
2023年11月27日はビーバームーンです。
動物のビーバーは日本ではあまり見られませんが、北アメリカでは流れの緩い川や湖に生息しています。
こちらのページでは、ビーバームーンの意味や由来、西洋占星術からみるビーバームーンが運命の及ぼす影響、ビーバームーンに願い事をし願いを叶える方法や2023年11月27日にビーバームーンが見れる時間帯や場所や上手な見方まで完全紹介いたします。
目次
ビーバームーンの意味や由来とは?2023年はいつ見れるの?
ビーバームーンとは?
11月の満月のことを「ビーバームーン(Beaver Moon:ビーバー月)」と呼びます。
この名前は北アメリカの先住民であるネイティブアメリカンによって名付けられています。
ネイティブアメリカンたちは狩りをしたり、植物を育てながら大自然とともに暮らしていました。
現在私たちが使っている太陽暦のカレンダーではなく、月の満ち欠けによって季節を知る太陰暦を使用していたことに由来します。
ネイティブアメリカンの生活は狩猟や作物の収穫により大自然と共存しているライフスタイルなので、季節ごとに特徴的な名前を満月に名付けていました。
ビーバーは北アメリカの自然では緩い川や湖に生息し、冬には枯れ木を運んできて水をせき止め冬支度を整えます。
その際には水の流れを変化させてしまったり、寄生虫などもいるので飲み水に適さないということもあり、ネイティブアメリカンたちは、この時期にビーバーを狩り、生息数を減らすということをしていました。
またビーバーの毛皮は加工をすればとても温かく、それを着用することで暖をとったり、あるいは販売することで資金を得ることもしていました。
ちょうど11月はビーバー漁をするのに適している季節です。
さらに他の呼び名としては、霜が降り始める季節なので「フロストムーン(Frost Moon:霜月)」、空気が冷えて月が白く見えることから「ホワイトムーン(White moon:白月)」、物資の売買をする季節なので「トレーディングムーン(Trading Moon:貿易月)」、「ダークムーン(Dark Moon:(暗月))、「サッサフラスムーン(Sassafras Moon:北アメリカ原産のクスノキの月)」、「ツリームーン(Tree Moon:樹木月)」という呼び名もあります。
ビーバームーンのキーワードには「コミュニケーション」、「協調性」、「社交性」、「会話」、「伝達」、「教育」、「インターネット」、「情報」、「フットワーク」、「交通」、「移動」、「車」、「運動」、「行動力」、「機動力」、「友人」、「人間関係」など多くのものがありますが人間関係や情報、内的な行動力などを司っていますので、これらに関することで願い事をしてみるのもいいでしょう。
2023年のビーバームーンはいつ?
2023年のビーバームーンは、月の出は11月27日(月)16時7分、月の入りは11月28日(火)6時6分です。
2023年のビーバームーンの1番大きく見える時間帯は11月27日18時16分です。比較的、早い時間帯になっています。
それゆえ、寒い中に無理をして外に出たり眠い中頑張らなくても良いでしょう。生活リズムを変えることなく月のパワーを感じ取ることができます。
ただし、夕方のバタバタしがちな時間なので違う意味で逃してしまうかもしれませんね。師走も近づき忙しくなってくる時期です。
だからこそ、月を眺めるようなゆったりとした時間を持つことが大切なのかもしれませんね。ビーバームーンは希望の満月です。
あなたに希望を見せてくれるような星となります。寒くなると気持ちも沈んでくる人が多いですよね。
それゆえ、希望を見失って暗い気持ちになっていることも多いでしょう。そんな気持ちを取り払ってくれるのがビーバームーンになります。
ホッとするためにもツキに自分の想いをぶつけてみるのも良いかもしれませんね。あなたに希望を与えてくれることになるでしょう。
また、小さいお子さんがいる方はちょうど良い時間帯なので一緒に眺めてみても良いのかもしれません。
ビーバームーンが運命の及ぼす影響【西洋占星術】
ビーバームーンのキーワードにはあらゆるものがありますが、人間関係そのものや情報、交通なども含んだ、コミュニケーションそのものにスポットライトが当たります。
