「星占いをしているときに出てくる『エレメント』っていったい何?」と占星学用語が分からなくて困ってしまう場合がありますよね。
こちらのページでは、いわゆる「エレメント」とは何かについてお伝えします。
火のエレメント、地のエレメント、風のエレメント、水のエレメントのそれぞれの性質や相性を紹介いたします!
12星座の火風水土の自然属性(エレメント4元素)の意味も詳しく解説するので参考にしてくださいね!
目次
12星座の4つのエレメントって何?
2021年からは「風の時代」と言われ、大きな反響を呼んでいます。
しかし「風の時代」の「風」ってなあにと思っているかもしれません。
またその際には「エレメント」という聞きなれない言葉もセットにして出てくるのでますますよくわからないと思っているかもしれませんね。
わたしたちが普段慣れ親しんでいる「星座」は12個あります。
牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座の12星座については、雑誌やテレビの星占いでもよく知られており、占いのことをよく知らない人でも自分の星座は知っていて、運勢の参考にしている場合もよくあるでしょう。
さて「星座は」、「サイン」という言葉で示されていて、この12のサイン(星座)はさらに4つのグループに分類することができます。
西洋占星術の「エレメント」とは12の星座を「火(fire)」、「地(earth)」、「風(air)」、「水(water)」の4つのグループに分けたものです。
この4つの元素は古代ギリシャでは宇宙を構成するものと考えられていました。
火と地と風と水の4つで世の中は成り立っていると考えられていて、4つのエレメントにはそれぞれの性質があり、対応する星座には強く反映し、個人的な性格にも強く影響を与えているとされています。
12個の星座はこのように4つのエレメントに分類することができます。
火・・・牡羊座・獅子座・射手座
地・・・牡牛座・乙女座・山羊座
風・・・双子座・天秤座・水瓶座
水・・・蟹座・蠍座・魚座
この4つのエレメントを見るとなんとなくのイメージを思い浮かべることができるでしょう。
エレメントを理解する上ではこの自然界に存在している4つのエレメントの本質的な性質や役割を理解し、それを人間がどのように利用しているかを知ると、さらに星占いでも深い洞察を与えられ、自分で星占いをするときにも大いに役立ちます。
火のエレメントの性質や相性
「火」のエレメントは全ての物事の始まりを司り、とても強いエネルギーを持っています。
対応する星座は牡羊座、獅子座、射手座がこの「火」のグループに属します。
火は上に昇っていく性質があるので活力そのものを象徴し、その性格は向上心と好奇心が強く、何事も積極的で冒険好き、情熱があり、何事も夢や目標に向かってエネルギッシュに取り組み、自分の人生を自分の力で創造し、チャレンジ精神を持ちながら実行します。
恋愛では身も心も焦がしてしまうほどのドラマティックさを求めます。
本能と直感力も鋭く、行動力も高いのですぐに行動に移す面もありますが、少し衝動的なためおっちょこちょいな面もあります。
また欠点としては「熱しやすく冷めやすい」ということわざのように飽きっぽい部分もあり、ルーティンワークが苦手です。自分の思い通りにいかないとすぐに顔に出てしまい、エネルギーを内向してしまうと強いストレスを感じてしまいます。
相性の良いエレメントは、同じ火のエレメントに属している星座とはとても相性が良く、良い部分も悪い部分も理解し合うことができます。
また火は風が吹くとますます強くなるため、風のエレメントとも相性が良くお互いにない部分を補い合うことができます。
相性の良くないエレメントは、真逆の性質を持っている水のエレメントですが必要以上に交わろうとはしないのでそこまで相性が悪いとは言えません。
地のエレメントの性質や相性
「地」のエレメントは物事をコツコツと育み、継続させる力を持っていて、優しさと温かさを感じさせるパワーがあります。
対応する星座は牡牛座、乙女座、山羊座がこの「地」のグループに属します。
地は大地そのものを表し全てを受け入れ育む性質があるので、その性格はとても安定していて粘りつよく、始めたことは最後までやり遂げ、途中で諦めることはしません。
ことわざに「地に足の着いた」とあるように現実的で安定感があり、どこか人をホッとさせる癒しの雰囲気を持っています。
またモノを見る目には相当の資質があり価値を見出し良質なもの、本質を見極める目を持っています。
非常に現実的で、人生設計もしっかりとしているので冒険やリスクを好まずに確実に計画通りに人生を歩んでいきます。
