花の女王と呼ばれるバラは、7月15日の誕生花です。
バラの種類は非常に多く、また、花言葉も様々です。
バラは、その色によって色別の花言葉があったり、本数や種類によって花言葉が存在したりなど、“花言葉”の観点からいえばどの花よりもかなりきめ細かく、分かれている花でもあります。
中には、色によって怖い花言葉も存在していますが、どれも花のイメージであったり、または花そのものの姿形から由来しているものであったりと様々でどれも興味深いものばかりです。
今回は、そんなバラの花の名前の由来や、花言葉の由来について、詳細を紹介していきたいと思います。
目次
7月15日生まれの誕生花「バラ」の基本情報
英名Rose
花言葉 | 愛・あなたを愛します(赤)・情熱(赤)・恋(赤)・熱烈な恋(赤)・純潔(白)・私はあなたにふさわしい(白)・深い尊敬(白)・清純(白)しとやか(ピンク)・上品(ピンク)・可愛い人(ピンク)・美しい少女(ピンク)・愛の誓い(ピンク)・感銘(ピンク)・友情(黄色)・平和(黄色)・友愛(黄色)・献身(黄色)・嫉妬(黄色)・薄らぐ愛(黄色)・無邪気(オレンジ)・魅惑(オレンジ)・絆(オレンジ)・信頼(オレンジ)・健やか(オレンジ)・愛嬌(オレンジ)・不可能(青)・夢かなう(青)・奇跡(青)・神の祝福(青)・永遠の愛(黒)・貴方はあくまで私のもの(黒)・決して滅びることのない愛(黒)・死ぬまで憎みます(黒)・束縛(黒)・嫉妬(黒)・怨念(黒)・誇り(紫)・尊敬(紫)・気品(紫)・高貴(紫)・穏やか(緑)・希望を持ち得る(緑) |
科・属名 | バラ科バラ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | アジア・ヨーロッパ・中近東・北アメリカ・アフリカの一部 |
開花期 | 5~6月 |
別名 | ローズ・ソウビ・ショウビ・イバラ・ウバラ・マイカイ |
7月15日以外の誕生花の月日 | 1月16日 1月19日 2月10日 2月25日 2月28日 3月25日 4月11日 4月29日 5月14日 5月15日 5月16日 5月28日 6月1日 6月4日 6月17日 6月19日 7月14日 7月23日 9月26日 11月27日 12月9日 12月15日 12月25日 |
7月15日生まれの誕生花「バラ」の花の名前の由来や種類
「バラ」の花の名前の由来
バラにはトゲがあります。
バラの名前の由来は、このトゲがある姿を指す「イバラ」からきています。
「イバラ」という言葉の「イ」が抜けて、「バラ」という名前が定着しました。
古くは、この「バラ」という言葉も「イバラ」の正式な呼び方であったため、バラの花のことも植物のイバラのことも、すべてを「イバラ」「バラ」と呼んでいましたが、別の植物であるがゆえに、名前が分けられ、現在ではバラと呼ばれるようになっているのです。
現在ではしっかりと、バラ属の植物については「バラ」と呼び、トゲのある低木に対して「イバラ」という呼び名を使うように区別されるようになっています。
英名での「ローズ」は、諸説ありますが、語源はケルト語の赤いという意味を持っている言葉であるとされており、これはバラの花の主流の色が赤だったからだと考えられています。
世界中で人気のある花であり、歴史もかなり古いとされているがゆえに、語源や名前の由来などは数えきれないほど説が唱えられており、実際にはどれが正式な由来なのかというのは、正解が見つかっていない状態でもあるのです。
「バラ」の種類
現在、バラの種類は2万以上あると言われています。
しかし、この2万種類というのも、正式に申請され、バラの一つの種類として認められ、登録されているものの数であり、交配を重ねた結果、人々が知らないうちに生み出されている新種や、申請されていないものを含めると、その数はさらに増えるのではないかと言われているのです。
私たちの生活の中で身近に存在しているのは、公園などで栽培されているガーデン用のバラと、花屋さんで見かけることができる切り花用のバラですが、比較的栽培がしやすいと言われているのはガーデン用のバラのほうで、切り花用はプロ仕様で、初心者ではまず栽培することはできないと言われています。
