4月29日生まれの誕生花はカキツバタです。カキツバタはアヤメと違いがよくわからなくなることも多い植物です。
特にゴールデンウィークのころに毎年考え込んでしまう人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなカキツバタを見ていきましょう。
目次
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」の基本情報
英名 | ジャパニーズアイリス |
花言葉 | 幸運は必ず訪れる |
科・属名 | アヤメ科 |
分類 | 単子葉植物多年草 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | カオヨグサ |
4月29日以外の誕生花の月日 | 4月17日、5月10日、5月13日 |
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」の花の名前の由来や種類
「カキツバタ」の花の名前の由来
カキツバタの名前の由来は、昔から何に使われていたのか?ということが理由となっています。カキツバタは、服の色を染めるための染料として使われていた植物であると言われています。
服を染める時に使うカキツバタを書き付花と呼ばれていて、その言葉がカキツバタに変化したと言われています。
漢字では、燕子花と書きますが、これは紫の花がツバメが飛んでいる姿を彷彿とさせるということが理由となっているそうです。
「カキツバタ」の種類
カキツバタムは、自生している種類もあります。英語名がジャパニーズアイリスという名を持っているだけあり、日本由来の植物となります。
カキツバタも園芸品種だけに絞っても50にもなる種類が存在します。品種によっては、秋になってもう再び花を咲かせる二季咲きのものもあります。
その中でも代表的な園芸種を紹介します。1つ目は、裕美です。裕美は、葉っぱに斑の模様が入っています。
2つ目は、舞孔雀です。と舞孔雀は、濃い青色の花を咲かせます。この品種名はアジサイにも同じく使われており、どことなくアジサイのような雰囲気を持つ花でもあるでしょう。
「カキツバタ」は歴史の長い花
カキツバタは、日本では昔から身近に存在する花です。万葉集では、7首もの和歌に登場しているくらい歴史が長い植物です。
平安時代には、既に自生しているものを楽しむだけでなく自ら栽培もされていたそうですよ。
緑の葉っぱと青紫色の花のコントラストが美しいと屛風に描かれるモチーフにもなっています。今では、国宝に指定されている燕子花図という屏風にもカキツバタが描かれています。
そして、江戸時代にカキツバタブームが起こり、そこでたくさんの園芸種が開発されました。
「カキツバタ」とアヤメの違い
カキツバタとアヤメの違いは毎年、ゴールデンウィークになると迷う人が多いテーマだと思います。
カキツバタとアヤメを見分けるには植えられている状態をチェックするのがおすすめです。切り花になるとわかりにくくなるでしょう。
まずは、それぞれの植えられている土をチェックします。カキツバタは水辺で茎を出して開花します。
アヤメは乾燥した土から茎を出して開花させます。好みの環境が違うので生えている場所を観察することができればわかりやすいと言えます。
そして、花はカキツバタの方は花びらの中央が真白な剣型の柄が入っており、アヤメは花びらの真ん中に網目模様が入っています。
そして、葉っぱの方も違いがあるのですが、カキツバタの葉っぱは幅が広く柔らかいです。逆にアヤメの葉っぱは細くて硬いという特徴があります。
しっかり見比べてみると意外と違いを見つけることができると言えますね。
「カキツバタ」の育て方
カキツバタは、5月~6月の間に花を咲かせます。カキツバタは初心者でも比較的育てやすい花です。自生している場合は水辺に生えていることが多いですが池などを用意する必要はありません。
自分で栽培する場合は、水に浸けるという方法を使用します。カキツバタ自体は日当たると風通しの良い場所を求めますが水温が上がるとダメなので半日陰程度の方が良いでしょう。
4月から9月に最も成長することもあり、水が減りやすいので足してください。逆に冬の場合は表面に氷が張ってしまうこともあります。
その場合も本当に氷が張っているのが表面だけであれば、気にしなくても良いと言えるでしょう。
4月29日生まれのその他の誕生花
フジ
4月29日生まれのその他の誕生花の1つにフジがあります。フジの花言葉は「至福のとき」です。
フジもカキツバタと同じく初夏を彩る花です。そんなフジの名前には花が吹き散るという意味がこめられているそうです。
高貴な色と言われる紫色の美しい花を咲かせるだけでなく、甘い香りもはなつ素敵な花です。
日本では藤棚につるをきれいにまきつけて仕立てる方法が一般的です。まさに、その藤棚は天国のようですよね。
