生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月27日生まれの誕生花は「マトリカリア」、その花言葉は「鎮静」です。
小さい花が集まって咲く様子はとても愛らしく、小さい菊のような見た目をしています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
マトリカリアについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月27日生まれの誕生花「マトリカリア」の基本情報
英名 | Feverfew |
花言葉 | 鎮静 |
科・属名 | キク科・ヨモギギク属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 西アジアから南西ヨーロッパ |
開花期 | 5月~7月 |
別名 | ナツシロギク |
5月27日以外の誕生花の月日 | 6月1日 |
5月27日生まれの誕生花「マトリカリア」の花の名前の由来や種類
「マトリカリア」の花の名前の由来
マトリカリアはカモミールにとても良く似た花です。
カモミールを少し大きくしたような花姿で、かつては同じ花に分類されていました。
現在ではヨモギギク属のマトリカリアですが、昔はカモミールと同じシカギク属に分類されていたのです。
このシカギク属の別名がマトリカリア属。
このことからマトリカリアは、現在でもマトリカリアという名前で呼ばれています。
かつての属名が、属が変わった現代でも受け継がれているのですね。
マトリカリアの英名はFeverfewで、これはマトリカリアの持つ効能が由来となっています。
マトリカリアは古くから薬草として用いられ、解熱剤として用いられてきました。
そして、解熱剤を意味するラテン語はfebrifugia。
この単語が元となって、Feverfewという英名は生まれました。
マトリカリアは解熱剤としてだけでなく、頭痛・関節痛の薬としても使われていた歴史を持っています。
「マトリカリア」の種類
マトリカリアにはさまざま園芸品種があります。
原種は一重咲きですが、ポンポン咲きや八重咲きなどさまざまな品種が生まれています。
その中でも、人気の種類について咲き方別でご紹介していきましょう。
アネモネ咲きのマトリカリアには「サンタナイエロー」があります。
中心部分の花は黄色く、外に向かうにつれ白くなっていくのが特徴です。
草丈は低めで15㎝~3㎝程度。
他にもアネモネ咲きのマトリカリアには「カルロス」という種類もあります。
ポンポン咲きのマトリカリアの代表は「ゴールデンボール」です。
黄色く丸い花姿が愛らしく人気の種類となっています。
八重咲きのマトリカリアには「ダブルフラワー」「ダブルラテ」「ホワイトワンダー」があります。
重なって咲く姿は見事で、切り花やフラワーアレンジメントにも人気の品種です。
小さく可憐に咲くマトリカリアですが、その花の形や草丈はさまざまなものがあります。
あなた好みのマトリカリアを見つけていきましょう。
5月27日生まれのその他の誕生花
エビネ
エビネは4月~5月に花を咲かせる、ラン科の白く可憐な花です。
代表的な花言葉は「謙虚・謙虚な恋」で、落ち着いた花姿が由来となっています。
ラン科の花は派手で華やかなものが多い中、エビネは落ち着いてしっとりとしています。
他のランにはない雰囲気を楽しんでみてください。
オオデマリ
オオデマリは5月~6月に開花する、マリのようにこんもりとした花が可愛らしい花です。
代表的な花言葉は「華やかな恋」で、白く美しいながらも人目を惹きつける華やかさを持っていることが由来となっています。
そのほかの花言葉には「天国」「約束を守って」などがあります。
エリゲロン
エリゲロンは北アメリカを原産とする、別名ゲンペイコビクの花です。
代表的な花言葉は「遠くから見守ります」で、小さく控えめな花姿が由来となっています。
白やピンク、赤などの花色があり、咲きながら花色を変えるものもあります。
ツルバラ
ツルバラは西アジアや中近東を原産とする、バラ科の花です。
代表的な花言葉は「無邪気・爽やか」で、花の色別にも花言葉を持っています。
また本数によっても花言葉が異なるという特徴があります。
ツルバラを贈り物にする場合には、何本贈るのか、そしてその花言葉は何なのかまで気にしてみてくださいね。
5月27日生まれの誕生花「マトリカリア」の代表的な花言葉「鎮静」の意味