ハウス栽培などが必要なので、そのための設備等が必要なため、プロ用のバラ、初心者では栽培ができないということのようです。
7月15日生まれのその他の誕生花
ナツツバキ
6月が開花期とされるナツツバキは、7月15日生まれの誕生花です。
「愛らしさ」「はかない美しさ」という花言葉があり、白く美しい花びらと、短い開花期が由来となってこの花言葉がついたと言われています。
朝に花を咲かせても、その日の夜には散ってしまう、そんな儚い花の寿命が、ナツツバキの花言葉となっているのです。
ネムノキ
「歓喜」「胸のときめき」という花言葉があるネムノキ。
このネムノキも7月15日生まれの誕生花です。
夜になると葉と葉を合わせて閉じる習性を持っているので、その様子から中国では、古くから夫婦円満の象徴とされてきた植物でもあります。
花自体はタンポポの綿毛のようなフワフワした白く細い花びらが印象的で、風に揺れる姿がまるで喜びに沸いている姿に見えることで、「歓喜」という花言葉がつけられたのだと考えれているようです。
ササユリ
「上品」「希少」という花言葉がついているササユリも7月15日生まれの誕生花です。
ササユリは、ギリシャ神話に登場する全知全能の神・ゼウスの妻・ヘラの花であるとされています。
当然、ヘラ自身も、母性や貞節をつかさどる女神であるため、そのヘラの花…ということで、このような花言葉がつけられたのでしょう。
それ以外にも、ササユリには「清浄」「純潔」という花言葉も存在します。
カワラナデシコ
「大胆」「可憐」の花言葉を持っているカワラナデシコも、7月15日の誕生花です。
バラとは対照的な印象の花で、古くから日本の女性はこうあるべき…という意味を感じ取らせる「ヤマトナデシコ」という言葉がありますが、カワラナデシコも、ヤマトナデシコと同じ種類として認識されていた時期もありました。
現在では一応種類は違うと分類されていますが、花姿は似通っていますし、国内で見られるナデシコの花の中でも有名な種類であるため、ナデシコといえばこの花を思い浮かべる人は多いことと思います。
ノウゼンカズラ
花姿がラッパのように見えることで、「名声」「名誉」という花言葉を持っているノウゼンカズラ。
花が縦に並んで咲くことで、多くのラッパが祝い歓喜のファンファーレを鳴らしているように見えるということで、この花言葉がつけられました。
前から見るとまん丸の花ですが、横から見るとその姿はまさにラッパのよう。
まとまって数個が並んで咲いているので、まるでどこかの管弦楽団のようでもあります。
イソトマ
引用元:イソトマの花言葉|種類や花の特徴、毒があるの?|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)
「嬉しい知らせ」「神聖なる思い出」「心を開く」「強烈な誘惑」「猛毒」など、ぱっと見一貫性のない花言葉が連ねられている、イソトマも7月15日の誕生花です。
「猛毒」という花言葉は、イソトマがアルカロイド系の毒を持っているためで、目に入ってしまうと失明の危険性もあるほど強い毒であることから、ついた花言葉のようです。
ギリシャ語で“等しい分割”という意味を持っている花の名前「イソトマ」ですが、花びらが綺麗に5枚に分かれているところから、花の名前が付けられたとされています。
7月15日生まれの誕生花「バラ」の代表的な花言葉「愛」の意味
古くから、愛と美の象徴とされてきたバラは、人に贈るための、そして人に愛情を伝えるための花として人々の生活に寄り添い続けてきました。
そのバラの花そのものの歴史が、人々がどのようにバラの花を扱ってきたのかという歴史が、そのまま花言葉になっているというわけです。
また、もう一説にはギリシャ神話が深く関わっているともいわれています。
現在でも、愛と美の女神として広く名前が知られている「ヴィーナス」は、全知全能の神・ゼウスによって海の泡から生まれたと言われていますが、このヴィーナスが生まれた際、陸の神々たちはヴィーナスの美しさに圧倒され、ヴィーナスにふさわしいとされる花を作り、その誕生を祝いました。
