一般的にツインレイのチェイサーは女性、ランナーは男性になることがほとんどです。
しかし、このツインレイのチェイサーとランナーの役割が入れ替わる
こともあるとされています。
出会った時点から男性がチェイサーで女性がランナーというケースがあれば、途中で役割が入れ替わってしまうこともあるのです。
それでも二人が本物のツインレイなのであれば、逆転した役割のまま統合を目指すこともできます。
なぜ役割が逆転してしまうのか、もし自分がランナーになった場合にはどう行動すべきなのかについて、説明していきたいと思います。
目次
ツインレイのランナーとチェイサーは入れ替わることがある
一般的にツインレイにおけるランナーは男性、チェイサーは女性となることがほとんどです。
ランナーはその名前の通り逃げる、離れる役、そしてチェイサーは追いかける役となります。
サイレント期間などは特にその役割が顕著に表れ、ランナー男性がチェイサー女性から逃げるように離れることでサイレント期間が始まるのです。
では、このランナーとチェイサーの役割が入れ替わってしまう場合があるのか、まずはそこから確認していきましょう。
女性と男性の立場が逆転するのは二人に必要な試練だから
ツインレイは男性がランナーで女性がチェイサーになることが一般的ではありますが、もちろん“絶対”ではありません。
ツインレイの関係は本当にさまざまで、出会う年齢も違えば、出会ったときに置かれているそれぞれの環境もツインレイによってさまざまです。
そのため、ランナーとチェイサーの役割が入れ替わることも十分にあり得ることです。
サイレント期間中に突然ランナーとチェイサーの役割が入れ替わってしまうことが多いとされていますが、これはツインレイに課された試練のひとつだといえます。
それぞれの役割が入れ替わり、自分に与えられた新しい役割に沿ってツインレイの段階を乗り越えていくことこそ、ツインレイの魂の成長に必要だと判断され、それが試練として与えられたのだと捉えられるのです。
そのため、お互いに魂の成長において足りていない部分があり、役割を入れ替えることでその成長を補うことができると天が判断した場合には、ツインレイのランナーとチェイサーの役割が不意に入れ替わることがあります。
サイレント期間に覚醒した女性と男性の立場も入れ替わる
サイレント期間中にツインレイの役割が入れ替わることもあれば、サイレント期間の後半に覚醒を迎えたタイミングで役割が入れ替わる場合もあります。
ツインレイのチェイサーが覚醒すると、ツインレイの手放しと呼ばれる現象が起こり、ツインレイに対しての執着や依存を手放せるようになっていきます。
その感覚は、人によってはツインレイに対しての気持ちが冷めたと感じられる場合や、再会などどうでもいいと考えてしまう場合などがあり、こういった感情の変化が引き金となり、ツインレイの役割が入れ替われるのです。
反対に、ランナー男性は覚醒することでツインレイの役割に気づくと同時にツインレイ女性の存在の大きさに気づき、早く再会したいと願うようになります。
もちろん、ここでツインレイ女性がランナーとなり、ツインレイに対しての気持ちが冷めたと感じてもそれは本当にツインレイがどうでもよくなってしまったわけではなく、手放しができ覚醒を迎える前兆ともいえる心境の変化なので不安になる必要はありません。
完全にそれまでと気持ちが正反対の状態になることで、追う側・追われる側の立場が逆転するタイミングはサイレント期間前だけでなく、この先のサイレント期間後半に起こる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
ツインレイを「どうでもいい」「もういい」と思ってしまう理由についてはこちらでも詳しく説明しています。
ランナーとチェイサーが入れ替わってもツインレイは統合できる
ツインレイ男性がランナーでツインレイ女性がチェイサーという与えられた役割が入れ替わってしまったとしても、ツインレイの統合を迎えることは可能です。
むしろ、役割が入れ替わったということは、“入れ替わる必要性があった”ということになり、役割の逆転という試練を乗り越えなければ統合までの段階を進んでいくことができない可能性もあります。
ツインレイ女性がチェイサーからランナーになった場合でも、ツインレイとしてたどっていく段階はそう大きな変わりはありません。
ツインレイ女性がツインレイ男性から離れたいと思うようになることでサイレント期間を迎え、その間にツインレイ女性がランナーとしてツインレイ男性からの愛に降伏することで覚醒します。
覚醒を迎えたら、今度はツインレイ女性からツインレイ男性へ連絡を取る形で再会を迎えるという流れになるでしょう。
男女のツインレイの役割が入れ替わっても、ツインレイ女性はランナーとして正しく段階を踏んでいけば、統合は十分に可能なのです。
ツインレイのランナーとチェイサーが入れ替わる3つの理由
ツインレイのランナーとチェイサーの役割が入れ替わるのは、ツインレイに与えられる試練のひとつ。
ではなぜツインレイにそのような試練が与えられることになるのでしょうか?
