生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月4日生まれの誕生花は「アザレア」、その花言葉は「恋の喜び」です。
大輪で八重咲きのゴージャスな種類が多く見られるアザレアは、そこにあるだけで空間の雰囲気を変えてくれるでしょう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アザレアについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月4日生まれの誕生花「アザレア」の基本情報
英名 | Azalea |
花言葉 | 恋の喜び |
科・属名 | ツツジ科・ツツジ属 |
分類 | 半耐寒性常緑低木 |
原産地 | 台湾 |
開花期 | 1月~4月、10月~12月 |
別名 | オランダツツジ・セイヨウツツジ |
3月4日以外の誕生花の月日 | 1月8日 8月8日 11月28日 |
3月4日生まれの誕生花「アザレア」の花の名前の由来や種類
「アザレア」の花の名前の由来
アザレアは台湾生まれ、ベルギー育ちのとても華やかな花です。
台湾が原産なのに名前が洋風なのは、ベルギーで品種改良されたことで世に広まったからです。
19世紀にヨーロッパのプラントハンターは、台湾でツツジを持ち帰り交配などをさせて生み出したのがアザレア。
その名前の由来は、ちょっとした勘違いから生まれています。
アザレアは乾燥した地域に生えていたので、乾燥を好む植物だと思われていました。
それで乾燥を意味するラテン語のazaleosやギリシャ語のazaleaから、ちなんでその名が付けられました。
しかし、名前の由来にまでなったのに、実際アザレアは乾燥を好みません。
それどころか乾燥には弱く、たっぷりの水がなければ枯れてしまうような花です。
育てる際には水を良く与え、乾燥させないように注意が必要となりますのでお間違いなく。
「アザレア」の種類
アザレアはたくさんの品種改良を経て生まれた花なので、たくさんの種類があります。
その品種改良のバックアップをしたのは、世界的な大富豪として知られるロスチャイルド家なのだそうです。
多くの財を費やし過去から現代に至るまで、品種改良を続けられているアザレアの中でもおすすめの種類をいくつかご紹介していきます。
まずは花の色が変化する「カメレオン」。
赤からピンクへと花色が変化していく様子を楽しむことのできる、とても華やかな八重咲きの品種です。
アザレアと久留米ツツジの掛け合わせで生まれています。
続いては、冬に長い開花で楽しませてくれる「ロザリー」です。
オランダで生まれたピンクのアザレアで、大きな一重咲きの姿が印象的でしょう。
花の少ない冬の時期に、華やかな姿を楽しむことのできる品種です。
最後にご紹介するのは、真っ白な姿が印象的な「越の淡雪」です。
秋に花を咲かせる品種で、まるでこれから降る雪を思わせるような見た目をしています。
白く大輪のその花姿は、見ごたえ充分でしょう。
3月4日生まれのその他の誕生花
チューリップ
チューリップはトルコを原産とする、和名ウコンコウの花です。
代表的な花言葉は「理想の恋人・博愛」で、地中海沿岸で分布しています。
人気・知名度ともに高く、ガーデニング初心者にも簡単に育てられる花となっています。
デイジー
デイジーはヨーロッパを原産とする、和名チョウメイギクの花です。
代表的な花言葉は「美・純潔」で、ヨーロッパに分布しています。
寒さに強く初心者にも簡単に育てられますが、暑さには弱いので注意が必要です。
ヤマブキ
ヤマブキは日本・中国が原産で、英名はJapanese:kerriaの花です。
代表的な花言葉は「金運・気品」で、生け花でよく使われます。
ヤマブキは暑さにも寒さにも強く、誰でも簡単に育てることができる植物なのでガーデニング初心者にもおすすめです。
イヌノフグリ
イヌノフグリはアジアを原産とする、英名Grey:Field-speedwellの花です。
代表的な花言葉は「信頼」で、東アジアに分布しています。
雑草としてのイメージが強いイヌノフグリですが、実は絶滅危惧2種に指定されています。
貴重な植物なので見かけたら、その可憐な花姿を楽しむようにしましょう。
3月4日生まれの誕生花「アザレア」の代表的な花言葉「恋の喜び」の意味
アザレアはボリューミーでゴージャスな花を、たくさん咲かせることで知られる花です。
花色も赤やピンク、白、紫と明るいものが多く、ツツジ類の中で派手な部類でしょう。
