4月13日生まれの誕生花は、サクラです。サクラは日本人の心であると言っても良いくらいの花です。
春になると花見をしたり、新年度の式典のバックに常に咲いている花でもありますよね。今回は、そんなサクラを見ていきましょう。
目次
4月13日生まれの誕生花「サクラ」の基本情報
英名 | サクラ |
花言葉 | 精神の美 |
科・属名 | バラ科 |
分類 | 落葉高木 |
原産地 | 北半球の温帯 |
開花期 | 3月~4月 |
別名 | 夢見草 |
4月12日以外の誕生花の月日 | 4月1日、4月9日、4月21日 |
4月13日生まれの誕生花「サクラ」の花の名前の由来や種類
「サクラ」の花の名前の由来
サクラの名前の由来は乞食にあると言われています。古事記に登場する神様にすごく美しい神がおり、その神様の名前がこの木花咲耶姫と言います。
その木花咲耶姫から名づけられたという説が有力です。ほかにも木花咲耶姫が富士山の上の空から花の種をまいたという話が残っています。
その種から生まれたのがサクラであると言われていますよ。どちらにしろ、日本では弥生時代頃からサクラは愛されていたそうです。
「サクラ」の種類
サクラは、日本でもいろいろな種類が見られます。現代のサクラで最も有名なのがソメイヨシノかもしれません。
園芸種になると300以上もの種類があると言われています。一般家庭においてよく植えられている花はマメザクラやカンヒザクラなど小さな種類の花が人気となっています。
ほかにも開花時期が少し後ろになるヤエザクラなどもあるでしょう。
「サクラ」は日本の風土にぴったり
サクラは日本の風土にぴったりの花です。サクラの木は季節があり気候が地ふぁう日本のどこからでも見かけることができるでしょう。
沖縄から北海道まで幅広い場所で花を咲かせます。春が到来する時期が違うことから桜前線という言葉もありますよね。
昔は桜前線にのって移動し、長くお花見を楽しんでいた人も多かったと言われています。
「サクラ」は日本の花
サクラは日本の国花です。国歌は君が代、国旗は日の丸と決まっているように国花も決められているのです。
なので、食器のデザインなどであれば春以外でもかしこまらないといけない場では使って良いともいわれています。
サクラのほかには、パスポートのマークにもなっている菊も日本の国花とされていますよ。だけど、取り入れやすいのはサクラの方かもしれないです。
花見文化
日本にはサクラを眺めながら宴会を楽しむという行事として花見というものがあります。この花見も平安時代に平安貴族が行っていたものはウメを眺める花見だったそうです。
徐々にウメの花よりもサクラの方が人気になり一般的な花見がサクラになったそうです。
見た目の問題もあるかもしれないですが、サクラが咲くころの方が気候も良いというのも理由の1つかもしれませんね。
鎌倉時代になると都だけでなく日本全体で花見の文化が根付き始めます。豊臣秀吉は全国から5,000人程度の武将たちを集めて大花見大会を行ったそうです。
そして、江戸時代に庶民の中でも花見が行われるようになりました。現在の80%を占める品種のソメイヨシノも江戸時代に品種改良で完成したそうです。
「サクラ」の名所
日本にはサクラの名所と呼ばれる場所が複数あります。なので、各地方につき1か所程度記載しておきます。
北海道は松前公園のサクラが人気です。東北地方は青森県の弘前城、関東地方は新宿御苑、東海地方は岐阜県の臥龍桜、北陸地方は石川県の能登さくら駅、関西地方は奈良の吉野の桜です。
他にも京都府の京都御所や大阪府の大阪城など歴史の舞台になった場所がサクラの名所であると言われていることが多いでしょう。
中国地方は岡山県の後醍桜、四国地方は香川県の紫雲出山、九州地方は福岡県の福岡城址、沖縄は八重岳です。
これらは代表的なサクラの名所なので、みなさん秘密のスポットを持っているかもしれませんね。
そんな場所でほっこり落ち着けるのは日本人らしいとも言えますよね。
「サクラ」の育て方
サクラは、3月~4月の間に花を咲かせます。花や植物というよりは木ですね。なので、毎年同じように花を咲かせるでしょう。
学校の校庭などで見かけることが多い花でもあります。誰もが自宅での花見を夢見たことがありますよね。
なので、自宅の庭にサクラを植えてみたいという願望を持っている人も少なくないはずです。
自宅の場合は大阪城のように広い場合が少ないと思うので小型の品種をチョイスしましょう。
サクラは挿し木でも増やすことができるそうですが、木を移植する方が簡単かもしれませんね。
サクラは日当たりが良く、風通しの良い場所で育ててみてください。水やりは基本的に必要のない木となります。
木の中では育てやすいかもしれませんが、虫がついたりするので手入れは面倒かもしれません。
4月13日生まれのその他の誕生花
イチゴ
