末小吉」「末吉」「凶」の順番。
「平」は、大阪・住吉大社や香川・金毘羅宮でおみくじに入っている運勢です。
「平」の運勢は、良くもないが悪くもない運勢を表し、ちょうど真ん中の位置を指しています。
いつも通りの平穏な日常を送ることができる運勢です。
石川・石浦神社にある「卯吉」「申吉」は、大大吉の上のランク。
一番良い順位から「福福福」「幸」「卯吉」「申吉」「大大吉」「大大中」「大吉」「中吉」「中中吉」「吉」「吉吉吉」「小吉」「小小吉」「末吉」「末末末」「凶」となります。
広島・厳島神社では、「大吉」「吉」「末吉」「向吉」「平吉」「平」「吉凶末分」「始凶末吉」「凶」。
大阪・生國魂神社では、「大吉」「吉」「小吉」「末吉」「平」「吉凶末分」「凶吉向」「凶後平」「凶」。
知ってると鼻高!おみくじの「待ち人」の意味などのおみくじ雑学まとめ
一般的なおみくじに書かれている意味
おみくじには運勢だけの吉凶だけでなく、様々な助言となるお言葉が記されています。
その意味が分からずにどうすればいいのか分からない人は、おみくじを引く前に知っておきましょう。
「待ち人」人生を良い方向へと導いてくれる人が現れる
「失せ物」失くしたもの・失ったもの・落とし物
「旅行」旅立ち・出かける・旅行へ行く
「商売」売買・商売
「学問」勉強・勉学
「相場」株・株式相場
「争事・争い事」他人とのいさかい・喧嘩・訴訟
「恋愛」恋心・恋愛
「転居」引っ越し・移住
「出産」出産
「縁談」結婚相手・結婚へと関わる出会い
「探し物」探しているもの
「方位」良い方角・悪い方向
「抱え人」使用人・雇用人
「走り人」失踪した人・いなくなった人
「造作」家の建築・改築
「土木」土木工事・家の建築
見て分かるものから、「なんの意味?」と分かりづらいものまであります。
「待ち人」は、恋愛での好きな人が良い方向へと導いてくれるという意味だけではありません。
仕事に関しても言えます。
あなたを良い方向へと向かわせてくれる人が目の前に現れるということ。
運勢よりも大事にした方がいいのが、ここに書かれている内容です。
あなたがおみくじを引いた時から、「何に気を付ければいいのか」「どうすればいい運を招く事ができるのか」という助言ともなります。
おみくじのここで書かれていることはよく読んでおきましょう。
おみくじは難しい言葉が書かれていることが多くありますが、それを見逃すことであなたが運気を落とす可能性も十分にあるのです。
おみくじは神様からの大事なお告げ
神社に行ったときにおみくじは必ずと言っていいほど引きたくなります。
それは、今の自分の運勢を知りたいからであり、何か選択するための道を指してほしい気持ちがあなたの中にあるからです。
「おみくじを引きたい」と感じた時は、あなたの中で迷いや不安が大小関係なくあるので、迷うことなく引いてください。
その時に引くおみくじだから、そこに書かれている内容が非常に気になります。
おみくじは”運”と思われがちですが、あなたが自分で引き寄せているものでもあるのです。
自分のおみくじを誰かに引いてもらうことは絶対にしません。
すべて自分自身で引き寄せています。
おみくじに書かれているのは、決して適当な言葉が並んでいるわけではありません。
神様からあなたに向けた言葉です。
おみくじは、実は、お守りと同じように大切にいないといけないのが基本。
特に、初詣などの一年をスタートさせるときに引いたおみくじは大切に保管しておいた方がいいのです。
次に初詣に来るのは一年後。
その日まであなたが気を付けないといけないこと、起こることなどが書かれています。
それをいつでも見返せれることが大切です。
おみくじを引いてすぐに結ぶ人がいますが、あの行動は初詣にはふさわしくありません。
初詣で引いたおみくじは大切に財布などに保管して、一年間あなたのお守りとして大事に持ち続けておきましょう。
神様からあなたに向けた大切な言葉がそのおみくじには書かれているからです。
「凶」は運勢を変えられるチャンス
