生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月5日生まれの誕生花は「アヤメ(アイリス)」、その花言葉は「良い便り」です。
紫色のアヤメはとても美しく、日本の風景に良く似合います。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アヤメ(アイリス)についての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月5日生まれの誕生花「アヤメ(アイリス)」の基本情報
英名 | Dutch iris |
花言葉 | 良い便り |
科・属名 | アヤメ科・アヤメ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 日本・東アジア |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | 虹のメッセンジャー |
5月5日以外の誕生花の月日 | 5月3日 5月12日 6月6日 |
5月5日生まれの誕生花「アヤメ(アイリス)」の花の名前の由来や種類
「アヤメ(アイリス)」の花の名前の由来
アヤメの名前の由来は、アヤメの葉に関係があるとされています。
アヤメの葉は並列に立って生えています。
この様子が木目の文目という模様を思わせることから、文目アヤメという名前になったそうです。
「いずれアヤメかカキツバタ」という言葉は、どちらも優れていて優劣がつけがたいことを示す言葉です。
アヤメは似ている植物が多いことでも知られる植物。
ハナショウブやカキツバタと似ているアヤメの見分け方は次の通り。
花びらの中央に縞目模様があるのが、アヤメだけの特徴です。
アヤメの英名はアイリスですが、これはギリシャ神話の虹の女神イリスに由来しているそうです。
「アヤメ(アイリス)」の種類
アヤメ(アイリス)には、さまざまな種類があります。
主な原種や園芸品種についてご紹介していきましょう。
戸畑アヤメは北九州に伝わるアヤメで、矮性種で根元付近に花を咲かせます。
小型なのが特徴的で草丈は10㎝~20㎝ほどです。
戸畑アヤメと同じく小型のアヤメにチャボアヤメがあります。
チャボアヤメも大きさは同じ程度で矮性種ですが、花は葉の上の方で咲きます。
クルマアヤメは内側の花びらが発達して、変わった形の花を咲かせる品種です。
カマヤマショウブはショウブという名がついていますが、菖蒲ではなくアヤメの仲間です。
葉がよじれているのが特徴的で、花色は濃い紫色となっています。
日本の風景に似合うアヤメの花姿。
その品種はさまざまです。
あなた好みのアヤメを見つけていきましょう。
5月5日生まれのその他の誕生花
アザミ
アザミは東アジアを原産とする、キク科の植物です。
代表的な花言葉は「権威」となっています。
たくさんの種類が日本に自生しており、園芸種として知られるものもそれらを品種改良したものです。
トゲはありますが、美しい花姿を見せてくれるでしょう。
オジギソウ
オジギソウは葉が特徴的で、葉に触れるとお辞儀をしたような動きを見せるのが特徴となっています。
葉だけではなく、ピンクの花が可愛らしいので、そちらにも注目してください。
代表的な花言葉は「繊細な感情・敏感」で、葉が閉じてしまうことが由来となっています。
日本で自生しているのは沖縄だけで、寒さには弱いという特徴がある植物です。
スズラン
スズランはキジカクシ科・スズラン属のヨーロッパなどを原産とする多年草です。
鈴をぶら下げたような花の咲き方が特徴的で、一度植えれば夏には枯れたように見えても毎年花を咲かせ、私たちを楽しませてくれるでしょう。
代表的な花言葉は「再び幸せが訪れる」です。
キレイな花ですが毒を持っているため、扱いには注意が必要となります。
ハナショウブ
ハナショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草です。
代表的な花言葉は「忍耐・熱心」で、江戸時代頃から熱心に品種改良を繰り返されてきました。
端午の節句に飾られることからも、日本の伝統文化になじみのある花であることがわかるでしょう。
開花期は6月~7月となっています。
5月5日生まれの誕生花「アヤメ(アイリス)」の代表的な花言葉「良い便り」の意味
アヤメの代表的な花言葉は「良い便り」で、これはギリシャ神話が由来となっています。
ギリシャ神話の登場人物である虹の女神イリスは、アヤメの英名の元にもなった人物です。
このイリスはゼウスの妻であるヘラの伝令使でもありました。
