
2022年7月14日はバックムーンです。
バックムーンの「バック(Buck )」とは「雄鹿(オスの鹿)のことです。
こちらのページでは、バックムーンの意味や由来、西洋占星術からみるバックムーンが運命の及ぼす影響、バックムーンに願い事をし願いを叶える方法や2022年7月14日にバックムーンが見れる時間帯や場所や上手な見方まで完全紹介いたします。
目次
バックムーンの意味や由来とは?2022年はいつ見れるの?
「バックムーン」とは?
満月にはそれぞれ月によって名前がついています。
これはアメリカの先住民であるネイティブアメリカンの人たちが古来から満月の暦によって生活をしていたことに由来があります。
その満月の時期の季節にちなんだ植物や動物、あるいは生活習慣が満月の名前になっています。
7月の満月のことを「バックムーン」と言います。
「バック」とは英語で「オスの鹿」のことを指します。
なぜ「バックムーン(Buck Moon:雄鹿月)」というかというと、オスの鹿のツノは毎年春に生え変わります。
冬から春になる時期にはオスの鹿は木などに体当たりして長くなったツノを落とします。
ツノを落としたところから、また新しくツノが生えてきますが、生え変わって3ヶ月くらいまでは柔らかく、毛皮に包まれていますが、7月ごろになるとツノは骨のように固くなり、それまで覆われていた毛皮も剥がれ落ちていきます。
そのオスの鹿の包んでいく毛皮が剥がれていくことに由来して7月の満月のことを「バックムーン」と呼ぶようになりました。
アメリカの先住民たちにとって鹿はとても大切な生き物でした。
鹿を一頭仕留めれば寒い冬を越すくらいの肉があり、また毛皮は舐めせばとても温かい着物になります。
また生え変わりのために落ちたツノは、ナイフの鞘に加工し、それを売ることで生活をすることもできました。
鹿はネイティブアメリカンの人たちにとってはなくてはならない存在であり、共存しながら生きてきました。
また7月の満月は、夏の嵐が多く発生する時期を意味する「サンダームーン」Thunder Moon(雷月)」、干し草の収穫期であることから「ハイムーン(Hay Moon:干し草月)」とも呼ばれています。
さらに「サマームーン(Summer Moon:夏月)、「ハングリーゴーストムーン(Hungry Ghost Moon:空腹な幽霊月)」、「ライプコーンムーン(Ripe Corn Moon:熟したトウモロコシ月)」、「クレーンムーン(Crane Moon:鶴月)」、「ムーンオブクレーミング(Moon of Claiming:要求の月)、「ミードムーン(Mead Moon:蜂蜜月)」と多種多様な名前があり、どれもが春から完全な夏の到来を意味する満月です。
日本では「文月(ふみづき)」と呼ばれ、この由来は7月7日の七夕の日に詩歌を献じたり、書物を夜風に晒して乾燥させる風習があったからだとされています。
このバックムーンには仕事運や健康運がアップすると言われています。
2022年の「バックムーン」はいつ?