おみくじを引いた時に、「凶」が出たことがある人は少なくありません。
凶が出ると気分が下がってしまうほど、おみくじには影響を与えられやすい人も多くいます。
しかし、「大吉」が出た人は、今が絶好調な時。
これ以上良いことが起こることは少ないのです。
おみくじの運勢で「大吉」と出たのに、悪い事ばかりが書かれているのは、あなたが今絶好調の時期だから、いつ運気が下がってもおかしくない状況。
なので、気を付けなければ悪いことが起こるということが記されています。
しかし、「凶」となると見た瞬間は「え…」と落ち込んでしまうこともありますが、その必要はありません。
凶が出たのは、あなたの運勢が今は良くない状態ということ。
あなたの行動次第では、いくらでも運気を上げていくことができるというアドバイスがおみくじには書かれています。
吉と凶で悪いことが書かれている数が「運勢と反対なのでは?」と感じたことがある人は実は結構いるのです。
それは、凶が出ていてもあなたがおみくじに書かれていることには気を付けて行動や選択をすれば、運気を自分で変えることができるから。
吉の人は、今が運気好調であるために様々なことに注意しなければいつでも運気を下げてしまう方向へと向いてしまうからです。
おみくじの「吉」「凶」は重要でもあります。
それは、自分の今の運勢を知る為にはおみくじでそこを見なければ分かりません。
それでも、おみくじに書かれていることに気を付けていれば自分で運勢を大きく変えるチャンスがあなたに巡ってきているという神様からの言葉なのです。
その言葉を忘れずに様々なことに気を付けて日々を送っていきましょう。
おみくじの引き直しは良いのか?悪いのか?
神社に参拝に行ったときに、一番の楽しみにしていることを「おみくじ」としている人がたくさんいます。
そのおみくじで悪い運勢が出てしまった時に、「もう一回引きたい!」「やり直したい」と思ってしまう人は、少なくありません。
自分の運勢を決めるおみくじだから最後は「気持ちよく帰りたい」と思ってしまうのです。
まず、神社に参拝に来た時にはおみくじを先にすることはしてはいけません。
あなたが神様の前に立ち、感謝を述べることが重要であり、おみくじに関わってくるのです。
神様の前で挨拶をしておかなければ、あなたがどういった人であり、どんなことに迷い、悩んでいるのか分かりません。
そこで参拝するときに、告げるのです。
参拝が終わってからおみくじを引くのは、神様にあなたの存在を知ってもらう行為でもあります。
今のあなたの状況を神様の目の前に立ち、見てもらうことでおみくじで出てくる運勢が変わるのです。
自分で引き寄せるのがおみくじ。
運が関わっているのではなく、自分で引き寄せて掴むものです。
そこに書かれている運勢が「凶」と出た時に、「このままじゃ嫌だな」と感じてしまうのは、おみくじにそれだけの影響力があるから。
神様の言葉であるおみくじだから最後は良いものを引きたくなるのです。
実はおみくじは2回目を引いても構いません。
あなたが引いた運勢は自分のものです。
1回目に出たものも、次に出てきたこともすべてが自分に関わってくるものとなります。
素直に受け止めることだけは忘れないでください。
良いことばかりを気にしていると、今後が非常に危険です。
全てがあなたに関わるので、良いことも悪いことも受け止めましょう。
おみくじの正しい引き方
知らない人が多い一つは、おみくじの正しい引き方とその意味です。
おみくじを引くときにはあなたはワクワクする感情と、これから自分の運勢を知ることでドキドキする気持ちで感情を占めています。
それでもおみくじを引くときには、正しい方法で引くようにしましょう。
おみくじを引く人は、参拝時に神様の前で祈願した後に「おみくじで教えてください」と最後に伝えておくようにします。
おみくじを引くときは、必ず左手で引いてください。
受け手がいる場合には、左を受け手にします。
つまり、最初におみくじを握る手が左手になるようにしてください。
