
“赤い月”と聞いて、ネガティブなイメージ、縁起の悪いイメージを抱く人がいるのではないでしょうか?
確かに、赤い光をまとってか早く月は少し怖いイメージかもしれません。
しかし、赤い月はスピリチュアルにおいては意外にも、ポジティブな意味を持っているものなのです。
そこで今回は、赤い月が持っているスピリチュアルな意味、そして不吉といわれる意味について説明していきたいと思います。
赤い月を見て不安になっている方は、この記事を読むことできっと安心できるでしょう。
目次
不吉じゃない!赤い月のスピリチュアルな意味
赤い月が不吉だといわれるようになったのは、いわばただの言い伝えです。
実際にスピリチュアルな世界においては、赤い月を見られるというのは非常に幸運なことであり、赤い月は強いポジティブなエネルギーを持っているとされています。
ここではまず、赤い月が持つスピリチュアルな意味について、まとめて紹介していきましょう。
宇宙エネルギーの高まり
赤い月のスピリチュアルな意味として挙げられるのが、宇宙エネルギーの高まりです。
もともと、月が赤く見えることは太陽光の散乱であったり、透過しやすい赤色の光が地球の大気を通って私たちの目に映っていることが原因であったりといわれていますが、こういった宇宙の出来事に関して、エネルギーが高まってさまざまな力が働いたことで、月が赤く見えている、赤い月が現れたと捉えることができ、それが宇宙のエネルギーが高まっているという解釈に繋がったのだといえるでしょう。
宇宙エネルギーは人の波動に影響を与えることもあるため、宇宙エネルギーが高まることで、人にも大きな影響を及ぼすと考えられますが、あくまでポジティブなエネルギーの高まりとなるため、決して人に悪い影響を及ぼすことはありません。
創造性や情熱の解放
赤い月は情熱の象徴でもあります。
そのため、赤い月を見た人は自分の中に眠っている情熱を揺り起こすことができ、それに伴って創造性が高まり、たくさんのアイデアがあふれるように出てきたり、何事にも真剣に全力で取り組むことができるようになるといわれているのです。
結果的に自分が目指す目標を達成させることができたり、真剣に取り組む姿が誰かの目に留まり評価されるなど、さらにモチベーションをあげる結果を出すことができるとされています。
過去からの解放と新しいスタート
赤い月は再生の象徴、そして新しい始まりの象徴ともいわれています。
そのため、赤い月を見たときには過去から解放され、生まれ変わった自分になれるチャンスだと考えることもできるのです。
これまで囚われてきた過去から解放され、ときにはトラウマを克服し、恐怖心を捨て、完全に新しく自由な自分自身として生きるきっかけを手に入れることができるでしょう。
そこに存在しているのは自分の無限の可能性であり、何をスタートさせるにも適した状態に整えることができるのが赤い月の力だと考えることができます。
夢や願望の実現
赤い月は人をポジティブなエネルギーで満たしてくれます。
そのため、夢や願望の実現に繋がる行動力を得ることもできるのです。
情熱的になれるだけでなく、自分の夢や願望、目標などに到達したい、絶対に実現させたいという気持ちがより強く持てるようになるため、自分がどうすべきか、何をすべきかを広い視野で考え、実際に行動できるようになっていきます。
赤い月が与えてくれるエネルギーが、願いを叶えてくれるのです。
内なる調和と平安
赤い月の輝きは情熱を与えてくれるだけでなく、感情を落ち着かせ、心の調和を与える効果も持っています。
内なる情熱に働きかける一方で、心を穏やかにし、いら立ちや不安、怒りや心配などといったモヤモヤ、ソワソワと落ち着かなくさせるような感情をまとめて抑えてくれるのです。
さらに前向きな感情を与えてくれるため、自分の中でネガティブな感情を抑え、ポジティブなエネルギーを生み出し調和を取ることができるので、心が安定し、人に優しくなれたり、自分のヴィジョンをはっきりさせたりすることが可能となっていきます。
消えかけた愛の再燃
赤い月は人の情熱だけでなく、愛を再燃させる効果も持っているといわれています。
一度は冷めて消えかかってしまった愛のを再び激しく燃え上がらせることができるため、復縁の効果を高めてくれると考えることができるでしょう。
赤い月を見たら、一度切れてしまった関係を再び取り戻そうと諦めない気持ちを持てたり、慣れてしまって当たり前になってしまっていた恋人や夫婦の関係において、新しい視点を手に入れ、新しい愛情の形でお互いを大切にすることができるのです。
幸運の訪れ
