男女の間に友情は成立するのか?漫画やドラマ、古今東西の文学に映画では、昔から繰り返しテーマや物語の伏線として取り上げられる題材です。子供の頃は男女差もそれほどなく、みんな友達というのは普通の事です。思春期に入り始めると大抵の場合、男女の間には独特の壁や距離感のようなものが生まれてくるというのは、きっと誰もが納得する事でしょう。

それでも同じ趣味や共通の話題があれば、同性には相談できない事や話題を話せる友達として交流はあるものですし、会社の同僚やサークルの先輩後輩、それほど親密ではないけれど、同じ趣味で気が合う友人の関係というものは結構あると思います。

そう考えれば男女の間でも、深さや親密度合いにケースごとに違いはあれど、友情は成立すると考えても問題はないでしょう。

問題は「恋愛感情」が一度でも何らかの形で絡んできた時です。幼馴染だったはずなのに気になる、友人のつもりだったのに知らない誰かと付き合っているのを知ったらモヤモヤする。そして一度はお付き合いして別れた「元カレ」・・・。

決定的な決裂でお別れしたという場合を除くと、この「元カレ」の存在は結構悩ましいもの、という人も多いのではないでしょうか?ましてや、元カレの方から「友達でいよう」とか、「友達になりたい」と言われたら・・・?

ひょっとしてまだ私に未練があるの?都合のいいキープで考えてる?

一体彼は何を思ってそんなことを言い出したのか、気になりますよね。勿論会社や取引先など、別れてからも殆ど毎日のように顔を合わせなければいけない。嫌でも知人としての関係は続くという人もいるでしょう。

ここでは「友達」を口にする元カレの真意を探ると共に、元カレとの距離や別れた後の関係の作り方、復縁はどうしたら望めるかについて占ってみましょう。

元カレと友達になりたいと言われた・・・彼の気持ちについて占う。

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タロット占い

人間には根本的に独占欲があります。

全然遊んでいないオモチャなのに、他の子供がそれで遊びだすと自分のだからと主張して取り合いやケンカになる。小さな子供同士によくあるパターンです。身に覚えのある人、親戚の子供などでそんな現場を目にしたことのある人も多いでしょう。

人間には根本的な生存本能として独占欲があります。自分の食料をより多く確保しておきたい。自分の居心地の良い場所を取られたくないといった、生きるための本能として生まれた時から備わっているものです。

小さな子供の頃にはおもちゃやおやつだったものが、成長するにしたがって独占したい対象が、友達や名誉と言ったものにシフトしていくだけで基本的な欲求としては全く同じものです。

ですから恋愛においても、酷い別れ方や決定的な決裂をしたのでない限り、一度は心から好きだと思えた相手なのですから、未練や人間的な好意はあるものです。当然独占欲も個人差はあれどあるのが普通なのです。

恋愛関係が解消されても、完全に新しい恋や生活に心がシフトしない限りは元カレ・元カノに対して「自分のもの・自分のものだった」という感覚が残っていても不思議ではありません。結果その独占欲が、恋愛でなくとも「友達」として繋がっていたいという心理になるのです。

この独占欲は一部の病的な執着や性格の人を覗けば、何れは時間と共に自然に薄れたり、新しい恋愛のスタートと共に大抵は消えていくものです。そして純粋に気の許せる友達として元カレ・元カノとの友情が続いていく例ももちろんあります。

元カレが「友達でいたい」「友達になろう」と言ってきた背景には、こんな本能的な独占欲がまず働いているのは間違いありません。問題は本能という土台の上に載っている「建物」がどのような感情や意識、欲求から成り立っているか?なのです。

元々友達だった・人間的には好きだから、というパターン

同じサークルや趣味の仲間。会社の同僚や先輩後輩。普段からまず人間同士としての交流
や好感が最初にあって、だんだん恋愛感情が芽生えていった。そんな場合には、恋愛関係が解消されたとしても、日々顔を合わせ会話する必要もありますね。

感情的にはしっくりこなくても、友人知人としての関係は続けざるを得ないことも多いでしょうし、人間的に好感を持てたからこそ恋愛感情も生じたわけで、恋愛以前の良好な人間関係をこれからも維持していきたい、ギクシャクするのは嫌だと思うのは不自然なことではありません。

お互いにプライベートでの顔も知っている分、気の許せる友人として話が出来るのならその方がいいと彼は考えているのかもしれません。

もちろん恋愛以前に完全に戻れるわけではないのですが、彼が貴女に対して恋愛は考えられなくなっても、純粋に人として好感を持っているというのもまた事実なのでしょう。貴女に対して何らかの人間的魅力を感じているのは確かですから、お別れの仕方によってはその中に微量の未練が含まれているのは否定できません。

