「情熱」の花言葉を持っているブーゲンビリアは、7月26日生まれの誕生花です。
中南米原産の花というだけあって、色味はとても鮮やかでその色のビビッドさがブーゲンビリアの一つの特徴となっていると言っても良いでしょう。
もう少し色味が穏やかな花だと、花言葉も優雅なものや、大人しめな意味を持っているものが多くなりますが、ブーゲンビリアのように見た目がはっきりと自己主張が強いタイプだと、どうしても情熱的な意味合いを持つものが多くなります。
「情熱」以外にもブーゲンビリアの花言葉はいくつかありますので、今回は花言葉と、そしてその花言葉がつけられた由来についてまとめて紹介していきたいと思います。
目次
7月26日生まれの誕生花「ブーゲンビリア」の基本情報
英名Bougainvillea
花言葉 | 情熱・熱心・魅力・あなたしか見えない・あなたは魅力に満ちている・秘められた想い・私はあなたを信じます・ドラマチックな恋 |
科・属名 | オシロイバナ科ブーゲンビリア属 |
分類 | 常緑ツル性低木 |
原産地 | 中南米 |
開花期 | 5~10月 |
別名 | イカダカズラ・ハナイカダカズラ・ココノエカズラ・ブーゲンビレア |
7月26日以外の誕生花の月日 | 6月30日 7月3日 7月15日 7月20日 7月23日 7月25日 7月27日 8月4日 8月9日 8月16日 8月21日 |
7月26日生まれの誕生花「ブーゲンビリア」の花の名前の由来や種類
「ブーゲンビリア」の花の名前の由来
ブーゲンビリアという名前は、この花を発見した人の名前から付けられたと言われています。
発見した人の名前は、ブーガンヴィルで、フランスの探検家でした。
ブーガンヴィルが大勢の画家や学者などを連れて世界一周探検に出かけた際に、ブラジルで見つけた花がブーゲンビリアだったのです。
ブーゲンビリアと呼ばれることが多いですが、ブーゲンビ“レ”アと呼ばれることもあります。
どちらも同じ花を指しており、名前を間違っているわけではありません。
英名自体がBougainvilleaであるため、発音に違いが生じたのが原因だと考えることができます。
和名では、イカダカズラというのが一番メジャーな名前だと言えるでしょう。
由来は、花の姿にあると言われています。
花びらのように見える葉の一部が筏(いかだ)に見え、中心にある雌しべが人に見えるということで、筏に乗っている人の姿があるツル植物ということで、イカダカズラの名前が付けられたということです。
「ブーゲンビリア」の種類
ブライダル・ピンクやサンデリアナ、ミセス・バットなどといった種類がよく見かけられるブーゲンビリアの種類となります。
赤色やピンク、黄色、オレンジ、紫、白といった色とりどりの花が咲くのですが、花自体には香りはありません。
南米で発見された3つの原種をもとに交配を重ね、新しいブーゲンビリアを作り出してきたため、現在ではかなりの数が存在していますが、日本で見ることができるのは、グラブラ、スペクタビリス、ペルビアナを掛け合わせたバッティアナタイプ、ハイブリッドタイプなど、5系統が流通しているようです。
7月26日生まれのその他の誕生花
ハルシャギク
「いつも陽気」「一目惚れ」という花言葉を持っているハルシャッギクも7月26日生まれの誕生花です。
花言葉だけ見ると、ちょっと軽い人のような印象を抱いてしまうかもしれません。
花の姿は、中心が赤く、花びらが鮮やかな黄色をしていて、小ぶりで小さい可愛らしい花が印象的です。
存在感のある花なので、夏の暑い時期に生まれた人に勇気をくれる花でもあります。
ラークスパー
青紫の花が連なるように咲くラークスパーは、7月26日生まれの誕生花です。
花言葉は「陽気」「快活」で、きれいな色の花をたくさん咲かせるラークスパーにはぴったりな花言葉だと言えるでしょう。
遠くから見ると、ヒヤシンスなどに似ているような花の咲き方をしていますが、実際には青紫色の花をいくつも咲かせているだけで、ヒヤシンスとは全く違う咲き方をしているのは、近くで見ればよくわかります。
ニガヨモギ
引用元:ニガヨモギってどんなハーブ?名前の意味、特徴やヨモギとの違いを解説 | BOTANICA
タンポポに似ている黄色い花を咲かせるニガヨモギですが、実はこの植物も7月26日生まれの誕生花となっています。
「平和」「冗談」という、ほのぼのした花言葉がつけられていますが、「離別と恋の悲しみ」という悲しい花言葉も存在します。
伝説が残っているということで、幅広い意味を持っている花言葉がたくさんある植物でもあるのです。
マダガスカルジャスミン
引用元:マダガスカルジャスミンの育て方!切り戻し剪定や挿し木の方法は? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap
「愛される花嫁」「清らかな祈り」「二人で遠くへ旅を」「自惚れ屋」という花言葉がついているニガヨモギと水の関係…決して切れないものだったのでしょう。
マダガスカル産の、ジャスミンに似ている香りがする植物ということで、マダガスカルジャスミンという名前がついていますが、実際にはジャスミンとは全く関係のない植物です。
「愛される花嫁」という花言葉がありますので、ウェディングブーケに使われたり、リースに使われることもあります。