マトリカリアの代表的な花言葉は「鎮静」です。
この花言葉はマトリカリアが薬草として用いられてきたことが由来となっています。
熱が出て頭痛の症状があると人はうなされ、正常ではないひどく乱れた状態となるでしょう。
そこにマトリカリアの薬草を飲むと、熱が下がり頭痛も治ります。
苦しかった状態は落ち着き、楽になるでしょう。
こうしたことから「鎮静」という花言葉が付けられました。
現代では病気はそれほど怖いものではないかもしれませんが、昔はもっと病気は怖ろしいものでした。
今ほど医学の発達していない昔は、熱が出たといっても、その原因を詳しく突き止めることはできませんでした。
熱が出て、その熱が下がらず、死に至ることもある。
そんな暮らしの中で、解熱剤として役立つマトリカリアは頼りになる存在だったことでしょう。
現代でも落ち着きを取り戻したいときに、マトリカリアの花姿はあなたに力を与えてくれるはずです。
5月27日生まれの誕生花「マトリカリア」のその他の花言葉の意味
集う喜び
マトリカリアのその他の花言葉には「集う喜び」というものがあります。
これはマトリカリアの花が咲く姿が由来となったものです。
マトリカリアの花たちは小さいですが集まって咲き、華やかな姿を見せてくれます。
その様子はまるで開花を喜びあっているかのようです。
こうしてマトリカリアには「集う喜び」という花言葉が付けられました。
楽しむ
マトリカリアの花言葉には「楽しむ」という花言葉があります。
これはマトリカリアの花が集まって咲き、とても楽しそうなことが由来です。
一人でも楽しい時間は過ごせますが、やはりたくさんの人と集まることでしか得られない楽しさもあります。
マトリカリアの花は人と過ごす楽しさを思い起こさせてくれる花でしょう。
喜び
マトリカリアの花言葉には「喜び」があります。
これは楽しむと同様、マトリカリアの花が咲いている姿に喜びが感じられることが由来となったものです。
喜びのない人生はつまらないものでしょう。
喜びは待っていても訪れません。
喜びを自ら探していける人生を歩んでいきましょう。
仲良し
マトリカリアの花言葉には「仲良し」というものがあります。
これはかたまって咲くマトリカリアの花の様子が、とても仲良しに見えることが由来となったものでしょう。
人と人が集まれば仲良しなときばかりではありませんが、仲良しと思える存在がいることはあなたの力となります。
もし、人付き合いに疲れてしまったのならマトリカリアの花を見てみましょう。
それほど難しく考える必要はなく、ただ咲いているだけでいいということがわかるでしょう。
5月27日生まれの誕生花「マトリカリア」の怖い花言葉と意味
保護
マトリカリアには「保護」という花言葉があります。
これは、かつてマトリカリアが薬草として使われていたことが由来となったものです。
保護は悪いことではありませんが、保護されているだけでは進歩がないでしょう。
守られている安心感を、ときには抜け出さなければならないこともあると知っておいてください。
健康
マトリカリアには「健康」という花言葉があります。
これもマトリカリアが薬草として用いられていたことが由来です。
健康はとても大切なもので、健康でなければ何をすることもできません。
見過ごされがちなのが心の健康。
体と心の健康を大切に、あなたらしく生きていきましょう。
愛の終わり
マトリカリアには「愛の終わり」という花言葉があります。
これはマトリカリアが解熱剤として使われていたためでしょう。
恋愛感情は良く熱に例えられます。
恋愛の熱が冷めるように、マトリカリアを飲むと熱が冷めるということでしょう。
マトリカリアの薬草としての効果の高さがわかる花言葉です。
ですが、体の熱は冷めても、愛の熱は冷めたくないもの。
熱い恋を維持できるように努力していきましょう。
解放
マトリカリアの花言葉には「解放」があります。
マトリカリアは体を苦しい状態からの解放に導いてくれる薬草。
それ自体は嬉しいことですが、解放の前には必ず苦しい状態があります。
誰も苦しみは味わいたくないもの。
苦しみからの解放を求めなくてもいいように行動することが大切です。
5月27日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
マトリカリアは古くは薬草としても使われていた、小さめの白い可憐な花のこと。
代表的な花言葉は「鎮静」で、落ち着きたいときにぴったりの花ね。
白く愛らしい姿に癒されてちょうだい。