ぐるっと一周回ってまた復縁するという事も将来的にはあるかもしれません。

キープしておきたい、都合のいい相手として引っ張っておきたいパターン

女性の立場からすると腹立たしい限りですが、このパターンは結構多いものです。最初から明確に自覚をもってキープと考えている確信犯もいれば、貴女に未練があることを感じて無自覚に甘えてくるパターンと色々なケースがあります。

このパターンの場合、大抵は元カレに完全に新しい相手が出来るまではズルズルと友達以上恋愛未満の関係が続くことになります。そうしておけば、寂しいとき、性欲を感じた時、何らかの理由でパートナーが必要な時に、すぐ声をかけることが出来るからです。

確信犯にしろ無自覚にしろ、どちらも自分の都合や感情優先のエゴイズムなわけですが、これは女性の側に未練が残っている事を相手に見抜かれているという点を忘れてはいけません。貴女が曖昧な態度をとれば、ズルズルと体だけの関係や都合のいい女扱いになるのは目に見えています。

「やっぱりこの人も私の事を・・・。」という期待にすがるのはやめましょう。貴女がどんな形であれ彼との関係を続けていきたいと思うのなら仕方ありません。そうでないのなら元カレとの距離感や接し方に明確な、いっそ冷たくよそよそしいと感じるほどの線引きが必要です。

人は利己的な精神状態になると、自分が甘えられる人、付け込みやすい人というものを距離感や言動の端々から目敏く察知します。生物学的には種の保存の本能として男性は自分の遺伝子を数多くばらまきたい、ばらまこうとする欲求を全てが持っています。群れを作る哺乳動物の多くがハーレムを作るのはそのためです。

人間の男性にもその欲求はもちろん備わっていますが、後天的・社会的な倫理観や法律、モラルの問題から現代では多くの女性と関係するということがあまり肯定されないだけです。男性は個人差はありますが、多くの女性を引き付けておきたい、常にキープしていたいという欲望が少なからずあるのです。

互いの部屋にはいかない、人気のないところで二人で会わない、LINEやメールの言葉遣いや送るタイミングも一般常識的な範囲にする・・・。貴女の言動や対応から相手も甘えられるか否かを判断します。貴女がきっぱりけじめをつけて新しい恋を始めたいのなら、彼の言動とその対応に気を付けてください。

付け加えるなら、たとえ復縁を望んでいたとしても一度きちんとケジメを付けるべきです。
都合のいい女、だらしない女という位置づけでは、彼にとっての大切な人になる望みはとても薄いからです。

逆の立場で一度想像してみてください。貴女が心から大切にしたいと思う男性像は?本気の恋愛をしたいのなら、貴女自身が相手を本気にさせる女性である必要がありますね。

罪悪感や保護者的感覚で心配しているパターン

彼の方から別れを切り出した、貴女以外で好きな人が出来た、と言った時に見られるパターンです。恋愛感情は無いのだけれど貴女の事が嫌いなわけではない。自分が悪い、傷つけたと思うから、別れたからと言って素知らぬふりはしたくない。

誠実で優しいとはいえますが、女性の立場からすると残酷な優しさや優柔不断です。

このパターンはなかなか面倒なことになる要素満載です。貴女に未練があれば辛いし、変に優しくされれば期待してしまうばかりです。相手の男性によっては優しさというより、弱さから結局ズルズルとよりを戻すという関係になることも。彼に新しい彼女がいれば見事な三角関係や愛憎劇の出来上がりです。

貴女に未練がないのならば、やはり彼との距離感や対応はきっぱりとした線引きをしましょう。恋愛関係の頃と変わらない状況は、貴女にとっても彼にとっても新しい恋の進行や始まりには障害や不信の種となるばかりです。

もし貴女に未練があるのだとしても、しばらくは冷却期間を置くことをお勧めします。そもそもなぜ別れることになったのでしょう?貴女は哀れみや同情、心配だけで彼に接してほしいのでしょうか?