このことから「良い便り」の花言葉が生まれたそうです。
良い便りをもらって悲しむ人はいませんから、これは良い意味の花言葉だと言えるでしょう。
何か良い出来事を知らせたいときには、そのメッセージと一緒にアヤメを贈るといいかもしれません。
アヤメの名前の元となった女神イリスも、たくさんの良い便りを届けていたのでしょう。
人生の中で良い便りをもらえることは何度あるでしょうか。
また、自分自身が良い便りを届けることは何度あるのでしょう。
どの良い便りにも素敵な物語があるはず。
その素敵な物語にアヤメという花を添えてみましょう。
そうすれば、より忘れることのできない良い便りとなるはずです。
5月5日生まれの誕生花「アヤメ(アイリス)」のその他の花言葉の意味
あなたを大切にします
アヤメの花言葉には「あなたを大切にします」というものがあります。
この花言葉がぴったりなシチュエーションと言えば、プロポーズでしょう。
だから、アヤメの花はプロポーズのときに使われることがあります。
あなたを大切にしますという思いを込めてプロポーズをされたのなら、そのプロポーズを受けたくなってしまうこと間違いなしです。
アヤメの花を贈りたくなるほど素敵な関係性の人を見つけられるといいですね。
希望
アヤメは虹の女神に由来する花です。
このことから「希望」という花言葉が付けられました。
空にかかる虹は希望の架け橋です。
私たちの人生もいつでも希望を持って生きていきましょう。
上を向いてさえいれば、苦しい状況でもチャンスは見つかるものです。
メッセージ
アヤメの花言葉「メッセージ」は、ギリシャ神話が由来となった花言葉です。
メッセージを受け取る、あるいは送るというシーンは、人生の中でとても多いのではないでしょうか。
誰かに届いたメッセージは誰かの活力となり、明日を生きるための力を生んでいます。
そう考えるとメッセージの一つ一つが愛おしく思えてくるのではないでしょうか。
アヤメの花とともに素敵なメッセージを誰かに届けてみませんか。
信仰
アヤメの花には「信仰」という花言葉があります。
何かを信じるというのは、とても強い力を生むことです。
信じるものがあるということは、自分を支えてくれるものを持っているということです。
宗教心の薄い日本人にとって信仰はあまり身近ではない言葉かもしれません。
神や宗教でなくても、何か一つ信じられるものを持っておくといいでしょう。
5月5日生まれの誕生花「アヤメ(アイリス)」の怖い花言葉と意味
純粋
白のアヤメには「純粋」という花言葉があります。
純粋はまだ無垢な状態を示し、怖い言葉ではありません。
しかし、その純粋さにつけ込もうとする人がいれば、純粋は途端に怖ろしいものとなるでしょう。
純粋だったがゆえに悪を見抜けなかったり、騙されてしまったり…。
そういった経験を持つ人は多いもの。
純粋さをあまり良いものだと捉えず、注意深く生きる視点も大切です。
知恵
アヤメの花言葉には「知恵」があります。
知恵は人にとってとても大切なものですが、知恵ばかりあっても人は生きていけません。
知恵ばかりでは頭でっかちと呼ばれてしまうでしょう。
知恵にプラスして行動力がなければ、何かを成すことはできません。
知恵だけに偏り過ぎることのないように注意をしていきましょう。
勇気
アヤメの花言葉には「勇気」があります。
勇気はとても素晴らしいものですが、勇気だけで実力が伴わないのは単なる無鉄砲でしかありません。
勇気を持った人が称賛されるのは、勇気を出した行動で何か大きなことを成し遂げるからこそ。
無鉄砲に飛び出していくのを褒める人はおらず、勇気だけの人は愚か者扱いされてしまうのが落ちでしょう。
勇気も大切だが、それには実力が伴っていることも大切である。
このことを忘れずに、実力もつけていきましょう。
情熱
アヤメの花言葉には「情熱」があります。
情熱的であることは素晴らしいことですが、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
情熱が過ぎると周りの人はあなたに着いてこられず、独りよがりとなってしまうでしょう。
そうならないためには、情熱と同時に冷静さも持っておくことが肝心です。
5月5日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
アヤメは古くから日本でも愛されてきた、日本原産の紫色の花。
代表的な花言葉は「良い便り」で、良いメッセージとともに贈るのにぴったりの花ね。
あなたの元にもアヤメは良い便りを届けてくれるはずよ。