生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月11日生まれの誕生花は「ユキヤナギ」、その花言葉は「愛らしさ」です。
枝いっぱいに小さな白い花を咲かせる可憐な姿は、私たちに何かを訴えかけているよう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ユキヤナギについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月11日生まれの誕生花「ユキヤナギ」の基本情報
英名 | Thunberg’s meadowsweet |
花言葉 | 愛らしさ |
科・属名 | バラ科・シモツケ属 |
分類 | 落葉低木 |
原産地 | 中国・日本 |
開花期 | 3月~5月 |
別名 | コゴメバナ |
3月11日以外の誕生花の月日 | 1月8日 1月19日 1月21日 2月22日 |
3月11日生まれの誕生花「ユキヤナギ」の花の名前の由来や種類
「ユキヤナギ」の花の名前の由来
ユキヤナギは日本を原産とする花で、その名前は花姿から付けられました。
落葉低木に分類される木なので、それほど大きくはなく1~2メートルほどに成長します。
そして、開花の時期になると枝いっぱいに小さな白い花をたくさん咲かせるでしょう。
細い枝にたくさんの小さな白い花が咲いた様子は、まるでヤナギの木に雪が積もったように見えます。
このことからユキヤナギという名前となったとされています。
また、小さな花が散った後の地面を見ると、まるで砕いた米がまかれたように見えることも。
このユキヤナギが散った後の様子から、コゴメバナという別名が付けられたとされています。
コゴメバナは漢字で書くと小米花で、小米とは砕いた米のことです。
米と見間違うほどの小さな花びらをしたユキヤナギ。
ですが、それがいっせいに花開くときの姿はとても美しいものです。
「ユキヤナギ」の種類
ユキヤナギは岩の間などに自生する植物ですが、庭木としても育てやすく品種改良もしやすかったことからたくさんの種類が生まれました。
その中から人気のユキヤナギの種類についてご紹介していきます。
「フジノピンク」「フジノピンキー」「桃色ユキヤナギ」「紅色ユキヤナギ」
まず挙げた4つの種類ですが、これらは流通名が異なるだけで同じ品種を示しています。
花びらの外側がピンク色をしているのが特徴で、ツボミのときには濃いピンク色をしています。
開花すると花の中心部分が白くなっていくのが特徴的です。
他には、ユキヤナギよりも黄色い葉が特徴の「オウゴンユキヤナギ」という種類もあります。
通常のユキヤナギは開花期を楽しむものですが、オウゴンユキヤナギの葉は紅葉するのが特徴です。
そのため紅葉する姿も楽しむことができる品種となるでしょう。
切り花用として育てられる品種には「蒲田早生」があります。
花は小さく、早く咲くのが特徴です。
3月11日生まれのその他の誕生花
ミヤコワスレ
ミヤコワスレは日本を原産とする、別名アズマギク、ノシュンギクの花です。
代表的な花言葉は「尊い愛・穏やかさ」で、「短い恋・別離の悲哀」などの悲しい花言葉も持っています。
本州以南に生息しており、育てるのはそれほど難しくありません。
ただし暑さには弱いので注意が必要です。
エニシダ
エニシダは地中海沿岸を原産とする、別名コモンブルームの花です。
代表的な花言葉は「清楚・上品」で、「謙遜・卑下」といった怖い花言葉も持っています。
生け花で使われることもあり日本でもポピュラーな花で、育てるのも比較的簡単な花となっています。
パンジー
パンジーはヨーロッパを原産とする、さまざまな花色を持つ花です。
代表的な花言葉は「純愛」で、「片思い」といった悲しい花言葉もあります。
この他にも色別の花言葉もパンジーには付けられています。
パンジーの花の色は赤・白・青・紫・黄色・オレンジなどさまざま。
たくさんの花言葉の中から、今の現状に適したものを見つけることができるでしょう。
クンシラン
クンシランは南アフリカを原産とする、漢字で君子蘭と書く花です。
代表的な花言葉は「高貴」で、それは英語でも和名でも君子という意味の言葉が花名に入っていることが由来しています。
寒さに弱い点には注意が必要ですが、クンシランは育てやすい植物なのでその美しい花姿をぜひ楽しんでみてください。
