生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月22日生まれの誕生花は「ミツバツツジ」、その花言葉は「抑制のきいた生活」です。
ミツバツツジは紫の花が印象的で、日本の各地の山に自生して美しい花姿を見せてくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ミツバツツジについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月22日生まれの誕生花「ミツバツツジ」の基本情報
英名 | Mitsuba tsutsuji |
花言葉 | 抑制のきいた生活 |
科・属名 | ツツジ科・ツツジ属 |
分類 | 落葉低木 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 4月~5月 |
別名 | イチバンツツジ |
5月22日以外の誕生花の月日 | 3月23日 5月1日 |
5月22日生まれの誕生花「ミツバツツジ」の花の名前の由来や種類
「ミツバツツジ」の花の名前の由来
ミツバツツジはツツジ属の仲間の花で、花が終わった後や花が咲いたときに枝先に3枚の葉をつけます。
この3つの葉が名前の由来となっています。
ツツジ属を細かく分類しているのは、日本だけの特徴です。
そのためミツバツツジにも英名はなく、あえて英名をつけるならそのままMitsuba Tsutsujiとなります。
学名はRhododendoron dilatatumとなっています。
これは赤い花を咲かせる木という意味のギリシャ語で、他のツツジ属の植物にも共通のものです。
ツツジの仲間はどれも似た花を咲かせますが、その中でもミツバツツジは葉に特徴のある種類となっています。
「この花は何という花かな?」ミツバツツジらしき花を見かけたら、判別のためには葉を確認してみてください。
ひし形の3つの葉が生えていれば、それはミツバツツジである可能性が高いでしょう。
「ミツバツツジ」の種類
ミツバツツジにはたくさんの種類がありますが、ミツバツツジであるための条件は、三つ葉であることと、花が葉よりも先に生えることの二つです。
これらの特徴は共通しながらも、少しずつ異なるミツバツツジの種類についていくつかご紹介していきましょう。
まずは基本のミツバツツジですが、こちらは葉が若い内は内側を向いているのが特徴的でおしべは5つです。
他のミツバツツジの種類は、ほとんどが主な生息地が頭についたもの。
トウゴクミツバツツジは、関東や中部地方に多く自生しおしべは10個です。
サイコクミツバツツジは、西日本に多く生えていて、長短のあるおしべが10個あります。
キヨスミミツバツツジはサイコクミツバツツジと良く似ていますが、違いは全体的に毛が少ないという点でしょう。
ダイセンミツバツツジはトウゴクミツバツツジと似ている種類で、違いは花柱に繊毛がないという点です。
トサノミツバツツジは近畿地方で良く見られる種類で、おしべは10個です。
少しずつ違いのあるミツバツツジの花姿を楽しんでみてください。
5月22日生まれのその他の誕生花
レモン
レモンはインド北部ヒマラヤ山脈を原産とする、果実が有名な花です。
代表的な花言葉は「誠実な愛」で、実にも花言葉があり「熱情」となっています。
病気になりやすく寒さに弱いので、育てて結実させるのは難しいですが、実ったときの喜びもひとしおです。
小さく愛らしい花を咲かせ、果実も楽しめるので、ぜひレモンの栽培にチャレンジしてみてください。
フクシア
フクシアは南米を原産とする、別名貴婦人の耳飾りの花です。
代表的な花言葉は「つつましい愛」で、これは下向きに咲く花姿から付けられたものです。
別名である貴婦人の耳飾りは、花がイヤリングのように見えることから付けられており、おしゃれな見た目をしています。
たくさんの種類があるので、お気に入りのフクシアを見つけてみましょう。
オダマキ
オダマキは日本などを原産とする花です。
代表的な花言葉は「勝利」で、古来から現代に至るまで庭などで栽培されてきた日本人にとっては身近な花でしょう。
栽培するのも簡単なので初心者にもおすすめの花です。
エンレイソウ
エンレイソウは東アジアを原産とする、日本でも森で自生している花です。
代表的な花言葉は「奥ゆかしい美しさ」で、その言葉通りの控えめな美しさを持った花となっています。
エンレイソウは漢字で書くと延齢草となっており、薬として用いられてきた過去があるそうですが、実際には毒を持っているので口には入れない方がいいでしょう。
5月22日生まれの誕生花「ミツバツツジ」の代表的な花言葉「抑制のきいた生活」の意味
