生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月15日生まれの誕生花は「イベリス」、その花言葉は「心をひきつける」です。
白く愛らしい砂糖菓子にも例えられる花は、私たちに勇気を与えてくれるものでしょう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
イベリスについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月15日生まれの誕生花「イベリス」の基本情報
英名 | candytuft |
花言葉 | 心をひきつける |
科・属名 | アブラナ科・イベリス属 |
分類 | 一年草・多年草 |
原産地 | ヨーロッパ・北アフリカ |
開花期 | 4月~6月 |
別名 | キャンディータフト |
3月15日以外の誕生花の月日 | 2月11日 3月22日 5月14日 12月28日 |
3月15日生まれの誕生花「イベリス」の花の名前の由来や種類
「イベリス」の花の名前の由来
イベリスという花の名前は、イベリスの咲いている場所に由来しています。
イベリスはヨーロッパが原産で、特にイベリア半島に自生しているのを良く見かける植物です。
このイベリアが次第に変化して、イベリスという花の名前になったとされています。
イベリアはスペインの古い名称でもあります。
イベリスの種の多くは、スペインに分布しているそうです。
イベリスにはキャンディタフトという可愛らしい英語名が付けられています。
この英名の由来は、イベリスの見た目です。
キャンディは砂糖菓子の意味で、タフトは羽毛の束を意味する言葉です。
イベリスの咲いている姿が砂糖菓子の塊のように見えるため、このように呼ばれるようになったとされています。
またイベリスの別名にはマガリバナというものがありますが、これはイベリスの習性を良く表した名前です。
イベリスは太陽の光を好み、茎が太陽の方向へ曲がるという性質を持っています。
太陽に合わせて曲がる姿を見てマガリバナという別名が付けられたというわけです。
「イベリス」の種類
イベリスには多くの種類があり、40以上もの種があるとされています。
その中から一年草か多年草かということに着目して、手に入りやすく人気のものについてご紹介していきましょう。
まずは一年~二年草のイベリスです。
イベリスの中でも定番の種類にイベリス・ウンベラータ種があります。
60cmと大型の草丈で、花色のバリエーションは白・赤・ピンク・紫などがありカラフルなことからイロマガリバナという別名で呼ばれることも。
一年~二年草のイベリスには他にも「イベリス・アマラ」や「イベリス・オドラータ」があります。
どちらも草丈はそれほど大きくなく、香りが強いという特徴を持っています。
イベリス・オドラータは、ニオイナズナという別名で呼ばれることもあるほどです。
続いて多年草のイベリスには「ジブラルタリカ」「センペルヴイレンス」「ブライダルブーケ」があります。
多年草のイベリスはうまく育てることができれば、毎年花を楽しむことができるでしょう。
ジブラルタリカは花色が白からピンクへ変わる特徴を持っており、センペルヴイレンスは大きな株が特徴です。
ブライダルブーケは真っ白で大きな花を咲かせ、まさにブライダルにぴったりな風貌をしています。
花色や育ち方もさまざまあるイベリスの中から。あなた好みの種類を見つけてみてください。
3月15日生まれのその他の誕生花
サンタンカ
サンタンカは中国を原産とする、別名サンダンカの花です。
代表的な花言葉は「神様の贈り物・可憐」で、赤色が印象的な花です。
暑さにはかなり強い特徴をもっていますが、寒さにはそれほど強くないので育てる際には注意が必要となります。
ヤグルマソウ
ヤグルマソウは中国・朝鮮半島・日本を原産とする、漢字で矢車草と書く花です。
代表的な花言葉には「幸福感・清楚・出発」があります。
白い小さな花を咲かせとても人気の花で、育てるのもそれほど難しくはありません。
ただし寒さに弱い点には注意が必要となります。
キルタンサス
キルタンサスは南アフリカを原産とする、和名フエフキスイセン、別名ファイヤーリリーの花です。
代表的な花言葉は「恥ずかしがり屋・はにかみ屋」があり、和名の通り笛のような形をした花を咲かせます。
ガーデニング初心者でも簡単に育てられる花で、球根を植えておけば花姿を楽しむことができるでしょう。
ドクニンジン
ドクニンジンは地中海沿岸を原産とする、別名毒パセリの花です。
