「もしかしたら自分の親が毒親なんじゃ…」、「恋人の両親は毒親の可能性があるかも」と悩んでいませんか?こちらのページでは、完全無料の毒親チェック診断であなたの親が機能不全家族(毒親)傾向度があるかどうかの診断を致します。
またこちらのページの下のコラムでは、毒親タイプ(種類)ごとの傾向もご紹介します。
目次
毒親チェック診断・過干渉・過保護な毒親かチェック診断
毒親にはいろんなパターンがある!毒親タイプ(種類)ごとの傾向について
「毒親」という言葉が一般化していますが、定義は様々あるものの、一言でいうと、「子どもの人生を支配しようとする親」と言ってもいいでしょう。
心理学では毒親のことを「Negative Parenting(ネガティブ・ペアレンティング)」といい、子どもに悪影響を与える子育てのことを指します。
例えば虐待、過保護、過干渉、過度な支配、価値観の押し付けなども毒親に分類されます。親が子供を支配しようとする方法はいくらでもあると言えるでしょう。
しかし毒親のこのような態度に翻弄された子どもは大人になってもその影響が強く残ってしまい、人とのコミュニケーションバランスが上手に保てずに苦労したり、自己肯定感が低く、自分を好きになることができなかったり、仕事をしてもすぐに辞めてしまうというあらゆる問題が発生しやすくなります。
その問題の根っこは毒親との関係で、人生の多岐にわたりその悩みを抱えていくことになるでしょう。
どうして毒親になるかというと、親そのものが寂しさや孤独感を抱えていたり、精神的に自立していなかったり、自分も可愛く子供も可愛く子供を親自身と同一視していることもあり、なんにせよ不健全な親子関係になってしまうと言えるでしょう。
一言に毒親と言っても様々なパターンがあり、親そのものに原因があります。
毒親にはいったいどんなパターンがあるのでしょうか。
「否定型」の毒親パターン
「否定型」の毒親パターンとしては、行動で暴力を振るうこと、言葉で暴力を振るうこと、全く子どもの意見を聞かないことが挙げられます。
行動で暴力を振るうことは「子どもへのしつけ」と称して、子どもの過ちを治させるために、あるいは自分のわがままを押し通すために怒鳴りつけたり、体罰と称して殴ったり、蹴ったりする虐待に分類されるものです。
例えば「ご飯を食べているときに喋るな!」と怒鳴り、ひっぱたく父親や、「どうして私のいうことが聞けないの!」とヒステリックに叫んで、ビンタする母親などが例に挙げられます。
子どもは怒られることが嫌なので親の言うことを聞くようになりますが、なぜそれがいけないのかを考えることを放棄してしまい、自分で考えて行動するという力が損なわれてしまいます。
また実際の暴力だけではなく、言葉による暴力も当てはまります。
「あんたなんか生まれてこなければよかった」、「死ねばよかったのに」と子どもの存在そのものを否定する言葉をいうときもあります。
親自身が余裕がなかったり、ストレスを抱えているときに子どもそれをダイレクトにぶつけてしまうこともあります。
言葉には強い力があります。
子どもを内向的にさせてしまい社会適応に困難を覚えてしまうこともあります。
「否定型」のもう一つのパターンとしては、子どもの意見を聞かないことも挙げられます。
何かを自分でやってみたいという子どもの意見は全て「無理」という言葉で片付けたり、できない理由だけを挙げてあら探しをする場合もあるでしょう。
このようなタイプは社会的に成功をしておりある程度お金を稼いでいる傾向も高いので、自分の意見が絶対的に正しいと思い込んでしまっていると言えるでしょう。
ネガティブ思考でしか物事を考えられない親の元に育つと子どもも否定的に考えるのが当たり前になってしまいます。
「放置型」の毒親パターン
いわゆる子育てを放置したり、放棄しているようなパターンです。
これには、スキンシップを避ける傾向があったり、子どもに無関心だったりします。
スキンシップをしないというのは、幼少期に子どもと一緒に寝ない、抱っこをしない、頭を撫でないことが当てはまります。
ある程度子どもが成長し、中学生くらいになればやらないものですが、小さい頃に触れ合う経験がないと、大人になっても恋愛してもうまくいかないことがあるかもしれません。
その相手がとても暴力的な人でも時々優しくしてくれることでDVと気づかず、飴と鞭で支配されているような関係から抜け出すことが困難になってしまいます。
自分の子どもに無関心な毒親は、異性関係にだらしがなかったり、仕事のことばかりで子育てが頭にないこと、家事放棄、育児放棄をしてしまうパターンです。
「否定放置型」の毒親パターン
前述の「否定型」と「放置型」の両方を合わせ持っている毒親で、子どもとの会話は否定的なことしか言わない、あるいは関わりを持つことなし、暴力も振るうことで子どもを支配しようとするパターンが見られます。
ふれあいの時間も優しい言葉かけもないのに、「親の言うことを聞け」、「勉強しろ」などと言い、支配をします。子どもは家にいるのが苦痛になり、非行に走りやすくなります。
「過保護」の毒親パターン
これまでの毒親パターンとは異なり、一見すると愛情もたっぷり、コミュニケーションも豊かに思えますが実は毒親ということもあります。
愛は与えていたとしても条件付きの愛しか与えないこと、自分が子どもの恋愛相手や結婚相手を選ぼうとすること、進学先、就職先も先回りして決めてしまうこと、子どもに自分の理想を押し付けようとします。
条件付きの愛とは例えば「テストで100点を取ったらこれを買ってあげる」というものや、「1番にならなければ意味がない」ということを言い、それを求めることです。
このような環境で育った子どもは愛情欠乏になり、その欠乏を恋愛で満たそうとし、依存する傾向も見られます。
また過保護、過干渉の傾向があるのは子どものパートナーな仕事、進学先を決めてしまうことです。
これは親が子どもに苦労をさせたくないがために、高い学歴、安定した会社、経済的に安定したパートナーを差し出そうとしますが、これはただ単に親の理想を子どもに押し付けているにすぎません。
親はそうすることができなかったというコンプレックスからこのようなことを生み出してしまいます。
自分ができないことを子供に押し付けて優越感を満たそうとする場合も多く、まるで子供を人形扱いし操縦しようとする傾向もあります。
占い師 聖子のワンポイントアドバイス
親からの影響ってすごく大切なもの。
自分の本質を形作るものなのよ。
もし毒親に育てられたなら、それを自覚するには大人になってからとても辛い経験をすると思うし、自分そのものを否定することにもなってしまう。
でもいまの自分の存在そのものを毒親のせいにしたら前に進めなくなってしまうこともあるのよ。
親を変えることができない分、かなり深い問題なのよ。
一番大切なのは自分自身
毒親への対処法は親をなんとかすること、変えることではありません。
人を変えるのにはその人と同じ年数と努力が必要です。
それをするよりは自分を大切にすること、自分の感情を大切にすること、自分が何を感じているのか、何を考えているのかということの方が大切です。
人は誰しも自由で解放された存在だからこそ、自分を愛することが大切です。