2月27日の誕生花はマドンナリリーです。
その名前からも、華やかさやゴージャスさ、そして清楚さや清純さなど、さまざまな印象を受けるのではないかと思いますが、マドンナリリーの花言葉は「純粋」「無垢」という、清純派な花言葉が並んでいます。
紀元前1500年頃の描かれたとされる壁画には既にマドンナリリーらしき花の絵があったと言われており、かなり歴史は古いのではないかと言われている花でもあります。
そのマドンナリリーの花の名前や、花言葉の由来を今回はまとめて紹介していきたいと思います。
2月27日生まれの人が、もっとなりたい自分になるために、マドンナリリーの花言葉などを参考にできればいいですね。
目次
2月27日生まれの誕生花「マドンナリリー」の基本情報
英名Madonna lily
花言葉 | 純粋・無垢・穢れのない心・気品・永遠の愛・洗練された美・純粋 |
科・属名 | ユリ科ユリ属 |
分類 | 球根植物 |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 6~7月 |
別名 | ニワシロユリ |
2月27日以外の誕生花の月日 | 2月25日 7月25日 |
2月27日生まれの誕生花「マドンナリリー」の花の名前の由来や種類
「マドンナリリー」の花の名前の由来
真っ白い花は、聖母マリアの象徴であるということで、聖母という意味があるマドンナという名前が付けられたのが由来だと言われています。
そもそも2世紀ごろにキリストの復活とともに、キリストの墓に手向けられていたバラとユリの花が姿を消してしまったという伝説が残っていて、それがきっかけとなり、バラはキリストの象徴、ユリは聖母マリアの象徴とされるようになったという前提があります。
そこから、純白のユリが聖母マリアを連想させるとして、マドンナリリーの名前を冠するようになったというわけです。
「マドンナリリー」の種類
園芸植物としての歴史もかなり古く、そのために幾度も品種改良をされてきました。
日本に自生しているテッポウユリとかなり近い存在ではありますが、別物として認識されています。
マドンナリリーはユリの園芸品種ですから、ユリの数多くの種類の中の一つという認識で間違いはありません。
マドンナリリー自体が品種改良されて種類が広がっているわけではありませんので、そこを間違えないようにしましょう。
2月27日生まれのその他の誕生花
オーニソガラム
白くはっきりした形の可愛らしい花を咲かせてくれるオーニソガラムも2月27日の誕生花です。
「純粋」「才能」という花言葉があり、白い花はマドンナリリーと共通するところがありますが、マドンナリリーほどの華やかさはなく、オオアマナという和名でも知られています。
白く凛としたたたずまいがとても印象的な花です。
シラー
「変わらない愛」「辛抱強い」「我慢強さ」「寂しさ」という花言葉を持っているシラーも、2月27日の誕生花です。
紫の小さい花が一か所に密集して咲くような形をしていて、花言葉としては意味が幅広いものになっており、いい意味を持っている花言葉から、少し寂しさを感じる花言葉まで様々です。
青色や紫色の花で、古くから存在している花は、どうしてもギリシャ神話において寂しい伝説に出てきたり、悲しげな花言葉がつけられてしまいがちなのですが、シラーにも、「寂しさ」という花言葉がついており、ギリシャ神話にも登場するので、そのような花言葉がついてしまうのは、ある意味では仕方ないのでしょう。
マーガレット
「恋占い」「真実の愛」という花言葉を持っているマーガレットも、2月27日の誕生花とされています。
花言葉の「恋占い」というのは、古くから欧米において、マーガレットの花びらを「好き・嫌い」とちぎって占いをしていたのに由来しているともいわれています。
マーガレットの花びらは、枚数が必ず決まっているわけではないので、「好き・嫌い」とちぎっていっても結果が必ずわかるわけではないのです。
その占いをできるので、「恋占い」という花言葉、そして、その結果が出るということで「真実の愛」を見つけることができる…という流れで花言葉がつけられたのだと考えられます。
2月27日生まれの誕生花「マドンナリリー」の代表的な花言葉「純粋」の意味