左手は、不要な感情を表すことなく純粋な気持ちで引くことができます。
左手で引くことで人の潜在意識にも繋げることができるのです。
おみくじに書かれている詩も神様からのメッセージ。
きちんと読み、理解する努力をしていきましょう。
分からないまま放っておく方が恐ろしいものともなります。
おみくじを読んでいく中でも、気になる部分が出てくるときがあるのです。
そこで気になる部分があったときには、その言葉を大切にしてください。
あなたにとって今、その言葉が非常に重要なものに変わり始めます。
いくつもあるあなたの変わっている運気の中でも自分が気になったものは必ず自身の元へと現れてくるものです。
おみくじに書かれた言葉を大切にしていれば、運気を自分に引き寄せられる力となります。
引いたおみくじを結ぶか持ち帰るかの基準
神様と縁を結ぶ
引いたおみくじを結ぶ基準には、神様との縁を結ぶことが挙げられます。
江戸時代、神様と縁を結ぶという意味が込められていたことで結んでいたのです。
そのため、自分にとって悪い運勢だと思うおみくじを持ち帰ることはせずに、神社に結びつけて神様と縁で結ばれて幸運を受けられるように願っていたことがあります。
おみくじは、基本的に結ぶか持って帰るのかは自由です。
あなたが運勢を「悪いな」と感じた時に、神様の力を借りて縁を結んでほしいと感じたら結ぶこともしましょう。
基準は、誰かが決めるのではなく自分自身で判断していきます。
おみくじをどうするのかは神社で決められてはいません。
あなたがどうしたいのかで結ぶか、持ち帰るか判断して納得のいく方法を選んでください。
おみくじを引く人によって神様からの言葉の受け方は様々です。
皆が同じように感じることは一切ありません。
自分が「結びたい」「持ち帰りたい」という気持ちを大切にすることが重要です。
あなたが後悔しないことを第一に考えても構いません。
自分の運勢を見た時に感じた事を忘れなければ、おみくじを結んで帰っても神様からの言葉は心に残っています。
決して人に流されて自分の意思を見失う行動だけは避けましょう。
神社に結んで帰っても、神様と縁を結ぶことができます。
おみくじを持ち帰り、お守りとしていても神様と繋がることはできるのです。
あなたがどうしたいのかで最終的な判断はしてください。
自分の運勢を変えるための大事なおみくじは、きちんと自分自身で行動していきましょう。
凶の運勢は神社で留めてもらう
おみくじを結んで帰るか、持ち帰るかの判断は、あなたが引いた凶に書かれた内容で判断するという選択もあります。
おみくじを見るときに怖いのは「凶」に書かれた言葉です。
「こんなことが起こるのは怖い」「どうしよう」とおみくじを引いてからそのことが頭から離れない場合には、神社に結んでおくことをおすすめします。
「どうしよう」と感じている時点で、あなたに強い恐怖心が芽生えているのです。
マイナスな感情が締めくくっている状況は非常に危険だとも言えます。
そこからあなたに起こる運勢が関わってくるので、負の感情となっていると跳ね返すエネルギーがなく、悪運を引き寄せてしまうのです。
無理して持ち帰って悪運を引き寄せるよりも、神社であなたの運勢を留めてもらう選択をしてください。
「絶対にこうしなければいけない」という決まりはありません。
「怖い」「不安」というマイナスな気持ちが高まり、自分で気持ちを前向きに持っていくことができないのであれば、その場で結んで帰ってください。
家に持ち帰り、さらに運気を下げてしまう方が危険です。
おみくじを引いた神聖な場所でその感情を変えることができないのであれば、家に帰ったときはさらに運気を下げてしまう状況を作り出します。
自分の運勢を受け止めることができているのであれば、神社にあなたのおみくじを結んで良い方向に向かえるように願っていきましょう。
運気を悪くして、おみくじを粗末に扱うよりも神社であなたの運勢を結び付けておく方が必ず良い方向へ向かうことができるのです。