3月11日生まれの誕生花「ユキヤナギ」の代表的な花言葉「愛らしさ」の意味
ユキヤナギの代表的な花言葉は「愛らしさ」です。
この花言葉はユキヤナギの花姿が由来となっています。
小さく可憐な白い花を一生懸命に咲かせる姿は、愛らしさを感じるものです。
その姿から「愛らしさ」という花言葉は付けられました。
人が生きる上でも、愛らしさはとても大事な要素です。
いつでも愛らしくいる必要はありませんが、どこかで愛される要素を持っておくというのは良く生きるためには重要となるでしょう。
まったく愛らしさがなく、誰からも可愛がってもらえないのでは、人生が生きづらくなってしまいます。
無理をする必要はありませんが、弱味を見せたり、笑顔を見せたりするだけで愛らしさは生まれます。
ユキヤナギのような愛らしさを身につけ、人生をより良いものへとしていきましょう。
3月11日生まれの誕生花「ユキヤナギ」のその他の花言葉の意味
静かな思い
ユキヤナギはそれほど目立つ木というわけではありません。
しかし、春になるとたくさんの花を枝につけ、自分の思いを表現しています。
あれほどたくさんの花を咲かせていながら、決してやかましくなくあくまで静かな印象のままです。
こうしたユキヤナギの姿から「静かな思い」という花言葉は誕生したのでしょう。
愛嬌
ユキヤナギの花言葉「愛嬌」は代表的な花言葉「愛らしさ」を言い換えたものです。
女は愛嬌と言われた時代は過ぎ、今の時代は人は愛嬌。
愛嬌は大事なものだと考え、積極的に身につけていくようにしましょう。
そうすることがあなたの人生を良いものへと変えてくれるはずです。
ユキヤナギの花を見ていれば、自然と愛嬌が湧いてくるかもしれません。
懸命
ユキヤナギの花言葉「懸命」は、ユキヤナギの花を咲かせる様子から生まれた花言葉です。
ユキヤナギは春になると懸命に花を咲かせます。
植物はみな懸命に生きていますが、ユキヤナギのように小さな花をたくさん一斉に咲かせるとよりその印象は強まるのでしょう。
懸命に花を咲かせる様子は、こうして花言葉にまでなりました。
懸命に生きるあの人を応援するのに贈る花として、ユキヤナギはぴったりだと言えるでしょう。
殊勝
ユキヤナギの花言葉には「殊勝」があります。
殊勝とはけなげなこと。
けなげに花を咲かせるユキヤナギの様子から付けられた花言葉でしょう。
ユキヤナギの姿を見習って殊勝な心がけをしいていれば、私たちにもきっと何かいいことが起きるはず。
ユキヤナギの姿から学べることは、意外と多くあるのです。
3月11日生まれの誕生花「ユキヤナギ」の怖い花言葉と意味
殊勝
先ほどもご紹介した「殊勝」というユキヤナギの花言葉。
殊勝には他の意味もあるのをご存知でしょうか。
殊勝には、特に優れているさま、神々しいさまという意味もあります。
特に優れていると他者を出し抜こうとしたり、神々しいと神に並ぼうとしたりすることは愚かなことです。
そんなことをしてしまえば、怖ろしいしっぺ返しが待っているのは間違いないでしょう。
殊勝の意味を間違えって捉えないように注意が必要です。
気まま
ユキヤナギには「気まま」という花言葉があります。
気ままに生きるというのは、とても素晴らしいことです。
しかし、社会で生きる上では気ままなだけではいられないことも知っておかなければなりません。
気ままを貫き通そうとするのなら、それなりの覚悟をしておかなければならないでしょう。
自由
「自由」も気まま同様に責任を伴うものです。
自由であるためには、その責任は全部自分でとらなければなりません。
そのことをわからずに、ただ自由が欲しいと騒いでいるだけでは何も得られない怖い未来が待っているでしょう。
ユキヤナギの示す自由は、あなたに本当の自由を与えてくれるものなのでしょうか。
その判断は自分でじっくりと下さなければなりません。
賢明
ユキヤナギの花言葉には「賢明」があります。
賢明はとてもいいことですが、賢くあろうとばかりするのでは疲れてしまいます。
たまには息を抜くことも忘れずに、賢明であることに押しつぶされないように生きていきましょう。
3月11日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
白く小さな花を枝いっぱいに咲かせる様子に胸打たれちゃうわ。
花言葉は「愛らしさ」で、その通り愛らしい花よ。
私たち人間にも愛らしさって必要なものだから、ユキヤナギを見習っていきましょ。