何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は2月27日の誕生石である「アメジスト」です。
2月の誕生石としても知られている、アメジスト。
持ち主のお守りとして、お酒や恋愛に溺れない石として、愛の守護石として、多くの役割を持っているアメジストですが、そのパワーはさまざまな効果を生みます。
スピリチュアル要素が高い石だともいえるアメジストを誕生石としている、2月27日生まれのあなたも、アメジストのパワーを受けて、輝く未来を手に入れましょう。
目次
2月27日の誕生石「アメジスト」とは?
和名 | 紫水晶(むらさきすいしょう) |
英名 | Amethyst |
石言葉 | 誠実・心の平和 |
色 | 紫色 |
チャクラ | 第7チャクラ |
キーワード |
2月27日の誕生石「アメジスト」の色の種類
和名で「紫水晶(むらさきすいしょう)」と名がついているように、アメジストは紫色をしたクリスタルです。
アメジストはクリスタルの中でも、一番価値が高いものとされています。
アメジストという名前は、ギリシャ語の「a-methy(酒に酔わない)」というところからきているとされているのです。
太陽光には弱く、紫外線によって変色する性質を持っていて、この性質を利用して、シトリンが作られるようになりました。
アメジストに長い時間紫外線を当てることで、黄色へと変化して出来たものが、シトリンだということ。
天然のシトリンも、アメジストにマグマなどの熱が伝わって色が変化したものだとされています。
アメジストはシトリンの元の石でもあるのです。
淡い紫色から、濃い紫色までさまざまな色合いの紫色があります。
2月27日の誕生石「アメジスト」の意味
アメジストは、持っていればお酒に酔わないとされています。
これはアメジストの名前の由来からも言えるように、アメジストとお酒は歴史ある深い繋がりがあるのです。
ギリシャ神話では、悪戯を戒められた酒神バッカス(ディオニソス)が腹いせに「最初に会った人間を家来のピューマに襲わせよう」と考えていたところ、現れたのは無口で信心深く、とても美しい少女アメシストでした。
ピューマが襲い掛かろうとした時、月の女神ダイアナがアメシストを守るため、透き通ったクリスタルに変身させたのです。
そのクリスタルの美しさに酒神バッカス(ディオニソス)は自分の罪を懺悔して、クリスタルに葡萄酒を注ぎました。
その時、クリスタルは透き通った紫色のクリスタルになったとされているのです。
そんな神話が語り継がれていることからも、アメジストは「飲酒の石」としての意味を持っています。
2月27日の誕生石「アメジスト」の本物・偽物の見分け方
アメジストの本物と偽物の見分け方ですが、ポイントはいくつかあります。
偽物として、ガラス球に着色してあるものや、もともとのアメジストに手が加えてあるものまでいろいろな種類のものがあるといえるのです。
本物のアメジストは色が均一だということは、まずありません。
濃い紫色をしている部分があれば、薄い紫色をしている部分もあるものが本物の証。
色が均一で、変化が全くないものは、ガラス球の可能性が高いといえます。
不純物やクラックの有無も、一つの基準になるといえるのです。
本物であれば、どちらも一切ないということはありませんし、もしあればそれはとても希少価値が高く、価格もそれなりに高価なものになってきます。
人工的に作られたものであれば、わざわざ不純物を入れたり、クラックをつけたりすることもありませんので、偽物を疑っていいものです。
アメジストは硬度が高く、刃物で傷をつけた時にキズがつけばガラス球、つかなければ本物の可能性が高いともいえます。
一般的な石の冷たさがあるかどうかもポイントの一つ。
ガラス球かどうかの判断は、これらの方法で判断することが可能ですが、天然のアメジストを加工したモノとなると、素人では判断が難しいといえます。
2月27日の誕生石「アメジスト」の石言葉(宝石言葉)は「誠実・心の平和」
アメジストの石言葉は、「誠実」「心の平和」です。
どちらの言葉も、ネガティブな感情をポジティブな感情に変えてくれる力を持っていることからきている石言葉です。
精神的な落ち着きを手に入れ、平穏な心の状態を保ってくれるパワーがあること、人に対して、ネガティブな感情を出すことも無くなることからアメジストのパワーを表している石言葉だといえます。