恋愛では、少しシャイで受け身になってしまいますが、安らぎを与えることができるので異性からはかなりモテる傾向が強いでしょう。
また欠点としては、自分の計画にこだわるあまりに時に頑固になりすぎてしまうことや、変化することが苦手なのでいつも同じ状態にいようとすること。
また急激な変化は不安になりストレスを抱えてしまうこともあります。
相性の良いエレメントは、同じ地に属する星座とはまるで自分を見ているかのように安心でき、心地良く過ごすことができます。また地は水を吸収し、豊かな土壌を育むのでお互いを必要とし、支え合うことができるでしょう。
相性の良くないエレメントはまず火のエレメントは強いエネルギーを持っていて時には全てを燃やし尽くしてしまうので一緒にいると疲れてしまいます。
風のエレメントとはお互いに接点がないのでその分相性は良くも悪くもありません。
風のエレメントの性質や相性
「風」のエレメントは物事を発展させる勢いがあり、新しさをもたらすエネルギーにあふれています。
対応する星座は双子座、天秤座、水瓶座がこの「風」のグループに属します。
風は常に流動的で見えない空気の動きそのものであり決して止まることがない性質があるのでその性格は、自由と解放感に溢れていて、好奇心も旺盛で、好きなことに対しては時間を忘れるほど熱中するのでスポンジのように知識や技術を習得します。
主観だけではなく客観的で何事も受け入れてしまう幅の広さを持っているのであらゆる面に精通していきます。
人間関係でもこだわりなくいろいろな人と接することができるので人脈は広がりますが基本的には広く浅い付き合いが多く、そのネットワークを通してあらゆるチャンスが与えられます。
器用で多才なので何事もすんなりとこなしてしまいます。
恋愛ではさっぱりとした関係を好み、相手にもそれなりの知性を求めますが、ドロドロした恋愛は嫌います。
また欠点としては、「風は思いのままに吹く」という言葉通り、何者にも縛られずに自由でいたいので感情的で重苦しい場面や面倒なことを嫌うので、なんだかんだ理由をつけてスルーしてしまいますが、大概の場合は人に見抜かれていて、「軽い人だな」と思われてしまうことも。
相性の良いエレメントは、同じ風のエレメント同士は楽しくコミュニケーションでき、様々なアイデアも浮かびます。また火のエレメントとも協力し合い、お互いのパワーが強まります。
相性の良くないエレメントは、水のエレメントには少し重さを感じてしまうので苦手です。
地のエレメントとは話すことはあってもあまり乗ってこないので少し物足りなさを感じるでしょう。
水のエレメントの性質や相性
「水」のエレメントは、物事を完成に導く力を持っていて、情感的で慈愛に満ちた大きな母の愛のような包み込むエネルギーを持っています。
対応する星座は蟹座、蠍座、魚座がこの「水」のグループに属します。
水は流れゆくものであり、あらゆるものと混ざり合う性質があるので、その性格はとても共感能力が高く、感情が豊かです。
愛情深く、人との結びつきをとても大切にし、自分のことのように相手を思いやり配慮できる高い精神性を持っています。
感性が豊かで、人にはないような発想力があり、存在感もあります。
ロマンティストで高い目標を持っていてそれを叶えるまでは努力を怠ることはありません。
恋愛では、相手のことを思いやり、愛情の全てを捧げて献身的に相手に尽くします。
思いやるあまりに嫉妬深くなってしまいますが、誰よりも相手を大切にするので、付き合うと一生忘れられないほどです。
また欠点としては、共感能力が高い分相手に合わせすぎてしまい優柔不断になってしまうところがあったり、夢を診すぎてしまう分、なかなか現実的に行動を起こすのが苦手になることも。
自分の感情と他者の感情を一緒くたにしてしまうので人との境界線がうまく作れずにストレスを溜めたり、周りに流されやすい面もあります。
相性の良いエレメントは同じ水のエレメントは良く理解でき、必要以上に心に踏み込むことがないので安心し、癒しを与えられる関係です。
地のエレメントとも協力しあい、豊かな関係を形成できます。
相性が良くないエレメントは、風のエレメントとはとても相性が悪いでしょう。
行動派で判断の速さと軽さが鼻についてしまいます。
火のエレメントは火のパワーに押されてしまい、価値観が違うために理解することができません。
占い師 聖子のワンポイントアドバイス
もちろん長所もあれば短所もあるけれど、良い部分は伸ばしていき、短所は改善するとさらにバランスが取れるし、ますます自分らしさが出てくるわ?
気になるあの人のエレメントを知れば、恋愛にも効果のあるアプローチ方法を考えることもできるのよ!