彼がそばにいてくれさえすれば何だっていい!と今は思っているのかもしれません。けれど人は欲望の生き物である以上、満足するという事はありません。もし人が現状に満足したら、科学も文明も発展しないし、新しい技術や商品も生まれません。

貴女が本当に望む恋愛の形はどんなものですか?貴女が大切にしたいのはどんな人でしょう?復縁するにしても、新しい恋を求めるにしても、恋の終わりの理由や自分について少し見つめなおすことはとても大事です。

イソップ童話に、肉を咥えた犬の話があります。肉を咥えた犬が川を渡ろうとして橋の上を歩いていきます。ふと川面を見ると同じように肉を咥えた犬がこちらを見ています。「こいつの加えている肉も旨そうだな。」と目の前の鏡像に目を奪われた犬は、威嚇して肉を取り上げようと「ワン!」と鳴いてしまうのです。

結果は・・・・。もちろんわかりますよね、犬は折角の肉をなくしてしまいます。これは本来は欲張る愚かさを諭した寓話ですが、「目の前に見えている事だけに捉われないように」という教えでもあります。

元カレや終わった恋にいつまでも固執していては、自分が本来持っているチャンスや魅力まで損なってしまいます。橋を渡った向こうにはもっと素敵なご馳走や経験が待っているかもしれないのに、です。

むしろ逃した魚は大きかった!と彼に思わせる女性になる方が、よりよい形や関係での復縁へとつなげていけると思いませんか?

占い師 遙のワンポイントアドバイス

男女の間で恋愛は成立するのか?おそらくは人類発祥の頃、そこまでいかなくても恋愛という感情を人類が自覚したころからの命題かもしれません。ましてや一度は恋愛関係にあった男女の間で、となるとこれは中々に難しいですね。

そもそも恋愛と友情、尊敬や好意との線引きは何処で決まるのか?その違いは?

とても感覚的で個人によって、或いはその時の社会や文化、モラルによっても解釈も基準も随分と変わってきてしまう問いです。一番わかりやすいのは肉体関係があるかないか?
かもしれませんが、恋愛感情がなくとも成立する肉体関係が実際には数多くあるます。

悲恋物の文芸作品や漫画にはプラトニックな関係であっても、生命すらかけるほどに強く結ばれた恋愛関係も数多くみられますし、色々と男女の恋愛に障害の多かった時代や社会ではそうした恋愛も少なくはなかった事でしょう。

一度お別れした人とのおつきあいにおいては復縁を望むか望まないかに関わらず、彼との間、その対応に恋愛関係だったころとは明らかに違う、明確な線引きをしましょう。未練がある人にとっては少し辛いと思います。でもよい形での復縁を望むうえでも「ケジメ」は絶対に必要です。

一つは前と全く同じではズルズルと関係が再開されてしまう、体だけの関係になってしまう可能性大だからです。元彼がズルい人ならばとても都合のいい展開ですね。

二つ目は互いに新しい恋を始める時に障害や不和の原因となります。彼氏や彼女が自分以外の異性とやたら親密に連絡しあっている。二人で会ってる。しかもそれは元カレや元カノらしい・・・。穏やかではない事態に発展する可能性しか見えてきません。

三つめは自分の気持ちや元カレについて冷却期間を置く為。会社の同僚や趣味の仲間で嫌でも普段から顔を合わせるという場合でも、言葉遣いや連絡を取る時間や密度、文面や話題の選び方などを明らかに変えましょう。二人きりではもちろん合わないことで、今まで見えてこなかった相手の言動や側面、自分の事が見えてくるはずです。

恋愛がいったん終わった理由や何が互いに足りなかったのか、冷静に見つめなおす期間が自分をさらに磨き輝かせるチャンスにつながります。恋愛期間中は互いに近すぎて木を見て森を見ずになっている部分は否めません。いったん離れることで互いの見落としていた魅力や問題について気づくことは、次の恋愛や復縁においても大きなメリットになります。

恋はいつも新しいもの。それは復縁でも同じです。また相手に恋する、相手に恋される貴女になるために、一度きれいにケジメをつけてスタートしなおしてくださいね。

解らないから不安になる。でもわからないから恋はまた素敵。


「友達になろう」と言ってくる元カレの心理は千差万別。幾つかのパターンを紹介しましたが、実際にはこれらの複合パターンも数多いはずです。彼の真意が何処にあるのか、クリアに見えれば安心できるのにと思うのは、いつの世も何処の国でも、恋する人たちの共通の想いでしょう。

でも最初から犯人もトリックも解っている推理小説なんてつまらないですよね。出会って、言葉を交わして、同じ時間を過ごしてみて、少しづつ解る相手の魅力や優しさに心動かされていく。そんなときめきや感情の変化こそが恋の喜びの一つ。

一度終わった恋は残念ですが、次の新しい恋へ向けてのスタート地点。元カレとの関係も気持ちの上では一度リセットして仕切り直せるなら、再び恋が出来るかもしれないし、互いの事をよくわかっている貴重な友人になれるかもしれません。

よい「友達」の関係を築くためのルールを自分の中と元カレの間で明確にした上で、交流が出来るのならよいですね。

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