生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月25日生まれの誕生花は「ユズ」、その花言葉は「健康美」です。
果実を利用できるユズは、可愛らしい白い花姿でも私たちを楽しませてくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ユズについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月25日生まれの誕生花「ユズ」の基本情報
英名 | Yuzu |
花言葉 | 健康美 |
科・属名 | ミカン科・ミカン属 |
分類 | 常緑小高木 |
原産地 | 中国 |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | ホンユズ |
5月25日以外の誕生花の月日 | 12月22日 12月23日 12月31日 |
5月25日生まれの誕生花「ユズ」の花の名前の由来や種類
「ユズ」の花の名前の由来
ユズは中国が原産の植物ですが、日本での歴史も古いものです。
平安初期には日本に伝わり、飛鳥時代には既に栽培されていたことがわかっています。
ユズは漢字では柚子ですが、古い書物を見るとさまざまな表記をされていたことが伺えるのです。
932年に書かれたとされる倭名類聚抄という辞書の中では、漢名で柚、和名は由となっています。
果実に酸味があることから柚酸と書かれ、そこから柚の酸という別名も生まれています。
もともとの柚子という言葉は中国語が由来で、柚(ユ)の実(ズ)という意味の柚子(ユウズィ)という言葉だそうです。
日本では古くから皮や果汁を料理の香りづけや酸味づけに使用していますが、近年はヨーロッパ圏での利用も増えています。
日本特有の調味料に柚子胡椒があり、これは九州地方が発祥です。
実際に使われているのは胡椒ではなく唐辛子で、薬味として人気があります。
「ユズ」の種類
現在、日本で栽培されているユズには、大きく分けて3つの種類があります。
その3つについて確認していきましょう。
3種類は、本ユズの木頭系、早期結実品種の山根系、種無し品種の多田錦です。
この中で最も栽培しやすいとされているのは多田錦。
多田錦は本ユズと比べると果実は小ぶりで、香りも落ちるとされていますが、トゲが少ないため栽培しやすい種類だとされています。
長いトゲがある本ユズは、果実が大きく香りが良くても強風でトゲが果実を傷つけることがあり、傷ついたユズの商品価値は落ちてしまうのです。
また、実は小ぶりであっても多田錦は果汁が多く種もほとんどないので、調理しやすいのも利点となっています。
日本国内でのユズの生産地のほとんどは、四国が占めています。
愛媛・高知・徳島の3県で国内生産量の8割近くになるほどです。
東日本でのユズの栽培は少なくなっており、ほとんどが西日本に集中しています。
ユズは日本で愛され、薬味としての使用だけでなく、柚子湯といった文化ともなっています。
5月25日生まれのその他の誕生花
ラナンキュラス
ラナンキュラスは4月~5月に花を咲かせる、とても華やかな花です。
代表的な花言葉は「とても魅力的」で、その由来はその魅力的な花姿だそうです。
他の花言葉も明るく華やかな花姿にちなむものが多く、ラナンキュラスが人々にとってどれほど魅力的なのかを物語っています。
たくさんの花色や、そのシルクのような質感を楽しんでみてください。
パンジー
パンジーは秋と春に花を咲かせる、日本の花壇でおなじみの花です。
代表的な花言葉は「物思い」で、これはパンジーの花名と花姿から付けられたものです。
比較的育てるのが簡単で、花色もたくさんあり、花壇をにぎやかにしてくれます。
好きな種類のパンジーを育ててみてはいかがでしょうか。
ヒソップ
ヒソップは夏に花を咲かせる、青く清らかな花です。
代表的な花言葉は「浄化・清潔」で、昔の西洋ではヒソップを神聖な場所でのお清めに使われていたからだとされています。
旧約聖書にもヒソップが登場しますが、イスラエル周辺では自生しないので現代のヒソップとは別の植物だと言われています。
フジ
フジは東アジア・北アメリカを原産とする、マメ科の植物です。
代表的な花言葉は「至福の時」で、紫色の花は甘い香りを放ちとても魅力的です。
フジの花名には、花が吹き散るという意味があります。
フジ色という色名にもなっているほど、日本では親しまれている花でしょう。
5月25日生まれの誕生花「ユズ」の代表的な花言葉「健康美」の意味
ユズの代表的な花言葉は「健康美」です。
これはユズの見た目が由来となった花言葉です。
ユズの花を近くからではなく、遠くから眺めてみましょう。
