ピンク色の花が印象的なペチュニアは、7月22日生まれの誕生花です。
代表的な花言葉には、「あなたと一緒なら心がやわらぐ」というものがあり、それ以外の花言葉も、大半が「安らぎ」に関するものばかりという、癒し系の花でもあります。
ピンクのペチュニアが代表的ではありますが、他にも赤や紫、白など様々な色の花が存在しています。
癒し系のペチュニアの花言葉と、その由来やペチュニアの特性などを知れば、何か参考になることがあるかもしれません。
早速ペチュニアの詳細な情報、花の名前の由来や花言葉の由来をチェックしていきましょう。
目次
7月22日生まれの誕生花「ペチュニア」の基本情報
英名Petunia
花言葉 | あなたと一緒なら心がやわらぐ・心の安らぎ・心が和む・決してあきらめない(赤)・淡い恋(白)・自然な心(ピンク)・人気者(紫)・ためらう気持ち(青)・危険な恋(黒)・邪魔者(絞り咲き) |
科・属名 | ナス科ツクバネアサガオ属 |
分類 | 常緑多年草 |
原産地 | 南米 |
開花期 | 3~11月 |
別名 | ツクバネアサガオ・サフィニア |
7月22日以外の誕生花の月日 | 4月28日 5月10日 5月11日 5月14日 5月18日 5月28日 7月13日 8月4日 8月16日 8月25日 8月30日 10月20日 10月30日 11月26日 |
7月22日生まれの誕生花「ペチュニア」の花の名前の由来や種類
「ペチュニア」の花の名前の由来
ペチュニアという名前は、ブラジルの先住民の言葉で「タバコ」を意味すると言われています。
ペチュニアは、ナス科の植物であり、タバコも同じナス科の植物で、見た目なども少し近いところがあります。
もちろん、ペチュニア自体はタバコではありませんが、そのように近縁であることから、この名前で呼ばれるようになったと言われているのです。
正確には、「ペチュン」という言葉が語源となっているとされていますが、タバコを指す単語であり、発音が少し変わるだけです。
和名では「ツクバネアサガオ」と呼ばれていますが、これは、花の形がアサガオに似ていることが由来となっています。
「ペチュニア」の種類
ペチュニアは、園芸品種が日々改良されて新しいものが生まれている状態であるため、種類というとかなりの数があるとされています。
品種が多いからこそ、自分の好みの色や花を見つけることができるので、余計に人気が広がっていくわけですが、サフィニアやバカラなど、いろいろなシリーズがあり、暑さに強いスーパーチュニアや、変わった色の花が多い花衣なども存在します。
八重の花びらを持っている種類もあるので、花の形や育てやすさなどで数ある品種の中から選ぶようにすると良いと思います。
7月22日生まれのその他の誕生花
リアトリス
「燃える思い」「向上心」「長すぎた恋愛」といった花言葉がつけられているリアトリスが、7月22日の誕生花です。
棒状に咲く紫の花が可愛らしいリアトリスですが、名前の由来がはっきりしていないなど、謎の多い花でもあります。
炎に揺らめいているような花の咲き方をすることから、 ブレイジングスターという英名がつけられていますが、和名ではキリンギクなど、英名とは全く違う印象の名前がつけられています。
マツヨイグサ
「ほのかな恋」「移り気」という儚い恋を思わせる花言葉がついているマツヨイグサも7月22日生まれの誕生花です。
「浴後の美人」「気まぐれ」など、色気や艶やかさを感じさせる花言葉もありますが、花自体はそこまで派手でもなく、黄色い可愛らしい形の整った花が咲きます。
夜に咲く花であるため、この名前が付けられており、夜を待って咲く花…という意味が込められているのです。
ナデシコ
「無邪気」「純愛」という花言葉や、色ごとに「純粋な愛」や「純粋で燃えるような愛」、「器用」や「才能」などと多岐にわたる花言葉を持っているのが、ナデシコです。
このナデシコもペチュニアと同じで7月22日生まれの誕生花になっています。
「貞節」や「可憐」という花言葉は、日本でよくみられるナデシコの花言葉であり、海外に存在しているナデシコの場合にはその花の姿から「大胆」という花言葉を持っている種類もあります。
7月22日生まれの誕生花「ペチュニア」の代表的な花言葉「あなたと一緒なら心がやわらぐ」の意味
ペチュニアの花は、タバコと似ています。
タバコの花と似ていることから、タバコを吸って「ふーっ」と一息ついている、その時の落ち着いた気分を花言葉にしていると解釈してください。
ペチュニアの花自体はタバコの原料になるわけではないので、あくまで「似てる」だけの話なのですが、一服したときのリラックス感が花言葉となっているのです。
