生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月23日生まれの誕生花は「デルフィニウム」、その花言葉は「清明」です。
青く清らかな姿は美しく、見るものの心まできれいにしてくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
デルフィニウムについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月23日生まれの誕生花「デルフィニウム」の基本情報
英名 | Delphinium |
花言葉 | 清明 |
科・属名 | キンポウゲ科・デルフィニウム属 |
分類 | 一年草 |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | 大飛燕草 |
3月23日以外の誕生花の月日 | 4月14日 5月10日 6月12日 8月9日 |
3月23日生まれの誕生花「デルフィニウム」の花の名前の由来や種類
「デルフィニウム」の花の名前の由来
デルフィニウムの花の名前は、形が由来となっています。
ツボミの様子がまるでイルカのように見えます。
イルカのことをギリシャ語ではdelphisと書き、それがデルフィニウムへと変化したのです。
和名である大飛燕草は、花の形から付けられた名前です。
漢字を見ればわかると思いますが、ツバメが空を飛んでいる様子をデルフィニウムの花の形と重ねています。
ツバメはとても縁起のいい鳥です。
幸運のシンボルとしても知られるツバメのような形をしたデルフィニウムは、幸運をもたらしてくれそうな雰囲気を持っています。
イルカもツバメもとても愛らしく人間に愛される生物です。
それと似ているデルフィニウムもまた、人々に広く愛されるのは当然でしょう。
昔から人々に愛されており、結婚式を控えている花嫁が身につけると幸せになると言い伝えられています。
このことは世界中に広まっており、デルフィニウムは結婚式の花として世界中で知られています。
日本でもデルフィニウムの花をウエディングブーケに採用する人は多くいるでしょう。
「デルフィニウム」の種類
デルフィニウムの種類には大きく分けて3つの種類があります。
まず1つ目の種類として挙げられるのがエラータム系です。
エラータム系の特徴は1本立ちで花を咲かせること。
エラータム系はスタンダードタイプと呼ばれることもあり、これがデルフィニウムの主となる種類です。
2つ目の種類にはシネンシス系があります。
シネンシス系の特徴はスプレータイプで、枝がいくつも分かれその先に花を咲かせます。
3つ目の種類はベラドンナ系と呼ばれるものです。
ベラドンナ系はすでにご紹介した2つ、エラータム系とシネンシス系のちょうど中間の種類となっています。
2つの特徴を合わせ持っており、枝分かれをするもののすべての枝に花が咲くことはなく、花が咲くのは中心の1本だけです。
この大きな3つの種類に、花色など細かな条件によってさらに種類が分かれます。
自分の好みのデルフィニウムを見つけてみましょう。
3月23日生まれのその他の誕生花
クロユリ
クロユリは日本やアラスカなどを原産とする、英名チョコレイトリリーの花です。
代表的な花言葉には「愛・恋」がありますが、黒い花姿にふさわしい「復讐・呪い」といった怖い花言葉もあります。
クロユリは球根の植物で、家庭でも比較的簡単に育てることができます。
グラジオラス
グラジオラスは地中海沿岸などを原産とする、和名トウショウブ・オランダショウブの花です。
代表的な花言葉は「愛の祈り・勝利」で、花の色ごとにも別の花言葉を持っています。
色彩豊かで華やかな花なので人気がありますが、寒さに弱い点には注意が必要です。
マダガスカルジャスミン
マダガスカルジャスミンはマダガスカル島を原産とする、別名アフリカシタキヅルの花です。
代表的な花言葉は「清純・清らかな祈り」で、白く清らかな花が印象的となっています。
マダガスカル島が原産の植物ですが、日本でも育てることは可能です。
ヒマラヤユキノシタ
ヒマラヤユキノシタはヒマラヤを原産とする、美しい花を咲かせる植物です。
代表的な花言葉は「深い愛情・適応」で、恋愛に関する花言葉を多く持っています。
熱さ寒さ共に強いので、日本でも簡単に育てることができます。
3月23日生まれの誕生花「デルフィニウム」の代表的な花言葉「清明」の意味
デルフィニウムの代表的な花言葉「清明」というのは、清らかで明るいことでもありますが季節を意味する言葉でもあります。