2022年のバックムーンは7月14日(木)に見られます。またこの満月はスーパームーンです。スーパームーンとは、月が地球に最も近づいた満月のことで、周期は1年と40〜50日なので、約400日に一度訪れるので、年にとっては見られないことも。
月の出は7月14日19時51分で月の入りは15日(金)の4時28分で、天気が良ければ一晩中 ムーンを見ることができるでしょう。
満月の1番大きな時間帯は15日(金)3時38分で、写真を撮ったり、お願い事をする場合にはこの時間帯をオススメします。
バックムーンが運命の及ぼす影響【西洋占星術】
ちょうど梅雨が明けて、本格的な夏の到来を意味する「バックムーン」はさらに私たちの気持ちを高めてくれます。
梅雨明け直後の時期はまだ夏の湿気や暑さもこれから本番なので、どこか夏の爽快感を感じさせ、気持ちもアップするものです。
さらにその気持ちを高めてくれて、より積極的、行動的になるのはこのバックムーンの影響も強いと言えるでしょう。
格別な力強さを与えてくれるバックムーンは健康運や仕事運に良い影響があるとされています。
なぜ健康運に良いとされているかというと、バックムーンの名前の由来になっているオスの鹿の生え変わりに関係しています。
オスの鹿のツノは大きいものでなんと2メートルくらいになるものもありますが毎年生え変わります。
ツノがなぜ生え変わるかというと、体が回復されるという意味があり、長く辛い冬には鹿も相当の体力を消費します。
体力を少しでも早く回復させるためにツノを生え替わらせなければなりません。
鹿は草食動物なので野生で生きていくためには、肉食動物に捕食されないように早く動かなければなりません。
そのためには体力を維持しておくことは何よりも重要だと考えられます。
そのためにバックムーンを見ると健康運がアップするという言い伝えがあります。
梅雨が明け、湿度がだんだん高くなり、急に暑さがくることで夏バテや熱中症なども引き起こしやすい季節ですので、健康運アップには欠かせません。
また仕事運に良いとされているのは、森の中で鹿と共存し、その恩恵を受けていた先住民たちの暮らしにも関係しているとされています。
鹿は仕留めれば大きいもので一頭数百キログラムにもなり、何ヶ月も家族が生きていくための食料になったり、毛皮をなめすことで防寒具になったり、ツノはとても高価なもので加工すればさらに高値がつきます。
先住民たちは鹿の命をいただき、再利用することで生活をしていた、その作業そのものが仕事でもあったことから仕事運アップにつながるともされています。
「鹿」とスピリチュアル
さらにバックムーンを深く理解するためにスピリチュアル的な観点を知っておくのもいいでしょう。
鹿は古来からアメリカ、インド、中国などでは神様に近い存在です。
鹿にはとても優れたバランス能力があり、捕食者が遠くにいてもすぐに気づき、逃げることができます。
本能と理性の両方を持ち、それを使い分けることで過酷な大自然を生きる動物とされています。
スピリチュアルの視点としては鹿は「自らの存在を省み、バランスを取れているか見直す」ものです。
自分自身の考えや価値観、立ち位置なども今一度確認し、見直すという視点があります。
バランスを見直すと言ってもその意味合いは様々なものです。
身体的なバランスといえば、自分に適している食生活や生活習慣などを心がけることでベストな体重や数値を維持することもあれば、心のバランスというときには、感情が過多になりすぎてしまいストレスが溜まっていないか、日々の忙しさで仕事とプライベートのワークライフバランスが取れているかどうか。
また円滑な人間関係もその距離感なども含めたバランスがとても大切で、恋愛でも双方の愛情の重さに偏りがあればその関係は悪化してしまいます。
バランスとは私たちの生活と切ってもきれないものです。
スピリチュアル的な意味での鹿はあらゆるバランスを見直す必要を教えてくれる存在です。
また鹿の角のスピリチュアル的な意味は、鹿の角は常に神的な存在や宇宙からメッセージを受け取っているとされていて、その受信機としての働きもあるとされています。
ツノが大きければ大きいほどそのメッセージを受け取るサインも大きいとされています。
実際にツノが大きいほどエネルギーを感じる力が強いので外敵が迫っていることを瞬時に察する機関でもあります。
「鹿」と神話
鹿の神話は世界中にあります。
日本でも「古事記」に登場する鹿のかみアメノカクはとても頼りになる神として有名です。
奈良の鹿は一般的に神に使えるものとしての歴史があるので、あれほど自由に公園内を歩いています。