赤い月に願い事をすると願いが叶うなどともいわれており、そのことから赤い月を見ることは幸運の訪れを暗示していると捉えることもできます。
赤い月を見ると、幸せな出来事がやってくるなどともいわれているのです。
赤い月は決して不吉な出来事の暗示ではなく、むしろ見た人の願いが成就する幸運な存在であり、たくさんのエネルギーを与えてくれる存在ということで、幸運の象徴として受け取るべきものだということを覚えておきましょう。
パワーがすごい!赤い満月のスピリチュアルな意味
特にパワーが強いといわれているのは、満月の赤い月です。
満月には達成や実現などといった意味がありますが、そこに赤い月のスピリチュアルな意味が重ね合わされるわけですから、さまざまな月の中でも、赤い満月は“最強”といってもいいほどの力を持っているのだといえます。
願いが叶う、目標や夢を実現できるエネルギーや智慧を与えてもらうことができるといわれているだけではなく、自身が望むものをことごとく引き寄せることができるともされているのです。
失われた愛や、夢を追うエネルギー、自分の中から悪いものを引き離す浄化の力…。
本来月が持つ力に赤い満月の力がプラスされているため、願うものはすべてあなたに引き寄せられるだけの力を授けてくれると考えましょう。
夢で赤い月を見るスピリチュアルな意味
夢で赤い月が出てくる場合には、あなたの中に秘められているエネルギーが高まっているサインとなります。
行動力や、思考力など、あなたが本来持っている力がすべて解放できる状態となっており、潜在的な部分ではあなた自身が自分の持てる力をすべて解放して生きたいと願っているサインとなるのです。
また、夢の中で赤い月を見たものの、その月を見ている自分があまり良い気分でない場合には、怒りが強くなってしまっている可能性が高いため、まずは心を安定させることが最優先となります。
赤い月を見て興奮している、誰かにその月を共有しようとしている場合には、あなたの中の自己顕示欲が強くなってしまっているため、友人関係や職場、恋愛において少し我を通そうとしすぎてしまう傾向にあるので注意が必要だといえるでしょう。
赤い月を見て気分よく、自分ひとりで眺めて楽しめているのであれば、あなたの中のエネルギーをすべて解放することで、何もかもがうまくいくという暗示となります。
地震が起きる?「赤い月は不吉」の言い伝えの真実
赤い月は不吉。
赤い月が出ると地震が起こるなど大災害の前兆である。
赤い月が出ると犯罪が増える。
これらはあくまで言い伝えであり、実際にはまったくそうではありません。
では、なぜそういわれるようになってしまったのでしょうか?
本来であれば強いエネルギーに溢れ、願いを叶える幸運の象徴であるにも関わらず、赤い月が不吉といわれるようになってしまった理由について説明していきたいと思います。
赤い月が不吉といわれる理由
赤い月が不吉だといわれるようになったのは、一重に赤い月が珍しく、そして普段であれば白金に輝く月が血のように赤く見えることで怖いイメージ、不吉なイメージを抱く人が多かったところから生まれた迷信からだといえるでしょう。
実際には不吉の前兆ではなく、地震が起こるというのも科学的に何の関連性もない迷信といわれています。
ただ、犯罪や事故が多く発生するというのは一概に迷信とはいえず、赤い月が持つ強大なエネルギーの受け取り方を間違えて興奮状態になってしまった人が犯罪を犯してしまうということは考えられるかもしれません。
とはいえ、決して不吉な前兆を告げるものではなく、ただその月を見た人のイメージから生まれてしまった迷信といえるでしょう。
月が赤く見える理由
月が赤く見える理由には、以下の3点が考えられるといわれています。
- 皆既月食のとき
- ストロベリームーンの時期
- 地平線に近いとき
皆既月食の場合には、月と太陽の間に地球が入り込むことで、血のように赤黒く見えるため、皆既月食中の赤い月は“ブラッドムーン”とも呼ばれています。
この際の月は他のタイミングと違い、禍々しく見えてしまった可能性もあるため、赤い月が不吉といわれるようになったきっかけである可能性も高いといえるでしょう。
ストロベリームーンというのは、6月の満月のことであり、この時期は光の関係で月が少し赤っぽくなりますし、同じ理由で地平線に近い月も朝日や夕日などが当たることで、赤っぽく見えるため、“赤い月”になることがあります。
赤い月から読み解くスピリチュアルなメッセージ
赤い月を見たときには、どのようなメッセージを月から受け取り、どのように自分の毎日に活かせば良いのでしょうか?
