あなたがこの世に生まれた日である誕生日。
あなたがその日に生まれたのは単なる偶然ではなく、意味のあることなのです。
月ごとの誕生石が有名ですが、365日の誕生日にはそれぞれ誕生石があります。
誕生石の持つ力を知って、誕生石をお守りにしていきましょう。
この記事では8月16日生まれの誕生石「ラブラドライト」について、意味や特徴や色の種類や本物・偽物の見分け方を完全紹介していきます。
また、誕生石のスピリチュアルな効果(効能)や浄化方法や相性の良い石、悪い石も合わせてご紹介していくので参考にしてみてください。
あなたの生まれた日の誕生石は、あなたにどんなパワーを授けてくれるのでしょうか。
その意味を知り、誕生石と上手に付き合っていきましょう。
目次
8月16日の誕生石「ラブラドライト」とは?
和名 | 曹灰長石(そうかいちょうせき) |
英名 | Labradorite |
石言葉 | 思慕 |
色 | 青から緑色 |
チャクラ | 第1,第6 |
キーワード | 恋の情熱 |
8月16日の誕生石「ラブラドライト」の色の種類
ラブラドライトはオーロラやアゲハチョウなどの美しいものに例えられることの多い石です。
ベースとなるカラーは灰色や黒色といった地味なものですが、光を当てたり角度を変えて見たりすると虹色の輝きを見せます。
この輝きのことをラブラドレッセンスといい、これはラブラドライトだけに見られる特徴です。
ラブラドレッセンスという効果を持っていることこそが、ラブラドライトの最大の特徴だといえるでしょう。
ラブラドレッセンスというのは、ラブラドライト特有のイリデッセンス効果のことで、石の内部の結晶の配列によって光が乱反射することで石内部が輝く現象のことです。
真珠やオパールもイリデッセンス効果を持っており、見る角度によって輝きが変わってきます。
鉱物としてラブラドライトを見た時には、ムーンストーンと同じ長石グループに属する鉱物となります。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」の意味
ラブラドライトの名前は、この石の発見された土地に由来しています。
ラブラドライトが発見されたのは、カナダのラブラドル半島です。
そこでラブラドルの石という意味のラブラドライトと名付けられたのです。
ラブラドライトは実は産地で名前が違うことがあります。
フィンランドで採れるラブラドライトは、鉱物学的に見ればラブラドライトと同じ石です。
しかし、少し異なる輝きを持っているためスペクトロライトと呼ばれ、ラブラドライトとは区別されます。
和名で呼ぶときには、どちらも曹灰長石(そうかいちょうせき)と呼び、これは鉱物として見たときの名前だと言えるでしょう。
カナダでラブラドライトが発見されたのは、1977年のことです。
美しい輝きを持つラブラドライトは、ラブラドル半島の人たちに病気を治す薬として用いられてきました。
その後、フィンランドでも同じ石が見つかり、スペクトロライトという名前で呼ばれるように。
この2つの産地でだけ見つかっていたラブラドライトとスペクトロライトですが、現在ではインドでも採れることが分かっています。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」の本物・偽物の見分け方
ラブラドライトの偽物は、あまり出回っていないとされています。
つまりラブラドライトを購入する際は、偽物であることをそれほど心配しなくてもいいでしょう。
しかし、注意したいのは、似ている石をラブラドライトといって販売していることがあるということです。
ラブラドレッセンスの効果は人工的に作り出すことが難しくても、似た石を用いれば作り出す必要はありません。
ラブラドライトとして売られることの多い石は、ラルビカイトです。
ぱっと見では似ているこの2つの石ですが、よく見れば間違うことはないでしょう。
ラルビカイトとは、グレーや黒のベースカラーにシラー効果を持った石です。
シラー効果とはラブラドレッセンスと似てはいますが、ラブラドレッセンスのように虹色の輝きではなく白や銀色の単純な輝きとなります。
石をさまざまな角度から見て、虹の輝きが見られないものはラルビカイトの可能性が高いでしょう。
その名の通り、ラブラドレッセンスを持っていることこそがラブラドライトとの条件ですから虹色の輝きをチェックするのは真贋の判断の際にはマストとなります。
ラブラドライトを手に入れようとするときには、じっくり見てその輝きを確認してから買うようにしましょう。
基本的には偽物は出回っていないはずですので、類似した石と間違うことがなければ本物のラブラドライトを手に入れることができます。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」の石言葉(宝石言葉)は「思慕」