またそれを得るためには、自分が受け身になるのではなく積極的に物事に関わる姿勢ということも大切になるでしょう。
受動態、能動態という言葉がありますが、受動態とは文字通り受け身の姿勢で何かを待つこと、忍耐をすることもありますが、反対に能動態とはダイナミックに動く様で自分から動き、物事を変化させていく姿勢です。
生きていくためにはどちらも大切なもので、バランスが欠かせませんが、ビーバームーンはどちらかといえば能動態の姿勢に大きな影響を与えます。
何かをつかむこと、自分のものにするためには、自分から動いてそれを掴みにいくという姿勢が何よりも大切です。
そのためにはちょっとした勇気やきっかけがあるからこそ実際の行動に結びつきますが、ビーバームーンには行動力や機動力というキーワードもあり、動くための原動力そのものにも深く影響をしています。
ビーバームーンの力は、動くことが好き、積極的に人間関係を作るのが得意な人であればその長所をさらに発展させることができ、逆にどちらかといえば人と接するのが苦手だったり、もともと人とのコミュニケーションが好きではない場合にも、その欠点をより良いものに変化させていくことができるパワーを持っています。
ビーバーとスピリチュアル
ビーバームーンをさらに深く理解するために、ビーバーのスピリチュアル的な意味を見てみましょう。
ビーバーは流れのゆるい川や湖に生息していますが、河岸などの陸上に上がることもでき、とても活発な動物です。
冬近くになると枯れ木をせっせと集めてきてはダムを作りそこに巣を作り子育てをします。
さらに一匹で行動するのではなく、家族と共に生活をするので、ビーバーの罠を仕掛け、一匹取れたらもう一度そこに罠を仕掛けると家族も捉えることができると考えられていました。
少し残酷な気もしますが、ビーバーが増えてしまうことで生態が分かったり川の流れを変えてしまうことで川の氾濫などの災害が起こったり、ビーバーには強い寄生虫がいることや、フンなどが蓄積することで水を腐らせてしまうので湖での生息数が増えてしまうと人間の飲み水に適さなくなってしまうこともあります。
いつも動いていて、せっせと巣作りをし、家族と一緒に過ごす様はビーバームーンのキーワードとの関連も見られるでしょう。
さらにネイティブアメリカンの動物占いでは、4月20日〜5月19日に当たる生まれの人は「ビーバー」の気質があるとされています。
ビーバーは動物たちの中でもとても頭の良い動物とされていて、計画的に巣作りをすることからも、ビーバーの月の生まれの人は計画や策略を練ることを得意とします。
ユーモアに富んでいて、協調性もあり、スムーズな人間関係を作ることもできますが、どこか小心者で、緊張しすぎる傾向もあり、憎めない部分があります。
さらに嫉妬深く、好きな人ができると束縛してしまう傾向もあると言われています。
またアニマルエッセンスと言われる、その動物の波動を水に転写したエッセンスもあり、ホリスティックケアの世界では有名なものもあります。
ビーバーのエッセンスは、人生設計を手助けしたり、明確な思考や秩序だった思考を与え、創造性を高めつつも現実に問題解決を促進する働き、新しい活動をするときのエネルギー、創造的なプロセスに欠かせない全体構造を把握する力を与えるものとされています。
ビーバーにはあらゆる行動力や機動力を促す力があるとされていますが、ビーバーそのものの生態を知ることでより深く理解できるでしょう。
ビーバーと神話
「アーファンク」というイギリスのコンヴィーレイクという川に住む幻獣は大きな青黒いビーバーの形をしており、美女を好みます。
爪がする語句、獲物の魚を引き裂いて食べてしまい、恐ろしい怪力を持っており、気荒い性格で人間さえも食べてしまうという物語があります。
またネイティブアメリカンのネズパース族の伝承にも「ウィシュプーシュ」と呼ばれるビーバーの怪物がいて、湖に人間がくると大きなかぎ爪で人間を捉えて水底に引きずり込んでしまうと恐れられていました。
ネズパーズ族の人々は英雄であるコヨーテに助けを求め、コヨーテは取っ手付きの槍を麻ひもで腕につけ、魚を取りに湖に向かい、そこでビーバーの怪物であるウィシュプーシュと対立します。
両者は激しい戦いをして山々は後ずさりをするほどでした。
