生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
8月4日生まれの誕生花は「トリトマ」、その花言葉は「あなたを思うと胸が痛む」です。
まるで松明のように燃える花姿のトリトマは、その変わった魅力で私たちを魅了します。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
トリトマについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
8月4日生まれの誕生花「トリトマ」の基本情報
英名 | Torch lily |
花言葉 | あなたを思うと胸が痛む |
科・属名 | ツルボユリ科・シャグマユリ属 |
分類 | 耐寒性常緑多年草 |
原産地 | 熱帯・南アフリカの高地 |
開花期 | 6月~10月 |
別名 | タイマツユリ、シャグマユリ |
8月4日以外の誕生花の月日 | 該当日なし |
8月4日生まれの誕生花「トリトマ」の花の名前の由来や種類
「トリトマ」の花の名前の由来
トリトマは日本ではそれほど見かけることの多くない花でしょう。
変わった形をしており魅力的ですが、聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
トリトマという花の名前の由来となっているのは、旧学名です。
現在のトリトマの学名はクニフォフィアですが、現在でも旧学名のトリトマで流通していることがほとんどです。
英名のトーチリリーは、トリトマの花の形が由来となっています。
トリトマは黄色やオレンジといった暖色系の花が、下から順に咲きあがっていきます。
花の形状も相まって、その様子が松明が燃えさかるように見えるのです。
このことから、トーチリリーと呼ばれるようになりました。
草丈は高く、茎も真っ直ぐに伸びる点も松明によく似ています。
日本語の別名であるタイマツユリも、英名と同じ由来です。
「トリトマ」の種類
トリトマには72の種類があるとされていますが、園芸品種として親しまれているのはわずかです。
その中でも人気のある種類について、いくつかご紹介していきます。
オオトリトマは草丈が高く、開花期間が眺めで花色が豊富です。
花色は赤やピンク、オレンジ、黄色です。
クニフォフィア・リネアリフォリアはオオトリトマほど草丈は高くならず暑さにも寒さにも強いでしょう。
クニフォフィア・ルーペリーはさらに小ぶりで、夏の終わりから秋にかけて開花するのが特徴の種類です。
花色は赤、オレンジ、黄色となっています。
クニフォフィア・ムルチフローラも夏の終わりから秋に花を咲かせる種類です。
ムルチフローラというのはたくさんの花という意味のラテン語で、その名の通りたくさんの花をつけるのが特徴的です。
背が高く多茎となるので、存在感のある花でしょう。
背は高いですが、花の幅が狭いのも特徴的です。
その他には鮮やかな黄色が特徴のビーズレモン、白い花色のアイスクイーンといった種類があります。
たくさんの種類のトリトマの中から、あなたのお気に入りの種類を探し出してみましょう。
8月4日生まれのその他の誕生花
フロックス
フロックスは春から秋にかけて花を咲かせる種類です。
代表的な花言葉は「合意・一致」で、これはフロックスの花が小花が集まって咲いていることから付けられています。
英語圏での花言葉には「私たちは魂で結ばれている」などがあります。
メコノプシス
メコノプシスはアジア中部・ヨーロッパ西部を原産とする、別名ヒマラヤの青いケシの花です。
代表的な花言葉は「底知れぬ魅力をたたえた」で、かつては幻の花とされていました。
初夏に開花し美しく青い花を咲かせるメコノプシスは、現在では日本でも簡単に手に入る花となっています。
トウモロコシ
トウモロコシは穀物として有名な植物ですが、8月4日の誕生花ともなっています。
代表的な花言葉は「同意」で、これはかつてトウモロコシが通貨の代わりとして用いられていたことが由来です。
そのほかに「仲違い」という花言葉もありますが、これはトウモロコシのおしべとめしべが離れているからだとされています。
アサガオ
アサガオは東南アジアからヒマラヤを原産とする、一年草です。
その名の通り、朝に花を咲かせ午後にはしぼんでしまいます。
代表的な花言葉は「はかない恋・あなたは私に絡みつく」で、開花した花がすぐしぼんでしまうことやつる性であることが由来となっています。
アサガオの観察日記は小学生の定番の学習ですので、アサガオに親しみを持っている人は多くいるでしょう。