代表的な花言葉は「死も恐れぬ愛」で、死を含む花言葉を多く持っています。
その名の通り毒を持った植物なので、育てる際には注意が必要ですが、育ててはいけない植物ではありません。
毒を持つ植物の美しさを、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。
3月15日生まれの誕生花「イベリス」の代表的な花言葉「心をひきつける」の意味
イベリスの代表的な花言葉は「心をひきつける」です。
これはイベリスの花の持つ習性から付けられた花言葉となっています。
イベリスはマガリバナという別名を持っていますが、これは太陽の方に茎を曲げるため。
太陽の方をじっと見つめているイベリスは、まるで太陽に心をひきつけられているようです。
こうしてイベリスの花言葉は「心をひきつける」となりました。
イベリスにとっての太陽のように、何か心をひきつけるものを見つけたときにはイベリスを贈ってみるとその気持ちが伝わるかもしれません。
気づくといつもそちらを向いている。
植物にとっての太陽は大切なものですが、イベリスの習性はそれを実感させるものです。
あなたの心をひきつけるものは何なのでしょうか。
イベリスの花を見ていれば、その答えは見つかるでしょう。
3月15日生まれの誕生花「イベリス」のその他の花言葉の意味
初恋の思い出
イベリスの花言葉には「初恋の思い出」というものがあります。
初恋というのは清らかで美しいもの。
思い出ともなれば、きれいな記憶ばかりが残っているでしょう。
イベリスの花は清純で、まさに初恋の思い出という花言葉がぴったりです。
初恋の思い出を思い出したいのなら、イベリスの花を眺めてみましょう。
こまやかな人情
イベリスの花をよく見ると、小さな花びらと大きな花びらが合わさっているのがわかるでしょう。
またいくつかの花が寄り添って、花としての姿ができあがっています。
これはまさしく「こまやかな人情」というにふさわしいものです。
イベリスの花姿が人情を思わせるので、こうした花言葉が付けられています。
思いやり
イベリスの花言葉「思いやり」は、イベリスの花が寄り添って咲いていることに由来しています。
思いやりを持った人は、一人だけで生きる道ではなく寄り添って生きることを選択するでしょう。
イベリスの寄り添った様子は、思いやりを持ち寄る人たちのように見えるのです。
思いやりをもらったと感じたのなら、思いやりの花言葉を持つイベリスをお返しするというのもいいでしょう。
甘い思い出
イベリスの花言葉には「甘い思い出」というものがあります。
これはイベリスが砂糖菓子のような見た目をしていることが由来となっています。
イベリスは別名がキャンディタフトと呼ばれるほど、お菓子のような見た目をした花として有名です。
誰もがこんな砂糖菓子を口にした甘い思い出を持っているのではないでしょうか。
そんな幼い頃の記憶を思い出させてくれるイベリスの花言葉は「甘い思い出」となっています。
3月15日生まれの誕生花「イベリス」の怖い花言葉と意味
甘い誘惑
イベリスの花言葉には「甘い誘惑」というものがあります。
これはまるでお菓子のようなイベリスの見た目と、さらにイベリスの甘い香りが由来となっています。
甘く香る美味しそうなものの誘惑に逆らうことは、とても難しいこと。
その誘いに乗るのが悪いことだとは限りませんが、甘い誘惑の多くはその裏に何か良くないものを隠しているでしょう。
無関心
イベリスには「心をひきつける」という花言葉がありますが、それとは正反対の「無関心」という花言葉も持っています。
ですが、この正反対の意味の花言葉の由来となったのは、イベリスの花の同じ習性です。
イベリスはいつも太陽の方を向いています。
これは太陽以外には無関心だということ。
こうして「無関心」という花言葉は付けられました。
心変わり
イベリスには「心変わり」という花言葉があります。
これはイベリスの種類の中に花色を変えるものがあることが由来です。
心変わりは誰にでもあるものですが、やはり少し悲しいものでしょう。
無頓着
「無頓着」という花言葉は、無関心と同じく太陽以外のことには無頓着であるという意味が込められています。
3月15日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
イベリスは甘い香りに砂糖菓子のような見た目をした、とっても可愛らしい花ね。
花言葉も「心をひきつける」で、好きな人に贈るのにぴったりだわ。
でも正反対の意味の「無関心」という花言葉もあるから注意してちょうだいね。