生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月2日生まれの誕生花は「ラナンキュラス」、その花言葉は「晴れやかな魅力」です。
幾層にも重なった花びらが織りなすゴージャスな花姿は、多くの人を魅了し虜にします。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ラナンキュラスについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月2日生まれの誕生花「ラナンキュラス」の基本情報
英名 | Buttercup |
花言葉 | 晴れやかな魅力 |
科・属名 | キンポウゲ科・キンポウゲ属 |
分類 | 球根 |
原産地 | 西アジア・ヨーロッパ |
開花期 | 3月~4月 |
別名 | ハナキンポウゲ |
3月2日以外の誕生花の月日 | 1月20日 1月29日 2月25日 5月25日 |
3月2日生まれの誕生花「ラナンキュラス」の花の名前の由来や種類
「ラナンキュラス」の花の名前の由来
ラナンキュラスは日本語ではあまり聞きなじみのない響きの言葉でしょう。
この花の名前の由来は外来語でラテン語によるものです。
ラテン語でカエルを意味する言葉であるRanaという言葉から生まれたRanunculusという花名なのです。
ですが、ラナンキュラスの可憐な姿はカエルとは似ても似つかないもの。
どうして、ラナンキュラスはラナンキュラスという名前になったのでしょう。
それはラナンキュラスが好んで生える場所に由来しています。
ラナンキュラスは湿地を好み、湿地にはカエルが多く生息しています。
さらに花姿が印象的なラナンキュラスですが、葉っぱの形に注目してみるとカエルのあしのような形をしていることがわかるでしょう。
この2つの点からラナンキュラスという名前が付けられたのです。
ラナンキュラスという名前にカエルが大きく関係していたと聞けば、多くの人が驚くでしょう。
「ラナンキュラス」の種類
ラナンキュラスと聞くと多くの人が思い浮かべるのが、薄い花びらが幾層にも重なった八重咲のものではないでしょうか。
現在の日本ではそのような種類のラナンキュラスが主流となっていますが、かつては違いました。
ギリシャで見られたラナンキュラスの原種は、花びらは5枚で一重咲きでした。
現在ではさまざまな花色があるラナンキュラスですが、かつてのギリシャでは赤と黄色の2種類しかなかったのです。
現在のラナンキュラスの種類の豊富さからすると信じられませんが、原種から増えたさまざまな種について代表的なものをご紹介していきます。
まずは色ごとに品種を見ていきましょう。
赤い系統の色のラナンキュラスには、今となっては珍しく貴重な品種の一重咲きのアジアティクスがあります。
これはラナンキュラスの原種で、見た目はみなさんがよく知るラナンキュラスとはかけ離れたものです。
赤系の八重咲にはエムスカーレット、イタリア、キロス、エムレッドなどがあります。
ピンク系統の色ではニューエムローズが代表的です。
ピンクと白のグラデーションが美しい品種には、アンティーブ、フェラン、アミアンがあります。
中心が緑色になっているものには、レンヌやアルボアといった種類があります。
オレンジ系統はエムエヌ、エムオレンジ、白系統はメテオラ、ローヌホワイト。
緑系統にはフレジス、ポムロール、レオニャンがあります。
黒色と青色以外の花色なら何でもあるとされるほど色彩豊かなラナンキュラス。
あなた好みの種類を探してみましょう。
3月2日生まれのその他の誕生花
ストック
ストックは南ヨーロッパを原産とする、和名アラセイトウの花です。
代表的な花言葉は「変わらぬ美」で、地中海沿岸に分布しています。
アルメリア
アルメリアはヨーロッパを原産とする、和名はハマカンザシと呼ばれる花です。
代表的な花言葉は「可憐・初恋・思いやり」で、北半球の温帯地域に多く見られます。
スイートピー
スイートピーはイタリアを原産地とする、和名ジャコウエンドウの花です。
代表的な花言葉は「門出」で、地中海沿岸部に広く分布しています。
ネモフィラ
ネモフィラは北アメリカを原産とする、和名ルリカラクサの花です。
代表的な花言葉は「成功」で、ガーデニング初心者でも簡単に育てられます。
3月2日生まれの誕生花「ラナンキュラス」の代表的な花言葉「晴れやかな魅力」の意味
ラナンキュラスの代表的な花言葉には「魅力」にまつわるものが多くあります。
「晴れやかな魅力」や「とても魅力的」といった花言葉の意味とはいったい何なのでしょうか。
