4月10日生まれの誕生花は、リナリアです。ヒメキンギョソウという別名を持つ花なので小さなキンギョソウのイメージの花です。
今回は、そんなリナリアを見ていきましょう。
目次
4月10日生まれの誕生花「リナリア」の基本情報
英名 | リナリア |
花言葉 | この恋に気づいて |
科・属名 | オオバコ科 |
分類 | 秋まき一年草 |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花期 | 3月~7月 |
別名 | エランティス |
4月10日以外の誕生花の月日 | 3月5日、4月30日、7月12日 |
4月10日生まれの誕生花「リナリア」の花の名前の由来や種類
「リナリア」の花の名前の由来
リナリアは、ギリシャ語が語源になっています。ギリシャ語で亜麻を意味する言葉が元になっています。リナリアの葉っぱの形が亜麻の葉っぱに似ているからだそうです。
また、日本名でヒメキンギョソウという名がついています。漢字で書くと姫金魚草です。これは形が金魚草に似ており、さらに小さいからということが理由で名づけられているそうですよ。
キンギョソウを小さくしたような花を穂のように割かせますが雰囲気は優しい花です。
「リナリア」の種類
リナリアの花は、キンギョソウに似ていますが違う花です。ですが、金魚のしっぽの形に似た花をつけます。
色は意外とバリエーション豊富で白、黄色、ピンク、紫などのパステルカラーとなっています。
そんなリナリアですが園芸用の品種は地中海沿岸が減産になっています。大きく分けると、ビパルティア種、モロッコが原産のマロッカナ種、その他雑種となります。
そんなリナリアは基本的に1年草ですが多年草の品種もあります。が、開花時期などが少し違うので注意しましょう。
一年草の方は草丈が低いです。逆に多年草は草丈が高くなります。そして、一年草の中で背が高いものと小型の2種に分かれているのです。
一年草の方が花が多くつくともいわれていますよ。リナリアの中で有名な品種を3つ紹介しておきます。1つ目は、リナリア・グッピーです。
リナリア・グッピーは秋の遅い時期に咲くタイプとなります。カラーバリエーションは豊富ですが小さめです。
ですが、小さいからこそ魚のグッピーのように見えるということでそんな名前がついたのでしょう。2つ目は、リナリア・プルプレアです。
リナリア・プルプレアは、多年草タイプになっており3年は楽しむことができます。草丈は1mくらいになるでしょう。
3つ目は、リナリア・マッカロナです。リナリア・マッカロナは、モロッコ原産で春に開花します。日本ではよく見かける種類でしょ。
「リナリア」はキンギョソウ!?
リナリアは前述の通り日本名では、ヒメキンギョソウという名がつけられています。漢字で書くと姫金魚草となります。
これは形が金魚草に形が似ていることに由来していますが、キンギョソウではないそうです。さらに姫という言葉の通りキンギョソウよりも小さくおとなしい花となっています。
キンギョソウはおしゃべりという花言葉がつくぐらい騒がしい花ですがリナリアは、優しい雰囲気の穏やかな花となります。
「リナリア」の育て方
リナリアは、3月~7月の間に花を咲かせます。多年草の場合は秋に開花する品種もあります。
リナリアは、原産はヨーロッパを中心とした北半球の温帯地域です。そして、日本に入ってきたのは明治時代だと言われています。
温帯地域出身ということもあり、熱さや寒さにも強く育てやすい花です。丈もそこまで大きくならないことから花壇や寄せ植えにもぴったりでしょう。
隙間を小さく植えるとボリュームも出ます。
4月10日生まれのその他の誕生花
パンジー
4月10日生まれのその他の誕生花の1つにパンジーがあります。パンジーの花言葉は「私を思って」です。
パンジーについて話が向くとビオラとの違いが話題に上ることが多いですよね。実は、パンジーとビオラは同じ花なのです。
花の大きさが違うだけという驚くべき結果となります。花の直径が小さいものがビオラで大きいものがパンジーとなります。
パンジーは学校のプランターで見かけることも多いのでなじみある人も多いですよね。色とりどりであることをご存じの方も多いでしょう。
実は色によっても花言葉が違うのです。紫が思慮深い、白が温順、黄色がつつましい幸せと田園の喜びです。
パンジーの平和そうな見た目にぴったりな花言葉が多いですね。
アスター
4月10日生まれのその他の誕生花の1つにアスターがあります。アスターの花言葉は「思い出」です。