鹿が神の使いになったのは奈良でも有名な観光地の一つである春日大社の創建神話と関わっています。
710年(和銅3年)に建甕槌命(タケミカヅチノミコト)が御蓋山(春日山)の山頂に降臨したのが創建神話の始まりですが、建甕槌命はもともと奈良にいたのではなく、はるか東にある「鹿島神宮」の神さまでした。
神話では建甕槌命がはるばる春日山に白い鹿に乗ってやってきたとされ、これが奈良の鹿を巡るルーツにもなっています。
神の使いとしてやってきた白い鹿がこの春日野の地で子孫を生み、それが奈良の鹿になったとされています。
また万葉集などでも鹿について読まれている歌も多く、人とのつながりがありながらも時として神の使いでもある特別な存在です。
日本だけではなく神の使いとしての鹿、あるいは神としての鹿の神話は世界中にあります。
鹿は「繊細」、「優雅」、「機敏」、「鋭い直感力」、「感受性」、「博愛主義」というキーワードがあり、インドでは仏教の創始者であるブッダの説法を初めて聞いたのは人間ではなく鹿たちだとされているほどです。
バックムーンのインスタ画像
2022年7月14日のバックムーンに願い事をし願いを叶える方法
バックムーンの日に願いを叶えるためには、月明かりの下にコップ一杯の水を用意し、飲み口にゴミなどが入らないようにラップなどをし、それを月明かりが当たるように外に置き、一晩置きます。
朝起きてその水を最初に飲むと、バックムーンのパワーがたっぷり入ったエネルギーを体内に取り入れることができ、心身をデトックスさせることに繋がります。
また心身のバランスを整えるにはフローティングキャンドル、紙、ペン、水、ボウルなどを用意します。
水を張ったボウルなどに満月の光が映るようにしてキャンドルを浮かべて火を灯しましょう。
その光を見つめ、心の中に浮かんできたマイナスの感情を紙に書き、出尽くしたらそれをキャンドルの火で燃やしてしまいましょう。
このような方法で心身のバランスを整えることもバックムーンは効果的です。
2022年7月14日にバックムーンが見れる時間帯や場所や上手な見方
月の出は7月14日(木)19時51分で月の入りは15日(金)の4時28分です。
2022年のウルフムーンが一番大きく見られるのは15日(金)3時38分です。
ちょうど満月が西の空に沈むことに一番大きく完璧な満月を見ることができるので、少し早起きをして、幻想的な満月を楽しむのもいいでしょう。
通常は月の出の時間に満月は大きなものになりますが、この満月は沈む頃も大きく見える特徴があります。
さらにスーパームーンで、地球と月の距離が最も近くなるので、さらに大きく、月明かりも強く、パワーを感じさせるような満月です。
また特にこの満月では願いを叶える力も強いので、お願い事をするのに適しています。
みんなでワイワイとお月見をするよりは、一人の時間を大切にして、月との語らいの時間を楽しむのもいいでしょう。
お願い事が真剣なものほど、一人の時間を大切にするといいでしょう。
また少し月のパワーが強いと感じたら、無理をしないということも大切です。
2022年のその他の満月の名前や見れる時間帯
日 | 時間 | 名称 | 見える場所 |
1月18日(火) | 8:49 | ウルフムーン | 西の空 |
2月17日(木) | 1:57 | スノームーン | 東の空 |
3月18日(金) | 16:18 | ワームムーン | 西の空 |
4月18日(日) | 3:55 | ピンクムーン | 東北東の空 |
5月16日(月) | 13:14 | フラワームーン | 南東の空 |
6月14日(火) | 20:52 | ストロベリームーン | 東南東の空 |
7月15日(金) | 3:38 | バックムーン | 南西の空 |
8月12日(金) | 10:36 | スタージョンムーン | 東の空 |
9月10日(土) | 19:11 | ハーベストムーン | 東の空 |
10月10日(月) | 5:55 | ハンターズムーン | 東の空 |
11月8日(火) | 16:32 | ビーバームーン | 東の空 |
12月8日(木) | 13:09 | コールドムーン | 南の空 |
。
占い師 聖子のワンポイントアドバイス
バックムーンはとても力強さを与えてくれる月なのよ。
通常の満月よりもさらに大きなパワーで私たちを包むこんでくれるの。
夏の始まりにぴったりの満月で、楽しい夏になることをサポートしてくれるわ?
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