何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は12月6日の誕生石である「タンザナイト」です。
石としての歴史はまだ長くはなく、比較的新しい石だといえる、タンザナイト。
スピリチュアル性が高く、見極める力を与えてくれ、幸せへと導いてくれる石であるタンザナイトについて、詳細にご紹介していきますので、タンザナイトを誕生石としているあなたも、タンザナイトの力を借りて、幸せに向かって行きましょう。
目次
12月6日の誕生石「タンザナイト」とは?
和名 | 灰簾石(かいれんせき)・黝簾石(ゆうれんせき) |
英名 | Tanzanaite |
石言葉 | 冷静・神秘・高貴 |
色 | 青色 |
チャクラ | 第6チャクラ |
キーワード | 第三の眼・ヒーリング・判断力・知性・精神力・スピリチュアル |
12月6日の誕生石「タンザナイト」の色の種類
タンザナイトは、青色がとてもキレイな石です。
ブルーサファイアにも負けず劣らず、深い青色をしているタンザナイト。
発見された1967年当初は、ブルーサファイアと考えられていましたが、詳しく調べていくうちにブルーサファイアではなく、青色に発色しているゾイサイトという石だということが判明しました。
タンザナイトは、タンザニアにあるメレラニ鉱山が初産出地。
産出されているのは、現在でも世界中でメレラニ鉱山だけであり、希少価値が高い石でもあります。
12月6日の誕生石「タンザナイト」の意味
タンザナイトは、発見当初は注目されるような石ではなく、価値もなかなか認められていなかった石です。
そんなタンザナイトが世界的に有名になったキッカケは、ティファニーが目に留めたこと。
ブルーサファイアのように深い青色をしているタンザナイトの美しさに、価値を見出したティファニーは、タンザニアで産出されたこの石を、タンザニアの夜空の色に例えてタンザナイトと名付け、全面的にプロモーションをしたのです。
その結果1980年代にはアメリカで、その後世界中に広まっていったタンザナイトは、現在では人気の石の一つとなっています。
タンザナイトは、多色性という特徴をもっている石で、光の当たり方や角度によって、違った表情を見せてくれる石です。
そのため将来のさまざまな可能性という意味を持っています。
持ち主のことを、幸せな未来へと導いてくれるため、迷いを抱えている人にとっては味方となってくれる石です。
12月6日の誕生石「タンザナイト」の本物・偽物の見分け方
タンザナイトの本物と偽物の見分け方ですが、タンザナイトに似ている石として挙げられるのは、ブルーサファイア、ゾイサイト。
もともと発見当初は同じ石ではないかと考えられていたほど、ブルーサファイアとの見た目は似ています。
しかしながらブルーサファイアとの違いは、色の見え方というポイントがあります。
ブルーサファイアは青色しか見えないのに対して、タンザナイトは多色性という特徴を持っていることから、青色以外にも紫色に見えたり、青緑色に見えたりするのです。
硬度もブルーサファイアと違って、タンザナイトは傷がつきやすいという違いがあります。
ゾイサイトの中で、青色のものについてはタンザナイトと呼んでいますが、いろいろな色がある石です。
ほかのカラーのゾイサイトに加熱処理を施すことで、青色に変わりますので、人工的に作られているタンザナイトも存在しています。
石自体は同じで、自然に色が変わったものか、加熱処理をしたものかの違いなので、完全な偽物といえるのかという点もありますが、この場合は見分けることは難しいといえるのです。
ガラスなどで作られている偽物は、多色性が見られるかをチェックしてみてください。
12月6日の誕生石「タンザナイト」の石言葉(宝石言葉)は「冷静・神秘・高貴」
タンザナイトの石言葉は、「冷静」「神秘」「高貴」です。
冷静な判断力を手に入れること出来るとされている、タンザナイト。
この効果からつけられているのが、「冷静」という石言葉です。
見た目からイメージ出来る「神秘」や「高貴」という石言葉も、タンザナイトを表しているといえます。
希少価値が高く、見る角度や光の当たり方から違う表情を見せてくれることからも、「神秘」という石言葉はピッタリだといえるのです。
12月6日の誕生石「タンザナイト」のスピリチュアルな効果(効能)
タンザナイトが対応しているチャクラは、第6チャクラになりますので、第三の眼の開眼や、思考力、洞察力、集中力などを司っています。
タンザナイトは、持ち主に冷静な判断力を与えてくれる石とされていますので、気持ちに左右されることなく、真実を見極めることが出来るのです。
そのための洞察力や思考力、集中力を高める効果を持っていて、知性を高めることも可能になります。
多くの力を得ることから、持ち主の未来の可能性を広げることになり、より良い方向へと導いてくれる石でもあるのです。
ゾイサイトという石に属している石なので、ゾイサイトとしての効果にも期待が出来ます。
ゾイサイトはヒーリングストーンとしての力がありますので、癒し効果があるのです。
儀式に使われる石でもあるゾイサイトは、スピリチュアル性を秘めており、精神的な部分に効果を発揮します。
ポテンシャルの開花や、精神力を養うという効果がありますので、人としての成長も可能にしてくれる石だといえるのです。
12月6日の誕生石「タンザナイト」のスピリチュアルな浄化方法
タンザナイトの浄化方法は、「水」「太陽光」「月光」「水晶クラスター」「セージ」「塩」です。
比較的どの浄化方法にも対応できる石なので、行いやすい方法でいいのですが、へき開性という特徴があるので、一定の方向に割れやすい石でもあります。
そのため衝撃を与えないように気をつけてほしい石なのです。
「水晶クラスター」や「塩」での浄化を行う際には、気をつけましょう。
スピリチュアル性もあるので、「月光」での浄化も効果的ですが、おすすめしたいのは「セージ」での浄化。
儀式に使われる石でもありますので、儀式に使われる方法に似ている「セージ」での浄化とは相性が良く、効果的だといえるのです。
衝撃の心配もないので、安心して行える方法にもなります。
12月6日の誕生石「タンザナイト」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「ラブラドライト」「アクアマリン」「ガーネット」
タンザナイトと相性が良い石は、「ラブラドライト」「アクアマリン」「ガーネット」です。
「ラブラドライト」と組み合わせることによって、問題を解決へと導いてくれる効果に期待が出来ます。
どちらも幸運を引き寄せるパワーを持っていることと、タンザナイトの判断力や直感力を高めてくれる効果、ラブラドライトの潜在能力に語り掛ける効果を合わせることで、持ち主にとって最良の方向へといざなってくれるのです。
癒し効果を持っている「アクアマリン」とタンザナイトの組み合わせは、心を豊かにしてくれる効果を得られます。
ネガティブなエネルギーを浄化して、心に落ち着きを与えることになるのです。
「ガーネット」は、勝利を掴むことが出来る石なので、タンザナイトと組み合わせることで、成功へ導いてくれる組み合わせになります。
相性の悪い石は「硬度が高い石」
タンザナイトと相性が悪い石は、「硬度が高い石」です。
タンザナイトの硬度は決して低いわけではありませんが、へき開性という特徴を持っているため、一定方向からの衝撃には弱いといえます。
組み合わせる石の硬度が高ければ、衝撃で割れてしまう可能性も高くなりますので、気をつけなければいけません。
石同士の相性としては、悪いというほどの相性を持つ石はありませんので、取り扱いにだけ気をつけておきましょう。
12月6日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 RINのワンポイントアドバイス
初めは価値を認められなかった石ですが、その神秘的な石に目を留めたティファニーのおかげで、現代では多くの人に愛されることになった石です。
タンザナイトを誕生石としているあなたも、タンザナイトのパワーを手にして、成功を手にしてください。