ここでは、ツインレイのランナーがチェイサーと入れ替わる理由を紹介します。
役割が入れ替わるツインレイ女性には特徴はこちらをチェックしてみてください。
ツインレイ女性の男性性が強い
ツインレイは同じ魂を持っている者同士。
つまり、二人でひとつなのです。
そのため、それぞれの持っているものを持ち合うとちょうど良いバランスが取れているようにできています。
女性性と男性性のバランスに関してもそうです。
どちらかが男性性が強ければ、もう片方が女性性が強いなど、足してぴったり100になるようにできていると考えてください。
ツインレイの立場が入れ替わるのには、ツインレイ女性の男性性が強いことが理由として考えられます。
もしくは、ツインレイ男性の女性性が強いと捉えることもできるでしょう。
男性性は行動力や責任感、合理性、計画性、論理性といった性質を司っており、一方で女性性は包容力や癒し、調和や安定といった性質を持っています。
男性性の強い側がランナーとしての性質を強く持ち合わせているため、ツインレイ女性の方が男性性が強いと、ランナーになる可能性が出てくるというわけです。
ツインレイ男性より魂レベルが低い
ツインレイ男性と比べて、ツインレイ女性の魂のレベルが低い場合には、ツインレイのランナーとチェイサーの立場が入れ替わってしまうことがあります。
自分の方が魂の成長の度合いが低い、魂のレべルが低いというのは、当然目に見えるものではないのですが、ツインレイの輝きに惹きつけられていることを自覚しながらも、ツインレイ相手の魂の輝きを感じれば感じるほど、自分の方が劣っていると潜在的に感じてしまうのです。
これは、ツインレイ男性がランナーであった場合にも起こり、それによって自信を失い、心身ともにボロボロになってしまう時期を迎え、サイレント期間に入るのですが、ツインレイ女性がランナーとなった場合にも同じ出来事が起こるでしょう。
前世のカルマやトラウマを抱えている
前世から持っているカルマ、または現世で過去に受けたトラウマなどが原因となり、ツインレイから与えられる純粋な愛、無償の愛を素直に受け取ることができない場合には、ツインレイの役割が入れ替わってしまうことがあります。
ツインレイ同士で与えあう愛情は駆け引きなし、損得勘定なしの純粋無垢な無償の愛です。
そのため、ツインレイから与えられる愛情に対して本来は斜に構える必要はなく、ただ正面からありのままを受け入れれば良いのですが、カルマやトラウマが潜在的にそれを邪魔することもあります。
これらのカルマやトラウマは、もちろん統合までの過程の中で手放していくべき“余計なもの”です。
愛情を素直に受け入れられないことで役割が入れ替わるのですが、役割が入れ替わることでカルマやトラウマを手放す機会を与えられ、ツインレイとしての統合を目指すことができる、いわばチャンスを与えられていると受け取ることもできるでしょう。
ランナーになりチェイサーから逃げるツインレイ女性の心理
ランナーとなり、チェイサーから逃げるという役割になった女性がどのような心理によってランナーになってしまうのでしょうか。
ここでは、ランナーとなるツインレイ女性の心理について説明していきたいと思います。
相手を愛しすぎておかしくなる
ツインレイ男性のことを愛しすぎるがゆえに、それに伴う執着や嫉妬、依存といった感情に苦しめられ、「このままでは自分がダメになってしまう」と感じ、チェイサーから逃げようとしてしまう心理が挙げられます。
ただツインレイ男性を嫌になって離れるのではなく、一度距離を置くことで自分が冷静になれるのではないか、今自分が持ってしまっている不要な感情を整理できるのではないかと考えての行動だといえるでしょう。
ツインレイ男性が他の女性と話しているだけで嫉妬してしまったり、そんな気持ちに気づいてほしいからこそ、ツインレイ男性を傷つけるような言動や行動を繰り返してしまうなど、自覚している良くない行動を改めるために、チェイサーから離れようとするのです。
