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3月3日の誕生石「ブラッドストーン」とは?
和名 | 碧玉、血玉石 |
英名 | Bloodstone |
石言葉 | 勇気・堅固・救いの力 |
色 | 深緑。赤やオレンジの斑点、ときには白の模様があることも |
チャクラ | ルート(第1)、仙骨(第2)、心臓(第4) |
キーワード | チャレンジを歓迎する |
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」の色の種類
3月3日の誕生石であるブラッドストーンは、ヘリオトロープの別名を持つ不透明水晶族の石です。
ブラッドストーン、直訳すると血の石となり、真っ赤な石を想像する人が多いのではないでしょうか。
しかし、実はブラッドストーンは見た目には赤くありません。
基本的には濃い緑色をしており、そのインクルージョン(内包物)として血のような赤い斑点があります。
地の色である緑は緑泥石を含む不透明な水晶です。
そこに、赤い斑点があればブラッドストーン、なければプラズマ濃緑玉髄と呼ばれます。
緑の字の色が明るく鮮やかで黒味がないものの方が質がいいとされています。
赤の斑点は水晶が酸化鉄(ヘマタイト)で染まったものです。
この赤が鮮明で斑に飛び散っているものが良質なブラッドストーンです。
地の色は緑だけではなく、白色や黄色やオレンジ色のこともあります。
その場合は単なるブラッドストーンではなく、ファンシー・ブラッドストーンという名称になります。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」の意味
ブラッドストーンは古い歴史を持つ石です。
いばらの冠をかぶり、十字架を背負い、処刑場に向かうイエスキリストが流した血の跡がブラッドストーンになったという謂れがあります。
つまりブラッドストーンのブラッドとは、キリストの血を意味しているのです。
ブラッドストーンの別名であるヘリオトロープは、ヘリオ=太陽、トロープ=方向を意味しており、太陽の方向を変える石ともされていました。
そのため、日食のときに悪魔を追い払う石として使用されていました。
日本においても縄文時代にはすでにブラッドストーンは使われていたそうです。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」の本物・偽物の見分け方
ブラッドストーンは比較的偽物の少ない部類の石となります。
しかし、偽物がないわけではありませんので注意していきましょう。
ブラッドストーンの本物と偽物を見分けるのは、とても難しいことです。
なぜなら、ブラッドストーンは濃緑色のベースの中に大小さまざまな斑点があるという形状をしています。
どのように斑点が入っているかに決まりはなく、さまざまな色と形をしているためどれが本物でどれが偽物とは言い難いのです。
確実に本物のブラッドストーンを手に入れたいと思うのなら、宝石店で鑑定書付きのものを選ぶといいでしょう。
鑑定書には、宝石名だけでなく、カット形状や屈折率・偏光性や多色性・蛍光性についても記載があります。
それが付けられていれば、安心してブラッドストーンだということができるでしょう。
色味がさまざまで見分けにくいブラッドストーンだからこそ、プロの目による鑑定で安心を得るようにしましょう。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」の石言葉(宝石言葉)は「勇気・堅固・救いの力」
3月3日の誕生石であるブラッドストーンの石言葉は、勇気・堅固・救いの力です。
この由来は、ブラッドストーンがキリストが流した血からできたという伝説に基づくものです。
処刑台に向かう、キリストの勇気がそのまま石言葉になったと考えていいでしょう。
ブラッドストーンは古くから血に関する聖なる力があるとされ、お守りとして身につけることが多かったようです。
古代エジプトの兵士や中世の騎士たちは、お守りとしてブラッドストーンを身につけ、自分が血を流すことがないようにと願いました。
石言葉のように堅固な守りを授け救いの力を与えてくれたのですね。
また、血はすべての生命に流れるもの。
ブラッドストーンは生命に多大な影響を与え、運命を変えてしまう力を持つ石ともされています。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」のスピリチュアルな効果(効能)
ブラッドストーンのスピリチュアルな効果については、いくつかあります。
まず、1つ目の効果としてヒーリングの効果があります。
この効果は古くから信じられ、古代メソポタミアでは血を清め癒しを与える石として用いられていました。
持っている人の身も心も浄化してくれ、精神を落ち着かせてくれる効果が期待できます。
2つ目には血液に関する効果です。
ブラッドストーンは血の象徴のような石ですから、血に関して効果的だとされてきました。