8月4日生まれの誕生花「トリトマ」の代表的な花言葉「あなたを思うと胸が痛む」の意味
トリトマの代表的な花言葉は「あなたを思うと胸が痛む」です。
これはトリトマの花が咲く様子が由来となったものです。
トリトマは真っ直ぐ茎を伸ばしますが、大きく生長すると花茎は曲がりよじれます。
そのよじれた花茎の様子は、まるで恋煩いをしているように見えるでしょう。
このことが由来となってトリトマには「あなたを思うと胸が痛む」という花言葉が付けられました。
恋をすると胸が痛いとはよく聞く表現ですが、その胸の痛みは決して不快なものばかりを示しているのではありません。
チクチクとした胸の痛みは、恋をしていなければ味わえないもの。
恋をするのなら、その胸の痛みすらも楽しんでほしいものです。
例え、トリトマの花のように首をもたげ、頭を抱えることになったとしても、その胸の痛みがあるからこそ恋の喜びも増すのです。
痛みを知らずに、甘い気持ちだけを味わうことなんてできません。
誰かを思い胸が痛くなることも、素敵な経験なのだと知っておいてくださいね。
8月4日生まれの誕生花「トリトマ」のその他の花言葉の意味
炎
トリトマのその他の花言葉には「炎」があります。
これはトリトマの花が炎のように見えることが由来となったものでしょう。
トリトマは松明にも例えられ、その炎は周囲を照らしてくれるものです。
トリトマの炎に照らされれば、あなたの進むべき道も見えてくるかもしれません。
心にも炎を灯して、あなたの内面を照らしてみてください。
情熱家
トリトマの花言葉「情熱家」は、燃えるような花姿が由来となったものでしょう。
情熱を持って突き進むことは、強いエネルギーとなります。
トリトマの花のように情熱の火を燃やせば、達成できないものはないでしょう。
いくつになっても、どんな環境下であっても、情熱を持ち続けることは大切なこと。
今、あなたが情熱を注ぐべきことは何なのか、トリトマの花と共に考えてみましょう。
情熱を使いこなせば、あなたは成果をあげられるようになっていくはずです。
燃える心
トリトマの花言葉には「燃える心」があります。
トリトマの花言葉には炎や燃えるといったものが多いですが、燃える心もその1つでしょう。
心は目に見えるものでもありませんし、燃えているかどうかの判断は自分自身でしか付けられません。
また、着火の方法も人それぞれで、心を燃やす方法というものも決まっていません。
心が燃えているのを感じたのなら、それはその物事に突き進むチャンスです。
その機を逃さずに、行動していくようにしましょう。
熱い心
トリトマの花言葉には「熱い心」というものがあります。
燃える心と同じく、心の状態を表している花言葉です。
いつでも熱い心を持ち続けることは現実的ではありませんが、ここぞというときに熱い心が持てるかどうかは、あなたの物事の決定率を左右するでしょう。
クールなのもいいですが、必要なときには熱くなれるようにしておきましょう。
8月4日生まれの誕生花「トリトマ」の怖い花言葉と意味
恋するつらさ
トリトマの怖い花言葉には「恋するつらさ」があります。
これはトリトマが生長するに従い、曲がれよじれることが由来となったものです。
トリトマは種類にもよりますが、人間の背丈ほどに生長します。
花を咲かせている様子は、恋のつらさにもだえている人のように見えるでしょう。
切ない思い
トリトマの花言葉には「切ない思い」というものがあります。
これもトリトマの花姿が思い悩んでいるように見えることが由来となったものです。
切ない思いはしている最中は苦しいものですが、人間としての成長を促すものです。
その切なさがあなたを成長させてくれているのだと捉え、前向きに乗り越えていきましょう。
つらさ
トリトマの花言葉には「つらさ」があります。
トリトマの花姿は恋のつらさだけではなく、単純につらさに悩んでいるようにも見えるでしょう。
つらい気持ちをわかってほしいとき、トリトマの花はあなたに寄り添ってくれます。
苦しい恋
トリトマの花言葉には「苦しい恋」があります。
恋に思い悩む描写が多いのは、それほどに恋に悩む人が多いということでもあります。
恋に悩む同士がほしくて、トリトマにも「苦しい恋」という花言葉を付けたのでしょう。
8月4日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
松明のような見た目の、キュートな花ね。
代表的な花言葉は「あなたを思うと胸が痛む」で、恋のつらさを理解してくれる花よ。
あなたの恋の苦しみも、トリトマが和らげてくれるはず。