あなたがこの世に生まれた日である誕生日。
あなたがその日に生まれたのは単なる偶然ではなく、意味のあることなのです。
月ごとの誕生石が有名ですが、365日の誕生日にはそれぞれ誕生石があります。
誕生石の持つ力を知って、誕生石をお守りにしていきましょう。
この記事では3月17日生まれの誕生石「エメラルド」について、意味や特徴や色の種類や本物・偽物の見分け方を完全紹介していきます。
また、誕生石のスピリチュアルな効果(効能)や浄化方法や相性の良い石、悪い石も合わせてご紹介していくので参考にしてみてください。
あなたの生まれた日の誕生石は、あなたにどんなパワーを授けてくれるのでしょうか。
その意味を知り、誕生石と上手に付き合っていきましょう。
目次
3月17日の誕生石「エメラルド」とは?
和名 | 翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく) |
英名 | Emerald |
石言葉 | 豊かさ・幸運 |
色 | 明るい緑色 |
チャクラ | 心臓(第4) |
キーワード | 精神の安定 |
3月17日の誕生石「エメラルド」の色の種類
エメラルドはダイヤモンド・ルビー・ブルーサファイアと並んで、4大宝石と呼ばれているメジャーな宝石です。
その色は緑色をしています。
エメラルドは化学式で書くと、アクアマリンと同じ化学式になります。
違っているのはそこに含まれている成分で、バナジウムやクロムが含まれると緑色になりエメラルドと呼ばれるものになるのです。
透明感のある濃い緑は美しく人気の石ですが、小さな結晶となることが多く大きなものは稀です。
また、エメラルドの内部には傷があるのが特徴的です。
傷がないエメラルドというのは存在しないため、不可能なことを表す言葉として無傷のエメラルドという言葉があります。
他の宝石であれば傷のあるものは、それほど流通していませんが、エメラルドは傷の多いものでも宝石として流通しています。
それはエメラルドが人気のある石で、希少なためでしょう。
3月17日の誕生石「エメラルド」の意味
エメラルドという名前の語源は、サンスクリット語で緑の石という意味のmarakataだと言われています。
その後、時間を経てギリシャではsmaragdos、フランスではesmeraudeと呼ばれるようになっていきました。
そして、英語のEmeraldが生まれたとされています。
エメラルドは古代エジプト人に愛され、永遠の命と美のシンボルであると同時に英知とも結び付けられていました。
1世紀ごろに存在していた魔術師のヘルメス・トリスメギストスは、エメラルドで作られた石板に次のように彫ったそうです。
「上にも下にも同じように」
この言葉から、エメラルドは上と下、すなわち宇宙と大地をつなぐ魔法の石だとされてきました。
知の神トートからの贈り物だと考えられていたエメラルドは、知恵が求められる場面で使われることが多かったのです。
美しく希少なエメラルドは靭性が低く、衝撃に弱いので扱いには注意が必要です。
エメラルドに特有の角を落としたエメラルドカットは、エメラルドが大きく削れてしまうのを防ぐためだといわれています。
3月17日の誕生石「エメラルド」の本物・偽物の見分け方
エメラルドは希少で価値の高い石なので、偽物も多く出回っています。
本物でないエメラルドは、別の石をエメラルドという名前で販売しているもの、合成エメラルドや本物を張り合わせたものなどがあります。
本物のエメラルドを見分けるためには、エメラルドの特徴について知っておきましょう。
まず本物のエメラルドは内部に傷がたくさんついています。
これはエメラルドが火山活動によってできたからです。
硬度が高いにも関わらず壊れやすいのは、内部に傷がたくさんあるからで、外側からつまんだだけで割れてしまうこともあります。
傷や内包物のない天然のエメラルドというのは存在せず、もしそんなものがあったとしたら偽物の可能性が非常に高いと言えます。
まったく傷のないエメラルドがあるとしたら非常に高価で、家一軒よりも高くなるでしょう。
また、紫外線を照射することで、エメラルドの真贋を見分けることもできます。
紫外線を当てた時に赤色に強く発光するものは偽物の可能性が高く、暗い赤色や黄緑色に発光するものは本物である可能性が高くなっています。
ルーペや紫外線ライトを持っているなら、この判別方法を試してみましょう。
3月17日の誕生石「エメラルド」の石言葉(宝石言葉)は「豊かさ・幸運」
エメラルドの歴史は古く、紀元前4000年のバビロニアの頃にはエメラルドに関する記述が見つかります。
かの有名なクレオパトラもエメラルドを愛していたそうで、自分の住む宮殿を飾り付けるのに使ったり、他国の大使に贈って外交手段として用いたりしていたそうです。