日本にはさまざまな季節を表す言葉がありますが、その中に二十四節気というものがあります。
これは1年を24に分けて、名前を付けたもの。
その中の1つに清明があります。
清明とは4月5日~20日頃のことを指しており、ちょうどデルフィニウムが咲き始める頃のことです。
春先に草木が花を咲かせる美しい清らかな季節を表す言葉で、青いデルフィニウムが持つ爽やかなイメージにぴったりな言葉でしょう。
清明は実は略語で、略さずに言うと清浄明潔です。
青く爽やかで春の空に映えるデルフィニウムの花姿を見ていると、清浄明潔という言葉がぴったりなのがわかるでしょう。
清らかで明るいデルフィニウムの花は、見るものを清らかな気持ちにしてくれるものです。
3月23日生まれの誕生花「デルフィニウム」のその他の花言葉の意味
あなたは幸福をふりまく
青いデルフィニウムの花言葉には「あなたは幸福をふりまく」というものがあります。
これはデルフィニウムが花嫁の幸せを招くとされており、ブーケに用いられることが多いことから付けられた花言葉です。
花嫁はこの世で最も幸せな人。
そしてその幸せを周囲に振りまいてくれます。
結婚式に参列したことのある人なら、花嫁から幸福のおすそ分けを受けたことがあるでしょう。
デルフィニウムの入ったブーケは、ブーケトスによって幸せを他者にもふりまいています。
このことからデルフィニウムの花言葉には「あなたは幸福をふりまく」があるのです。
誰もがあなたを褒める
デルフィニウムといえば青が代表的な色ですが、青の他にも花色があります。
そして、デルフィニウムは花色別の花言葉を持っています。
白いデルフィニウムの花言葉は「誰もがあなたを褒める」というものです。
褒められるというのは、とても嬉しいもの。
褒める気持ちを表したいときには、白のデルフィニウムがぴったりです。
高貴
紫のデルフィニウムには「高貴」という花言葉があります。
これは紫という色の持つ印象から付けられた花言葉でしょう。
確かに紫色のデルフィニウムは、他の色のものよりも高貴さにあふれています。
少し大人な上品なイメージを与えたいのなら、紫のデルフィニウムが効果的となるでしょう。
陽気さ
デルフィニウムには「陽気さ」という花言葉があります。
青い色は陽気というよりも、落ち着いた印象を与えますが、デルフィニウムの花には確かに陽気さが感じられます。
こういった印象を与える明るい青を持つデルフィニウムには、陽気さという花言葉がぴったりです。
3月23日生まれの誕生花「デルフィニウム」の怖い花言葉と意味
わがままな美人
青いデルフィニウムの花言葉にはポジティブな意味のものが多いのですが、怖いものには「わがままな美人」という花言葉があります。
これはデルフィニウムの花が美しいために付けられた花言葉でしょう。
美しい人は心が清らかだとする説もあれば、美しい人はわがままだとのイメージもあります。
デルフィニウムの花を見て、わがままな美人を思い浮かべてしまう人もいるようです。
気まぐれ
ピンクのデルフィニウムの花言葉には「気まぐれ」というものがあります。
気まぐれは良いように捉えれば自分の心に正直ということですが、やはり周囲を振り回してしまうものです。
自分の心に正直に生きることも大切ですが、それが周囲から気まぐれだと言われないようには注意していきたいものです。
ないものねだり
赤いデルフィニウムの花言葉は「ないものねだり」です。
ないものほど欲しくなるのは人間なら誰しも持っている気持ちでしょう。
しかし、ないものねだりをされるというのは気持ちのいいものではありません。
ないものねだりは、ほどほどにしなければならないということを覚えておきましょう。
心の中で思う分には仕方のないことなので、無理に押さえつける必要はない感情です。
しかし、うらやんだり欲しがったりする気持ちは果ての無いもの。
そういった気持ちにとりつかれてしまうと、怖ろしい結果が待っていることは知っておいてください。
移り気
黄色のデルフィニウムの花言葉は「移り気」です。
気の移り変わりを示す移り気は、あまりいい意味で使われる言葉ではありません。
しかし、生きていれば気が変わるのは仕方のないこと。
移り気な自分をあまり見せないように上手に生きていかなければなりません。
3月23日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
青く可憐な花は幸せを運ぶ結婚の花としても知られているわ。
代表的な花言葉は「清明」で見ている人を清く明るい気持ちにしてくれるの。
特に青いデルフィニウムの花言葉には悪い意味のものがあまりないから、贈り物にぴったりよ。