ミツバツツジの代表的な花言葉は「抑制のきいた生活」です。
これはミツバツツジの自生する環境が由来した花言葉です。
ミツバツツジは山奥の岩肌に生える植物。
岩肌は植物にとって、決していい環境ではありません。
根を張るスペースもろくになく、栄養を吸収することも難しいでしょう。
誰だって柔らかで栄養たっぷりな大地の上で成長したいはずです。
それなのに、ミツバツツジは岩肌に根を張り美しい花姿を私たち人間に見せてくれています。
その姿を見ていれば「抑制のきいた生活」という花言葉も納得のものでしょう。
何でも豊富にそろう現代社会ですが、敢えてミツバツツジのように岩肌を選んで抑制のきいた生活を送るというのもいいのではないでしょうか。
自分がどんな環境を好むのか。
ミツバツツジのように厳しい環境も、実はあなたに適しているのかもしれません。
5月22日生まれの誕生花「ミツバツツジ」のその他の花言葉の意味
節制
ミツバツツジのその他の花言葉には「節制」があります。
これはミツバツツジが岩場などの厳しい環境で美しく咲く様子が由来となったものです。
節制は地球で生きる私たちにとって、必要な姿勢。
限りある資源を節制することなく使ってしまえば、いつか尽きてしまうでしょう。
何でも手に入る世の中だからこそ、自分に本当に必要なものを見極めて節制しながら生きていきましょう。
そうすることが自分も地球も守ることにつながります。
節約
ミツバツツジの花言葉には「節約」があります。
節約をするということは、賢く生きるということでもあります。
何でも節約すれば、それだけお得に暮らすことができるでしょう。
しかし、節約は悪く言い換えればケチということにもなります。
ケチになり過ぎない程度の、印象の良い節約をしていきたいものです。
平和
ミツバツツジの花言葉には「平和」というものがあります。
今ではすっかり平和な日本ですが、かつては戦争をしていました。
平和の素晴らしさを忘れずに、私たちは同じ過ちを繰り返さないように気を付けなければなりません。
ミツバツツジの花を眺めていれば、平和を大切に思う気持ちは自然と芽生えてくるでしょう。
平和なことが当たり前な現代を、ずっと続けていけるように願いながら暮らしていきましょう。
体を大切に
海外のミツバツツジの花言葉には「体を大切に」というものがあります。
これはミツバツツジが、厳しい環境で咲いていることが由来となって付けられたものでしょう。
あまりに厳しく自分を追い込むと、自分は良くても周りに心配をかけることになります。
何をするにも体が健康であることはとても大事。
体を大切にすることを優先し、行動を決定していきましょう。
5月22日生まれの誕生花「ミツバツツジ」の怖い花言葉と意味
禁酒
海外のミツバツツジの花言葉には「禁酒」があります。
酒は百薬の長ともいい、悪いものではありませんが、時に大きな失敗を招きます。
酒に酔って大きな失敗をした人は歴史上数知れず。
「禁酒」という言葉の陰には、その失敗を思わせます。
失敗があったから酒を禁じられている。
そんなことを思わせるのです。
禁酒を誰かから言い渡されないように、お酒は楽しく飲むようにしましょう。
自制心
ミツバツツジの花言葉には「自制心」というものがあります。
これはミツバツツジが山奥の岩場に咲くことが由来となった花言葉です。
自制心は大切ですが、これが働き過ぎるのも考えものです。
我慢のし過ぎは体に良くありません。
たまには自制心を解放し、自分を甘やかす時間を持つようにしていきましょう。
女性らしさ
海外のミツバツツジの花言葉には「女性らしさ」というものがあります。
現代において、女性らしさを求めることはとても危険です。
現代で大切にされるのは女性らしさよりも、その人らしさです。
あまり男性らしさ、女性らしさを求めるのはやめて、性別にかかわらずその人自身を
見るようにしていきましょう。
女性らしさに囚われるのは、危険でしかありません。
節度
ミツバツツジの花言葉には「節度」があります。
これは「節制」や「節約」と同じような由来の花言葉です。
節度を持つことはとても大切ですが、それがあなたを苦しめるようではいけません。
適度な節度を心掛け、あなた自身を苦しめることのないようにしていきましょう。
5月22日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
紫の花が印象的な、庭木として植えられえることも多い木ね。
代表的な花言葉は「抑制のきいた生活」で、私たちにお手本を示してくれているかのようよ。
日本原産のミツバツツジには、たくさんの種類があるから楽しんでみてね。