喫煙者でないと分からない感覚ではありますが、一服したときのほっと一息つける感覚が花言葉となっているのは少し面白い感じもしますね。
7月22日生まれの誕生花「ペチュニア」のその他の花言葉の意味
心の安らぎ
「心の安らぎ」という花言葉も、ペチュニアの名前がタバコが語源になっていたり、タバコの花に似ている花が咲くことが由来となっています。
タバコを吸ったときの幸福感であったり、落ち着いた気持ちになったり、穏やかな気持ちになるというのは、タバコを吸わない人にはちょっと理解しきれないところがありますが、吸っている人にとっては何とも言い難い幸せな気持ちになるので、それが花言葉となっているというのも、仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんね。
心が和む
「心が和む」という花言葉も、タバコに似ている花が咲くことが由来となっていると考えて間違いはないでしょう。
タバコを吸って、穏やかで和む心の状態をそのまま花言葉にしていると考えることができます。
<h3決してあきらめない
赤いペチュニアには、「決してあきらめない」という花言葉がつけられています。
真っ赤なペチュニアはとても存在感があり、燃えるような赤色は強い信念を感じさせます。
そのような姿が、諦めないという不屈の精神を持っているように、またはそういった気持ちを持っている人の背中を押してくれるように感じさせるということで、この花言葉がつけられたのです。
淡い恋
白いペチュニアには「淡い恋」という花言葉があります。
淡い…という言葉の受け取りかたは諸説ありますが、白いペチュニアの花は、存在感がないわけではありませんが、他の色のペチュニアに比べるととても控えめで、他の花の引き立て役となっている印象があります。
しかし、決して美しくないわけではなく、白いペチュニアを単体で見るととても可愛らしい姿をしているのです。
目立たず、出しゃばらず…そんな姿が、恋心を抱きつつも、なかなか自分の気持ちを伝えることができない、そんな甘酸っぱく儚い恋、静かな恋に例えられるように感じたのでしょう。
自然な心
ピンクのペチュニアにつけられている花言葉が、「自然な心」です。
ペチュニアは夏の暑い時期でも咲く花です。
暑い時期でも平気で咲く姿が、「自然な心」というは言葉を生んだと考えることができます。
人気者
紫のペチュニアには「人気者」という花言葉があります。
明るく目立つ色をしている紫のペチュニアは、たくさんの花の中にあっても目を惹く存在です。
そんなことから常に注目を浴びる人気者ということで、この花言葉がついたのだと考えられます。
ためらう気持ち
青いペチュニアにつけられている花言葉は、「ためらう気持ち」です。
濃い青色ではないため、どこか控えめで引っ込み思案なイメージを抱かせるのと、どこか儚い印象を与えるということで、この「ためらう気持ち」という花言葉がつけられたのだと考えられています。
7月22日生まれの誕生花「ペチュニア」の怖い花言葉と意味
危険な恋
黒いペチュニアには、「危険な恋」という花言葉がつけられています。
怖い…と感じる人はちょっと少ないかもしれませんが、これは黒いペチュニアの花が美しくも、やはり色味によってどこか怪しげで妖艶な雰囲気を醸し出しているからだとされています。
花の見た目がどんなに可憐でも、やはり色味次第で見る人が受ける印象は変わってしまうのでしょう。
怖い伝説などが残っているわけではなく、あくまで見た目由来の花言葉となります。
邪魔者
少し否定的な花言葉で、それ以外のペチュニアの花言葉と比較すると明らかに毛色が違いますが、絞り咲きのペチュニアには、「邪魔者」という花言葉がついています。
特に模様もなく咲くペチュニアの中に絞り咲きのペチュニアがあると、目障りだと感じてしまう…という意味であるなど、諸説ありますが、実際のところ由来はハッキリしていません。
7月22日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師CRISSのワンポイントアドバイス
ペチュニアの花は、カラーバリエーションが豊富で、一つの花壇に全種類のペチュニアを植えるだけでもかなり華やかになるのよね。
花言葉自体は、見た目がタバコの花に似ているからっていうことで、つけられたものばかりで、ちょっと人生の参考にはならないかもしれないけど、ただ色別の花言葉は参考になるのものが多いかもしれないわね。
芯の通った意志の強さを示す赤とか、そっと密かに、おしとやかに、出しゃばらずという白。
どんな人間になりたいかとか、今の自分をもっと好きになるためにはどこを変えればいいかとか…そういうことを考えるにはペチュニアの豊富な種類の色のそれぞれの花言葉をチェックしてみると答えが見つかるかもしれないわね。