何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は12月2日の誕生石である「黒珊瑚」です。
黒珊瑚は、なかなか出会う機会も少ないといえる誕生石の一つ。
希少価値が高いので、取引されている値段も高いといえますが、ぜひ手に入れてほしい石でもあります。
黒珊瑚について余すところなくご紹介していきますので、黒珊瑚のパワーを知って、黒珊瑚を誕生石としているあなたにも、黒珊瑚と出会って効果を実感してみてください。
目次
12月2日の誕生石「黒珊瑚」とは?
和名 | 黒珊瑚(くろさんご) |
英名 | Black coral |
石言葉 | 冷静な機知 |
色 | 黒色 |
チャクラ | 第0チャクラ |
キーワード | 意志・お守り・生存・癒し・回復 |
12月2日の誕生石「黒珊瑚」の色の種類
珊瑚にはたくさんの 色がありますが、その中でも黒色をしている珊瑚を黒珊瑚と呼びます。
珊瑚は深い海に生息していますが、黒珊瑚は浅瀬に生息している珊瑚です。
黒珊瑚と呼ばれる珊瑚は、「ウミカラマツ」「サビカラマツ」「ネジリカラマツ」という三種類だけだとされています。
黒珊瑚はほかの珊瑚よりも軽く、黒色の角質で出来た骨軸を持っている珊瑚で、木目が出るのが特徴です。
黒珊瑚を脱色して、金色に着色したものは、ゴールドコーラルという名前で流通しています。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」の意味
黒珊瑚は、ワシントン条約によって保護されていて、2006年から輸入が禁止になったので、日本で出回っている黒珊瑚は、2006年以前に輸入されたものだけです。
そのため年々出回る数は少なくなってきていますので、見つけるのは困難を極めてきています。
希少価値が高いので、値段も高額で取引されているのです。
珊瑚が誕生したのは、5億年以上前だとされていて、以来ずっと進化し続けています。
さまざまな状況下において生き抜き、現在まで成長を続けてきた珊瑚は、生存のシンボルという意味を持っているのです。
黒珊瑚の色である黒色は、強さを表すという意味があります。
珊瑚の生存という意味、黒色の強さという意味を兼ね備えている黒珊瑚は、生き残る、勝ち上がるといった意味を持っているのです。
珊瑚は海で育つもので、海のエネルギーを秘めていますので、生命力を強くするという意味と同時に、傷ついた心を癒してくれる、回復してくれるという意味や効果も持っています。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」の本物・偽物の見分け方
黒珊瑚の本物と偽物の見分け方ですが、珊瑚には大きく分けて、宝石珊瑚になるものとならないものがあります。
黒珊瑚は前者である宝石珊瑚に属していて、宝石珊瑚になるものは「八方珊瑚(はっぽうさんご)」。
本来は海の深いところに生息していますが、黒珊瑚となるものは比較的浅瀬に生息しています。
黒珊瑚は特に希少価値が高いとされていて、高値で取引されていることもあり、安価な黒珊瑚は偽物である可能性が高いといえるのです。
珊瑚の偽物には、プラスチックで作られているものや、ガラス、樹脂、シーバンブーで作られているものなどがあります。
プラスチックで作られているものは軽く、石の冷たさが感じられませんので、見分けやすいかもしれません。
ガラスも温まってしまうと、なかなか冷たさが戻ってこないので、見分けるポイントになります。
そのほかの見分け方としては、着色されていることを確認するという方法がありますが、これは手元にある黒珊瑚を傷つけたり、壊してしまう可能性が高くなりますので、おすすめできる方法とはいえません。
傷つけないで本物かを確実に判別したいのであれば、プロの鑑定士に任せた方がいいといえます。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」の石言葉(宝石言葉)は「冷静な機知」
黒珊瑚の石言葉は、「冷静な機知」です。
黒珊瑚には精神力を強くしてくれる効果や、持ち主に対して知恵を授けてくれる効果、才能を引き出す効果があります。
石言葉の「冷静な機知」というのは、黒珊瑚の持っている効果を表しているといえるのです。
精神力が強くなることで、冷静でいることが可能になり、知恵や才能を与えてくれることから、瞬時に判断することが出来たり、必要な情報を的確に使って判断することが可能になるということが込められています。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」のスピリチュアルな効果(効能)
黒珊瑚が対応しているチャクラは、第0チャクラで、大地との繋がりを表し、独立心や意志を強く持つことを司っています。
黒色は、強さのシンボルでもありますので、黒珊瑚には、感情が不安定になるのを抑えてくれ、自信を持って行動していくことが出来る効果があるのです。
心身のバランスを整えるなど、精神を強くする効果が高い石。
持ち主が持っているポテンシャルを引き出し、高めてくれる効果を持ちますので、自分の限界に挑戦したい時には、力を貸してくれるといえます。
黒珊瑚は知恵を与える石ともいわれ、勝ち進んでいきたい時、生き残りたい時には、道を照らしてくれるのです。
海で育った黒珊瑚は、海のエネルギーを持っていますので、癒しの力も強いもの。
傷ついた心を癒し、回復させてくれるとともに、ポジティブなエネルギーを与えてくれますので、お守りとしての効果にも期待が出来るのです。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」のスピリチュアルな浄化方法
黒珊瑚の浄化方法は、「月光」「水晶クラスター」です。
珊瑚は壊れやすい石なので、ちょっとした衝撃でも傷ついてしまったり、割れてしまう可能性が高い石になります。
また多孔質という特性を持った、小さな穴が開いている石でもありますので、「水」や「太陽光」「セージ」「塩」での浄化では、黒珊瑚を劣化させてしまったり、壊してしまう原因となってしまいかねません。
「水晶クラスター」での浄化も、クラスターに強くぶつけてしまわないように気をつけなければいけませんが、浄化能力も高く、効果的な浄化方法です。
黒珊瑚の浄化の力も強いですが、高い浄化能力をキープするためにも、こまめに浄化を行いましょう。
12月2日の誕生石「黒珊瑚」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「アクアマリン」「ラリマー」「マラカイト」
黒珊瑚と相性が良い石は、「アクアマリン」「ラリマー」「マラカイト」です。
「アクアマリン」や「ラリマー」は、黒珊瑚と同じ海のエネルギーを持っている石。
癒しの効果が高く、黒珊瑚と組み合わせることで、心身ともにリラックスすることが出来る効果が期待できます。
「マラカイト」は、黒珊瑚と同じようにお守りとしての効果がありますので、より高い守護力を期待できるのです。
マラカイトは、ヒーリングストーンとしての効果もあり、持ち主の回復にも効果があります。
相性の悪い石は「硬度が高い石」
黒珊瑚と相性が悪い石は、「硬度が高い石」です。
石の効果からすれば、組み合わせやすく、特別相性が悪いという石はありません。
しかしながら石が持つ特性上、硬度が高い石との組み合わせには気をつけなければいけないといえます。
石同士がぶつかることで、黒珊瑚が割れてしまうことが考えられますので、持ち方は工夫をするなど考えなければいけません。
硬度が高い石だとしても、石同士がぶつからないなら、効果も期待できます。
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占い師 RINのワンポイントアドバイス
現在ではワシントン条約によって輸入も禁止されていますので、日本国内ではどんどん少なくなってきているのも実情。
しかしながら黒珊瑚が持っている効果は高く、お守りとしての役割も持っていますので、手に入れておきたい石でもあります。
黒珊瑚を誕生石としているあなたも、ぜひ黒珊瑚に出会ってほしいものです。
もし出会うことが出来たなら手に入れて、黒珊瑚のパワーを実感してみてください。