88星座のけんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の特徴や探し方、神話やけんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します!
目次
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の基本情報と特徴
星座名 | けんびきょう座 |
略符 | Mic |
ラテン語(英語・読み方) | Microscopium(ミクロスコピウム) |
意味 | けんびきょう |
季節 | 秋 |
最も明るい恒星 | けんびきょう座γ星 |
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の探し方
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」はくじゃく座、ぼうえんきょう座、インディアン座の近くにある星座です。
位置としてはいて座の南東、ぼうえんきょう座の東に位置しています。
日本からではほとんど見ることができず、季節としては秋の星座に分類されます。
星座の形はカタカナの「コ」の字を描いています。
星座を構成する星は全て5等星以下で探すのは少し困難かもしれません。
最も明るい星で4.7等星のけんびきょう座γ(ガンマ)星があります。
このけんびきょう座γ(ガンマ)星は黄色巨星で恒星がいまだに進化しているレッドクランプ段階であると考えられています。
約380万年前には太陽からわずか6光年の位置にあり、この頃は現在のシリウスよりも明るく3等級はあったとされています。
このけんびきょう座はもともとみなみのうお座でその一部を切り取って作られたため、みなみのうお座2番星や、みなみのうお座3番星が現在のけんびきょう座に属しています。
星図ではその名のとおりに顕微鏡として描かれていますが、現在のものとはだいぶデザインが異なり、箱状の台に接眼レンズのついた筒が煙突のように突き出しています。
顕微鏡が発明されたのは16世紀末で、それから17〜18世紀にかけて発達し、フランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーイュがこの星座を設定した18世紀半ばには、顕微鏡が生物学をはじめとしてさまざまな学問にその力を発揮し始めていた時代でした。
天文学に顕微鏡がどのようにして役立ったのかは不明ですが、新設した星座に化学機器の名前をつけることが多かったラカーイュらしい星座ともいえるでしょう。
そんな顕微鏡の華々しいイメージとは裏腹に、どんな星座の本にも「暗い星ばかり」、「顕微鏡を想像するのは難しい」、「低い上にみるべき天体はない」などと書かれていることが多く、目印になる星もなく、乏しい星座として認知されていました。
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の神話
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」は1752年にフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーイュによって設定された新しい星座なので神話や伝説などは伝わっていません。
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
2月2日の誕生日星はガンマ・ミクロスコピィ(γ Microscipii)で、誕生星の星座はけんびきょう座γ(ガンマ)星、星言葉は「人好きな恋愛憧れ派」、特徴は、明るい雰囲気で周りを盛り上げる、恋愛ではロマンが先立つところがある、いざという時には引っ込み思案で自分を出せないという傾向があります。
けんびきょう座「Microscopium(ミクロスコピウム)」の運勢
けんびきょう座は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座、またはオラクルカードにも描かれることがない星座です。
そのため、2月2日にけんびきょう座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
けんびきょう座は秋の夜になって間もない時間帯に南の空低くに姿を見せる星座です。やぎ座の逆三角形の南よりの頂点ω(オメガ)星と、南のインディアン座の3等星のα(アルファ)星の間の位置にあります。
16世紀に作られた星座ですが、目につくほどの明るい星が一つもないためにこの星座から顕微鏡の姿をイメー位するのは難しいかもしれません。
顕微鏡そのものはオランダのヤンセンが1590年ごろに発明したと言われています。
この星座を設定したフランスの天文学者ラカーイュの活躍した時代は顕微鏡の性能も格段に工場し当時のハイテク光学機器でした。
その画期的な顕微鏡を星座に取り入れたこと、また星の少ないすき間に押し込むように作った星座がラカーイュの新星座の特徴にもなっています。
さて、けんびきょう座を守護星とする2月2日は、36星座の解釈によると、みずがめ座の第2デークに当たるペガサス座の性質の影響を受けています。
この時期に最もけんびきょう座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
けんびきょう座の守護が最も強くなる2月2日はペガサス座の第2デークにあたり、1月30日〜2月8日でふたご座と惑星では水星の影響が最も強いとされています。
従って2月2日のけんびきょう座に生まれている人はペガサス座の影響を強く受けていますので、こちらの性質も兼ね備えています。
このみずがめ座の第2デーク生まれの人は12星座のみずがめ座だけではなく同じ風の星座であるやぎ座の影響も受けており、とてもバランスが取れていて、感情と知性の融合が見られる星座で、人当たりも良く、とても安定感のある性格をしています。