鼻血の止血に使われたり、傷口にかざすことで治りが早くなったりすると信じられてきたのです。
かざすだけでなく、中世ヨーロッパではブラッドストーンを粉末にしたものをハチミツと混ぜ、薬として傷に塗ることもありました。
現代ではさすがにこのような使われ方はしませんが、ブラッドストーンを持つことで血液の循環がよくなり、集中力と直感力が増すとされています。
また、女性にとっては流産を防ぎ安産を招くお守りともなります。
3つ目の効果としては仕事運を上げてくれるというものです。
ブラッドストーンによって精神力が高まり闘争心が引き出されるので、仕事で活躍ができるようになっていきます。
持つ人の潜在能力を引き出してくれるので、大きなことを成し遂げようとする人のお守りにぴったり。
他にも邪悪なものを祓ってくれたり、恋愛運を高めてくれたりといった効果もあります。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」のスピリチュアルな浄化方法
ブラッドストーンは石の浄化方法と言われているものは、どれでもOKな石です。
数ある浄化方法の中でおすすめなのは、水での浄化方法です。
冷たい水はブラッドストーンの力を増すとされています。
邪気を吸い取りパワーが弱くなった石を復活させるのが石の浄化の基本ですが、浄化とともに本来持つパワーを増すとなれば、その浄化方法を試さないわけにはいきません。
水での浄化方法は簡単で、流水で3分間ほど優しく洗うだけ。
よく冷えたミネラルウォーターに浸すという方法もあります。
どちらも浄化が終わった後は、優しく水分を拭き取ってください。
ただし、ブラッドストーンをアクセサリーにしたものなど、水での浄化ができない場合には他の浄化方法を試しましょう。
簡単にできるのは水晶による浄化方法です。
水晶は強い浄化作用を持つ石で、ブラッドストーンも水晶の仲間なので、2つの相性は抜群です。
水晶のそばにブラッドストーンを置いておくだけで、ブラッドストーンは浄化されていきます。
置く時間は一晩以上がいいでしょう。
水晶は他の石の浄化にも使えるオールマイティーな石なので、ぜひ一つ持っておきたい石です。
そのほかにも、日光や月光に当てるのもお手軽なブラッドストーンの浄化方法です。
ブラッドストーンは力の強い石ですから、その力を保つためにも浄化は定期的に行ってください。
3月3日の誕生石「ブラッドストーン」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「ラピスラズリ」「スモーキークォーツ」「レッドルチルクォーツ」
ブラッドストーンと相性の良い石は、ラピスラズリ・スモーキークォーツ・レッドルチルクォーツです。
ラピスラズリはブラッドストーンによって高められた潜在能力を、正しい判断力によって導くように促してくれます。
何か叶えたい明確な目標がある人に、ブラッドストーンとラピスラズリの組み合わせはおすすめです。
スモーキークォーツはブラッドストーンと同じく、ヒーリング効果を持つ石です。
この2つを組み合わせて持つことで、癒しの効果はさらに高まり、持つ人をリラックスへと導いてくれるでしょう。
レッドルチルクォーツとの組み合わせは恋人や夫婦関係を安定させたい人にぴったりの石です。
レッドルチルクォーツは人間関係を良好にしてくれ、愛情豊かにしてくれます。
そこにブラッドストーンが加わることで、子宝にも恵まれるようになっていくでしょう。
ブラッドストーンとレッドルチルクォーツは、子を望む二人におすすめの石の組み合わせです。
相性の悪い石は「アイオライト」「ロードクロサイト」「オレンジカルサイト」
ブラッドストーンと相性の悪い石はアイオライト・ロードクロサイト・オレンジカルサイトです。
アイオライトは海に関する旅のお守りとして用いられる石です。
血の守りとして使われるブラッドストーンは、海との相性がよくありませんので、石としての相性もイマイチとなってしまいます。
ロードクロサイトはドラマチックな恋を助けてくれる石。
夫婦として安定し子を授かろうという作用のあるブラッドストーンとは、互いの作用がケンカしてしまい相性はよくありません。
オレンジカルサイトは、たくさんの異性を惹きつける魅力をもたらしてくれる石。
一人の人との愛を深め安定させようとするブラッドストーンとの相性は、いいとは言えないでしょう。
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占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
血の石だなんてちょっと怖い?
そんなこと思わなくて大丈夫。
ブラッドストーンは古代から愛されてきた、とっても強いパワーを持つ石なの。
持つだけで血液の循環をよくしてくれ、あなたの持てる力を引き出してくれるわよ。
さらに、ヒーリング効果と仕事運上昇の効果もあるから、何かを頑張りたい人にぴったりの石ね。
濃い緑の中にある血のような赤い斑点に、ぜひぜひ魅せられてちょうだいね。