その花が、バラの花だったと言われているのです。
7月15日生まれの誕生花「バラ」のその他の花言葉の意味
あなたを愛します
赤いバラには、「あなたを愛します」という花言葉があります。
バラの全体の花言葉は「愛」であり、古くから人に愛情を伝える際に用いられたバラの色が赤であったため、この花言葉が生まれたとされているのです。
情熱
赤色には情熱を感じさせるイメージがあります。
深紅のバラはその情熱の深さを伝える迫力があるので、「情熱」という花言葉がつけられたようです。
恋
「愛」というと深いイメージがありますが、赤いバラにはもう少しだけポップさを感じさせる「恋」という花言葉も存在しています。
赤いバラは、基本的に相手に自分の好意を伝えるために用いられる傾向が強いので、相手に対する自分の気持ち、愛情を伝えるための花言葉がぎゅっと濃縮されているのです。
そのため、まだ愛に変わる手前の「恋」の段階でも、赤いバラを使って気持ちを伝えることができるのです。
熱烈な恋
「愛」や「情熱」という花言葉を持っている赤いバラだからこそ、表現できる「熱烈な恋」という花言葉も存在します。
深い愛へと気持ちが変わっていく前に、相手を強く想い、恋焦がれる気持ちがやってくるものです。
その感情を赤いバラで表すために生まれた花言葉だと捉えていいでしょう。
純潔
白いバラに込められた花言葉の代表的なものは「純潔」です。
白いバラは、ゴージャスさもあると同時に、清楚さを感じずにはいられない、すがすがしさがあります。
この花の見た目からくる印象がそのまま花言葉へとつながっていったと考えることができるでしょう。
私はあなたにふさわしい
白いバラは、何にも汚されていない高貴さを感じることができます。
真っ白で、何色にも染まっていない…つまり、これからあなた色に染めてほしいという気持ちが込められているという意味で、「私はあなたにふさわしい」という花言葉が生まれました。
深い尊敬
相手に対して愛情を伝える赤いバラとは違い、白いバラは愛情を直接ストレートに伝えるというよりは、上品だったり、時にはちょっと意味深な表現で気持ちを伝える花言葉が多く存在します。
そのうちの一つが、「深い尊敬」です。
ずっと一緒にいるためにはお互いがお互いを尊敬しあわないと、長続きしません。
実は愛情よりも先に必要ともいる尊敬の気持ちを相手に対して持っていることを伝えるために、白いバラを贈るのです。
清純
見た目そのままに「清純」という花言葉も、白いバラにつけられています。
真っ白な花は、派手さもなく、ただただ清純さを感じるという人が多かったのでしょう。
しとやか
ピンク色のバラは、赤や白とはまた少し違った花言葉がつけられています。
伝説があるとかそういうことではなく、花のイメージから受ける印象をそのまま花言葉にしているものがほとんどです。
そのうちの一つが「しとやか」です。
白ほど清純な印象はないかもしれませんが、赤とも違い、派手さもなく、ただ可愛らしさが残っているようなイメージから生まれた花言葉です。
上品
ピンクのバラには「上品」という花言葉もあります。
赤色だと少し色味が濃く、上品さよりもゴージャスさが勝ってしまいがちですが、ピンクだと可愛らしさが残るので、女性らしい、ふんわりした上品なイメージが定着しやすかったのでしょう。
優しいイメージのピンクにはぴったりの花言葉ですね。
可愛い人
ピンクのバラの花言葉には、「可愛い人」というのがあります。
ピンク色のバラをプレゼントする場合には、相手に対して自分が「可愛い」と感じていることを告げることもできるわけです。
ピンクのバラから受ける可愛らしいイメージが由来となっています。
美しい少女
バラの花の姿は、女性らしさを感じさせます。
それがさらにピンク色だった場合には一層、女性らしさを感じさせる姿だと思えるのではないでしょうか。
そのため、ピンクのバラには、「美しい少女」という花言葉も付けられています。
まるで可愛らしい、美しい少女の姿に見えるというのが由来です。
愛の誓い