ラブラドライトの石言葉である思慕とは、慕うことや恋しく思うことを示しています。
つまり恋心を表していると言い換えることができるでしょう。
ラブラドライトを見つけたのは、カナダの宣教師ウォルフです。
その輝きは黒いチョウの羽のようだとされました。
チョウの羽もまた見る角度によって色を変え、不思議な印象を私たちに与えます。
そして、ラブラドライトやチョウの羽のように角度によって色を変えて見えるのが、私たちの恋する気持ちです。
思い慕うことはまっすぐで一定のようでいて、非常に不安定なものです。
温かくほのかに灯ったかと思えば、真っ赤な火のように燃え上がる、かと思えば消えかかったり。
このように日ごとに違う姿を見せる恋心は、まさにラブラドライトのようだといえるでしょう。
ですが、ラブラドライトも思慕もどちらも美しいもの。
思い慕う対象がいる人は、ラブラドライトをお守りにするといい結果を得られるでしょう。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」のスピリチュアルな効果(効能)
ラブラドライトのスピリチュアルな効果としては、まず仕事運を高めてくれるというものがあります。
仕事で必要とされる能力をアップしてくれ、集中力や対応力を高めてくれるでしょう。
そして、目標を達成することができるようになるはずです。
次にラブラドライトは、持つ人の周りの人間関係も良好にしてくれます。
表面的な人間関係ではなく、深いところで繋がることができるようになり、強い信頼関係を築いていけるようになるでしょう。
この効果は恋愛面では片思いや復縁を叶えてくれます。
まだ叶っていない恋をしている人は、ラブラドライトの力を借りると成就へと導ける可能性が高まるでしょう。
ラブラドライトの七色の輝きは、たくさんの力を持つ人に与えてくれます。
その力を頼りに人生をよりよいものとしていきましょう。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」のスピリチュアルな浄化方法
ラブラドライトに適したスピリチュアルな浄化方法は、流水、太陽光、月光、セージ、水晶クラスター、塩によるものです。
タブーな浄化方法は特にありませんので、好きな浄化方法を選んでいいでしょう。
1つおすすめの浄化方法を挙げるとすれば、それは月光によるものです。
ラブラドライトはムーンストーンの仲間の石に分類されます。
だから、月の光の持つ波動と相性がよく、浄化も効率的に行えるというわけなのです。
月光によるラブラドライトの浄化はとても簡単。
まず浄化を行うのは満月の日、もしくは満月へと向かう月の時期を選びましょう。
そして、月の光が差し込む窓辺に小皿を置きます。
その小皿の上にラブラドライトを置けば、もう後は勝手に浄化が行われていきます。
浄化にかかる時間は30分程度でよく、一晩おいておく必要はありません。
もう十分に光を浴びたなと思えば回収してもいいし、一晩おいておいても構いません。
ラブラドライトを浄化すると浄化前よりも力が高まっているのを感じられるはずです。
石は定期的に浄化を行い、その力をキープしていきましょう。
8月16日の誕生石「ラブラドライト」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「ブラックオニキス」「クリスタルクォーツ」「ムーンストーン」
ラブラドライトと相性の良い石は、ブラックオニキス・クリスタルクォーツ・ムーンストーンです。
ブラックオニキスとラブラドライトの組み合わせは、仕事運をアップさせてくれ、それが金運アップにもつながっていくでしょう。
クリスタルクォーツは合わせて持つ石の効果を高めてくれます。
ラブラドライトと一緒に持てば、持ち主の新たな才能を開花させることができるでしょう。
ムーンストーンとラブラドライトを合わせて持つと、集中力の高まりを促すことができます。
雑音に惑わされず、集中して取り組みたいことがあるときには、この2つを試してみてください。
相性の悪い石は「グリーントルマリン」「ラリマー」「アゼツライト」
ラブラドライトと相性の悪い石は、グリーントルマリン・ラリマー・アゼツライトです。
グリーントルマリンは愛情を強めてくれる石です。
しかし、ラブラドライトとの相性は悪く、力をうまく発揮できないことが考えられます。
ラリマーはヒーリングストーンです。
ラブラドライトの力を抑制してしまうことがあるでしょう。
アゼツライトは魂の成長を促す石です。
ラブラドライトとはお互いに干渉し合わないでしょう。
8月16日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
光を当てると虹色に輝くとても美しい石ね。
ラブラドライトが持っている力も七色の輝きのように多様なものよ。
その力をお守りに、よりよい人生を歩んでいきましょ。