花びらはフリルのようで、パッと華やかな印象を伝えてくれます。
この花の印象から付けられた花言葉が「恋の喜び」です。
恋をすることはとても楽しく、胸は恋のことでいっぱいになってしまうでしょう。
これは次々とピンクの華やかな花を咲かせるアザレアのようです。
恋の喜びは人を動かす大きな原動力となります。
恋する人の胸の中では、今もまた新たなアザレアがツボミを開き、恋に夢中にさせるのです。
一度でも恋をしたことのある人なら、この恋の喜びに思い当たらない人はいないでしょう。
今現在恋のときめきを忘れてしまっている人にでも、恋していたときの喜びを伝えてくれるのがアザレアの花姿なのです。
いくつになっても恋の喜びを忘れたくないのなら、アザレアで生活に彩りを加えてみるといいでしょう。
3月4日生まれの誕生花「アザレア」のその他の花言葉の意味
あなたに愛されて幸せ
アザレアには「あなたに愛されて幸せ」という花言葉があります。
これは特に白いアザレアの花言葉で、それは白いアザレアが純白のウエディングドレスを思わせるからです。
まるでフリルのようなアザレアは、本当にドレスのように見えてくるでしょう。
ウエディングドレスに身を包むときというのは、愛されて幸せの絶頂のときです。
だから、白いアザレアの花言葉は「あなたに愛されて幸せ」なのです。
充足
「充足」も白いアザレアに付けられた花言葉です。
アザレアというのは、花数が多いことで知られる植物です。
開花時期には次から次へと花を咲かせ、緑の葉が見えないほどの花をつけます。
それはまさに充ち足りている以外の何物でもないでしょう。
この十分なほどの花の数が、アザレアの「充足」という花言葉の由来となっています。
アザレアを飾れば、充ち足りた気持ちになれることでしょう。
青春の喜び
アザレアには喜びを示す花言葉がいくつかありますが、ピンクのアザレアの場合の花言葉は「青春の喜び」になります。
青春の時期というのは短く、過ぎてしまえば二度とは戻れないものです。
期間限定のものだからこそ、青春は輝き、そして私たちに喜びを与えてくれます。
青春の喜びは二度とは味わえないものですが、ピンクのアザレアを見ていれば青春の追体験をしているような気になれるでしょう。
青春の華やかさを思い起こすようなピンクのアザレアは、誰の人生にも彩りを与えてくれるような花です。
愛の楽しみ
アザレアには「愛の楽しみ」という花言葉があります。
これはアザレアの花の色がさまざまなものがあることが由来でしょう。
薄いピンクから濃い赤まで、アザレアは恋愛を示すのにぴったりな花です。
始まった当初は「恋の喜び」だったものが、「愛の楽しみ」にまで熟成されていく。
花言葉からもその様子をうかがうことができるでしょう。
アザレアの花言葉は「愛の楽しみ」です。
3月4日生まれの誕生花「アザレア」の怖い花言葉と意味
禁酒
アザレアには似つかわしくないような「禁酒」という花言葉もアザレアには付けられています。
これは英語圏のアザレアの花言葉です。
アザレアの花名の由来は乾燥で、英語では禁酒のことをDry(乾燥)といいます。
このことからアザレアの花言葉は「禁酒」となりました。
辛い禁酒生活もアザレアがあれば、乗り切れるかもしれませんね。
節制
華やかなアザレアに「節制」という花言葉はふさわしくないように思えます。
この花言葉は昔乾燥した土地を好むとされていたアザレアに対して付けられたもので、痩せた土地でも育つ様子から「節制」という花言葉が与えられました。
もろさ・はかなさ
アザレアの英語での花言葉には「もろさ・はかなさ」といったものもあります。
一見ゴージャスで華やかな姿を見せるアザレアですが、花期が終われば一切花をつけることはなくその様子ははかなさを感じさせるでしょう。
華やかな姿の裏側には、そうではない面があるのは、何にでも共通することなのです。
自制心
アザレアには「自制心」という花言葉があります。
たくさんの喜びや楽しみといった意味を持つアザレアですが、そうした喜びを得るには自制心も大切だということを伝えてくれています。
自制することなしに楽しみだけを得ることはできません。
3月4日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
アザレアはとってもゴージャスな花姿で、見るものを楽しい気持ちにさせてくれる花ね。
花言葉は「恋の喜び」で、聞くだけでワクワクしてきちゃうわよね。
アザレアを飾れば、まるで恋をしているようなトキメキを得られるはずよ。