生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月4日生まれの誕生花は「ストケシア」、その花言葉は「追想」です。
美しくもどこかはかなげな紫色の花は、見ているだけで私たちを癒してくれるよう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ストケシアについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月4日生まれの誕生花「ストケシア」の基本情報
英名 | stokesia |
花言葉 | 追想 |
科・属名 | キク科・ストケシア属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 北アメリカ南東部 |
開花期 | 6月~9月 |
別名 | ルリギク・エドムラサキ |
5月4日以外の誕生花の月日 | 5月9日 6月7日 7月4日 8月27日 |
5月4日生まれの誕生花「ストケシア」の花の名前の由来や種類
「ストケシア」の花の名前の由来
ストケシアの花の名前は、ストケシアを発見した人に由来しています。
イギリスの植物学者ジョナサン・ストークスにちなんだ名前だそうです。
ストケシア属に分類される植物は、ストケシアだけとなっています。
和名ではルリギクやエドムラサキと言いますが、これは花の色が由来となった花名。
瑠璃色で菊のような形の花を咲かせることから、ルリギクと名付けられたのです。
瑠璃色は現代では、あまり聞きなじみがなくどんな色を指しているのかわかりづらいかもしれません。
しかし、ストケシアの色を見れば、その色がわかるでしょう。
瑠璃色は現代でいうところの青紫色。
涼し気なストケシアの色が印象に残っていたため、ルリギクの名前が付けられたのでしょう。
エドムラサキも紫色が由来となって付けられたネーミングです。
ストケシアを見て瑠璃色とはどんな色なのかを、ぜひ確認してみてください。
「ストケシア」の種類
ストケシアの主な園芸品種についてご紹介していきます。
ストケシア・ブルースターは草丈60㎝ほどで、紫色の花を咲かせる品種です。
花の色は淡くパステル調で人気のある園芸品種となっています。
ストケシア・オメガスカイロケットは、他の品種に比べて大きいのが特徴で草丈は120㎝ほどにまで成長するでしょう。
花も大きく、色は紫です。
ストケシア・ルリコマチは矮性なのが特徴のストケシアの種類です。
花の色は赤みがあるのが特徴で、赤みの強い紫色の大きな花を咲かせます。
他にもストケシア・トロイメライ、ストケシア・ホワイトスターという白い花を咲かせる園芸品種もあります。
自分好みのストケシアを探して、ぜひ育ててみてください。
ストケシアは暑さにも寒さにも強く育てやすい植物です。
5月4日生まれのその他の誕生花
ヤマブキ
ヤマブキは春に花を咲かせる花で、黄色く鮮やかな花が印象的です。
代表的な花言葉は「気品・金運」で、花姿にちなんだ花言葉となっています。
ヤマブキの花色は金に近い黄色なので、金運に効果があるともされています。
ミニバラ
ミニバラはその名の通り小さなバラで、19世紀のヨーロッパで品種改良によって生まれました。
代表的な花言葉は「果てしなき愛・特別な功績」で、作られてから長く人々に愛されてきています。
バラは大きすぎると考える人でも、ミニバラなら育てやすいと思えるでしょう。
手元でその美しさを堪能してください。
フリチラリア・インペリアリス
フリチラリア・インペリアリスはアジア・ヨーロッパを原産とする、ユリ科の花です。
一目見れば忘れられないようなユニークな花姿で人気があります。
代表的な花言葉は「天上の愛」です。
イチゴ
イチゴはフルーツとしてよく知られる植物です。
赤い実を実らせる前には、白い花を咲かせ、花姿も大変愛らしいものです。
たくさんの品種があり、家庭でも簡単に育て結実させることができます。
フルーツのイチゴを購入するだけでは、なかなか花姿を楽しむことはできません。
家庭で育てて、その花姿も楽しんでみましょう。
5月4日生まれの誕生花「ストケシア」の代表的な花言葉「追想」の意味
ストケシアの代表的な花言葉は「追想」です。
この花言葉はストケシアの花姿が由来となっています。
ストケシアの花は淡く薄い紫色をしています。
美しいのですが、どこか寂し気な雰囲気をしているストケシアはまるで追想しているようにも見えるでしょう。