尽くしすぎて自分が幸せになれない
ツインレイは、自身のツインレイ相手に無償の愛を差し出します。
それは見返りを求めない純粋である一方で、無償の愛を与えすぎた結果、自分のことは二の次で相手に尽くしすぎてしまうこともあるのです。
ツインレイ女性の中には途中でそれに気づき、自分を犠牲にしてしまっていること、そしてそれが続けば相手を大切にすることはできても自分を大切にできておらず、自分が幸せではなくなってしまうことに気づく場合があります。
ツインレイはそれぞれが幸せになる必要があり、片方が尽くされて幸せを感じていも、もう片方が幸せでなければバランスが取れなくなってしまうのです。
自分が幸せになれないことをツインレイの関係的にも良くないことだと気づくと、チェイサーから離れて現状を変えようと試みるのだと考えられます。
自分ではツインレイ男性を幸せにできない
ツインレイの関係が進んでいく中で性エネルギー交流が行われると、ツインレイ女性の男性性が強かった場合に、ツインレイ女性が価値観の崩壊を起こし、自信を失ってしまうことがあります。
そうなった場合には、ツインレイ女性は「自分ではツインレイ男性を幸せにしてあげることができない」と感じてしまい、一緒にいることがいけないことなのではないか…と考えるようになってしまうのです。
自分が相手に釣り合わない、自分以外の誰かの方がツインレイを幸せにしてあげられると考えると、一緒にいることが怖くなり、ツインレイから逃げたいと思うようになります。
これによって、ツインレイ女性がランナーとなり、チェイサーに変わったツインレイ男性から離れてしまうのです。
ツインレイ男性からの愛が重すぎる
ランナーが男性の場合でも多いケースですが、ツインレイからの愛情が重たく感じてしまい、離れたいと行動に出てしまうこともあります。
ツインレイはまだ魂のレベルが低い状態だと、相手に対する執着や依存といった感情を強く持ってしまうことで、相手を束縛したり、周りに嫉妬してツインレイに対する独占欲が強くなってしまうものです。
ツインレイ女性がランナーになった場合には、ツインレイ男性からの嫉妬やそれによって起こる束縛が辛いと感じ、逃げ出したいと思うようになってしまいます。
ツインレイに愛されることは喜びであったとしても、時にその愛情が重たいと感じてしまうことで、ツインレイから逃げたいと感じてしまうのです。
ランナーとチェイサーが入れ替わったツインレイが再会する方法
ツインレイ女性がランナーとなり、サイレント期間を迎えた場合でも、ランナー女性とチェイサー男性のそれぞれが覚醒を起こすことがサイレント期間の終わりと再会の条件となります。
ここでは、ランナーとなったツインレイ女性が再会するために覚醒する方法について紹介していきましょう。
自分を見つめてランナーになった理由を見つける
まずツインレイのランナーとなった女性が覚醒を起こすためには、ツインレイから逃げて離れてしまった理由を見つめ直す必要があります。
ツインレイと一緒にいることが辛いと感じてしまった原因、そしてツインレイから逃げてしまった原因はすべて自分にあると捉えることが大切です。
自分がなぜツインレイから離れたいと思ってしまったのか、離れたいと感じたときの自分の心理状態などを含めて自分の問題点を洗い出し、向き合うことから始めましょう。
「彼がこうだったから」と相手のせいにしていても、実際にはその原因は自分にあるものです。
自分の心と向き合うことでツインレイとしての覚醒を起こす準備をしなければなりません。
ツインレイから逃げた自分を責めない
ツインレイ男性がランナーであり、チェイサーから逃げる場合、人によってはまだツインレイというものを認識していない、相手がツインレイだと気づいていないまま離れてしまうこともあります。
これは女性よりも男性の方がスピリチュアルに対する知識が浅かったり、信じる気持ちが弱いことが理由だといえるでしょう。