「愛の誓い」という花言葉も、ピンクのバラにつけられている花言葉です。
この花を相手に贈ることで、自分の愛が本物であると誓う意味があるということですが、愛情を告げるのには基本的にピンクではなく赤色のバラなので、不思議に感じる人もいるかもしれません。
しかし、「あなたのことをずっと想い続けます」という決意が込められた花言葉もついているのです。
感銘
ピンクのバラには、ハッとさせられる美しさがあります。
赤色や他の色にはない美しさに感動するという意味で、「感銘」という花言葉がつけられています。
確かに、ピンク色のバラは、言葉にできない美しさがあり、どの色とも違うつかみどころのない美しさを感じるものです。
それが、この花言葉につながったのでしょう。
友情
黄色のバラは、言うなれば「友情」という花言葉に始まり、友達にプレゼントするのにぴったりな花言葉がつけられているという特徴があります。
黄色い色は、ビタミンカラーで、どこか元気を与えてくれます。
黄色いバラも、やはり華やかな雰囲気は残しつつ、どこか元気づけてくれるような、そんな印象を受けるため、自分を普段から勇気づけたり励ましてくれるような友達に贈るのに最適な花言葉がついたのでしょう。
平和
黄色のバラには「平和」の花言葉もあります。
黄色はポジティブになれる色です。
古くから、世界中の多くの人が平和への望みを、この見ているだけで前向きになれる黄色のバラに託したという気持ちも理解できるほど、黄色のバラには人の心を和ませる力があるように感じられるのではないでしょうか。
友愛
「友情」と似通った意味を持っている「友愛」という花言葉も黄色のバラにつけられている花言葉です。
友人にプレゼントするのに最適で、仲間内で花束をプレゼントするときに黄色のバラを贈ってあげれば、相手をいかに大切に想っているのかを伝えることができるでしょう。
献身
黄色のバラの花言葉の中には、「献身」というものもあります。
相手に尽くすという意味を持っているわけですが、相手を恋愛感情や損得勘定なしにして、大切に想っている気持ちを伝えることができる、素敵な花言葉です。
自分が相手に尽くしますという気持ちを伝えるだけでなく、相手が普段から自分に対してしてくれていることへの感謝を伝える意味で黄色のバラを贈るのも良いでしょう。
無邪気
オレンジのバラは、黄色とはまた少し違った印象を受けますが、それでもやはり同じビタミンカラーということで、明るい気持ちになれる色でもあります。
ゴージャスさや、可憐さというよりは、ハツラツとした印象を受けることから、その花のイメージが由来となり、「無邪気」という花言葉が生まれました。
魅惑
オレンジ色のバラは、見ていると明るい気持ちになれるものですが、それと同時に、得も言われぬ不思議な魅力を発揮していることに気づく人は少なくないと思います。
どこか魅惑的で、目を離すことができない、虜になってしまうような不思議な色をしているオレンジのバラ。
その色に惹かれた人々がもととなって生まれた花言葉だと考えることができます。
絆
オレンジのバラの花には、「絆」という花言葉もあります。
もともと、オレンジのバラというのは、赤色のバラと黄色のバラを交配させて作り出されたものです。
もとは自然界には存在しない色だった…ということになります。
その赤色のバラと黄色のバラとの交配がうまくいき、オレンジ色という美しい色のバラが生み出されたことが由来となり、「絆」の花言葉が生まれたのです。
信頼
「信頼」という花言葉も、オレンジのバラにつけられている花言葉の一つです。
黄色やオレンジのバラは恋愛よりも友達との友情、家族との家族愛を連想させる花言葉が多いのですが、「信頼」もそうではないでしょうか。
相手を信頼している、相手との信頼関係を大切にしている、そんな気持ちを伝えることができる花言葉です。
健やか
バラの花の発色が良いことも関係していますが、オレンジという色は、健康的な印象を与えてくれます。
そのため、「健やか」という花言葉も存在しています。
常に健康であってほしいという願いを込めて大切な人へ贈ると良いと思います。
愛嬌
