4月26日生まれの誕生花はアジュガです。アジュガは聞きなれない名前なのでパッと花の様子が思い浮かばない人も少なくないはずです。
今回は、そんなアジュガを見ていきましょう。
目次
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」の基本情報
英名 | アジュガ |
花言葉 | 心が休まる家庭 |
科・属名 | キンポウゲ科 |
分類 | 多年草 |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 4月~6月 |
別名 | 西洋十二単 |
4月26日以外の誕生花の月日 | なし |
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」の花の名前の由来や種類
「アジュガ」の花の名前の由来
アジュガは、ギリシア語でないことを意味する言葉と束縛を意味する言葉を組み合わせた名前となっています。
それは、花の形が唇のような形の花びらからできているものの筒状の萼との境目がないことが理由とされています。
そして、和名ではセイヨウジュウニヒトエという名がついており、漢字はそのまま西洋十二単と書きます。これは、見た目が十二単に似ていることに由来しているようです。
英語名は、ラッパが名前の由来になっています。それも普通のラッパでなく、軍隊などで使われるラッパを指ておりトランペットより小ぶりです。
縦に長い形をしていることがアジュガの花の形に似ているとされています。
「アジュガ」の種類
アジュガは、たくさんの品種があります。その中でも5種を紹介したいと思います。1つ目は、ジュウニヒトエです。
これは、まさに着物の十二単を表している品種です。十二単のように花が重なり合って咲く様子が似ているために名づけられたそうです。
ただし、色は十二単ほど華やかでなく、白っぽい青紫色です。そして、日本に生息する野草の1つでもあります。
比較的、見かけやすいでしょう。2つ目は、キランソウです。キランソウは、シランソウという似た花の名前が変化したものという説があります。
また、地獄の釜の蓋という怖い別名を持っている花ですが、これは地面を覆うように花を咲かせる様子が地獄の釜の蓋に似ているからということです。
葉っぱは、昔から薬草として使われ咳や下痢などに効果があるとされてきました。また中国では葉っぱを潰して傷口に塗る薬として使用されていたようです。
現在も日本の野草なのであちこちで見かけることができるでしょう。 3つ目は、アジュガ・レプタンス チョコレートチップです。
この植物は、葉が小さくてチョコレートのようなカラーをしています。花の色は青紫色です。開花時期が4月から5月でほかのアジュガと比べると成長の速度は遅めです。
その上、花が小さくかわいいので人気があります。地面を覆い隠すために植えるのも人気です。
4つ目は、アジュガ・レプタンス キャトリンジャイアントです。他のアジュガよりも大きいアジュガとなります。
草丈は30cmになることもあるでしょう。葉っぱは、光沢感があって寒くなってくると色が濃くなります。花を咲かせる時期は4月となります。
濃い紫色の花が強い存在感を持つのでお庭のアクセントにもなるでしょう。5つ目は、アジュガ・レプタンス マルチカラーです。
こちらの植物はほかのものと違い、葉っぱに模様が入っています。それだけでなく、白とピンクなのですが、色は季節で変化していきます。
それゆえ、レインボーカラーという別名を持っています。素敵な名前ですよね。
「アジュガ」の植える時は注意
アジュガを検索していると「植えてはいけない」というキーワードを見つけるとおもいます。そんな言葉を見ると植えるのが怖くなりますよね。
毒が含まれているのかもしれないと思ってしまう人も多いかもしれませんが、毒ではありません。アジュガは、とても繁殖力が高いのです。
なので、思っている以上に増えてしまうでしょう。逆に除去したくても除草剤を使うこともできないという場合も多いので注意してください。
ほかの花と組み合わせていたり、除去した後に新しく植えたいのであれば微妙かもしれません。最初はすぐに除去できるように地植えでなく鉢植えで試してみるのがおすすめです。
「アジュガ」の育て方
アジュガは、4月~5月の間に花を咲かせます。初心者でも扱いやすい花です。アジュガは、乾燥に弱いという性質を持っています。
また、日差しが得意という訳でもないのでやわらかい日差しの入る場所がおすすめです。
木漏れ日くらいの光がちょうど良いと言えます。
アジュガは直射日光が当たると葉っぱが焼けてしまうので見た目が変わってしまうので、思っていたものと違ってくるかもしれません。
日光を当てないのは不安かもしれないけど。極端な話になりますが1日1時間程度の日照時間でも大丈夫です。