恋愛での強い願いを込めている人は結んで帰ると良い
おみくじを結び始めたきっかけは、恋愛での「縁を結ぶ」ということも一つだそうです。
おみくじで特に恋愛に関しての答えがほしかった人は、神社に結んで縁を結んでもらうと良い結果を引き寄せられる可能性があります。
神様の領域である神社におみくじを結びつけることは悪いことではありません。
あなたがおみくじを引いて満足したのであれば、もうそこで終わりとなってしまうのです。
「こうしよう」「ここに気を付けよう」と気持ちを前向きに向かせ、今後の日常に役立てる気持ちが高まっているのであれば、神社においても問題ありません。
特に恋愛は、人と人の感情が常に動いている関係です。
そこにあなたが求めていることが大きいのであれば、次におみくじを引く日まで神社で見守ってもらいましょう。
恋愛運を高めるために「縁を結びたい」「この神社で縁を絶対に結びたい」と強い気持ちがある人は、神社で結んで帰るようにしてください。
その方があなたの気持ち的にも気分が晴れます。
「神社で縁を結んだから」とそれだけで気持ちが前向きになれるのです。
おみくじを引いた時の神社で起こるあなたの直感を大切にしましょう。
結んで帰るか、持ち帰るかで悩んで結果が出ない人は、一度自分のお守りとして持ち帰ってください。
持ち帰るといつでも見返すことができ、そこから得られるエネルギーも高くあります。
自分の納得できる方法でおみくじは持ち帰るか、神社に結んでおくか決めてください。
あなたの運勢が記されたおみくじは、自分の気持ちを最優先に考えて行動を起こすようにして悔いを残さないようにしましょう。
引いたおみくじを結ぶ時の正しい作法
悪いおみくじは利き手の反対で結ぶ
神社でおみくじを引いて、その結果が悪かった時には利き手と反対側の手で結んで帰りましょう。
「凶だ…」「今回凄く悪いおみくじの結果だな」と感じた時に、神社に結んで帰る判断をする人は少なくありません。
悪い運勢をおみくじで引いた時には、必ず利き手とは反対の手で結ぶようにしてください。
”困難を乗り越える事ができる””達成する”という意味があり、凶の運勢を吉に変えていくことができます。
凶の運勢を引いても、あなたの行動次第で確実に未来を変えていくことが可能です。
おみくじはそのための運勢を表している助言でもあります。
自ら難しい方の手で小さなおみくじを結ぶことは簡単にできることではありません。
それでも難しい状況で諦めずに集中して行うことで、それだけでも自分で運気を高めている行動となるのです。
自ら困難な行動を選択し、乗り越えた時の達成感を得られるのは、すぐにできることに挑戦していないから。
小さい紙を普段使わない手で結びつけることは非常に難いもの。
それでも最後まで諦めずに挑戦し続けることで、悪い運気を徐々に変えていくことができるのです。
おみくじ以外の状況でも、自分からどんどん行動を起こしていけば必ず自分の力となって返ってくることがあります。
困難な状況で出来たことを自分の自信にして良い方向に運勢を変えていきましょう。
あなたの行動がエネルギーの動きを変え、良い気を吸収できる環境を自ら作り上げていくのです。
おみくじの結び方
おみくじを神社に結ぶときに特に決められた結び方はありません。
それでも自分の運勢が記されたもので、神様からのお告げが入っているおみくじはできるだけ綺麗に結びたいものです。
「破れてしまった」「ぐちゃぐちゃになってしまった」と自分と神様の縁を結ぶものを汚さないように心掛けましょう。
特に気を付ける点はありませんが、綺麗に結びつける方法をご紹介します。
基本的におみくじは縦長の形。
おみくじを縦長の状態のまま、3等分か4等分に折ります。
4等分にする場合には、まず半分にして、そこからさらに半分に折りましょう。
結びつける位置を決めたら、おみくじを通し、折り返す方を長めに出しておきます。
紐を結ぶときのように結んでください。
左右の長さが対象となるように出来れば綺麗な形でおみくじを結べた状態となるのです。