オレンジ色のバラの花言葉には「愛嬌」というのもあります。
美しいというよりも可愛らしいと感じられるオレンジのバラですが、同じように可愛いという印象が強いピンクのバラと比較すると、もう少しボーイッシュな印象というか、爽やかな印象を受けるのではないでしょうか。
ただ可愛らしいというよりは、愛嬌のある可愛らしさを連想させるということで、色のイメージからつけられた花言葉です。
夢かなう
青いバラというのは、本来自然界には存在しません。
今でこそ、プレゼントで青いバラを贈ることができるなど、青いバラを見かけることができるようになっていますが、これは人が作り出したものであり、もともとは地球上には存在しえないものでした。
しかし、青いバラを見てみたいという人々の強い願いが、さまざまな種類のバラの交配に成功し、青いバラを生み出すことができた…その事実が、「夢かなう」という花言葉の由来となっているのです。
あるはずのないものを作り出すことができた…という出来事そのものが、花言葉となっています。
奇跡
青色のバラというのは、もとは存在しないものだったのが、作り出すことができたという逸話に伴い、「奇跡」という花言葉も付けられています。
青色のバラを作り出すことができたのはまさに奇跡なのだそうで、それがそのまま花言葉となったということです。
神の祝福
ないはずのものを人の手で作り出す際には、失敗してしまうこともあります。
努力してもどうしようもないこともあるでしょう。
しかし、不可能だと思われていたことが可能になったという出来事が起こったとき、人はどこか神の意志を感じずにはいられないようです。
青いバラを作り出すことができたのも、青いバラを生み出すという信念を神様が応援してくれ、祝福してくれたから成功したのだという想いから、「神の祝福」という花言葉が生まれたようです。
永遠の愛
色の種類が豊富なバラの花の中でも、特にクセモノ扱いされてしまうのが、黒色のバラの花です。
黒いバラの花には、「永遠の愛」という花言葉があります。
相手に対してこの先もずっと、永遠に愛し続けることを宣言できる花言葉でもありますが、そもそも黒いバラにはちょっと怖い、人の狂気すら感じることもある花言葉がつけられてもいます。
そのため、どこか「永遠の愛」という花言葉にもうすら寒さを覚えてしまう人がいるかもしれませんね。
決して滅びることのない愛
黒いバラには、「決して滅びることのない愛」という花言葉もあります。
相手に対する強い気持ちを伝えることができ、一見深い愛情表現に感じられますが、黒いバラの他の花言葉を知っていると、この言葉にも少し粘着質な感情を感じ取ってしまうかもしれません。
誇り
紫のバラには、「誇り」という花言葉がつけられています。
紫色には、どこか堂々とした雰囲気を感じます。
自分がバラであることを誇っているかのような、自身の美しさを理解し、誇りに感じているような、そんな威風堂々とした姿をしている紫のバラだからこそ、つけられた花言葉だと言えるでしょう。
尊敬
紫のバラには「尊敬」という花言葉もあります。
高貴で、崇高なイメージを抱かせる紫色のバラだからこそ、人を尊敬する気持ちを伝えるのに、ぴったり、しっくりくるのではないでしょうか。
相手に対して尊敬の念を伝えたいとき、特に自分よりも年齢や立場が上の人に贈る際に最適です。
気品
「気品」という花言葉も、紫のバラの見た目そのままのイメージが由来となっている花言葉です。
ゴージャスで妖艶ながらも、どこか上品で気品のある姿の見た目そのままにこの花言葉がつけられました。
高貴
花そのものの印象から生まれた花言葉が多い紫のバラ。
そのため、「高貴」という花言葉も存在します。
もともと紫という色は、位の高い人をイメージさせる色であり、その紫そのものの色味がもたらすイメージがそのまま花言葉になったと考えることもできます。
穏やか
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他の色と違い、淡いパステルカラーが印象的なグリーンのバラの花言葉は、「穏やか」です。