2月27日の誕生石「アメジスト」のスピリチュアルな効果(効能)
アメジストが対応しているのは、第7チャクラです。
第7チャクラはクラウンチャクラともいい、頭頂部の辺りに位置していて、宇宙との繋がりや、高い精神力を司っています。
紫という色は、古来より特別な色とされていた色です。
宗教的にも、霊的にも権威が高い色とされていて、司教や僧侶、または皇族などの身分が高い人が身につけていた色。
アメジストも、スピリチュアル要素の高い石であり、邪から持ち主を護ってくれるお守りとしての効果は高いものです。
シックスセンスを高めてくれたり、マイナスのエネルギーをプラスのエネルギーに変換してくれる効果もあります。
心を安定させてくれますので、精神的な満足を得ることが出来るようになることが期待できるのです。
「愛の守護石」とも呼ばれ、真実の愛を見つけるサポートをしてくれます。
恋愛だけではなく、家族など大切な人との絆を強くしてくれますので、愛情に満たされていない人にはおすすめできる石です。
アメジストは「酒に酔わない」とされる石でもあります。
お酒に酔わないだけでなく、恋に溺れてしまわないという意味も持っているのです。
2月27日の誕生石「アメジスト」のスピリチュアルな浄化方法
アメジストの浄化方法は、「水」「月光」「セージ」「水晶クラスター」「塩」などです。
「太陽光」での浄化は、アメジストが変色してしまう可能性がありますのでおすすめできません。
そのほかの浄化方法であれば、別段問題はありませんので、取り入れやすい方法で浄化をしましょう。
効果的な浄化方法は、「水」や「月光」「水晶クラスター」での浄化です。
アメジストはクリスタルなので、水晶クラスターとの相性はいいといえます。
日常的に水晶クラスターでの浄化をしながら、定期的に「水」や「月光」での浄化を取り入れる方法が一番効果的。
アメジストはスピリチュアル要素が高い石でもありますし、宇宙との繋がりが強い石なので、月光を浴びせることで、月のパワーを取り入れ、アメジストが持つパワーを高めていきましょう。
2月27日の誕生石「アメジスト」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「シトリン」「アクアマリン」「ローズクォーツ」
アメジストと相性が良い石は、「シトリン」「アクアマリン」「ローズクォーツ」です。
「シトリン」は、もともとはアメジストだった石でもあります。
金運をアップしてくれる効果があり、良運を引き寄せる効果を持っているシトリン。
アメジストと組み合わせることで、金運や良運を引き寄せるために邪魔になるものを避けることが出来るのです。
「アクアマリン」は、夫婦の絆を強くしてくれる効果のある石。
アメジストも「愛の守護石」と呼ばれ、真実の愛を見空けるサポートをしてくれる石であり、恋に溺れないという意味も持っています。
アクアマリンとアメジストを組み合わせることで、夫婦円満の効果を発揮するといえるのです。
「ローズクォーツ」も、恋愛には強い石。
良縁を引き寄せたり、恋愛を長続きさせることをサポートしてくれる組み合わせになるのです。
相性の悪い石は「ありません」が、人との相性が合わないことはある
アメジストと相性が悪い石は、「ありません」が、人との相性が合わないことはあります。
アメジストはクリスタルなので、どの石との相性も問題はありませんので、組み合わせを気にしなくてもいい石だといえるのです。
石同士の相性は気にしなくてもいいですが、人との相性は合う、合わないが出てくるもの。
合わないとなると、アメジストの浄化を試してみましょう。
一度石をリセットしてみて、それでも合わないのであれば、あなたの状態を整えることが大切です。
あなたの状態を良くすれば、アメジストとの相性も変わってくることが期待できます。
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占い師 RINのワンポイントアドバイス
多くのパワーを持ったアメジストですが、スピリチュアル要素も高いもの。
ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変換してくれますので、心の安定を取り戻すことも可能だといえます。
アメジストを誕生石としているあなたも、アメジストのパワーを受けて、素晴らしい未来へと進んで行きましょう。