生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月6日生まれの誕生花は「クチナシ」、その花言葉は「私はとても幸せです」です。
クチナシは西洋では幸福の象徴とされますが、日本ではどことなく不吉な印象のある花となっています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
クチナシについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月6日生まれの誕生花「クチナシ」の基本情報
英名 | Gardenia |
花言葉 | 私はとても幸せです |
科・属名 | アカネ科・クチナシ属 |
分類 | 常緑低木 |
原産地 | 東アジア・東南アジア |
開花期 | 梅雨の中頃~終盤 |
別名 | ケープジャスミン |
5月6日以外の誕生花の月日 | 3月16日 3月19日 6月7日 7月7日 |
5月6日生まれの誕生花「クチナシ」の花の名前の由来や種類
「クチナシ」の花の名前の由来
クチナシの名前の由来には諸説あります。
有力な説と言われているのが、クチナシの実の特徴を由来とするものです。
クチナシの実は熟しても自然に割れるということがありません。
実が割れると口があるように見えますが、いつまでも割れないクチナシの実には口がないように見え、そのことからクチナシという名が付いたとされています。
また、クチナシの実は私たち人間は食べません。
それはあまり美味しくないからなのですが、クチナシの実を食べる生きものもいます。
それは蛇で蛇しか食べない実の意味で、クチナワ梨と呼ばれるようになり、それが変化してクチナシになったとする説もあります。
クチナワは蛇を意味し、梨は実を意味する言葉です。
いずれにせよ、クチナシは実からその名が付けられたことがわかるでしょう。
そのことを知ると、クチナシが花の後につける実まで鑑賞してみたくなってくるのではないでしょうか。
「クチナシ」の種類
クチナシは世界中で幸福の花として知られる花です。
その中から主な種類についてご紹介していきます。
ヒメクチナシは一般的なクチナシよりも小ぶりな種類のものです。
花びらはきれいに6つに分かれており、可憐な花姿を見せてくれます。
ヒメクチナシはコクチナシと呼ばれることもあり、この2つは同じ種類のクチナシを指しています。
クチナシの園芸種として知られるのがヤエクチナシです。
ヤエクチナシの特徴は強い香りと、バラのような形の花でしょう。
葉にも光沢があり見栄えがいいので、人気の種類となっています。
5月6日生まれのその他の誕生花
シラン
シランは漢字で書くと紫蘭で、紫色の蘭のことです。
日本などが原産のラン科の多年草、代表的な花言葉は「変わらぬ愛・あなたを忘れない」です。
繁殖力が強く手間もかからないので、初心者でも簡単に育てられるでしょう。
紫と名がついていますが、白い花色を持つ種類もあります。
アイリス
アイリスは日本などを原産とする、別名アヤメの花です。
代表的な花言葉は「希望・メッセージ」で、いい意味の花言葉をたくさん持っているので贈り物に適しています。
暑さにも寒さにも強いので、初心者でも育てやすい花となっています。
白・青・紫などの花色があります。
ハナズオウ
ハナズオウは中国を原産とする、和名スオウバナの花です。
代表的な花言葉は「裏切り」で、あまり良いイメージの花言葉が付けられていません。
しかし、これは海外でのイメージであって、中国や日本では春を告げる縁起の良い花として知られています。
手入れが簡単なので、公園の木などとして良く植えられています。
花が終わった後のハートの葉もかわいいので注目です。
モクレン
モクレンは中国を原産とする、和名シモクレンの花です。
モクレンの代表的な花言葉は「自然への愛・持続性」で、特に白いモクレンの花言葉は「高潔な心」となっています。
モクレンはさまざまな種類のある木で、古くから日本でも愛されてきた木です。
花の内側と外側とで色が違っているという特徴を持っているので、花が咲いているのを見かけたら良く観察してみましょう。
5月6日生まれの誕生花「クチナシ」の代表的な花言葉「私はとても幸せです」の意味
クチナシの代表的な花言葉は「私はとても幸せです」です。
聞いているだけでもとてもハッピーな気持ちになる花言葉ですね。
