生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月31日生まれの誕生花は「イチゴ」、その花言葉は「尊重と愛情」です。
真っ赤な果実が印象的なイチゴですが、その果実が実る前には白く可愛い花を咲かせます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
イチゴについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月31日生まれの誕生花「イチゴ」の基本情報
英名 | Strawberry |
花言葉 | 尊重と愛情 |
科・属名 | バラ科・オランダイチゴ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 南米 |
開花期 | 3月~5月 |
別名 | 覆盆子 |
3月31日以外の誕生花の月日 | 4月13日 5月11日 12月27日 |
3月31日生まれの誕生花「イチゴ」の花の名前の由来や種類
「イチゴ」の花の名前の由来
イチゴという名前の由来は古く、日本書紀にはもう登場しているそうです。
日本書紀に書かれているのは「イチビコ」という言葉。
この言葉が転じてイチゴとなったようです。
イチビコがどういう意味なのかについては諸説あります。
.イは接頭語で特に意味のない言葉、チは血の意味で赤い果実の色、ビコは人名に使われる彦でイチゴを擬人化しているという説。
また、イチイガシの実に似ていることからイチビコと呼ぶなど、さまざまな説があります。
日本書紀の時代にイチビコと呼ばれていたのは、現代でいうところの野イチゴです。
今現在、日本でイチゴと呼ばれているのはオランダイチゴを指していて、江戸時代にオランダから入ってきたもののこと。
野イチゴは現代のイチゴよりも赤が強いため、血のような赤がその語源となったのかもしれません。
漢字表記の苺は、たくさんの子株を生む様子から付けられたそうです。
「イチゴ」の種類
イチゴにはたくさんの種類があるのは、スーパーで売られているイチゴの種類が豊富なことからも想像ができるでしょう。
ここでは食用に品種改良されたものではなく、野生のワイルドストロベリーの種類についていくつかご紹介していきます。
まずはマーブルストロベリー。
こちらは葉にマーブル模様が入っているため、花だけでなく葉っぱもカラーリーフとして楽しむことができます。
暑さ寒さに強く育てやすい品種です。
次にゴールデンアレキサンドラ。
明るい緑の葉っぱが印象的で、育てやすい種類です。
3月31日生まれのその他の誕生花
スプレーカーネーション
スプレーカーネーションは南ヨーロッパなどを原産とする、和名ジャコウナデシコの花です。
代表的な花言葉は「無垢で深い愛」で、花の色別の花言葉も持っています。
母の日の定番の贈り物となっていますが、家庭で育てることもできます。
スプレーカーネーションは日光を好むので、日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
カトレア
カトレアは中央・南アメリカを原産とする、和名ヒノデランの花です。
代表的な花言葉は「あなたは美しい・真の魅力」で、美しく華やかなカトレアの見た目を由来とする花言葉が多くなっています。
日本でカトレアを育てるのは少し難しいですが、品種によっては日本の気候に適応したものもありますので探してみてください。
キンセンカ
キンセンカは地中海沿岸を原産とする、別名カレンデュラの花です。
代表的な花言葉は「乙女の美しい姿・初恋」で、「別れの悲しみ・失望」といった怖い花言葉も持っています。
キンセンカは花を愛でるだけでなく、ハーブとしても利用できる植物です。
さまざまなキンセンカの楽しみを見つけてみましょう。
コデマリ
コデマリは中国を原産とする、別名スズカケの花です。
代表的な花言葉は「優雅・上品」で、コデマリの小さく白い花の姿が由来となったものが多く見られます。
暑さにも寒さにも強いため、家庭でも簡単に育てることのできる植物です。
3月31日生まれの誕生花「イチゴ」の代表的な花言葉「尊重と愛情」の意味
イチゴの代表的な花言葉には「尊重と愛情」があります。
これはキリスト教での逸話が元となった花言葉です。
キリスト教においては、イチゴは聖母マリアと聖ヨハネに捧げられる植物です。
そして、この二者のエンブレムともなっています。
このため尊重と愛情という花言葉となったとされています。
人を尊重し愛情を持って接するということは、とても大切なことです。
イチゴの白く小さな花にそんな意味が込められているとは、知らなかった人が多いのではないでしょうか。
果実が有名ですが、イチゴには良い花言葉がたくさんあるのでブーケにされることも多くあります。
