生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月26日生まれの誕生花は「オリーブ」、その花言葉は「平和」です。
実やオイルとして有名なオリーブは、実は愛らしい花でも人々を楽しませてくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
オリーブについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月26日生まれの誕生花「オリーブ」の基本情報
英名 | olive |
花言葉 | 平和・知恵 |
科・属名 | モクセイ科・オリーブ属 |
分類 | 常緑高木 |
原産地 | 地中海地方 |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | 阿利襪、橄欖 |
5月26日以外の誕生花の月日 | 5月30日 10月27日 12月23日 12月31日 |
5月26日生まれの誕生花「オリーブ」の花の名前の由来や種類
「オリーブ」の花の名前の由来
オリーブは油がとれるため古代から重要な植物とされてきました。
その名前の由来は古代ギリシア語で、オリーブの木と実を意味するエライアーという言葉です。
ギリシア語ではエライアーと発音されていたものが、ラテン語になるとオリーワとなり、それがオリーブの原型となりました。
油という意味のオイルも、ギリシア語でオリーブオイルを意味していたオライオンが元となっています。
日本ではオリーブのことを橄欖(カンラン)と呼ぶこともありますが、これは誤った解釈が元となっているのだそうです。
本来、カンランはオリーブとはまったく異なる種類の植物ですが、オリーブ色の鉱物の和約をカンランセキとしてしまったため植物の方でもカンランがオリーブの名として広まったとされています。
「オリーブ」の種類
オリーブは歴史の古い植物で古くから人々に栽培されてきたため、その種類は多く1000以上もの種類があります。
オリーブは自家結実性がないので、結実させるためには2種類以上の木を植えなければなりません。
オリーブの中でも代表的な種類についていくつかご紹介していきましょう。
オリーブ・シプレッシーノは寒さに強く、日本でも流通量の多い種類です。
耐風性があるので、防風目的で植えるのもいいでしょう。
樹形は直立です。
オリーブ・マンザニロは育てやすくコンパクトなので、日本の庭に育てるのにぴったりな種類です。
マンザニロというのは小さなリンゴを意味するスペイン語。
その言葉が示す通り、オリーブ・マンザニロが付ける実はリンゴのように丸みがあります。
オリーブ・モライオロはシンボルツリーとして採用されることも多い種類です。
まとまった立ち姿で直立に伸びていきます。
結実した実はオリーブオイルを絞るのに向いています。
オリーブ・ネバディロ・ブロンコは、オリーブの代表的な種類だと言えるでしょう。
初心者でも育てやすく、実をたくさんつけるのが特徴的です。
葉は細長くて丸みがあります。
たくさんの種類があるオリーブは、実がピクルスに適しているものやオリーブオイルに適しているものがあります。
用途に合った種類を選ぶようにしましょう。
もちろん、実だけでなく花姿も楽しんでくださいね。
5月26日生まれのその他の誕生花
シャスターデイジー
シャスタ―デイジーはヨーロッパを原産とする、別名オックスアイデイジーの花です。
代表的な花言葉は「すべてを耐え忍ぶ」で、マーガレットによく似た花を咲かせます。
宿根草で一度植えれば毎年花を咲かせてくれるでしょう。
白くシンプルな花が庭でも存在感を放ちます。
わさび
わさびはアブラナ科・ワサビ属の、薬味としての印象が強い植物です。
白い花を咲かせ、代表的な花言葉は「うれし涙」となっています。
「実用」という花言葉もありますが、これは根・茎・花のすべてを食べることができ実用的であることから付けられています。
根茎の部分だけでなく、花を愛で食べて、わさびを大いに楽しんでいきましょう。
ゼラニウム
ゼラニウムの代表的な花言葉は「尊敬」で、緋色のものには「憂鬱」という花言葉があります。
憂鬱という花言葉の由来となったのは、ゼラニウムの香りが青臭く嗅いでいると憂鬱になってしまうからだとされています。
周年が旬となっており、1年を通して美しい姿を見せてくれるゼラニウムの花姿を楽しんでみましょう。
サンダーソニア
サンダーソニアは人名が由来となった花名で、ベルのような形をした愛らしい花です。
代表的な花言葉は「望郷・祈り」で、南アフリカに入植した人たちの故郷を思う気持ちから付けられたとされています。