マドンナリリーの花言葉の中で最も代表的なものといえば、「純粋」です。
マドンナリリーは、その名前に聖母マリアの名前を冠しているだけあり、聖母マリアにちなんだ花言葉が多く存在します。
白い美しい花と、マドンナという名前が、そのまま純粋という花言葉につながっていると考えてよいでしょう。
2月27日生まれの誕生花「マドンナリリー」のその他の花言葉の意味
無垢
「無垢」という花言葉も、聖母マリアにちなむものだと認識して間違いはありません。
聖母マリアに抱かれている世間一般的なイメージがそのまま花言葉になっていると言ってよいでしょう。
穢れのない心
マドンナリリーは聖母マリアをイメージさせる花であり、花言葉も、聖母マリアを連想させるものばかりが選ばれています。
当然、この「穢れのない心」というのも、聖母マリアのイメージからそのまま引っ張ってきた花言葉となります。
気品
マドンナリリーは、真っ白で大きな花なので、派手さを感じるかと思いきや、実際にはとても上品で、いやらしさも強欲さもなく、ただただ「気品」にあふれている…そんな花の印象がとても強いものです。
マドンナリリーの花を見つめていれば、たとえ花言葉を知らなかったとしても「気品」という言葉が頭の中に浮かんでくるのではないでしょうか。
上品で素敵な花…ということで、この花言葉が自然と生まれたということになります。
永遠の愛
「永遠の愛」という花言葉も、聖母マリアが由来となっていると考えて間違いないでしょう。
聖母マリアの無償の愛というのがこの花言葉につながっていると考えることができます。
そのため、一般的な恋愛に関連した永遠の愛というのとは少し意味合いが違うので、受け取り方を間違えないようにしたいところです。
洗練された美
「洗練された美」というのは、これまでに紹介してきた聖母マリアをイメージさせる花言葉とは少し違い、マドンナリリーの見た目そのものが由来となっている花言葉です。
真っ白なユリであるマドンナリリーは、見ていると全く無駄がなく、それがとても美しいと感じられます。
無駄がそぎ落とされた、洗練された美という花言葉が生まれたのです。
純粋
「純粋」という花言葉は、聖母マリアに抱かれているイメージが由来となっています。
聖母マリアから感じられる真っ白で何もない純粋さ…それがそのまま花言葉になっていると言ってよいでしょう。
美しい花だからこそ、「純粋」という花言葉が似合うわけですし、「純粋」という花言葉が似合う花はまさにマドンナリリーしかいないといっても過言ではないほどです。
2月27日生まれの誕生花「マドンナリリー」の怖い花言葉と意味
マドンナリリーに怖い花言葉はない
マドンナリリーに、怖い花言葉はありません。
そもそも聖母マリアをイメージさせる花だからこそ、怖い花言葉などあるはずがないという考えができるわけです。
真っ白で純粋、清純さしか感じさせない洗練された美を兼ね備えているマドンナリリーだからこそ、どこか怖い花言葉が込められているのではないかと考えてしまうところがあるかもしれませんが、マドンナリリーに怖い花言葉が一つもありませんので、安心してください。
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占い師CRISSのワンポイントアドバイス
マドンナリリーはとにかく美しい花…っていうイメージを抱いている人が多いはず。
ピンクだったり、紫だったり、いろいろなカラーが混ざっている斑の模様だったり…確かにそういう花もすごくきれいなんだけど、真っ白な花には本当に洗練されたシャンとした美しさを感じるわよね。
聖母マリアをイメージして名付けられた花なんだから、当然素敵な花だってことは、見なくても分かるわけだけど、初めてマドンナリリーを見た人は、その美しさにきっと圧倒されると思うわ。
それに、「こんな人になりたい」って思う気持ちも出てくるでしょうね。
マリア様のように博愛の心を持って…なんて大層な人間になれなかったとしても、少しでも近づくことができたら…ぐらいの感覚は持っていたいし、それを持っていることで少しでも人に優しく接することができるようになるかもしれないでしょ?