生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月16日生まれの誕生花は「アリウム」、その花言葉は「深い悲しみ」です。
ネギのような茎の上に丸い紫色の花を咲かせるアリウムは、食べることもできる植物。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アリウムについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月16日生まれの誕生花「アリウム」の基本情報
英名 | Allium, Giant onion |
花言葉 | 深い悲しみ |
科・属名 | ヒガンバナ科・ネギ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 中央アジア・西南アジア |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | ロジーガーリック |
5月16日以外の誕生花の月日 | 5月2日 6月9日 7月14日 |
5月16日生まれの誕生花「アリウム」の花の名前の由来や種類
「アリウム」の花の名前の由来
アリウムはあまり聞きなれない言葉ですが、実はネギ属に属する植物の正式名称には用いられていることの多い名前です。
アリウムという言葉の語源はにおいという意味の言葉で、ラテン語ではニンニクを指す言葉でもあります。
これはアリウムがにおいが強い植物であることが由来となっています。
アリウムは花を咲かせる前の状態は、とてもネギに似ているでしょう。
ネギ属の植物だけあって、見た目だけでなく香りを嗅ぐとネギのような香りがします。
美しい花は良い香りがしそうなのに、アリウムに花を近づけるとネギのようなニンニクのような香りがする。
こんな見た目と香りにギャップを持つのがアリウムの花です。
ネギ属だけあって、食用とすることもできます。
「アリウム」の種類
アリウムはたくさんの種類を持つ花です。
その中から人気の種類をいくつかご紹介していきます。
アリウム・ギガンチウムは一番普及している一般的なアリウムだといえるでしょう。
存在感が抜群で、人の背丈ほど大きく生長することもあるアリウムの種類です。
アリウム・コワニーはオランダで生まれた、白い花を咲かせるアリウムです。
丸い形が特徴的なアリウムの花ですが、コワニーは放射状に白い花を咲かせるのが特徴となっています。
アリウム・スファエロセファラムは、花の形が面白く観賞用として人気の種類です。
まるでイチゴを逆さまにしたような花を咲かせ、育てるのも簡単な種類となっています。
アリウム・モーリーは黄色い花を咲かせる、草丈は低めのアリウムです。
大きくなっても15㎝ほどなので、花壇の手前に植えるのに適しているでしょう。
黄色く花姿が鮮やかで、明るい印象を与えてくれます。
アリウムにはたくさんの種類があり、花色も草丈もさまざま。
あなたの好みに合うアリウムを見つけてみましょう。
5月16日生まれのその他の誕生花
モッコウバラ
モッコウバラは春に花を咲かせる、つる性のバラです。
バラといってもトゲはなく、白や黄色の花を咲かせます。
代表的な花言葉は「初恋・純潔」で、バラよりも素朴で小ぶりな花のイメージが由来となったものです。
暑さや寒さに強く、病気にも強いので、大変育てやすい植物となっています。
イキシア
イキシアはスイセンとよく似た花を咲かせる、和名「ヤリズイセン」の花です。
代表的な花言葉は「団結」で、集まって咲く様子から付けられたとされています。
花色は白・赤・ピンクなどがあり、色ごとにも花言葉が付けられています。
寒さには弱い特徴を持っているので、育てるには温度管理が必要です。
カンパニュラ・メディウム
カンパニュラ・メディウムはヨーロッパを原産とする、別名フウリンソウの花です。
代表的な花言葉は「幸せに感謝します」で、鐘の形の花を咲かせます。
草丈は60㎝から1mと高く、花色も豊富で庭の中でも見栄えのする花となるでしょう。
ヤナギタンポポ
ヤナギタンポポはヤナギの葉に似た細い花びらが特徴的な黄色い花です。
代表的な花言葉は「宣言」で、草丈が高くスラッとしていて何かを宣言している時のようであることが由来となっています。
花を咲かせるのは8月から9月の暑い時期です。
5月16日生まれの誕生花「アリウム」の代表的な花言葉「深い悲しみ」の意味
アリウムの代表的な花言葉は「深い悲しみ」です。
これはアリウムの花姿からきている花言葉です。
アリウムは真っ直ぐに茎を伸ばし、その先に丸い花を咲かせます。