ここでは、赤い月から与えられているメッセージをどのように読み解けばいいのかについて説明していきたいと思います。
内面を見つめて自己を高める
赤い月を見たら、まずは自分の内面を見つめることに集中してみましょう。
それが、自分が成長できるきっかけを発見することに繋がります。
赤い月を見たときは心の調和がとれやすいので、そのときをチャンスとして普段自分が何を願って生きているのか、自分が本当にやりたいと思っていることは何なのか、自分はいったいどんなな人間なのかについて、しっかりと向き合う時間を作ってみてください。
赤い月を見た後なら、自分の心の声をしっかりと聞き届けることができるはずです。
直感に従いチャレンジする
創造性や情熱が高まっているタイミングであるため、赤い月を見たときにはあなた自身の直感も非常に信頼できるレベルまで研ぎ澄まされています。
潜在的に自分がやりたいことに気づけているので、それを実現させられる方向へ直感を働かせることができるはずです。
行動したいという気持ちも高まっている状態なので、自分の直感を意識してチャレンジする、新しいことを始めてみることをお勧めします。
思いやりを持って相手と交流する
赤い月が与えてくれたエネルギーのおかげで、自分の中に抱いている愛情を再び温めなおすことができているからこそ、思いやりを持って人と接することを心がけてみましょう。
それが、あなたが本来愛情を向けたいと思っている相手ではなかったとしても、まずは自分の周囲の人全員に思いやりを持って優しく接することを意識するのです。
あなたが赤い月から得たエネルギーを思いやりという形で周囲へ分け与えることで、あなたが何か新しいことを始めようとしたときや、何か行動に出ようとしたときにそのあなたの意志をくみ取り、サポートしてくれる存在が現れることでしょう。
過去へのこだわりを捨てる
赤い月があなたを過去から解放してくれるのですから、あなた自身も自分を過去から解放してあげることを意識しなければなりません。
過去にどんなことがあって、今現在それに苦しめられていたとしても、あなたはいつまでも過去に囚われたままでいてはいけないのです。
過去へのこだわりを捨てて、未来のことだけを考えるのがトラウマからの解放にもつながりますし、今の自分が何をすべきかに気づけるようになっていくでしょう。
マヤ歴の「赤い月の人」のスピリチュアルな特徴
マヤ暦は、今から4000年以上前の古代マヤ文明で生まれた、複雑な暦です。
このマヤ暦を使用し、誕生日から性格や運命を占うことができるのですが、この中で“赤い月”に当たる人がいます。
これが、ここでいう“赤い月の人”です。
浄化、新しい流れ、使命感、改革などの意味を持っている赤い月の人は、自分の人生において目標や計画をしっかりさせており、着実にそれに沿って人生を歩んでいける人だといわれています。
恋愛においては常に正直で、ありのままの自分でいられること、ありのままの自分を受け入れてくれることに重点を置き、一緒にいて安心できる相手を選ぶ傾向にあります。
何に関しても、自分の計画に忠実に生きるあまり人によっては頑固だと受け取られてしまう場合もあり、周囲から理解されないと感じることもあるかもしれません。
ただし、思いやりの心を持ち、人の意見を聞く心の余裕を持っていれば孤立することはないでしょう。
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占い師CRISSのワンポイントアドバイス「赤い月のスピリチュアルな意味を読み取ろう」

ちょっと怖いって感じるかもしれないからね。
でも、赤い月ってすっごいエネルギーを持っていて、見た人に良い影響を与えてくれるものなの。
だから、赤い月を見られるってことはとってもラッキーなことなんだって思って。
赤い月はあなたの持てるすべての力を高めて、あなたの能力をグンと持ち上げてくれるの。
それによって幸運が舞い込んでくることになるから、赤い月のスピリチュアルな意味を理解し、ぜひ見ることができるように赤い月が現れるのを待っていてね。
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