「ピーターパン症候群(ピーターパン・シンドローム)」という言葉を知っていますか?
ピーターパン症候群とは、体は大人なのに子供のような言動をしてしまう男性のことをピーターパン症候群といいます。
こちらのページでは、完全無料でピーターパン症候群チェック診断で自分や気になる彼がピーターパン・シンドロームなのかを診断するとともに、こちらのページの下のコラムでは、ピーターパン症候群の特徴や原因もあわせて紹介します。
目次
完全無料でピーターパン症候群チェック診断で自分や気になる彼がピーターパン・シンドロームなのかを診断する
いったいどんな症状なの?ピーターパン症候群の特徴や原因
ピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群・PPS)とは?
ピーターパン・シンドロームとは、年齢的には大人なのに精神的には子どものままでいる「おとな・こども」の男性のことを指します。
実はこの原題の社会状況の中で多くの男性に現れている一種の心理傾向で、特別な病気ではありませんが、社会人として自立し、責任を持ってやっていくという能力にかけている人間として見られてしまいます。
なぜ「ピーターパン」という名前がついているかと言うと、ご存知のようにピーターパンはディズニーのキャラクターでもおなじみで、彼はネバーランドという夢の国で永遠に遊んでいる永遠の少年です。
ピーターパンは童話の中で「僕は生まれた日に家出をしちゃったんだ。
お父さんとお母さんが僕が大人になったら何をしたらいいんだろうって話していたから。
だから僕は大人になんかなりたくない。いつまでも子どもでいて楽しく遊びたいんだ」と言っています。
原作者の英国の童話作家J.M.バリーは「大人にならない子ども」を描きましたが、これが「ピーターパン・シンドローム」の所以です。
あなたの知っている男性で、第一印象は好印象ですがナルシストだったり、激しい自己中だったり、寂しがりや、夢は大きいけれど努力しないという人がいれば、その人はもしかしたらピーターパン・シンドロームの可能性があるかもしれません。
ピーターパン・シンドロームの特徴は?
ピーターパン・シンドロームが特に12歳〜50歳の男性で次のような症状が見られます。
・感情がうまくコントロールできず、特に怒りや不満などを抑えられずに周囲を困惑させる
・自分を正当化してしまう
・恋愛関係が長く続かない
・すぐに「できない」と言ってしまう
・努力ができない
・ちょっとしたことですぐに傷つき、落ち込んでしまう
・客観的に物事を考えられず自分中心の考えや意見に固執する
・一人で考えて行動できない
・気づくと周囲から孤立している
・現実的なことは苦手で空想や妄想が大好き
・思い通りにいかないと周囲にあたってしまう
・仕事に責任感がないと言われる
・固定観念やこだわりが強く、人の意見を受け入れられない
・自分に自信がなく劣等感があるか、反対に自分はいつも正しく、自分のことが大好き
・デートは年下や幼い印象の女性を好む
・言動が子供っぽく、精神的、社会的、性的に問題を引き起こしてしまう
・ナルシスト的な傾向があり、人間的に未成熟なので、その行動や思考が自己愛的でその結果無責任で、依存性があり、反抗的な側面が目立つ
・パーティー好きで騒ぐのが大好き
・我が強いのに主張は苦手
・嫌なことがあると仕事を疎かにする
・身内には反抗的な態度を取るが、甘えや依存をする様子が見られる
・傷つきやすく不安定
・女性が苦手で、内面は母親に甘えたいので、理想の女性像は自分の母親といい切る
・豊かな家庭で育ち、長男がなる傾向が多い
・父親はデスクワーク、母親は専業主婦のケースが多い
・若い頃は職を転々とし、次々と仕事を変えてしまう
・必要に迫られなければ働かない
・立派なキャリアを夢見て、大きな発言もするが、努力を嫌い、結局何もしない
・結婚後は家庭よりも友人関係を大切にしてしまう
・結婚し、父親になって、安定した仕事があっても、人生に絶望しきっている
・成熟した大人を演じようとし、第一印象はとても良いので深く知らない人には好感を持たれる
・人生において漠然とした不安を持っているが自分は普通だと思っている
・無責任、不安、孤独感、性役割における葛藤を抱えている
・45歳ころから憂鬱やいらだちの症状が強く現れ、それまでのライフスタイルに反抗するようになる
これらに当てはまる数が多いほど、ピータパン・シンドロームの可能性が高くなります。
7個以上なら、ピーターパン・シンドロームの可能性が高いと言えるでしょう。
ピーターパン・シンドロームの原因は?
ピーターパン・シンドロームになってしまう原因はまだはっきりとは解明されていません。
一節によれば多くは育った環境だと言われています。
良心の過保護、過干渉、あるいはネグレクト、虐待などによるトラウマや自分への自信のなさから劣等感が生まれます。
両親の仲が悪く、常に良心の顔色をうかがって生きてきたり、強い緊張感を感じる家庭環境に身をおいていたことで、愛情不足からバランスの取れた人格形成がなされなかった可能性があります。
また過保護に育てられてs舞うとストレス耐性がつかず、わがままになってしまったり自己中になりすぎることで発症することもあります。
ピーターパン・シンドロームの人の恋愛傾向
以下のような項目に該当するとピーターパン・シンドローム似傾向が強いと言われています。
・記念日や誕生日を忘れる
・「ごめんなさい」と言えない
・友達の頼みは聞くのに、妻や彼女の頼みは無視する
・自分から出かけたい時以外は「外出しよう」と言わない
・「〜しよう」と自分から提案したことがない
・アルコールが入ると人が変わり、理由もなく怒りだすことがある
・わけのわからない不安に怯えたり、自信がなくなったりする
・不平不満を言うだけで、何も行動を起こさない
もし夫や彼氏にこの傾向があれば少し注意が必要かもしれません。
あなたは大丈夫?ピーターパン・シンドロームの男性に惹かれる女性の2つのタイプ
特にピーターパンシンドロームの男性に惹かれてしまう女性には2つの傾向があります。
一つは「ウェンディタイプ」で男性の面倒見がよく、ついつい母親役になってしまう女性で、共依存になってしまいます。
このタイプは男性の甘えを許し、「わたしがいるからこの人がやっていける」というように依存傾向を生み出しやすいタイプです。
もう一つは「ティンカーベルタイプ」で男性の未熟さに気づいていても「いつかはおとなになってくれる」と成長を期待して待つタイプです。
なので、どんなにひどいことをされてもいつかは良くなると我慢してしまう傾向があります。
占い師聖子からのワンポイントアドバイス
付き合っているうちはすごく優しいし、いいところもあるけど、結婚をすると本当に大変なの。
恨みつらみの結婚生活にならないようにきちんと見抜く目を持っていてね。
ピーターパン・シンドロームはパーソナリティ障害の一種
ピーターパン・シンドロームはパーソナリティ障害の一種ですが、正式な学術用語として認められていません。
しかしこのような症状に多く悩み、問題を抱えている人が多いことからこの名前が世界中に浸透しました。
これは特別な人がなる病気ではなく、誰でもなり得るものです。
しかし病気ではないので病院に行ったからと言って治るものでもありません。
社会や周囲となじむことができず、日常生活に支障がある場合は本人だけではなく、家族、恋人などもカウンセリングなどを受けてみるのもいいでしょう。
どう行動をすればいいのかの解決策を見出すことができればかなり楽になるでしょう。