生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月17日生まれの誕生花は「アンスリウム」、その花言葉は「恋にもだえる心」です。
ハートの形が印象的で情熱的なアンスリウム。
鮮やかな色彩は人を惹きつけるもので、とても人気のある花です。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アンスリウムについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月17日生まれの誕生花「アンスリウム」の基本情報
英名 | Anthurium |
花言葉 | 恋にもだえる心 |
科・属名 | サトイモ科・アンスリウム属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | コロンビア |
開花期 | 5月~10月 |
別名 | オオウチワ |
3月17日以外の誕生花の月日 | 1月22日 8月8日 8月25日 12月1日 |
3月17日生まれの誕生花「アンスリウム」の花の名前の由来や種類
「アンスリウム」の花の名前の由来
アンスリウムの花の名前の由来は、その花の形状に由来しています。
アンスリウムの元となったのはギリシャ語で、花という意味のanthosauraと尾という意味のouraが組み合わさった言葉です。
ではなぜ尾という言葉が花の名前となったのでしょう。
アンスリウムの花のように見える部分は、実は花ではありません。
鮮やかなハートの形をしている箇所は仏炎苞(ぶつえんほう)で、葉が変形したものなのです。
実際の花は、仏炎苞から突き出るように生えている肉穂花序に密集しています。
この花が突き出るように生えている様子がまるで尾のようであることから、花と尾という言葉が組み合わさってアンスリウムという花の名前は生まれました。
和名はオオベニウチワとなっていますが、これは仏炎苞がウチワに見えることから付けられたものです。
「アンスリウム」の種類
アンスリウムは非常にたくさんの種類がある花で、品種登録がされているものだけでも100種以上があります。
その中でも代表的な種類についてご紹介していきましょう。
まずは赤い色をしている「ダコタ」は、背丈が高く手の平ほどもある仏炎苞が特徴となります。
「ミシガン」はダコタよりも背丈が低くなりますが、赤く美しい花をつける品種です。
花数が多く赤色の品種は「マデュラル」「エジソン」「アリオン」など。
どれも鮮明な赤が印象的なものばかりです。
アンスリウムの中でピンク系の品種には「ピンクチャンピオン」「スイートドリーム」「パンドラ」などがあります。
他にも「カリフォルニア」「コロラド」「メイン」といったアメリカの州名を品種名として持つものも、ピンク色系のアンスリウムにはあります。
赤系統が印象的なアンスリウムですが、「ユタ」「シラノ」「カバリ」は紫系統の色です。
他にも白色の品種として「シエラホワイト」「モンタナ」「サモラ」、オレンジ系の品種に「オレンジチャンピオン」「マティス」があります。
たくさんの鮮やかな花色を楽しめるのがアンスリウムという花です。
3月17日生まれのその他の誕生花
スズラン
スズランはヨーロッパ・アジアを原産とする、別名キミカゲソウの花です。
代表的な花言葉は「純粋・純潔」で、愛らしい花姿で親しまれています。
寒さには強く丈夫ですが、暑さには弱いので育てる際は注意していきましょう。
イキシア
イキシアは南アフリカを原産とする、和名ヤリズイセンの花です。
代表的な花言葉は「君を離さない・秘めた恋」で、紫がかった花がとても美しい姿を見せてくれます。
暑さにも寒さにも強く、育てるのは比較的簡単な植物です。
エンドウ
エンドウは中央アジア・地中海沿岸を原産とする、別名グリンピースの花です。
代表的な花言葉は「必ず来る幸福」で、紫色の美しい花を咲かせます。
花を鑑賞するというよりは、実を食べることで知られており、家庭でも比較的簡単に育てて食べるまでを楽しむことができるでしょう。
ベゴニア
ベゴニアはオーストラリア以外の熱帯・亜熱帯を原産とする、シュウカイドウ属の花です。
代表的な花言葉は「幸福な日々・親切」で、花色ごとに花言葉を持っています。
赤・白・ピンク・オレンジなどの花色を持ち、寒さには弱い花となっています。
3月17日生まれの誕生花「アンスリウム」の代表的な花言葉「恋にもだえる心」の意味
アンスリウムの代表的な花言葉は、恋にもだえる心です。