グラジオラス
「密会」「用心」というちょっと怪しげな花言葉がついているグラジオラスですが、この花も7月26日生まれの誕生花とされています。
「思い出」「忘却」「勝利」という花言葉もありますが、葉の形が尖った剣のように見えることで「勝利」という花言葉がついたり、グラジオラスの花をかごに入れることで密会の約束をしていたという逸話などがあり、それぞれ「密会」や「用心」、「勝利」などという花言葉がつけられたのだそうです。
7月26日生まれの誕生花「ブーゲンビリア」の代表的な花言葉「情熱」の意味
ブーゲンビリアの花言葉「情熱」は、まさに花の見た目が由来となっている花言葉です。
ブーゲンビリアは色がとても濃く、凛々しい姿をしています。
色味が濃いので、赤色のブーゲンビリアはまさに情熱的な姿をしていると言っても過言ではないでしょう。
鮮やかすぎる赤色に、他の花が目に入らなくなってしまうほどだ…という意味合いもあるのだと思います。
7月26日生まれの誕生花「ブーゲンビリア」のその他の花言葉の意味
熱心
「熱心」という花言葉も、やはりブーゲンビリアの色が濃く、ハッキリしているので、情熱的に見えることが由来していると考えられています。
無我夢中に何かに打ち込んでいる姿であったり、何かに夢中になっている姿であったりというのは、熱心さを感じさせますが、そのイメージが色の濃いブーゲンビリアに重ね合わせられたのではないでしょうか。
魅力
「魅力」という花言葉も、ブーゲンビリアの姿がとても目立つことが由来になっていると考えられています。
ブーゲンビリアの花は、色がとてもハッキリしているので、花壇などで寄せ植えをされていたとしても、かなり目立ちます。
ツル植物なので、成長していくとさらに背も高くなっていくように見えるので、とても目立つのです。
そういった姿で濃い色の魅力に満ち溢れているブーゲンビリアの花は、非常に魅力的に映ります。
そんな様子が、「魅力」という花言葉を生んだのでしょう。
あなたしか見えない
色の濃いブーゲンビリアの花は、他の花の存在感を薄れさせてしまいます。
そんなことから生まれたのが、「あなたしか見えない」という花言葉です。
鮮やかすぎるブーゲンビリアの花が、他の花のインパクトを一切無にしてしまうほど…ブーゲンビリアの花しか目立たない、目に入ってこない状況になってしまうほど…という意味が込められているのです。
あなたは魅力に満ちている
ブーゲンビリアはたくさんの花を咲かせます。
一つ一つの花が魅力だとして、その花が咲いたり、散ったりする姿を見ていると、本当にブーゲンビリアの花が魅力的であるように感じられてくることでしょう。
一つ一つの花が魅力的なので、たくさん咲くと魅力に満ち溢れているように感じられる…それが、この花言葉「あなたは魅力に満ちている」の由来なのです。
秘められた想い
「秘められた想い」というのは、時にオレンジのブーゲンビリアに込められた想いでもあります。
オレンジのブーゲンビリアというのは、なかなか珍しく、頻繁にみることはできないものです。
そのため、なかなか見かけないことに隠された秘められた気持ちを託してこのような花言葉となったのだと考えることができます。
私はあなたを信じます
「私はあなたを信じます」という花言葉は、もともとは黄色のブーゲンビリアから生まれた花言葉です。
黄色のブーゲンビリアというのも、なかなか数が少なく、見ることができないため、「黄色のブーゲンビリアがあるのは嘘なのではないか?」という声もあったのですが、実際には存在している…ということで、信じざるを得ない情報だということから、この花言葉が生まれたと言われています。
ドラマチックな恋
情熱的で自己主張が強い花という印象が強いですが、たくさんのブーゲンビリアが咲いているシーンはまさにドラマチックです。
花の姿と色合いなどから、この「ドラマチックな恋」という花言葉が生まれました。
7月26日生まれの誕生花「ブーゲンビリア」の怖い花言葉と意味
薄情
ブーゲンビリアに怖い印象の花言葉はないのですが、「薄情」という冷たい印象を受ける花言葉ならあります。
ブーゲンビリアの花は、美しいと思える部分は実際には花ではなく、葉の一部となります。
しかしその葉の一部である苞がとても薄いつくりをしていることから、「薄情」という花言葉がついてしまったようです。
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占い師CRISSのワンポイントアドバイス
情熱的な花って確かに納得。
ブーゲンビリアって、他の花に比べて嘘じゃないかって思うくらい、ハッキリした色をしていて、情熱って花言葉がこれほどにしっくりくるものかって感心しちゃうのよね。
でも最近、情熱的に生きている人ってあんまりいない気がするのよ…。
みんな、失敗することを恐れてわざとクールに、興味なさそうに、物事に対応している気がするの。
それって、確かにダメージこそ少ないけれど、何も学べないように思えるのよね。
それじゃもったいないでしょ?
一生懸命生きて、情熱的に生きて、時には痛い思いもするけど、色々学んで、賢く生きる…!っていうのが一番理想的。
それをブーゲンビリアが教えてくれているんでしょうね。