日陰でもぐんぐんと育ち、すぐに地面を覆い隠すようになるでしょう。むしろ、取り除きたいときに除草剤を使わないといけないくらいのすばらしい繁殖力で増えてくれます。
なので、子孫繫栄のシンボルにもなっているでしょう。
4月26日生まれのその他の誕生花
ヤグルマギク
4月14日生まれのその他の誕生花の1つにヤグルマギクがあります。ヤグルマギクの花言葉は「優雅」です。
ヤグルマギクは、庭に植えている人も多いということもあり、なじみのある人も多いでしょう。
日本では花の形が矢車に似ていることからヤグルマギクという名前がつけられているのです。
花の色は青やピンクの淡いカラーで、花びらも細いので繊細や優雅というイメージがぴったりな花です。また、海外の吠えは教育という花言葉がつけられているそうです。
それは、王族に愛され王子に家のことを学ばせている時に傍らにあったのがヤグルマギクだからそうですよ。
ただし、そんなヤグルマギクにはプレゼントには向いていない花言葉がつけられているので注意してください。
それは、独身生活です。場合によっては良いメッセージになるかもしれませんが、相手の背景などをほとんど知らない場合は贈らない方が良いのかもしれません。
スカビオサ
4月26日生まれのその他の誕生花の1つにスカビオサがあります。スカビオサの花言葉は「風情」です。
日本名では、マツムシソウという名前を持っています。花は小さな花が集合して盛り上がって咲きます。
その様子が針山に似ていることからピンクッションフラワーと呼ばれることもありますよ。和名のマツムシソウは、マツムシが鳴く時期に花が咲くからという説や花びらが散った後の姿が仏具に似ているという説が有力です。
花の様子自体が風情を感じる花ですよね。季節が花の由来になっていることもあるだけあり風情や趣を感じる花でもあるでしょう。
初夏の風を感じるような雰囲気の花でしょう。
エビネ
4月26日生まれのその他の誕生花の1つにエビネがあります。エビネの花言葉は「謙虚」です。
エビネは、漢字で書くと海老根です。海老のような太い節のある根茎を持っているからつけられた名前らしいです。
花はランのように小ぶりでまさに謙虚という花言葉が似合う見た目の花となっています。
色味もほかのランと比べると落ち着いた雰囲気ですよ。ランは華やかなイメージがあるかもしれません。
ムスカリ
4月26日生まれのその他の誕生花の1つにムスカリがあります。ムスカリの花言葉は「通じ合う心」です。
ムスカリは青い花を咲かせます。そんな花をフラスコ形に房一杯つるのでブドウに見えることもあります。
それゆえ、グレープヒヤシンスという別名があります。そして、この花は良い香りがすることでも人気です。
最近は、切り花にも人気があるので贈り物にも良いでしょう。愛の告白に使われる花でもあり、素敵な香りがさらに演出をしてくれます。
香りが良い花を飾るのは良いですよね。そして、悲しい意味を持つ花言葉も多いのですが、それは花の色が青いということが理由となっているそうです。
あまり気にしない方が良いのかもしれません。
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」の代表的な花言葉「心が休まる家庭」の花言葉の意味
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」の代表的な花言葉は、心が休まる家庭です。アジュガは親株から徐々に子株に株が広がっていきます。
その様子が家庭や子孫繁栄に見えるということから心が休まる家庭という花言葉になっています。
繁殖力も強いので子孫繫栄や家庭を意味する植物としては最適でもあるでしょう。
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」のその他の花言葉の意味
強い友情
4月26日生まれの誕生花アジュガのその他の花言葉1つ目は「強い友情」です。これは、家庭と同じく親株から子株に広がっていく様子を表しています。
切れない様子が強い友情であると言われています。まさに取り除こうとしても取り除けないくらいの繁殖力の強さも意味しているのでしょう。
4月26日生まれの誕生花「アジュガ」の怖い花言葉と意味
特になし
4月26日生まれの誕生花アジュガの怖い花言葉は特にありません。怖い意味の花言葉はないので扱いやすいでしょう。
4月26日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師秋桜のワンポイントアドバイス
また、おとなしそうな見た目にそぐわず繫殖力が強いのもすごいわよね。除草剤を使わないといけないなんて、かなり強いわよ。
気軽に手を出してしまいがちだけど庭に植える時は気を付けた方が良い花なのかもしれないわ。
でも、美しい花だからこそ眺めていたいと思うわよね。