発見者はジョン・サンダーソンという入植者で、この人の名前から花は付けられました。
5月26日生まれの誕生花「オリーブ」の代表的な花言葉「平和」の意味
オリーブの代表的な花言葉は「平和」です。
この花言葉は旧約聖書の中にある創世記のノアの箱舟の話が由来となっています。
この話の中で神々は人間の悪行を見て、人間を洪水によって滅ぼすことを決定します。
そして、ノアに家族と動物を乗せるための方舟づくりを命じました。
洪水の後でノアは方舟から鳩を放ちます。
その鳩が船に戻ってきたときにくわえていたのが、オリーブの若い葉だったそうです。
オリーブの若葉を持ってきたということは、水が引きオリーブが成長しているということ。
ノアは鳩によって洪水が終わったことを知りました。
この話が元となって、オリーブには平和の花言葉が付けられたのだそうです。
平和であることの大切さは、平和な日々を過ごすうちに忘れてしまいがちですが、オリーブの花を見るときだけでも思い出すようにしていきましょう。
5月26日生まれの誕生花「オリーブ」のその他の花言葉の意味
知恵
オリーブの花言葉が「知恵」であるのは、ギリシャ神話が由来だとされています。
女神アテナと海神ポセイドンは一つの街を巡って争いました。
神々は人間の役に立つものを創り出したものに、その街を与えることにしたのです。
アテナはオリーブの木を植え、ポセイドンは馬を作りました。
神々はオリーブの木の方が人間にとって役立つと判断し、その街をアテナに与えました。
この街こそが現在のアテネです。
このお話が元となってオリーブには「知恵」の花言葉がつけられたそうです。
勝利
オリーブの花言葉「勝利」もまた、ギリシャ神話のアテナとポセイドンの争いが由来となったものです。
オリーブの木を植え、ポセイドンとの戦いに勝利したアテナ。
このことがきっかけとなり、勝者にはオリーブでできた冠をかぶせる風習が生まれました。
それが勝利という花言葉も生み出しています。
安らぎ
オリーブの花言葉「安らぎ」も、平和と同様にノアの方舟の話が由来となっています。
安らぐことは人間にとって、とても大切な時間です。
自然の生み出したグリーンはあなたの心を安らがせてくれるでしょう。
オリーブの花から安らぎの時間を得てみてください。
発展
オリーブの花言葉には「発展」があります。
これはオリーブの葉が上を向いて茂ることが由来となっています。
たくさんの葉や実をつけ、すくすくと伸びるオリーブはまさに発展を示す植物。
私たちもオリーブのように発展していけるように、日々努力を続けていきましょう。
5月26日生まれの誕生花「オリーブ」の怖い花言葉と意味
peace
オリーブの海外での花言葉は「Peace」で、日本語と同じ平和です。
平和はとても素晴らしいものですが、平和の時代が長く続くことを平和ボケと言ったりもします。
平和が当たり前の現代日本で暮らす私たちは、何かがボケてしまっていないか、日々セルフチェックが必要となるでしょう。
平和ボケにならずに、平和な世の中を守っていける人でありましょう。
wisdom
オリーブの英語の花言葉には「Wisdom」があります。
これは知恵を意味する言葉で、オリーブの花言葉は日本語でも英語でも共通のものであることがわかります。
知恵は素晴らしいものですが、悪く使うこともできるものです。
あなたが働かせるのは悪知恵か、それとも知恵か。
悪いものは往々にして魅力的なものです。
悪知恵を働かせることのないように十分に注意しながら生きていきましょう。
勝者の喜び
オリーブの花言葉「勝者の喜び」は、オリーブの冠が勝者の頭に捧げられることが由来となっています。
勝者の喜びの陰には、敗者の悲しみがあることを忘れてはいけません。
そのことを忘れ喜んでいたのでは、敗者からの恨みを買ってしまうでしょう。
勝者がいれば敗者もいるということに思いを馳せられる人になっていきましょう。
安泰
オリーブの花言葉「安泰」は、平和と同じ由来の花言葉です。
安泰な暮らしは手に入れたいものですが、手に入れると刺激のない暮らしとなるでしょう。
刺激がなければ人は新しいものを生み出すこともありません。
安泰ばかりに傾き過ぎないようにしていきましょう。
5月26日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
5月26日の誕生花はオリーブよ!
オリーブオイルや実が有名だけど、きれいな花も咲くの。
代表的な花言葉は「平和」で、平和を求める今の時代にぴったりよ。
知恵も授けてくれるから、困ったらオリーブの力を借りてみてちょうだいね。