それでストケシアの花言葉には「追想」と付けられました。
追想とは「昔のことを思いしのぶこと」という意味があります。
ストケシアの花は思い出にふけりながら何かを考えているようです。
誰しも追想をすることはあることでしょう。
そして、昔のことを思い出しながら懐かしむことは悪いことではありません。
ただし、ストケシアのように物憂げな様子で追想をしてしまうと、周りに心配されてしまいます。
「今日は感傷に浸りたい」というのなら、一人きりで追想するようにしていきましょう。
ストケシアの花をお供にすると、より追想がはかどるかもしれません。
5月4日生まれの誕生花「ストケシア」のその他の花言葉の意味
清楚な娘
ストケシアのその他の花言葉には「清楚な娘」というものがあります。
これもストケシアの見た目が由来となった花言葉です。
ストケシアの花はスッキリとしていて清楚な娘のように見えます。
そのことがそのまま花言葉となりました。
ストケシアの花言葉には、花の色や雰囲気が与える印象が元となったものが多く見られます。
清らかな乙女
ストケシアの花言葉には「清らかな乙女」というものがあります。
乙女は皆清らかなものですが、清らかなままではいられませんし、いつまでも乙女のままでもいられないでしょう。
ストケシアの花もまた、いつまでも咲き続けることはできません。
開花期間が終われば花は枯れ、もう美しい姿を見せることはできないのです。
花は女性に例えられることが多くありますが、ストケシアの清らかな乙女という花言葉は乙女の期間の短さを感じさせるものでしょう。
たくましさ
ストケシアの花言葉には「たくましさ」があります。
人は一人では生きていけませんが、一人で生きていけるほどのたくましさを持っていなければいけないでしょう。
矛盾しているようで、これは真実です。
誰かと生きていくためにも、誰かを支えられるたくましさを身に付けておくことを忘れないようにしておきましょう。
清楚
ストケシアの花言葉には「清楚」があります。
清楚な娘と似ていますが、娘のついていない単に清楚という花言葉もあるのです。
ストケシアの見た目は薄い紫で、確かに清楚です。
清楚は清らかでまだ誰にも汚されていないさま。
この清楚さは周囲の皆を癒してくれるでしょう。
5月4日生まれの誕生花「ストケシア」の怖い花言葉と意味
追憶
ストケシアの花言葉には「追憶」があります。
代表的な花言葉である追想と似ている言葉ですが、この2つはディテールが異なっています。
どちらも、過去を懐かしむという意味を持つ言葉ですが、追憶は過去に戻っているような感じを示し、追想は今にいながら過去を懐かしんでいる感じです。
過去になくした何かを思い起こすよりも、今を大事にしなければなりません。
追憶のかなたには何もありません。
思い出にふける
ストケシアの花言葉には「思い出にふける」があります。
これは追憶や追想を簡単に言い換えたものでしょう。
思い出にふけっているようなストケシアの花姿は美しいものですが、現実では思い出にふけってばかりもいられません。
思い出にふけるのはほどほどに、現実を見つめる力も供えていきましょう。
物憂げなのは、ストケシアの花だけで十分です。
清らか
ストケシアの花言葉には「清らか」があります。
清らかはいいことですが、清らかなまま一生を終えられる人などいないでしょう。
いつか清らかでなくなる日もあることを知っておかなければ、清らかな少女は傷ついてしまいます。
汚れることは悪いことではなく、人生を生きるためには必要なことだ。
このような認識が必要となるでしょう。
過去の思い出
ストケシアには「過去の思い出」という花言葉があります。
大抵の場合、過去は美しくなってしまいます。
現在を生きる人は、過去の美しい思い出に勝つことはできません。
ときどき過去を懐かしむ分には構いませんが、過去の思い出に囚われてしまうことは危険なことです。
私たちが生きているのは過去ではなく現在だ。
そう認識しておかなければ、今を生きることが難しくなってしまうでしょう。
5月4日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
紫色のちょっと悲し気な花は、まるで何かを考えているみたいね。
代表的な花言葉は「追想」で、昔を懐かしむときにぴったりの花よ。
しんみりとしたいとき、ストケシアの花があれば回復も早まるはず。
ストケシアと一緒に追想してみましょ。