「おみくじ結び」は江戸時代から伝わる結び方が現在でも受け継がれています。
神様とあなたの縁を結ぶものですから、焦ってつけるのではなく丁寧に結ぶことを意識しましょう。
おみくじを結ぶときに絶対にやってはいけないことが神社にある御神木に結ぶことです。
御神木が傷んでしまうだけではありません。
神様が守り続けている御神木を痛めることは、あなたが自ら悪い運気を吸収しようとする行いをしている行為となります。
神様の領域であり、大切な御神木を傷つけることは不運を招くことだけでなく、神から見離される状況となるのです。
神社の中では、絶対に勝手な行動をしてはいけません。
せっかく神様の前に行き、参拝したことに意味がなくなり、神を裏切る行為となるのです。
おみくじは必ず決められた場所に結びつけるようにしましょう。
綺麗な状態を維持させる
おみくじを神社で結んで帰る時には、最後まで丁寧に扱うようにしましょう。
おみくじを結ぶ場所が決められている神社がほとんどです。
決められたスペースには、他の人のおみくじがたくさん結ばれています。
「私のものを目立たせたい」「絶対にここが良い」という考えは捨てましょう。
それよりも綺麗な状態で結びつけることを重要視してください。
神様からのお告げであり、雑に扱うことは許されません。
結ぶまでの間にくしゃくしゃにしたり、必要以上に線を作ってしまうこともやめてください。
あなたのおみくじには、自分の願いも込められています。
自分が参拝時に祈願したこと、これからの運勢すべてがそのおみくじに詰まっているのです。
絶対に雑に扱わないように結んでください。
人のおみくじの上から覆いかぶさるように付けることも好ましくありません。
スペースがなくどうしても被ってしまう場合には、少しずらして結ぶようにしましょう。
他人とまるかぶりは非常に危険な行為です。
人の運勢があなたにも降りかかってきます。
「自分さえ良ければそれでいい」という考えは捨ててください。
神様の領域は、あなたが自由に行動を起こす場ではありません。
自分の行動や言動には細心の注意を払うようにしましょう。
神様は、神の領域で行われているすべての行動を見ています。
自ら不幸を迎えるようなことは絶対に行わないようにしましょう。
帰り道で事故にあったり、友人とトラブルになり絶縁状態となることも起こります。
神様が視ている状況だから、すぐに不運が降りかかってくるのです。
引いたおみくじを持ち帰る時の正しい作法
財布に保管する
神社でおみくじを引いて持ち帰る時には、財布に保管して丁寧に持ち歩くようにします。
おみくじは、次に神社に訪れるときまで大切に保管しておく必要があるのです。
一年に何度も行く人は、そのたびに新しいものへと変えてください。
しかし、初詣でのおみくじは一年に一度だけです。
次の初詣までの一年間大切に保管し続けてください。
おみくじは、あなたのお守りです。
財布などのいつでも持ち歩くものに入れ、汚さないようにしましょう。
神社を出る前には財布の中に綺麗に入れてください。
神様の領域でしまうことで、その気を自分の財布にも入れ込むことができます。
丁寧に折りたたみ、きちんとした状態で財布にしまってください。
財布に入れておくことで、いつでもあなたを守ってくれるお守りとなります。
悪いエネルギーがきても、跳ね返してくれる効果があり、あなたの幸運を守る一つの方法です。
ただ、汚れたり、破れている状態は良くありません。
そのような状態にならないようにいつも気を遣いながら財布を使っていくようにしましょう。
おみくじを財布に入れてからは、中身を整理することも心掛けてください。
財布の中がぐちゃぐちゃだとおみくじもお守りの効果を発揮しません。
不要なレシートやカードは取り出し、いつでも状態を良くしておいてください。
おみくじを財布に入れて保管する場合には、いつでも自分の運勢を見返すことができるチャンスです。