4月13日生まれのその他の誕生花の1つにイチゴがあります。イチゴの花言葉は「幸福な家庭」です。
イチゴは真っ赤な果実の方がポピュラーかもしれません。そんなイチゴの花は白い花となります。
そこまで大きな花ではなく、とてもかわいい花を咲かせます。その花が枯れた後にみんなが大好きな赤い果実になるのです。
この幸せな家庭という花言葉は、イチゴが茎をのばしどんどん株を増やしていくという育ち方から子孫繁栄を彷彿とさせるから名づけられているそうです。
ハルシャギク
4月13日生まれのその他の誕生花の1つにハルシャギクがあります。ハルシャギクの花言葉は「一目惚れ」です。
ハルシャギクは、黄色の元気な花を咲かせます。黄色地に中心部が茶色になっているものもあるでしょう。
ビタミンカラーのハルシャギクは見ているだけでも元気をもらえそうです。それゆえに一目ぼれという花言葉がついているのでしょう。
ハルシャギクは一目見ただけで美しさに引き込まれるはずです。
クマガイソウ
4月13日生まれのその他の誕生花の1つにクマガイソウがあります。クマガイソウの花言葉は「見掛け倒し」です。
クマガイソウはとても個性的な見た目をしています。でも、その見た目は主観になりますがとても美しいという訳ではありません。
むしろグロテスクという言葉が似合うかもしれません。エリマキトカゲのような大きな葉っぱをつけていることからそんな見掛け倒しという花言葉になったそうです。
また、花の形がリップメイクをし、ふっくらした唇を持つ女性のようなので気まぐれな美人という花言葉ももっています。
カタクリ
4月13日生まれのその他の誕生花の1つにカタクリがあります。カタクリの花言葉は「初恋」です。
カタクリは、片栗が元になっている訳ではなく小さなユリという意味の言葉が元になっている説が有力です。
そんなカタクリの花は日本では古くから愛されてきた花となります。万葉集の頃から人々から愛でられていたのです。
そんなカタクリの花言葉は、うつむき加減に花を咲かせることが理由になっていると言われています。
確かに初恋の恥じらいで相手の目を見て話せない乙女のようですよね。
4月13日生まれの誕生花「サクラ」の代表的な花言葉「精神の美」の花言葉の意味
4月13日生まれの誕生花「サクラ」の代表的な花言葉は、精神の美です。サクラの花言葉の由来は日本人の精神性からきていると思っている人も多いでしょう。
実は、アメリカの大統領だったジョージワシントンの幼少期の思い出が由来していると言われています。
ジョージワシントンが子供のころに父親が大切に扱っていたサクラの木を誤って切ってしまったそうです。
その時にごまかすこともなく、正直に謝ったことからつけられた花言葉らしいです。
4月13日生まれの誕生花「サクラ」のその他の花言葉の意味
優美な女性
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉1つ目は「優美な女性」です。この花言葉はサクラの優美さを女性の美しさに例えたものであると言われています。
純潔
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉2つ目は「気品」です。花の見た目が白く上品で美しいですよね。
だから、気品という花言葉がつけられているのです。
私を忘れないで
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉3つ目は「私を忘れないで」です。
高尚
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉4つ目は「高尚」です。
心の美
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉5つ目は「心の美」です。
優れた美
4月13日生まれの誕生花サクラのその他の花言葉6つ目は「優れた美」です。
4月13日生まれの誕生花「サクラ」の怖い花言葉と意味
クローン
4月13日生まれの誕生花サクラの怖い花言葉はありません。でも、現代のサクラの8割を占めているソメイヨシノのエピソードをご存知でしょうか?
ソメイヨシノは江戸時代後期に開発された品種です。どのサクラも同じ花に見えることが多いですよね。
実は、ソメイヨシノは生殖で増えるのでなくクローンなのです。クローンの桜が並木を並んでいると思えば少し怖いですよね。
4月13日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師秋桜のワンポイントアドバイス
また、春の到来を教えてくれる花だから心も踊ると思うわ。そんなサクラを眺めて楽しむ花見という行事も風流よね。
みんなが集まる場所でワイワイ花見をするのも良いけど、自分だけの秘密スポットで花見を楽しむのもおつよね。