ユズの白い花は、ユズの深い緑色をした葉に良く映えるでしょう。
さらに、その花が咲き終わると爽やかな香りの果実を実らせます。
これは健康的で美しい様を示しているようです。
このことからユズの花言葉には「健康美」が付けられました。
ユズの健康的でさわやかな香りは、香水として用いられることもあります。
また、ユズは健康美を思わせる風貌だけでなく、実際に健康に役立つ効果を持っています。
ユズ湯に入ると風邪を引かないと言われますが、これはユズの持つ血行促進効果のため。
ユズを入れたお湯につかることで血行が良くなるため、風邪を予防してくれる効果が期待できるのです。
冷え性や腰痛を和らげてくれる効果もあるとされています。
ユズのような健康美を手に入れるなら、ユズの薬効を利用するのが近道かもしれません。
5月25日生まれの誕生花「ユズ」のその他の花言葉の意味
健康
ユズのその他の花言葉には「健康」というものがあります。
代表的な花言葉「健康美」から美を取り除いたもので、由来はその見た目です。
鮮やかな濃いグリーンに、白い花は映え、その姿はいかにも健康的。
健康であることは何をするにも大切なこと。
体も心も健康でなければ、何かを成し遂げることはできません。
健康をキープするのに、ユズの力を借りてみるのはいかがでしょうか。
花嫁の喜び
ユズの花言葉には「花嫁の喜び」というものがあります。
これはユズの白い花が花嫁を思わせることや、ユズの花がフラワーシャワーで用いられることが由来となったものです。
花嫁の喜びは一生の中でも、忘れられない喜びでしょう。
こうした結婚の喜びを思い起こさせてくれるユズの花は、見る人を幸福な気持ちに導いてくれます。
花嫁の喜びは花嫁にしか感じられませんが、ユズの花を見ることは誰にでもできます。
花嫁の幸福感をユズの花を通して感じてみましょう。
幸せ
ユズの花言葉には「幸せ」があります。
これは花嫁の喜び同様、結婚を思わせることが由来となった花言葉でしょう。
幸せになりたくない人はいません。
人は皆、幸せになりたくて生きているのです。
ユズの花を見て幸せを感じる時間を大切にしていきましょう。
白い花がもたらす幸福感は、あなたの心を満たしてくれるでしょう。
嬉しい報せ
ユズの花言葉には「嬉しい報せ」というものがあります。
これはユズの咲く季節が由来となった花言葉です。
ユズの花は5月~6月に咲き、これはこれから夏を迎えようとする季節です。
今では暑い夏がやってくることは、それほど嬉しいことではありませんでしたが、昔は気温の高い夏がやってくることは今以上に嬉しいことでした。
その季節がやってくる報せを届けてくれているかのようなユズの花の花言葉は「嬉しい報せ」となったのです。
嬉しい報せを誰かに告げたいときには、ユズの花と共に告げてみると嬉しさも倍増するでしょう。
5月25日生まれの誕生花「ユズ」の怖い花言葉と意味
恋のため息
ユズの花言葉には「恋のため息」があります。
恋をすることは楽しいことばかりではなく、ため息が出てしまうようなこともあるものです。
時には、恋をしなければよかったなんて思ってしまうこともあるでしょう。
ユズの果実の酸っぱさは、恋が甘いだけではないことを暗示しているかのようです。
ですが、ため息をつく日があるからこそ、恋の楽しさもひとしおなのです。
そのことを忘れず、恋を精一杯楽しんでいきましょう。
純潔
ユズの花言葉「純潔」は、ユズの花の白さが由来となった花言葉です。
純潔さは良いものですが、汚れを嫌っていては何も得ることができません。
時には汚れを持つ覚悟も必要であることを理解しておきましょう。
ほろ苦い恋
ユズの花言葉には「ほろ苦い恋」というものがあります。
これは恋のため息同様に、ユズの果実の味が由来となった花言葉でしょう。
恋はハッピーエンドで終わることの方が少ないものです。
ほろ苦い恋も苦すぎる恋も、あなた自身を成長させてくれるものと前向きに捉えてください。
汚れなき人
ユズの花言葉「汚れなき人」は、ユズの花の白さから来ている花言葉です。
汚れなきまま一生を終えられる人はいるでしょうか。
いるのだとしたら、その人のものだった汚れを誰かが代わりに受け取ってくれているのでしょう。
汚れなき人でいることは、誰かを汚しているということ。
そのことを自覚せねばならないでしょう。
5月25日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
ユズは日本で愛される果実で、花も白くて美しいの。
代表的な花言葉は「健康美」で、見ているだけでもハツラツとした気持ちになってくるわね。
本当に健康にも効果のある作用もあるから、利用してみてちょうだいね。