アスターの花の見た目はマーガレットのような感じです。なので、花をひきちぎりながら花占いをすることもできるでしょう。
実際に花占いの道具にされてきたそうです。でも、品種改良が進んだことで花占いができない形に変化してしまい今は難しくなってしまいました。
大人になるとそんなに花占いはしませんが寂しさを感じますよね。カラーはマーガレットよりもバリエーションがあり、ピンクや薄紫色などかわいいカラーも多いです。
アスターは、そんな恋占いをしていた時のような思い出を彷彿とさせる花なのかもしれません。
ツルニチニチソウ
4月10日生まれのその他の誕生花の1つにツルニチニチソウがあります。ツルニチニチソウの花言葉は「優しい」です。
ツルニチニチソウは、名前の通り長いつるを伸ばしながら成長していく花となります。イメージとしては朝顔が近いかもしれませんね。
花は淡いブルーで落ち着きのあるカラーです。この花言葉は思想家のジャン・ジャック・ルソーの言葉となっています。
彼が、自叙伝の中でツルニチニチソウについて触れています。その一説を夫人が読み昔の恋を思い出したことが由来になっているでしょう。
確かに、昔のことを思い出させてくれるような優しさのある花ですよね。
ブルーレースフラワー
4月10日生まれのその他の誕生花の1つにブルーレースフラワーがあります。ブルーレースフラワーの花言葉は「優雅なたしなみ」です。
ブルーレースフラワーの花は、その花の名前の通りレースのような美しい姿を持つ花です。
薄いブルーの花が半円状になっている様子は、レースのようで美しいでしょう。小さな花が集まって大きな花を構成しているのです。
それゆえ、花言葉は優雅なたしなみという言葉がついているのでしょう。
この美しい花は切り花みしても素敵ですよね。
4月10日生まれの誕生花「リナリア」の代表的な花言葉「この恋に気づいて」の花言葉の意味
4月10日生まれの誕生花「リナリア」の代表的な花言葉は、この恋に気づいてです。これは、控えめに咲く花の想いです。
恋をする乙女はたくさんいてもリナリアのように控えめで想いを自ら伝えることができない乙女も多いです。
そんな乙女の様子を表している花言葉です。リナリアのように柔らかく気づいてもらえるようにそっとたたずむのもありです。
だけど、自分でも思いを伝えてみるのも悪くないと思います。花言葉を添えて、リナリアを贈ってみるのはいかがでしょうかz・
4月10日生まれの誕生花「リナリア」のその他の花言葉の意味
幻想
4月10日生まれの誕生花リナリアのその他の花言葉1つ目は「幻想」です。これはリナリアがたくさん咲いている姿が幻想的に見えるということが理由らしいです。
乱れる乙女心
4月10日生まれの誕生花リナリアのその他の花言葉2つ目は「乱れる乙女心」です。これは生えている花が乱れるように咲き乱れていることが理由となっています。
豊かな愛
4月10日生まれの誕生花リナリアのその他の花言葉3つ目は「豊かな愛」です。節分の頃に花を咲かせることにより春を告げる花であると言われています。
春を告げる花と聞くと、ますます光り輝いて見えますよね。
ひそやかな愛
4月10日生まれの誕生花リナリアのその他の花言葉4つ目は「ひそやかな愛」です。
わたしの恋を知ってください
4月10日生まれの誕生花リナリアのその他の花言葉5つ目は「わたしの恋を知ってください」です。
4月10日生まれの誕生花「リナリア」の怖い花言葉と意味
断ち切れぬ思い
4月10日生まれの誕生花リナリアの怖い花言葉に「断ち切れぬ思い」があります。リナリアには恋愛の花言葉が多い花です。
なので、断ち切れぬ思いも恋する側としては共感しかないですよね。だけど、目線を変えて思いをぶつけられている方になると怖くありませんか?
何度断っても思いを断ち切ってくれないなんて、恐怖でしかないでしょう。同じ言葉も立場によって意味が大きく変わるということかもしれませんね。
実際に断ち切れぬ思いを抱えている場合は、リナリアの美しい花を眺めて心を落ち着かせてください。
そして、自分を客観的に見る方が良いでしょう。
4月10日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師秋桜のワンポイントアドバイス
むしろ静かにひっそりとたたずんでいる花であると言えるわ。だから、自分の気持ちを伝えられない乙女にも姿が重なるのよね。
リナリアのいじらしい姿が思いを告げることができない乙女の姿にも見えるわ。この花に花言葉を添えて送ってみても良いと思うわよ。
リナリアの優しい花は、たとえ失恋してしまったとしてもあなたの悲しみをやわらかく受け止めてくれるはずだからね。