色味がとても落ち着いていて、目を癒してくれるような、そんな気持ちになるので、この花言葉がつけられたとされています。
希望を持ち得る
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グリーンのバラを見ていると、心が穏やかになり、ギスギスした感情が消えていくように感じられます。
そのため、マイナスの感情が消え、プラスの感情を持つことができ、希望を持てるようになる…ということで、「希望を持ち得る」という花言葉が生まれました。
7月15日生まれの誕生花「バラ」の怖い花言葉と意味
嫉妬
黄色いバラは、友情を思わせ、明るい気分にさせてくれる花言葉が多いのですが、実はちょっと怖い花言葉もあります。
それが「嫉妬」です。
なぜ黄色にそんな不吉なイメージを植え付けるような花言葉がついてしまうのか…それは、本来黄色が西洋ではあまりい色と認識されていないことが関係しているようです。
キリスト教において、黄色は裏切りの象徴・ユダの色でもあります。
これがおそらくもととなって、黄色の花に良くない意味の花言葉がついてしまうようになったのでしょう。
薄らぐ愛
黄色いバラには、「薄らぐ愛」というちょっと不安を煽るような花言葉も存在します。
由来はハッキリとしていないのですが、黄色のバラは種類によってはハッキリした黄色ではなく、クリーム色のように見える黄色も存在しているため、まるで黄色が薄れてしまったようだ…ということで、この花言葉が生まれたのではないかと考えられています。
不可能
青いバラにつけられている「不可能」という花言葉は、一見怖い印象を抱いてしまいますが、悪い意味はないので安心してください。
自然界には存在しなかった青いバラを人の手で作り出すこと自体が当初は不可能だと言われていた…ということで、青いバラに「不可能」という花言葉がつけられたという経緯があるので、怖い意味が存在するわけではないのです。
貴方はあくまで私のもの
黒いバラには、怖い花言葉がいくつか存在しています。
そのうちの一つが、「貴方はあくまで私のもの」という、執着心、独占欲の塊のような花言葉です。
使い方次第やタイミング、花を贈る相手との関係次第では、ストーカー性すら感じさせてしまうような怖い花言葉ですが、由来はハッキリしていません。
ただ、黒い色と、バラの花の重厚なつくりが粘着質な愛を表現するのに最適だったからではないかと考えられます。
死ぬまで憎みます
バラは愛情を伝えるための花…であるにも関わらず、黒いバラには「死ぬまで憎みます」という怖い花言葉があります。
これは、愛情と憎しみは裏返しの存在であると言っているように感じられます。
赤がもっと濃くなっていけば、どんどん黒へと近づいていきます。
可愛さ余って憎さ百倍。
愛情を伝える花だからこそ、その反対の感情も重たく、のしかかるように深みのある怖い花言葉となってしまうのです。
束縛
黒いバラの花には「束縛」という花言葉もあります。
粘着質な気持ちを伝えることができてしまう花言葉ですが、黒いバラは赤いバラの色が濃くなったもので、愛情も行き過ぎると歪んでしまうことを見事に花の色で表現しているように感じられますね。
怨念
「怨念」も、黒いバラに込められた花言葉の一つです。
気持ちが強くなりすぎた結果、純粋な愛情が執着へ変化し、相手がこっちを向いてくれないことへのもどかしさなどがだんだんと相手に対する憎しみ、怨念へと移り変わっていく様が手に取るように分かります。
7月15日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師CRISSのワンポイントアドバイス
バラは美しい花。
愛情も友情も、そして時にはドロドロした憎しみまで、人のあらゆる感情を表現することができる花は、バラ以外にはなかなかないものよ。
バラの花は人関わってきた歴史が長いからこそ、花言葉も豊富で、色ごとに花言葉を設定されているんだと思うの。
つまりは、バラの花が花の中で一番人の感情のいい部分も悪い部分も見ていて、理解してくれている花なんだってとらえることもできるかもね。