自分自身で迷いが生じた時、立ち止まってしたときなどにおみくじに書かれていることをゆっくりと読んでいきましょう。
ただのおまもりではなく、あなたにチャンスを与え、きっかけをくれるのがおみくじとなります。
古いおみくじと一緒にはしない
おみくじを神社で引いて持ち帰ったときに保管は、財布が一番適していますが、期間の過ぎたものと一緒にするのはやめましょう。
おみくじの有効期限は、1年間です。
1年経っているおみくじは、財布の中から出し、有効なものだけを入れておくようにします。
有効期限の切れたおみくじが悪いものではありません。
しかし、有効期限が切れているということはお守りとしては持ち歩く必要がないのです。
おみくじを保管しておく場所は整理できている環境に置いておくことが前提にあります。
古いものをいつまでも財布にしまい込んで整理できない状況を作らないようにしましょう。
家に置いて保管をするか、処分するようにしてください。
神社に返納することもできます。
自分の環境を整えていくことは、運気を上げるためには非常に重要なことです。
特にエネルギーの高いものを保管する場所は、必ず要らない物を一緒に入れないようにしてください。
古いおみくじで運気を下げられるようなことはありませんが、お守りの効果としては高い気を受けることはできません。
それは、環境がきちんと整えられていないからです。
家で処分する場合には、古紙などの挟み、封筒に入れてさらに袋にいれてから捨ててください。
絶対にくしゃくしゃにして捨てることはしてはいけません。
家庭で捨てるよりも、神社へ返納しておくほうがオススメです。
神様の言葉が入ったおみくじは雑に扱わずに、整理された場所に保管するようにしましょう。
常に見える状態を維持させる
おみくじを神社で引いて持ち帰った時には、常に見える状態を維持させることで効果を受けられる方法となるのです。
おみくじは、お守りとして持ち帰る人は少なくありません。
あなたの運勢を神様の言葉で記されたおみくじは、あなたの運気をあげるための大切な助言が詰め込まれています。
常に見えるところで持ち歩くことで、そこに意識を持たせることができるのです。
不意に見えた時に、「あ!」と思い出し、悪いことを避けていくことができます。
自分で運気を上げていくことも大切ですが、神様からのお守りをあなたのエネルギーに変えて持ち続ける事は非常にご利益を授かれる行動となるのです。
おみくじは、その場だけで終わるものではありません。
「読んだら終わり」ではなく、読んでからのあなたの意識が大切です。
綺麗に保管することも、見えるところで持ち続けること、汚さずに保ち続けることも重要となります。
あなたが神社に出向いて運勢を知る為に引いたおみくじは、神様とあなたを繋ぐお守りとなるのです。
自分に不幸が起こらないようにするためにも、おみくじが見える状況を作っておいてください。
手帳に入れておくのであれば、開くたびにあなたの目に入る場所に入れておきましょう。
おみくじを引いた日から一年間あなたを見守ってくれるものです。
正しい持ち方をして、自分の運勢を変えられるように努力していきましょう。
神様の力を借りて、あなたに幸運を引き寄せられる環境を自分で整えておみくじを無駄にしないように保管してご利益を高く受けてください。
占い師 MIYUKIのワンポイントアドバイス
神社に参拝に行くときに楽しみにするのが”おみくじ”です。
自分の運勢は常に気になることであり、今後どう行動を起こせば現状を変えることができるのか非常に気になるもの。
しかし、おみくじに書かれている運勢では、難しい言葉が多く、理解できないまま過ごしている人は少なくありません。
おみくじの順番でさえも「これ何?」と初めて見る運勢が出るなど、よくわからないことが実は多くあるのです。
これから初詣の時期ともなるので、自分中でおみくじの知識を増やして、どんどん運気を上げられるようにしていきましょう。
また、あなたが知識を増やせば、一緒に行った人に教えることができ鼻が高くなること間違いないのです。