クレオパトラは自分だけのエメラルド鉱脈を持っており、大変エメラルドを愛していたことが伺えます。
エジプトが主な産地であったエメラルドはローマへと渡り、その美しさでヨーロッパの人々も魅了していきます。
その他インカ帝国でも愛されるようになったエメラルド。
エメラルドを手にできるというのは、豊かさの象徴でもあり幸福なことでもありました。
それがそのままエメラルドの石言葉となったのでしょう。
3月17日の誕生石「エメラルド」のスピリチュアルな効果(効能)
エメラルドの持つスピリチュアルな効果は、主に5つです。
まず1つ目の効果としては、癒しの効果があげられます。
エメラルドは大きな愛を秘めた石なので、その愛の波動を受けることで、持つ人が癒されていくのです。
ネガティブをポジティブに変換するだけでなく、トラウマを克服することを助けてくれます。
2つ目の効果は邪気を払ってくれるものです。
エメラルドは持っている人を守る効果があります。
危険を知らせてくれる効果があるともされており、危険が迫った時には色に変化があったりヒビが入ったりするそうです。
3つ目の効果はインスピレーションを高めてくれるというもの。
エメラルドは古くから英知と結びついており、持つ人のインスピレーションを高めてくれます。
クリエイティブな仕事をしている人は、エメラルドを持つといい発想が浮かぶでしょう。
4つ目の効果は恋愛運を高めてくれるというものです。
エメラルドは愛の石なので、持っている人の恋愛運や結婚運を高めてくれるのです。
片思いの人を振り向かせたり、恋人の心変わりを防いでくれたりするでしょう。
5つ目の効果は、人間関係を良好にしてくれるというものです。
エメラルドの秘めた大きな愛を浴びることで、エメラルドを持つ人は他の人に愛を分け与えられるようになります。
そのことがあなたの人間関係を良好な方へ向かわせてくれます。
3月17日の誕生石「エメラルド」のスピリチュアルな浄化方法
エメラルドは壊れやすい石なので、浄化する際にも細心の注意が必要となります。
紫外線、水、熱、乾燥に弱いというのがエメラルドの特徴です。
そのため、太陽光、流水、塩、土による浄化はやめておきましょう。
エメラルドにおすすめの浄化方法は、水晶クラスタと音による浄化です。
水晶クラスタに置く場合も、そっと置くようにして扱いには十分注意していきましょう。
音による浄化は物理的な接触がないので、エメラルドを壊してしまう危険性がありません。
水晶ポイントを使って出した音を、エメラルドにあらゆる方向から浴びせていきましょう。
月光とエメラルドの相性もいいのですが、月光による浄化を行う場合は、太陽の光が差し込む前に石を回収するのがポイントです。
浄化だけでなく、保管しておくときも、黒い布に包んで紫外線を避けていきましょう。
3月17日の誕生石「エメラルド」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「バリサイト」「ルビー」「シトリン」
エメラルドと相性の良い石は、バリサイト・ルビー・シトリンです。
バリサイトとエメラルドの組み合わせは、持つ人の幸福感を高めてくれます。
全体的な運気も底上げしてくれるので、おすすめの組み合わせです。
ルビーはエメラルドと同じく4大宝石の1つで勝利の石とされています。
エメラルドと組み合わせると恋愛に絶大な効果を発揮し、愛を勝ち取ることができるでしょう。
シトリンは開運の石でポジティブさを呼び起こしてくれます。
エメラルドとシトリンの組み合わせは、自分をいい方向へ変えるのを助け運気を上げてくれるでしょう。
相性の悪い石は「タイガーアイ」「ラリマー」「メタモルフォーシス」
エメラルドと相性の悪い石は、タイガーアイ・ラリマー・メタモルフォーシスです。
タイガーアイは魔除けの力を強く持つ石です。
エメラルドとは気質があっていないため、その力がエメラルドの力も跳ね返してしまうことになるでしょう。
ラリマーは癒しの石ですが、同じくヒーリング効果を持つエメラルドとの組み合わせはおすすめできません。
癒しが強すぎて、持つ人の気持ちに甘えが生まれてしまうでしょう。
メタモルフォーシスは心を成長させてくれますが、エメラルドと一緒に持つことでその効果が抑えられてしまいます。
3月17日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
誰もが聞いたことのあるメジャーな宝石のエメラルドは世界4大宝石なの。
きれいに輝く緑色が印象的だけれど、実は傷だらけで壊れやすいの。
だから、お守りとして持ち歩くときには十分に注意してね。
扱いさえ間違わなければ、あなたを癒し守ってくれる石となるわ。