生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月10日生まれの誕生花は「アゲラタム」、その花言葉は「信頼」です。
紫色でふわふわとした花姿はとても美しく、長い期間その花姿を見せてくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アゲラタムについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月10日生まれの誕生花「アゲラタム」の基本情報
英名 | Floss flower・pussy foot・Bluemink |
花言葉 | 信頼 |
科・属名 | キク科・アゲラタム属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
開花期 | 5月~10月 |
別名 | カッコウアザミ |
5月10日以外の誕生花の月日 | 9月14日 10月24日 10月29日 |
5月10日生まれの誕生花「アゲラタム」の花の名前の由来や種類
「アゲラタム」の花の名前の由来
アゲラタムという日本語にはない花の響きは、いったい何が由来となったものなのでしょうか。
アゲラタムの花の名は、ギリシャ語の不老を意味する言葉が由来だとされています。
ギリシャ語で不老を意味するのはageratos、これが変化してアゲラタムという名前になりました。
不老を意味する言葉が用いられたのは、アゲラタムの開花期間が長く色褪せずにずっと咲き続けるからだと言われています。
ドライフラワーとしても用いられることの多いアゲラタムですが、乾燥させても色褪せないのも特徴の一つです。
英名にはFloss flowerやBlueminkといったものがありますが、これはアゲラタムの花の形状が由来となっています。
フロスもミンクもふわふわとしたアゲラタムの花の形状を表しています。
和名にはカッコウアザミという名前がありますが、これは似ている植物から付けられたものです。
アゲラタムは葉がカッコウに似ており、花がアザミに似ていることから、その2つを組み合わせてカッコウアザミという和名になりました。
「アゲラタム」の種類
アゲラタムには世界中で40程度の種類があります。
その中で代表的な種類をいくつかご紹介していきます。
矮性のアゲラタムの代表とされるのが、アゲラタム・ブルーハワイです。
育てるには肥料の調整などが必要となる難しい種で、花色は紫や赤・白があります。
高性のアゲラタムには、レッドシー・トップブルー・タイムレスミックスなどがあります。
レッドシーは赤紫色の花を咲かせるアゲラタムで、開花期間が他のアゲラタムより早く1月頃から花を咲かせるのが特徴です。
トップブルーは青紫色の花を咲かせ、草丈が80㎝ほどと高くなっています。
タイムレスミックスは白ピンク紫がミックスされた花色で、大輪の花を咲かせる高性種です。
さまざまな花色や草丈を持つアゲラタム。
たくさんの種類のアゲラタムの中から、あなたのお気に入りのアゲラタムを探してみましょう。
5月10日生まれのその他の誕生花
カーネーション
カーネーションは4月から6月に開花期を迎える、母の日に贈ることで良く知られた花です。
代表的な花言葉は「無垢で深い愛」となっていますが、これは聖母マリアが流した涙からカーネーションが咲いた逸話が由来となっています。
カーネーションといえば赤が印象的ですが、他にもピンク・白・黄色・紫・青・ピンクなどの花色があります。
デルフィニウム
デルフィニウムは結婚式の定番の花として、良く知られた花です。
欧米の結婚式では何か青いものを身につけると幸せになれるサムシングブルーという習わしがあります。
そこで青い花のデルフィニウムは良くブーケとして用いられるようになったのです。
代表的な花言葉は「あなたは幸福を振りまく」で、花嫁にぴったりの花言葉となっています。
ヤグルマギク
ヤグルマギクはヨーロッパやアジアを原産とする、英名コーンフラワーの花です。
代表的な花言葉は「デリカシー・優雅」で、青い花が印象的です。
エジプトのツタンカーメンの棺の中から見つかったことでも有名で、人々との歴史は古いものがあります。
完全な青と称されることもある美しいブルーを持つ花となっています。
シャクナゲ
シャクナゲは中国・ヒマラヤを原産とする、漢字表記は石楠花の花です。
代表的な花言葉は「威厳・荘厳」で、「危険」という怖い花言葉も持っています。
危険の花言葉の由来は、自生するシャクナゲが足を滑らせそうな岩場に咲くことです。
シャクナゲの花に気を取られて、足を滑らせることがないように注意してください。