しかし男性よりも元来持っているスピリチュアル能力が高い女性の場合には、相手をしっかりとツインレイと認識した上で離れたいと感じ、相手から逃げているため、“逃げてしまったこと”に対する罪悪感が強くなってしまうのです。
とはいえ、ツインレイにおいてランナーが逃げて離れ、別離することで始まるサイレント期間は必要不可欠なもの。
決して自分を責めてはいけません。
離れたことを責めるよりも、ツインレイとの関係を見つめ直し、自分自身を見つめ直して、早く覚醒を迎えようと前に歩み続けることです。
ツインレイだからと自分を縛らない
ツインレイのランナーとなった女性が正しい流れで覚醒を迎えるにあたって、「ツインレイだからこうしなければいけない」「ツインレイなのだからこうでなければならない」という自分を縛り付けるような考え方はNGです。
そういった固定概念で自分を縛り付けたり、ツインレイ相手を縛り付けたり、ときには恋愛そのものを“こういうもの”と縛り付けて考えてしまうと、カチコチになった頑固な考えがツインレイの自然な関係を邪魔することになります。
どのツインレイにもその二人にしかないストーリーが存在し、その内容は十人十色なのです。
自分の心の導くままに行動し、サイレント期間で別離しているのであれば他の相手と恋愛してみるのも間違いではありませんし、罪悪感を抱く必要もありません。
自分の心が求めるように自由に行動しましょう。
思うがままに行動することが魂の成長に繋がっていき、覚醒を迎えさせてくれるはずです。
ツインレイの愛を認めて降伏する
もし、ツインレイのランナーとなった際にまだツインレイの繋がりを疑っていたり、そもそもツインレイの存在自体を疑っているような気持ちを持っているのであれば、サイレント期間に入り、覚醒を迎えるまでの間にそれらの気持ちを手放すことが必要です。
ツインレイには切っても切れない魂の繋がりが存在しており、その繋がりがお互いの魂の共鳴、テレパシーやシンクロニシティを起こしているのだということを受け入れましょう。
そして相手から無償の愛を与えてもらっていたこと、さらには自分自身もツインレイ相手に対して無償の愛を与えてたことを認めるのです。
少しずつでもツインレイの関係を受け入れて認め、信じるように意識することで、覚醒へと導かれていくことになります。
このすべてを認め受け入れることを“ランナーの降伏”と呼びますが、覚醒することで降伏し、愛されていること、愛していることすべてを認めてツインレイとして魂を成長させることができるのです。
自分から連絡する勇気を持つ
ツインレイのランナーは、自分が覚醒した時点で再会を意識し、自らツインレイに連絡をすることでサイレント期間を終わらせることができる力を持っています。
サイレント期間の終わりのタイミングというのは、ある意味ではランナーに託されているといえるでしょう。
ランナーが覚醒を迎えることができれば、あとはランナーが勇気をもってツインレイ相手に連絡を取り、再会の段取りを組んでいけばよいのです。
ツインレイに対する執着や依存を手放し、あれほど離れたい、逃げたいと思っていたツインレイを恋しく感じ、会いたいと思うようになったなら、それは再会に適したタイミングを迎えたということなので、自分から連絡をしてみましょう。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「ランナーとチェイサーが入れ替わるのは二人にとって必要な試練。ツインレイを疑わないで!」
むしろ、魂の成長レベルがまだまだ足りていないツインレイだとよくあることだって言っても良いかもしれないわ。
ツインレイの立場が入れ替わることはそれだけでツインレイの二人にとっての試練となるの。
試練として与えられた役割を乗り越えなければいけないけれど、でも立場が逆転することは二人にとって必要なことだったと考えることもできるのよ。
「普通じゃないから」という理由でツインレイという関係を疑うことがないようにしてね。