
生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月31日生まれの誕生花は「フジ」、その花言葉は「優しさ」です。
紫の優しい花は美しい姿で、私たちを癒してくれるでしょう。
日本の春を代表する花の一つとなっています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
フジについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次 [非表示]
5月31日生まれの誕生花「フジ」の基本情報
英名 | Japanese wisteria |
花言葉 | 優しさ |
科・属名 | マメ科・フジ属 |
分類 | 落葉つる性木 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 5月 |
別名 | ノダフジ |
5月31日以外の誕生花の月日 | 4月5日 4月29日 |
5月31日生まれの誕生花「フジ」の花の名前の由来や種類
「フジ」の花の名前の由来
フジの花がどうしてフジと呼ばれているのか。
フジの名の由来には、これといった定説がありません。
ある説によると本来はフヂと呼んでおり、これはフジの花が風が吹くたびに散ることを示す吹き散るを意味しているとされています。
漢字では藤と書きますが、これは中国から入ってきたシナフジが中国では紫藤と表記していたため、日本でも藤の字を当てたとされています。
現代では、藤といえばフジの花を指すものだと思われがちですが、本来藤とはつる性の木本性の植物を指す言葉でした。
フジの別名にノダフジというものがありますが、これはフジの産地を示したネーミングです。
古くから「吉野のサクラ、高尾のモミジ、野田のフジ」と言われるほど、野田はフジの名所でした。
フジといえば野田ということで、別名のノダフジは生まれました。
日本最古の歴史書である古事記にもフジは登場しており、古くから日本で愛され続けてきた花であることがわかるでしょう。
現代に生きる私たちも、日本固有の種であるフジの花姿を楽しんでいきましょう。
「フジ」の種類
フジ属に属する植物は、6種あります。
分布しているのは日本、中国、北アメリカで、そのうち日本で自生しているものはフジの他にはヤマフジという種です。
ヤマフジはフジと比べると花序が短く、まとまった房のように花を咲かせます。
つるが右巻きなのも特徴で、フジは左巻きです。
ヤマフジは京都や奈良では見られない種類なので、古来の書物でフジとされるのはヤマフジではなくフジの方でしょう。
中国が原産のシナフジもヤマフジとよく似ていて、日本で栽培されることもあります。
どれも花は似ていますが、特徴を見れば見分けることができるものです。
他にはアメリカ原産のアメリカフジ、小柄で黄色の花を咲かせるナツフジといった種類もあります。
フジは古来より親しまれてきた花なので、フジの名を持つ植物はたくさんありますが、それらは似た特徴を持つだけでフジと同じ種類ではありません。
あまり種類の多くないフジの花ですが、それぞれ違う特徴を持っています。
フジの花を愛でるときには、どの種類なのか見分けられるといいですね。
5月31日生まれのその他の誕生花
ルピナス
ルピナスはヨーロッパで古くから愛される、色彩豊かな花です。
代表的な花言葉は「想像力」で、これはヨーロッパの古い習わしが由来となったものです。
昔のヨーロッパではルピナスを食べると想像力が増すとされていました。
このことが元となり「想像力」を始め「いつも幸せ」「安らぎ」の花言葉が生まれたのです。
シラー
シラーは春から初夏にかけて花を咲かせる、青い花色が美しい花です。
代表的な花言葉は「哀れ・寂しさ」で、これは青系統の花色が悲しさを連想させるからだとされています。
花言葉は悲しいですが、その花姿は美しいので気にせず楽しんでいきましょう。
シラン
シランは東アジアを原産とする、漢字で書くと紫蘭の花です。
代表的な花言葉は「その姿を忘れない」で、紫以外にも白やピンクの花色もあります。
半日陰を好み、グランドカバーとしても役立ってくれる花でしょう。
カラー
カラーは南アフリカなどを原産とする、和名オランダカイウの花です。
代表的な花言葉は「乙女のしとやかさ」で、これはカラーの語源がギリシャ語の美しいであることが由来となっています。
カラーはさまざまな花色があり、花色ごとの花言葉もあるので贈り物にする際にはチェックしてみてください。
5月31日生まれの誕生花「フジ」の代表的な花言葉「優しさ」の意味
フジの代表的な花言葉は「優しさ」です。