あなたも尊重と愛情の意味を込めて、イチゴの花を誰かに贈ってみませんか。
3月31日生まれの誕生花「イチゴ」のその他の花言葉の意味
あなたは私を喜ばせる
イチゴには「あなたは私を喜ばせる」という花言葉があります。
これはイチゴを見たときの人々の喜びを見れば、その意味が良くわかるでしょう。
イチゴは白い花を咲かせた後、とても美味しい果実を実らせます。
その果実は、酸味と甘さを合わせ持ち、人を喜ばせるものです。
イチゴが食卓で出されたときの喜びの感情を思い起こせば、あなたは私を喜ばせるという花言葉は納得のものでしょう。
幸せな家庭
イチゴを育てたことのある人ならおわかりでしょうが、イチゴは1つの株からたくさんの子株ができます。
親株はたくさんの小ツルを伸ばし、どんどんと株を増やしていくのです。
この様子は、どんどんと家族を増やしている幸せな家庭のように見えるもの。
それで「幸せな家庭」という花言葉が付けられました。
この花言葉は、これまで仕事を頑張ってきて、定年退職を迎え家庭へと戻っていく人にぴったり。
だから、イチゴの花は退職の際に贈られるブーケに入れられることが多くなっています。
先見の明
イチゴの花には「先見の明」という花言葉があります。
これは昔のヨーロッパで信じられていたことが由来となった花言葉です。
昔のヨーロッパでは水にイチゴの根と葉をつけておき、その水で目を冷やすと視力を回復させると信じられていました。
視力が良くなれば、先のことを見通せるようになる。
こうしてイチゴには「先見の明」という花言葉が付けられたようです。
イチゴの根と葉にはこうした効果はないことが、現代ではわかっています。
完全なる善
「完全なる善(Perfect goodness)」はイチゴの西洋での花言葉です。
この花言葉も、キリスト教の二人の聖人のエンブレムとなっていることが由来となっています。
聖人のように完全なる善は難しいことだとしても、善を目指した振る舞いは私たちにもできるはず。
イチゴの花はついつい悪いものに惹かれてしまう、私たちの心を正してくれるものとなるでしょう。
キリスト教徒ではないことが多い日本人ですが、完全なる善の花言葉は大きな学びを与えてくれるものとなります。
3月31日生まれの誕生花「イチゴ」の怖い花言葉と意味
悪魔の魅力
イチゴの仲間であるヘビイチゴには「悪魔の魅力」という怖い花言葉があります。
この花言葉がイチゴのものであると勘違いされ、イチゴには怖い花言葉があると思われているようです。
イチゴの果実は確かに悪魔のように魅力的です。
その魅力には十分に注意しなければ、怖いことが起きてしまうかもしれません。
それほどまでにイチゴが魅力的な植物であることは、頭に入れておくようにしましょう。
誘惑
イチゴには「誘惑」という花言葉があります。
これはイチゴが甘く美味しい果実をつける様子から、付けられたものでしょう。
この世の中にはたくさんの誘惑があります。
私たちはそれと戦いながら、人生を生き抜いていかなければなりません。
たまにイチゴの誘惑に負けることもあるでしょうが、それを息抜きにして大きな誘惑には打ち勝っていきましょう。
誘惑を断ち切ってばかりでは、いつか大きな反動が来てしまいます。
のって良い誘惑、ダメな誘惑の判断をきちんとできる大人になっていきましょう。
成果をあげる
イチゴは多くの果実を実らせる植物です。
それで「成果をあげる」という花言葉が付けられたのでしょう。
しかし、成果をあげるということだけに囚われるのは危険です。
成果をあげるためなら何をしてもいいという思考になってしまっては、トラブルを招いてしまうでしょう。
成果をあげるのも大事だが、その過程も大事である。
そのことだけはどうか忘れないで、日々を過ごしてください。
過程を大事にしながら得た成果ならば、何のトラブルもなく評価を得ることができるでしょう。
甘い乙女心
イチゴには「甘い乙女心」という花言葉があります。
これは果実の甘さや、乙女を思わせる赤さからきたものでしょう。
乙女心はピュアで良いものとして扱われますが、乙女心を利用しようと考える悪い人がいるというのもまた事実です。
まだ世間を知らない甘い乙女心は、ずる賢い大人に騙されがち。
そうなってしまっては、乙女は悲しい思いをしますし、危険な目にもあってしまうかもしれません。
甘い乙女心を抱くのも結構ですが、警戒心を緩めないようにしていかなければなりません。
甘い乙女心と自衛はセットにしておきましょう。
3月31日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
真っ赤な実をつける前には、白く小さな花をつけるの。
とってもキュートだから花も楽しんでちょうだいね。
代表的な花言葉は「尊重と愛情」で、他にも良い花言葉がいっぱいだから贈り物にぴったりよ。