その由来はアンスリウムの花姿を見ていれば、何となくわかるような気がしてくるのではないでしょうか。
アンスリウムは真っ赤な色にハートの形をした、とても情熱的な見た目をした花です。
そのため、恋にもだえる心を表すのにぴったりだということで、この花言葉となったそうです。
アンスリウムの持つ花色はいかにも南米のコロンビアらしい、原色の華やかなものが多く和の色とは異なります。
そのパキっとした色使いが、まさに恋の最中を表現するのにぴったりでしょう。
恋にはさまざまな色があり、まだほんのりと色づくピンクだったり、思いが募って濃さを増している最中だったりといろいろな色があります。
アンスリウムの花色は恋の真っ最中でもだえている状態にぴったり。
誰しも恋に落ちてしまえば、その恋に苦しみもだえることもあるでしょう。
アンスリウムはそんな恋の苦しみや楽しみを表現している花なのです。
恋にもだえるのも恋の楽しみの一部。
そう考えれば、真っ赤なアンスリウムはあなたの恋を応援してくれているように感じられるのではないでしょうか。
3月17日生まれの誕生花「アンスリウム」のその他の花言葉の意味
情熱
アンスリウムの中でも赤いアンスリウムの花言葉には「情熱」という言葉があります。
赤いアンスリウムというのは、色が濃くまさに情熱的な色をしています。
この「情熱」の花言葉も、その真っ赤な色彩から付けられたものです。
誰かに情熱を届けたいときには、アンスリウムの花を贈ってみてはいかがでしょうか。
熱心
白色のアンスリウムの花言葉には「熱心」があります。
アンスリウムの花はその形から、ハートつまり心を表していると考えられることが多くあります。
何かに熱心しているときというのは、心がどうなっているかなどということは気にならないもの。
そういった意味が白いアンスリウムの花言葉「熱心」には込められているのでしょう。
飾らない美しさ
ピンクのアンスリウムの花言葉には「飾らない美しさ」というものがあります。
なぜピンクのアンスリウムにだけ飾らない美しさという花言葉が付けられたのかははっきりしません。
ですが、赤いアンスリウムほど飾っておらず、白いアンスリウムほどあっさりしているわけではない。
そんなピンクのアンスリウムに「飾らない美しさ」という花言葉はぴったりだと言えるでしょう。
温かいおもてなし
花言葉は日本にだけある文化ではありません。
アンスリウムの英語での花言葉は「温かいおもてなし(ホスピタリティー)」です。
華やかな見た目を持つアンスリウムは、おもてなしをする際に飾るのにぴったりな花です。
もてなされた方もアンスリウムで飾られた空間を見れば、温かみを感じるでしょう。
こうしたことから「温かいおもてなし」は、アンスリウムの英語の花言葉となっています。
3月17日生まれの誕生花「アンスリウム」の怖い花言葉と意味
煩悩
アンスリウムの持つ怖い花言葉には「煩悩」というものがあります。
煩悩とは仏教用語で迷いや苦しみの原因となる心の汚れを示すものです。
アンスリウムは確かに情熱的ですが、独特な光沢を放ちながら長く開花する様子は煩悩を思わせるものでもあります。
人は美しく怪しいものには、怖い意味を見出してしまうもの。
アンスリウムの持つ美しさは、私たちに迷いや苦しみを生じさせる煩悩ともなるものでしょう。
戯れの恋
アンスリウムの花言葉には情熱的な恋愛を示すものもあれば、「戯れの恋」というものもあります。
一瞬で燃え尽きてしまうような戯れの恋。
戯れだからこそ色濃く華やぐというのは良くあること。
アンスリウムの鮮やかな花色は、戯れの恋を連想させるものでしょう。
アンスリウムを人に贈るときには、その心が戯れのものだと思われないように注意が櫃よです。
印象深い
アンスリウムの花言葉には「印象深い」というものがあります。
アンスリウムは色鮮やかでハートの形をしており、一度見ただけで印象に残る花でしょう。
この花言葉もその花姿から付けられています。
印象深いということは、悪い印象も残りやすいということ。
注意しなければ怖ろしい事態を招くでしょう。
無垢な心
緑のアンスリウムには「無垢な心」という花言葉があります。
無垢な心はピュアな状態を表す良い言葉ですが、無垢ゆえに狙われてしまうということもあるので注意していかなければなりません。
3月17日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
真っ赤なハートが情熱的な花よね。
その情熱的な見た目通り、代表的な花言葉は「恋にもだえる心」よ。
もだえるほどの恋をしてしまったあなたをアンスリウムは、きっと応援してくれるわ。