5月10日生まれの誕生花「アゲラタム」の代表的な花言葉「信頼」の意味
アゲラタムの代表的な花言葉は「信頼」となっています。
この花言葉の由来は、アゲラタムの花の特徴を見ればわかるでしょう。
アゲラタムの開花期間は5月~10月という長いものです。
一般的には「花の命は短い」とされる中、これだけ長期に渡って美しい花姿を楽しませてくれるアゲラタムは信頼に値するといえるでしょう。
さらに、アゲラタムの花は色褪せることがありません。
色鮮やかな花を色褪せることなく、長期に渡って安定して咲かせてくれる。
こういった特徴がアゲラタムの「信頼」という花言葉の元となっています。
咲いているときも色鮮やかなアゲラタムですが、ドライフラワーにするとより長くその姿を楽しむことができます。
乾燥させドライフラワーにすると一般的には色は褪せてしまいますが、アゲラタムは色褪せることなく美しい姿を保つのです。
乾燥するということは花にとっては、とても辛く苦しい状態。
どんな困難な状態に陥っても、期待以上の姿を見せてくれる、その姿を見ていれば自然と「信頼」という言葉が出てくるでしょう。
アゲラタムの花のように信頼を勝ち取れる人になっていきましょう。
5月10日生まれの誕生花「アゲラタム」のその他の花言葉の意味
安泰
アゲラタムには「安泰」という花言葉があります。
これはアゲラタムが長きに渡って、美しい花を安定して咲かせてくれることに由来しています。
安泰とは、不安や危険がなく安定して穏やかであるさまのこと。
不安や危険だらけの日々よりも、やはり安心が欲しいのはすべての人に共通の願いでしょう。
アゲラタムの花と一緒に安泰の日々を過ごしていきましょう。
幸せを得る
白のアゲラタムには「幸せを得る」という花言葉があります。
幸せを得たくない人などこの世にはいないはず。
アゲラタムの白くふわふわとした花姿は、幸せな姿を連想させるものです。
幸せを得た人への贈り物として、あるいは幸せを得たいあなた自身へ。
白のアゲラタムは、幸せになろうとするすべての人を応援してくれる花です。
永久の美
赤のアゲラタムには「永久の美」という花言葉があります。
永久に美しいことは、叶うことは決してない望みでしょう。
今は美しいアゲラタムの花も、いつかは枯れてしまいます。
しかし、真っ赤なアゲラタムをドライフラワーにすれば、その美しさは永久のものとなったように感じられるでしょう。
私たち人の見た目の美しさは永久のものというわけにはいきませんが、内面の美を永久とすることはできるはず。
赤のアゲラタムの美しい姿を楽しみましょう。
ロマンス
海外での赤とピンクのアゲラタムの花言葉は「ロマンス」です。
赤やピンクの花色は、ロマンスを想像させるもの。
ふわふわとした花の形も恋の高揚感を表しているようです。
ロマンスに浸りたい時には、赤とピンクのアゲラタムを飾ってみるのはどうでしょう。
5月10日生まれの誕生花「アゲラタム」の怖い花言葉と意味
名誉
紫のアゲラタムの花言葉には「名誉」というものがあります。
名誉自体は悪いものではありませんが、名誉ばかりを求めすぎると悪い事態を招いてしまうでしょう。
名誉は紫のアゲラタムに任せて、追い求めるのはほどほどにしておかなければなりません。
純粋
白のアゲラタムには「純粋」という花言葉があります。
純粋さは気を付けなければ、怖いことになってしまいます。
純粋がゆえに気づけない悪意も、この世にはたくさんあるのです。
そういったものに気が付けるようになっていかなければ、人生という厳しい旅路を歩いていくことはできません。
尊重
青のアゲラタムには「尊重」という花言葉があります。
何かを尊重するということは大切なことでもありますが、自分がないということにもなりかねません。
自分というものをしっかり確立させた上で、何かを尊重するようにしていきましょう。
そうすれば、尊重は素敵な花言葉となっていきます。
無垢
白のアゲラタムには「無垢」という花言葉があります。
無垢というのは、うぶで世間ずれしていない様子を示しています。
うぶで世間ずれしていないというのは、経験の少なさを表しているでしょう。
その経験の少なさは美徳でもありますが、怖いことでもあります。
無垢がいいことばかりを引き起こすのではないことを知っておかなければなりません。
5月10日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
アゲラタムはふわふわとした花姿が美しい、花期の長い花のことだわ。
代表的な花言葉は「信頼」で、これは色褪せない花色からきているの。
ドライフラワーとしても楽しめるから、ぜひ年間を通じてアゲラタムの美しさを楽しんでみてね。