この花姿は呆然と立ち尽くしている人の姿を思わせるものです。
それでアリウムの花には「深い悲しみ」という花言葉が付けられました。
深い悲しみを感じた人の姿には、さまざまなものがあるでしょう。
本当に深い悲しみを抱いたときに人は、アリウムのようにただただ立っていることしかできないのかもしれません。
しゃがみこむことも膝をつくこともせずに、何もすることができない。
そんな姿が悲しみを抱いているリアルな人物像を感じさせるのでしょう。
アリウムの主な花色である紫も、何となく悲しみを連想させるものです。
アリウムはまっすぐ立ちながら、実は涙を流しているのかもしれません。
別れる時の悲しみを表すものとしてはいいかもしれませんが、あまり前向きな花言葉ではないので贈り物には適さないでしょう。
悲しみを抱いているようなアリウムの悲しい花姿から、あなたは何を感じ取るのでしょうか。
5月16日生まれの誕生花「アリウム」のその他の花言葉の意味
くじけない心
アリウムのその他の花言葉には「くじけない心」というものがあります。
これもアリウムの花姿からきているものです。
アリウムは真っ直ぐ生長します。
その様子はくじけることのない様子を示しているように見えるでしょう。
このことから「くじけない心」という花言葉が付けられました。
正しい主張
アリウムには「正しい主張」という花言葉があります。
これもアリウムが真っ直ぐと伸びることが由来となったものです。
正しい意見を言おうとするとき、挙手する手はまるでアリウムのように真っ直ぐに伸びるでしょう。
逆に自信がない意見ならば、挙手も真っ直ぐではなく控えめなものになるのではないでしょうか。
こうしたことからアリウムの花言葉は「正しい主張」となっています。
正しい主張をするときには、アリウムの花のように堂々としてたいものです。
夫婦円満
アリウムの花には「夫婦円満」という花言葉があります。
夫婦円満でいるというのは、人生を充実させるのにとても大切なことです。
子を持つ人生を選んだとしても、子はいつか夫婦の元を巣立っていきます。
最後に待っているのは、夫婦二人で暮らす老後なのです。
こう考えると夫婦円満でいることの大切さが、いかに大切かがわかってくるでしょう。
長い夫婦生活の中では、円満なときばかりとはいかないかもしれません。
しかし、最終的には円満な夫婦でいられるように、アリウムの花に願いを託してみましょう。
幸運
アリウムの花言葉には「幸運」があります。
人生には運の良い時、悪い時、さまざまな運勢の時があります。
「幸運の女神は前髪しかない」という言葉をご存知でしょうか。
幸運はやってきたと思ったその時につかみ取らなければ、二度とそのチャンスは訪れません。
しっかりと幸運をキャッチできるように、いつでも準備を整えておくのが大切です。
5月16日生まれの誕生花「アリウム」の怖い花言葉と意味
無限の悲しみ
アリウムの怖い花言葉には「無限の悲しみ」があります。
これは代表的な花言葉である「深い悲しみ」同様に、どうしようもなく悲しみ落ち込んだ姿を意味しています。
無限に思える悲しみを癒してくれるのは、やはり時間でしょう。
いつまで経っても癒えることのない悲しみだと思っていても、時間が解決してくれます。
今はただただ悲しい気持ちでいっぱいかもしれませんが、無理に立ち直ろうとする必要はないのです。
時間があなたを無限の悲しみから救ってくれるでしょう。
繁栄
アリウムの花言葉には「繁栄」があります。
繁栄は良い意味の言葉ですが、自分の繁栄だけを考えてしまうと他者を迫害してしまうことに繋がりかねません。
広い意味で繁栄を捉え、決して独りよがりにならぬよう注意をしていきましょう。
謙遜
アリウムの花言葉には「謙遜」があります。
謙遜は美しくもありますが、謙遜してばかりいては成果を得られないときもあるでしょう。
ときにははっきりと主張をするという態度も大切です。
謙遜ばかりにならないように、上手に使い分けていきましょう。
繊細
アリウムは「繊細」という花言葉を持っています。
これはアリウムのまっすぐ伸びた茎が折れやすいことが由来となっています。
繊細なものの扱いには注意しなければ、怖いことを招いてしまうでしょう。
5月16日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
おしゃれなネギ坊主という見た目で、まん丸のキュートな花姿を見せてくれるわ。
代表的な花言葉は「深い悲しみ」で、花姿はまるで悲しんでいるようにも見えるわね。
どんな人にも深く悲しむときはあるもの。
アリウムの花と一緒に悲しみを乗り越えていきましょ。