無理をせずとも自分のカラーを出すことができ、また自分の思っているような自分を他者にも見せることができ、自己矛盾を感じにくく、自己肯定感も高い傾向があります。
風の星座はこれまでの実用性や保守性というものに対してとても息苦しく感じ、そこから脱却しようとする働きがあります。
「風は思いのままに吹く」という言葉があるように風のエレメントを持つ人は、根っからの自由を愛し、肩にはまったパターンや束縛そのものを嫌う傾向があります。
たとえ、孤独を感じたとしても、自分が愛するのは自由なので、変化を求めてあらゆる環境などを変える傾向もあるでしょう。
自分に対してはかなりストイックで厳しい部分もあり、プロ意識が高く、完璧になりたいという思いを秘めています。
人から見ればとてもバランスが取れて、何事もスマートにこなせる印象を与えますが、本人としてはまだまだだと思い、何かを吸収することや学びを決してやめることはありません。
また自分を表現するということに対してはかなりのこだわりがあり、オリジナリティーを追求し、どのような場面でも独創性をとても大切にします。
自分に対する理想が高いので、苦手なものを克服する力を持っています。
そこに風のエレメントの特徴の自由さや解放を求める気持ちが加わることで、より精神的な自由度が高くなり、改革と作新の理想を持ちながらも、決して主観的、独善的になることはなく、公正な博愛精神を生み出すことになるでしょう。
さらにみずがめ座の第2デークであるペガサス座の特徴としては、12星座のみずがめ座の要素に双子座と水星の性質が増し加わることで、とてもわかりやすい社交性と実践能力、実務能力を兼ね備えています。
流行などにも敏感ですが、それをただ受け入れるだけではなく、そこに自分なりのアレンジを加えることでより個性的により魅力的に自分を見せるということを自然とできてしまうので、人からみれば、かなりセンスが良く、圧倒的な存在感を醸し出している人というイメージを与えるでしょう。
一般的な情報を取り入れるのも早いのですが、それをどのように使いこなすかという実践的な能力が先天的に与えられているので、アレンジする力を前面に出すことでよりレベルアップすることができるでしょう。
また社交的で人と話をしたり、コミュニケーションをすることを基本的に好みますので、楽しんでいれば自然と人付き合いのスキルを身につけることができます。
またペガサス座の特徴で大きなものとしてはあまり金銭や物質にこだわりが少ないこともあります。
もちろん流行を取り入れる力はあるものの、何が何でも最新のものを取り入れるというあり方はせず、形のあるものはそれほど価値を重要視しないという傾向もあります。
それよりは自分に似合うものや質が良いものを見抜くことができるので、本当に必要なものだけあれば満足という感覚を持ちますので、ものを丁寧に扱ったり、一生それを大切にできるものを選ぶことも得意です。
そのためにお金をかけることもありますが、長い時間それとともに過ごし、変化を味わうこともできます。
ペガサス座にとってはお金や物質は自分が自分らしく生きていくための手段に他なりません。
表向きの顔はとてもスマートでサクサクやるべきことをこなし、実務能力も高いのですが、プライベートではかなりのんびりしていたり、良い意味での抜け感がありますので、一言で自分とは何かと言われると困ってしまうところもあるかもしれません。
みずがめ座の割には際立った個性が少しソフトになるので、「自分」というこだわりがそれほど強くないことも特徴です。
そのために不思議と主人公のような華々しい立場に立つこともなければ、かといって縁の下の力持ちのような空気のような存在にもならないというなんとも不思議な魅力を持っています。
このような手がかりからつかめるけんびきょう座のキーワードは「coquettish」で、ちょっと色っぽくて可愛い、あだっぽい、魅力的という意味があります。
ペガサス座のまさしくペガサスが架空の動物のようにどこか超然とした雰囲気を持っています。
それを良い面で活用することでさらに良い運気が舞い込んでくるでしょう。
運勢的に良いものとしては、あまり性別や立場などの人間関係にとらわれないこと、自分なりの感性を大切にすること、人と比べずに自分のやりたいことを追求すること、思ったことを人に伝わるように表現をすることなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、空気のような存在になってしまうことで安心感を得ようとすること、空想的で現実感のない発想ばかりにとらわれてしまうこと、わざとエキセントリックに振る舞うこと、人が期待している自分になろうとして枠を狭めてしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でペガサス座の良い部分を活用する方法は、相手の目を見て話すこと、男女を意識しすぎないフランクさを大切にすること、セクシーさよりもさわやかさを大切にすることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、わがままに振る舞って相手を振り回してしまうこと、時に相手の愛情を図るような行動をすること、ゲーム感覚の恋愛がやめられなくなってしまうこと、セックスを中心に相性を考えてしまうことなどが挙げられます。
このみずがめ座第2デーク生まれでなくてもこのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
だけど、逆に神話や伝説がなくても、またどんなに小さな星でも時代がすぎた後に星座になるというのも素晴らしいことだと思うわ?
どんなに小さくても星は星だし、そこにドラマがあると考えれば、私たちそのものに当てはめることも可能だと思うの。
そう、小さな星でも自分の魅力を理解して、成長をして、決してあきらめなければ素晴らしい輝きを持つことができるんだってことを教えてくれているようにも思うわね。
どんなに小さくても、目立たなくても自分なりのベストを尽くすことでその輝きは消されることはないということを大切にね。