下流へ逃げようとするビーバーの魔物を逃さないように槍でしっかりと突き刺しながらその後をおうコヨーテに川は押し広げられ、山は引き裂かれ、大きな地割れができたとされています。
海につきコヨーテは一休みをするとウィシュプーシュは鯨を食べ体力を回復しました。
コヨーテは疲れていましたが、変身の力を使い戦いました。
もみの木に変身したコヨーテはウィシュプーシュのそばに流れて行き、そうとは知らないウィシュプーシュはその木を丸ごと飲み込んでしまいます。
コヨーテはウィシュプーシュの腹の中で変身を解き、鋭いナイフでウィシュプーシュの心臓を切り裂き殺しました。
死んだウィシュプーシュの体の中からコヨーテは新しい民族を創造したとされています。
日本では馴染みの薄いビーバーですが、ヨーロッパや北アメリカには多く生息しており、共存しながらも少し厄介な存在であることからこのような神話が作られたと想像することができるでしょう。
ビーバームーンのインスタ画像
2023年11月27日のビーバームーンに願い事をし願いを叶える方法
神話の怖い姿とはうって変わって、とても人間に良いものを与えてくれるビーバームーンは人間関係を広げたり、良い情報を与えてくれてさらに生活を楽しいものにしてくれる願いを叶えてくれるでしょう。
ビーバームーンの時に試したいおまじないは、手鏡を用意し、月明かりが当たるように一晩外に出しておきます。そして朝にはその鏡を回収しましょう。
ビーバームーンのエネルギーがその手鏡に込められているので、化粧をするときや頻繁に鏡を見るようにしましょう。
ラッキーや出来事や素晴らしいチャンス、嬉しい出会いなどが格段に増えていきます。
2023年11月27日にビーバームーンが見れる時間帯や場所や上手な見方
2023年のビーバームーンは、月の出は11月27日(月)16時7分、月の入りは11月28日(火)6時6分です。
2023年のビーバームーンの1番大きく見える時間帯は11月27日18時16分です。割と早い時間帯となっています。
夕飯時なので、ご飯を食べながら眺めることもおすすめです。この月は、一人でひっそりと楽しむ方が良い満月になります。
誰かとワイワイお月見をするのも良いのですが、それは違う満月で楽しみましょう。満月を味わうと聞くと敷居が高く感じますよね。
特別にお酒や飲み物を用意してしみじみ楽しまないといけないような気がするかもしれません。
でも、実際はそんなことありません。お気に入りの飲み物を片手に自分の内面を見つめるだけでも良いのです。
師走の直前ということで、少しせわしないような寂しいような気分になりがちかもしれません。
時間があるのであれば夕焼けから満月までしばらく楽しんでみましょう。自然の雄大さは神秘的で何ものにも代えられないものを味わうことができるはずです。
満月を眺める場所としては、夕焼けと満月の両方を眺めることができる場所をおすすめします。
2023年のその他の満月の名前や見れる時間帯
日 | 時間 | 名称 | 見える場所 |
1月7日(土) | 8:08 | ウルフムーン | 東の空 |
2月6日(月) | 3:30 | スノームーン | 南西の空 |
3月7日(火) | 21:41 | ワームムーン | 東南の空 |
4月6日(木) | 13:36 | ピンクムーン | 東の空 |
5月6日(土) | 2:35 | フラワームーン | 南の空 |
6月4日(日) | 12:43 | ストロベリームーン | 東南東の空 |
7月3日(月) | 20:39 | バックムーン | 東の空 |
8月2日(水) | 3:33 | スタージョンムーン | 南の空 |
9月29日(金) | 18:59 | ハーベストムーン | 東の空 |
10月29日(日) | 5:25 | ハンターズムーン | 西の空 |
11月27日(月) | 18:27 | ビーバームーン | 東の空 |
12月27日(水) | 9:24 | コールドムーン | 東の空 |
占い師 聖子のワンポイントアドバイス
ビーバームーンはとても良いものを私たちにもたらしてくれるのよ。
そこから何か新しいものが生まれるかも!
それこそがビーバームーンの恩恵ね。
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