これらの魅力に関する花言葉は、ラナンキュラスの見た目からくるものです。
ラナンキュラスはゴージャスで見た目が華やか、つまり大きな魅力を持った花なのです。
原種こそシンプルでしたが、たくさんの品種改良を経てたどり着いた現代の姿は見栄えのいいものとなっています。
入学式や成人式でコサージュとして用いられたり、花嫁の髪飾りにも用いられたりしていることからもその魅力は十分に伝わるでしょう。
ラナンキュラスの花びらは薄く絹のような滑らかさを持っています。
その素晴らしい肌触りと鮮やかな色彩は、晴れやかな魅力を生み出しているのです。
また、ギリシャ神話にもラナンキュラスの花の物語があります。
その物語の中で、親友のため恋を諦めた青年の傍らに咲いていたのがラナンキュラス。
その青年は一途で誠実でとても魅力的な人物であったそうです。
青年の恋をそっと見守ったラナンキュラスにも、彼の魅力は伝わったのでしょう。
3月2日生まれの誕生花「ラナンキュラス」のその他の花言葉の意味
魅力ある金持ち
ラナンキュラスは幾層にも花びらが重なっている花です。
この薄い紙のようなものが重なり合っている様子は、富を連想させます。
まるで雑に重ねられた札束のようにも見えることから、ラナンキュラスには「魅力ある金持ち」という花言葉もあります。
合格
ラナンキュラスはちょうど春先に花を咲かせ、市場に出回ります。
この時期は多くの人が合格というめでたい結果を得る時期でもあります。
こうした時節柄と、いかにもおめでたいラナンキュラスの見た目が合わさって「合格」という花言葉が生まれました。
名声・名誉
ラナンキュラスには次のような逸話があります。
ルイ9世が十字軍に加わりエルサレムへの旅を終えたとき、フランスにラナンキュラスを持ち帰った。
聖地奪回の旅から戻ることはなんて名誉なことであったでしょう。
こうした逸話からラナンキュラスには「名声・名誉」という花言葉がつけられています。
大家族
ラナンキュラスは基本的にはめでたいシーンによく似合う花だとされています。
そのため、結婚や妊娠・出産の差異に贈られることの多い花でした。
さらに、八重咲の花姿はラナンキュラス自身が大家族なようにも思わせます。
出産というシーンを飾る花であったこと、花びらがいくつも重なり合っていることから「大家族」という花言葉が付けられました。
3月2日生まれの誕生花「ラナンキュラス」の怖い花言葉と意味
秘密主義
秘密主義という花言葉は、特にオレンジのラナンキュラスに付けられたものです。
ラナンキュラスの美しい花姿と秘密は縁遠いように思いますが、この花言葉には次のような意味があります。
ラナンキュラスの花はおしべが見えない作りになっています。
花びらに隠され、大切なはずのおしべを隠してしまっている。
その様子が何もしゃべらないでおこうと口を閉ざしているように思え、こうした花言葉が付けられたのです。
ごめんなさい
花言葉は花の色や花の本数によっても、意味が変わってくるので注意が必要です。
ラナンキュラスは15本の花束にすると、ごめんなさいという意味になります。
この意味を知っておかないと単にお祝いの意味でラナンキュラスを贈ったはずが、ごめんなさいと何かを断っているという事態を招きかねません。
不安な愛・絶望の愛
ラナンキュラスを花束にするのなら、16本と17本にも注意しなければなりません。
16本のラナンキュラスは不安な愛を意味し、17本のラナンキュラスは絶望の愛を意味します。
愛する人にラナンキュラスを贈るときに、こんなネガティブな意味を込めてしまったら大変です。
ラナンキュラスを誰かに贈るときには、本数にまで気を配って贈るようにしましょう。
純潔
白いラナンキュラスの花言葉は「純潔」です。
純潔は基本的にはいい意味で使われ、花言葉としても怖がる必要はないものでしょう。
しかし、ときに純潔というワードは人を追い詰めることもあると知っておいてください。
真っ白で汚れを知らない白さは、これから先も汚れることのないようにというプレッシャーともなり得ます。
自分自身が汚れを知らないと自信を持って言える人など、この世にはいないでしょう。
「純潔」という花言葉を怖い意味に感じさせないように、使い所を間違わないようにしていきましょう。
3月2日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
とても華やかでいくつもの花びらが重なり合った魅力的な花ね。
花言葉は晴れやかな魅力で、持つ人にもその魅力を分け与えてくれること間違いなしよ。
ラナンキュラスを飾りに、あなたの人生を彩っていきましょ。