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88星座のみなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の特徴や探し方、神話やみなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します！
目次
みなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の基本情報と特徴
| 星座名 | みなみのうお座 |
| 略符 | PsA |
| ラテン語（英語・読み方） | Piscis Austrinus（ピスキス アウストリヌス） |
| 意味 | ツル |
| 季節 | 秋 |
| 最も明るい恒星 | つる座α星 |
みなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の探し方
みなみのうお座は秋に南の空に見られる星座です。
みなみのうお座という名前は黄道１２星座のうお座に対して南よりの空にあることから名付けられています。
さほど大きな星座ではありませんが、中心に１等星フォーマルハウトがあり、さらにみなみのうお座周辺には明るい星がないのでひときわ目立つ星座です。
星座の形は弦側を下方にやや沿った半月形をしていて、水面から飛び跳ねる魚の姿を上手に表しています。
星図でも同様に仰向けになった魚の形で表されています。
みなみのうおざのα（アルファ）星フォーマルハウトの名前はアラビア語の「フム・アル・フート（アル・ゲヌビ）」＝「（「南の」）魚の口」から来ていて、みずがめ座の持つ瓶からこぼれ落ちる水を、仰向けになったみなみのうお座の口が受け止めています。
アラビアでは「第１のかわず」、「ダチョウ」、また周辺の星がなく、ぽつんとした印象を受けることから「さびしきもの」と呼ばれていました。紀元前２０００年ごろのペルシアでは、フォーマルハウト、アルデハラン（おうし座）、レグルス（しし座）、アンタレス（さそり座）の４つの星をそれぞれ東西南北の四方を守る「王の星」と見てフォーマルハウトを「ハストラング（北）」と呼んでいました。
探し方は、南の空の低い位置に青白く輝くフォーマルハウトが目印です。
フォーマルハウトは秋の星座ではただ一つの１等星になります。
ペガススの大四辺形の南側を伸ばした辺の先にフォーマルハウトがあるので見つけやすいでしょう。
みなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の神話
神話ではみなみのうお座は美の女神アフロディーテが怪物トゥフォンに追われたとき、ナイル川に逃れて変身したものと言われていたり、またうお座の親戚だとも言われていますが、これはうお座が同じくトゥフォンに追われて変身したアフロディーテの息子エロースであることも関係しています。
ここではアフロディーテについて伝わる神話をご紹介します。
キュプロス島の王テーアースにはミュラという娘がいました、あるとき、ミュラは美の女神アフロディーテへの祭儀を怠ったため、女神の怒りを買って実の父親であるテイアースに恋心を抱く呪いを受けてしまいました。
ミュラは許されざる父親への思慕の念に身を焦がし、苦しみに悶えました。
この煩悶から逃れられるならばいっそ、と自らの生命を絶とうとすらしたのです。
幸いと言うべきか、自殺は偶然に部屋を訪れた乳母に止められました。
泣き崩れるミュラは乳母に父への想いのうちを打ち明けました。
乳母はミュラを哀れに思い、夜になるのを待ってミュラの顔をヴェールで隠すとテイアースの部屋へと連れていきました。
そしてミュラの顔を隠すとテイアースを送り出しました。ミュラは顔を隠したままテイアースと１２の夜を共にしました。
しかし１２日目の夜燭台を手にしたテイアースはとうとう自分が実の娘と寝床を共にしていたことを知りました。
怒り狂ったテイアースはミュラを殺そうとしましたが、ミュラは逃げ、９ヶ月間さまざまな国をさまよいました。
しかしミュラはテイアースの子を身に宿しており、身重の体で旅をするのはだんだんかなわなくなってきてしまいました。
やがてアラビアの南、サバの地で力尽きた彼女は自分のおかした罪への償いとして生死の狭間に姿を変えることを願いました。
神々は彼女の願いを聞き入れ、ミュラを没薬（ミルラの木/ユリ科の植物）の木に変えてしまいました。
そしてこの没薬の木から生まれてきたテイアースとミュラの子どもが世にたぐいまれな美少年のアドニスだったのです。
赤ちゃんにして輝くほどの美しさを兼ね備えているアドニスに夢中になってしまったのが美の女神であるアフロディーテです。
アフロディーテはアドニスを他の誰にも見せないようにするために箱に入れて冥界の王ハーデスの妻のペルセポネーに「決して中を見てはいけません」と言い、預けてしまいました。
ハーデスの妻ペルセポネーは「中を見てはいけない」と言われたものの、やがて好奇心を抑えられなくなり、ついに箱の中を見てしまいました。
アドニスを見たペルセポネーはやはりアドニスの美しさに魅了されてしまいました。
ついにアフロディーテとペルセポネーはアドニスを奪いなうことになりました。
醜い争いを続けるので、大神ゼウスが仲介に入ることになりました。
そしてアドニスに一年の３分の１をアフロディーテのもとで、そして一年の三分の一をペルセポネーのもとで、そして残りの三分の一は自分の好きなところで暮らすようにしました。
アドニスは自分で好きに選んでいい三分の一をアフロディーテのもとで暮らすことにしました。
美の女神であるアフロディーテはアドニスが一緒にいる間、いつくしんで可愛がりましたが、さすがに美の女神のこと、アドニスの好む狩りに同行することだけはしませんでした。
代わりになんども獣の牙や角に気をつけるように注意したのだが、血気にはやる少年はその注意を忘れてしまうことも多く、ついにあるときに狩りの最中に大イノシシの角に腿を突かれ、死んでしまったのです。
アフロディーテは深く悲しみ、アドニスの美しさを永久に伝えようと神々の酒ネクタルをアドニスに流した血に濡れる大地にこぼした。
すると、そこから美しい１本の美しい真紅の花弁を持つ花が咲き始めてきました。
このアドニスの血から生まれたのがアネモネの花です。
しかしこの花は、美しいかわりに寿命も短く、アネモネ（風）につられてたちまち花弁が散っていきます。
アドニスの生涯そのもののような儚げな花なのです。
みなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？星言葉や特徴は？
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
３６５日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
３月３日の誕生日星はフォーマルハウト（Fomalhaut）で、誕生星の星座はみなみのうお座α（アルファ）星、星言葉は「アドバイス上手な博愛主義」、特徴は、人の気持ちを変えてしまうほどの言葉の力がある、人を励ます力がある、全てを愛する慈愛の精神があるという傾向があります。
みなみのうお座「Piscis Austrinus（ピスケス オーストリヌス）」の運勢
みなみのうお座は３６星座によるとやぎ座の第３デークに当たり、この時期に最もみなみのうお座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「３６星座」とは１２星座をそれぞれ３つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき３つ存在します。
一つの星座宮は３０度の角度で構成されていますが、さらにその３０度を１０度づつ区切ったものになります。
１デークは１〜９度、２デークは１０〜１９度、３デークは２０〜２９度になります。
みなみのうお座はやぎ座の第３デークにあたり、１月１０日〜１月２０日でおとめ座と惑星では水星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、やぎ座の現実性とクールに物事を見つめる感覚、社会性に根ざし忍耐と誠実さを持って自分にやるべきことをこなし、責任感をもとに基盤を作っていくあり方に加え、そこにおとめ座の完璧主義かつ理想を追い求める気質が加わり、さらに物事のスピード感や情報伝達などを象徴する水星が加わるので個性豊かな星座になります。
やぎ座の中では最も社交性が豊かで、見た目はおとなしくとも存在感があり誠実さを印象付けることができます。
人間関係もただなんとなくというよりはきちんと目的意識があり、程よい距離を保ちながら人間関係を形成します。
目的に合わせて人間関係を作るのがとてもうまく、きちんと自分の立場を守ったり、友好的な関係作ることができ、その上で信頼関係も増していくでしょう。
また面白いことにうお座の影響が強いのでそこまで我がはっきりとしているわけではなく、自然と人の影響を受けてまるでカメレオンにように変化をしていくこともあるので、誰と付き合うかということで人格も変容する部分もあるでしょう。
良い仲間と付き合えば、とても成長しますが、あまりよくない人間関係に身を置いているとその影響を受けてしまい、どこか悪い人格になってしまう場合もあります。
ファッションなどの好みはかなり大きく変化することもあるでしょう。
基本的な性格はとても穏やかですが、その分、影響を受けやすい部分も見られるでしょう。
みなみのうお座のキーワードは「Acceptance」で受け入れる、歓迎する、受容するという働きが強くなります。
受け身というと聞こえは悪いかもしれませんが、みなみのうお座は自分から積極的に動いて行動するよりも、受け身でいたほうが自分らしさを感じられるでしょう。
おとなしいけれども芯はしっかりとしていて、良い意味でマイペースなので、人にも大きな安心感を与えることができ、自然にしていても信頼感を強めることができます。
また受容することをサポートするには、共感すること、そして相手の話をしっかりと聞くという意味の傾聴することができてこそ、受容することができるようになります。
みなみのうお座は自然とそれができるので、人が自分の本心を打ち明けやすいので、相談されることも多いかもしれません。
運勢的に良いものとしては、少しレベルの高い人と付き合うこと、知識欲を活かせる仕事につくこと、水分を多めに取ること、自然の中に身を置くこと、無理をする前に調節すること、しっかりと自分の意思を持つことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、人に合わせすぎてしまうこと、嫌われたくないあまりに行動すること、ストレスを発散しにくいこと、束縛されることに喜びを感じてしまうこと、依存的な人間関係になりやすいこと、お酒を飲みすぎることなどが挙げられます。
恋愛面でみなみのうお座を活用する方法は、相手の話をしっかりと聞き、共感すること、いい意味で受け身でいること、物腰の柔らかさを全面に出すこと、デートでは美味しいもの巡りなどをすること、食べ物の好みが会う人との恋愛を重視することなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、さみしさのあまりに連絡をしまくること、すぐに体を許してしまうこと、逆に潔癖になりすぎてしまいリレーションシップを拒んでしまうこと、時としてロマンティックな展開に期待しすぎることなどが挙げられます。
このみなみのうお座の第３デーク以外の生まれの人でも、これらのことに注目していれば自然とみなみのうお座のエネルギーを得ることになります。
このデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
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占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
そのままでOKということが自然にできている人なのね。
それが「受容」ということでもあるんだけど、自分の欠点を含めて、ありのままの自分を受け入れることができるの。
それが無理なくできるというのはすごい才能だと思うわ？
そんな人ほど、あまり自分とは何かと意識を自分に集中させることは少ないんだけど、ナチュラルにいれば自分も周りも幸せにすることができるはず。
そしてかなりモテると思うわ？
人に安心感を与えることができるので、お嫁さんにしたいタイプなのね。
恋愛も自分よりも相手が動いてくれることが多くて受け身になりがちだけど、それって実は本当の魔性の女の素質があるということなの。
狙ってやっていないからこそ魔性なのよね。
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