この花言葉の由来は、西洋での習わしにあります。
アメリカでは意中の女性をダンスパーティーに誘う際に、男性が贈るのがクチナシの花なのだそうです。
贈られた女性はとても幸せな気持ちになるでしょう。
それでクチナシの花言葉は「私はとても幸せです」になったとされています。
他にもクチナシの花は香りが良いことで知られています。
キンモクセイ、チンチョウゲと並んでクチナシは三大香木です。
別名のケープジャスミンもジャスミンに似た香りがすることが由来となっています。
良い香りは人々に幸せを思い起こさせます。
こういったことも合わさって「私はとても幸せです」は付けられたのでしょう。
クチナシの花を見かけたら、ぜひその良い香りを嗅いで幸せな気持ちになってみてください。
私はとても幸せです。
そんな意味が込められた花だと知ると、クチナシの花がもっと素敵に見えてくるのではないでしょうか。
5月6日生まれの誕生花「クチナシ」のその他の花言葉の意味
優雅
クチナシの花には「優雅」という花言葉があります。
これはクチナシの花から良い香りがすることが由来となっているものです。
優雅な空間には良い香りが似合います。
クチナシは花だけでなく、その香りまで楽しみたい花でしょう。
忙しい現代人ですが、たまには優雅な時間も楽しみたいもの。
そのときにはクチナシの花をお供にするのはいかがでしょうか。
洗練
クチナシの花は「洗練」という花言葉を持っています。
洗練とは品位高く磨かれた状態を指す言葉です。
クチナシの花がそれだけ上品であることを示していると言えるでしょう。
私たちもクチナシの花のように、洗練されていくことを目指して日々を生きていきましょう。
洗練された素敵な大人になれば、洗練されたあなたに見合った素敵な出来事がやってくるはずです。
私は幸せ者
クチナシの代表的な花言葉である「私はとても幸せです」を言い換えたものに「私は幸せ者」があります。
西洋ではクチナシは幸福の象徴となっています。
それで、このように幸せを意味する花言葉がたくさんあるのでしょう。
私は幸せ者だと大きな声で言えるような幸福を手にしてみたいものです。
喜びを運ぶ
クチナシの花言葉には「喜びを運ぶ」というものがあります。
西洋ではクチナシは、デートに誘うときやプロポーズのときに使われる花です。
どちらも喜ばしい出来事で、まさに喜びを運んでいる花だと言えるでしょう。
クチナシの花と共に、あなたの元にも喜びがやってくるといいですね。
5月6日生まれの誕生花「クチナシ」の怖い花言葉と意味
死人に口なし
クチナシの花には怖いイメージがありますが、それは「死人に口なし」という怖い言葉と同じ音を持っているからでしょう。
これはクチナシの花言葉ではありません。
クチナシが怖ろしい印象があるのは、日本だけの話。
西洋では幸福の象徴でもあるので、安心してクチナシの花を使っていきましょう。
口無し
日本には死人に口なしの他にもう1つ、クチナシと同じ音の怖い言葉があります。
それは「口無し」というもの。
口無しは嫁の貰い手がないことを意味する言葉で、女性に対する侮蔑的な言葉です。
しかし、口無しとクチナシの花は何の関係もありません。
ちょっぴり不吉な気がしてしまうのは仕方ありませんが、あまり気にし過ぎないようにしていきましょう。
聖なる花
日本におけるクチナシの不吉なイメージとは裏腹に、西洋ではクチナシは「聖なる花」として知られています。
悪いものを寄せ付けないほどの神聖な力を持つということは、正しくその力を使わなければ危険でもあるということ。
そのことを理解してクチナシの花を使っていきましょう。
聖なる花として知られているので、クチナシの花はプロポーズに用いられます。
夢中
クチナシには「夢中」という花言葉があります。
夢中になることは悪いことではありませんが、周りが見えなくなるほどのめり込んでしまうと危ないでしょう。
何事もほどほどが一番です。
夢中になるときは夢中になる。
でも周りを見渡す時間も作るようにする。
自分を上手に夢中状態へと導けるようにしていきましょう。
5月6日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
クチナシは幸福を象徴する、とても素敵な花なの。
代表的な花言葉は「私はとても幸せです」で、アメリカではダンスパーティーに誘うときやプロポーズの時に使われるそうよ。
あなたにもクチナシの花は幸せを運んでくれるはずよ。