そして、欧米などでは壁に這わせたり、木にからませて自然な風情を楽しむこともあります。
実は日本や中国などのアジアの国々だけでなくアメリカでも人気のある花なのです。花言葉通り至福のときを味わせてくれる花ですよね。
スターチス
4月29日生まれのその他の誕生花の1つにスターチスがあります。スターチスの花言葉は「変わらぬ心」です。
スターチスの花言葉が変わらぬ心なのは、ドライフラワーに仕立てても色あせないという特徴があるからです。
花の色は紫やピンクなどですが、切り花として楽しむだけでなくドライフラワーとしても楽しむことができるのです。
それは、永遠の命が与えられたともいえる状態かもしれませんね。その色あせないスターチスの美しい様子と変わらない心を重ね合わせているのでしょう。
そんなスターチスの名前は現在使われていない名前でもあります。一般的に通っているのがスターチスなので今もスターチスの方がわかりやすいでしょう。
でも、スターチスはリモチウムの通称名なのです。初夏に花を咲かせるスターチスはどこか儚く涼しい陰陽のある花でもありますよね。
花の色は、残したくても褪せていきます。現代では技術も発展していますが、古くはそんな技術がなかったので魔法のようだったのかもしれません。
花の美しさを永遠を残すことができるというのはすごいことでもあると思います。
バラ
4月29日生まれのその他の誕生花の1つにバラがあります。バラの花言葉は「愛」です。
バラの花言葉はカラーによって少しずつ違うことがあります。今回は、代表的な赤の花言葉を紹介します。
バラは、美と会いを示す花で熱烈な恋という花言葉を持っている花です。バラの花は鮮やかで人目を惹く花ということもあり神話や伝説にもよく登場します。
歴史的な部分では、クレオパトラが恋人アントニウスを迎えるときに部屋中に赤いバラを敷き詰めていたというエピソードが残っています。
今でも女性にとってあこがれの花でもありますよね。そんなバラは色だけでなく、本数によっても花言葉が変わるので贈りたいときは注意した方が良いと言えます。
また、棘もあるということも覚えておきましょう。そんなバラは、イングリッシュガーデンを構成する花でもありますが初心者では育てにくい花となっています。
ミヤコグサ
4月30日生まれのその他の誕生花の1つにミヤコグサがあります。ミヤコグサの花言葉は「気まぐれな心」です。
ミヤコグサの名前は、昔の都が京都にあったことが由来しています。都である京都でよく見られたことからミヤコグサという名前がついているそうですよ。
今でも京都だけでなく、日本各地の道ばたや芝地、海岸の砂地などで見かけるでしょう。
多年草で茎が地面を這って広がっていくという特徴を持っています。に
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」の代表的な花言葉「幸福が来る」の花言葉の意味
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」の代表的な花言葉は、幸福が来るです。これは、万葉集の和歌が由来となっている花言葉です。
カラーバリエーションによって違いはありません。カキツバタ全般の花言葉です。
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」のその他の花言葉の意味
希望
4月29日生まれの誕生花カキツバタのその他の花言葉1つ目は「希望」です。
贈り物
4月29日生まれの誕生花モッコウバラのその他の花言葉2つ目は「贈り物」です。
高貴
4月29日生まれの誕生花モッコウバラのその他の花言葉3つ目は「高貴」です。
思慕
4月29日生まれの誕生花モッコウバラのその他の花言葉4つ目は「思慕」です。
メッセージ
4月29日生まれの誕生花モッコウバラのその他の花言葉5つ目は「メッセージ」です。
信頼
4月29日生まれの誕生花モッコウバラのその他の花言葉6つ目は「信頼」です。
4月29日生まれの誕生花「カキツバタ」の怖い花言葉と意味
復讐
4月29日生まれの誕生花カキツバタの怖い花言葉は「復讐」です。こちらは、一般的なカキツバタでなく黄色いものの花言葉になります。
多くの花で黄色い花を咲かせるものだけに怖い花言葉がついている場合があります。それは黄色という色が良くないと考えられていたのが理由の1つです。
それは、キリストの最後の晩餐で裏切った人物が黄色い服を着ていたということに由来しているそうです。
4月29日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師秋桜のワンポイントアドバイス
カキツバタは日本由来の花ということもあり、どこか懐かしさも感じないかしら?派手さはないけど飾っていると心が落ち着いてくるような気もするわよね。
そんなカキツバタは万葉集の時代に既に和歌の中に登場するのよ。そして、へいあんじだいには既に栽培されていたという歴史ある植物よ。