これはフジの花の持つ雰囲気が由来となったものです。
フジの花は藤色という色の名前にもなっていますが、藤色を思い浮かべてみてください。
淡い紫色といった感じの藤色は、まさに優しい雰囲気を持った色でしょう。
優しい色合いの花を春に咲かせるフジに、「優しさ」という花言葉はぴったりのものです。
優しさは軟弱という意味で捉えられてしまうことも多い言葉ですが、実は何よりも強さを持った言葉です。
優しくあるということは、強さがなければできることではありません。
強さがあり、他の人に優しくできるだけの余裕があるから、優しさは生まれるのです。
あなたも他の人に対して優しさを抱けるように、ほんのちょっとの強さと余裕を持ってみませんか。
優しさを持つことは親しみを生み、あなたを好印象にしてくれるでしょう。
フジの花のように柔らかく優しい雰囲気をまとってみましょう。
5月31日生まれの誕生花「フジ」のその他の花言葉の意味
歓迎
フジのその他の花言葉には「歓迎」があります。
これは日本も海外も共通の花言葉です。
日本での歓迎の由来は、フジの花の咲く様子がお客を迎え入れる着物姿に見えることが由来となっています。
海外ではお客様を迎え入れる門にフジのつるを這わせ、歓迎の意を示すことが由来だそうです。
由来は違っても同じ花言葉を持っている点は非常に興味深いでしょう。
フジの花は私たちを優しく受け入れ、歓迎してくれる花です。
確固たる
フジの花言葉「確固たる」は、海外の花言葉です。
確固たるとは、しっかりと確立していてゆるぎないさまを示す言葉。
フジのつるがしっかりと絡みつく様子から付けられた花言葉でしょう。
確固たる何かを持つことは、人の人生においてもとても大切なこととなります。
フジの花姿を見て確固たる何かを築いていきましょう。
しっかりした
フジの花言葉には「しっかりした」というものがあります。
ふんわりとした女性らしいフジの花には似つかわしくないと感じるかもしれませんが、これは海外でのフジの花言葉。
しっかりと絡みつくつるから付けられたものでしょう。
人としてもしっかりとしていないよりも、しっかりとしている方がいいでしょう。
しっかりと自分で絡みつく場所を決めて、強く生きていけるといいですね。
フジの花は可憐な花を咲かせながらも、しっかりと自分の咲く場所を自分で決めています。
そして、決めた場所でつるを絡ませ生きているのです。
忠実な
フジの花言葉には「忠実な」というものがあります。
これは海外でのフジの花言葉です。
忠実とは真心を持って仕えることという意味の言葉。
ただ人に付き従うだけでは何も得られませんが、真心を持って仕えるとき、そこには大切なものが生まれます。
忠実になれる人、忠実でいてくれる人、そのどちらもあなたにとっては大切なものとなるでしょう。
5月31日生まれの誕生花「フジ」の怖い花言葉と意味
決して離れない
フジの怖い花言葉には「決して離れない」というものがあります。
怖ろしい言葉のように感じられるこの花言葉は、フジがつる性植物であることが由来となったものです。
一度絡みついたら、二度と離れない。
そんな決意を思わせる花言葉ですが、執着心は私たちを重くします。
離れたくないほどの思いを抱けるのは素敵なことですが、そのことに縛られすぎないようにしなければなりません。
決して離れないと自分の意思でしがみついているようでも、縛られているのはあなたということになれば、あなたの大いなる可能性は奪われてしまうでしょう。
恋に酔う
フジの花言葉には「恋に酔う」というものがあります。
これはフジの花が良い香りがすることが由来となった花言葉です。
恋は素敵なものですが、ときに身を滅ぼすこともある怖ろしいものです。
楽しい恋ならどんどんして構いませんが、恋に酔うようであればストップをかけた方がいいでしょう。
陶酔する恋
フジの花言葉「陶酔する恋」も、恋に酔うと似た意味の花言葉です。
陶酔は心を奪われてうっとりとする様子を表す言葉。
恋をすれば誰でも多少なりとも陶酔するものでしょう。
しかし、恋に陶酔するあまりに他のことがおろそかになってしまえば危険をまねきます。
懐かしい思い出
白のフジの花言葉は「懐かしい思い出」です。
思い出を懐かしむことは素敵なことですが、思い出だけで生きていくことはできません。
大事なのは今だということを忘れずに、思い出とは向き合うようにしましょう。
5月31日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス

よ!
日本が原産の和のイメージがある、素敵な花よね。
代表的な花言葉は「歓迎」で、フジの花は私たちを歓迎してくれているようよ。
甘い匂いも同時に楽しんでみてちょうだいね。