
厄払いへ行こうと決めたものの、カレンダーを見て「仏滅だけれど大丈夫?」「赤口や不成就日は避けたほうがいい?」「厄払いに行ってはいけない日があるなら知っておきたい」と不安になる方は少なくありません。
厄年は人生の節目と重なりやすいため、できるだけ縁起のよい日を選びたいと思うのは自然なことです。しかし、六曜や暦注の意味と、神社・お寺が行う厄払い・厄除けの考え方は同じではありません。
この記事では、厄払いに行ってはいけない日が本当にあるのか、仏滅・赤口・友引・不成就日でも受けられるのかを解説します。喪中・忌中・生理中・妊娠中の考え方、厄払いを延期したい状況、適した時期や当日の準備まで確認していきましょう。
- 厄払いに全国共通の「行ってはいけない日」があるのか
- 仏滅・赤口・友引・不成就日と厄払いの関係
- 喪中・忌中・生理中・妊娠中でも受けられるのか
- 厄払いを延期したほうがよい現実的な状況
- 厄払いに適した時期と日取りの決め方
- 神社とお寺の違い、予約・服装・初穂料の準備
厄払いには、全国すべての神社・お寺に共通する「行ってはいけない日」はありません。仏滅・赤口・友引・不成就日も暦の上の吉凶判断であり、その日だから厄払いが無効になったり、かえって厄を招いたりするわけではありません。
実際に日を改めたいのは、寺社が祈祷を受け付けていない日や時間、祭典による中断、台風・大雪などの危険な天候、強い体調不良、神社へ参拝する場合の忌中などです。暦よりも、公式案内と自分の体調、落ち着いて祈りに向き合えるかを優先しましょう。
目次
厄払いに行ってはいけない日は基本的にない
厄払いの日を決めるうえで最初に知っておきたいのは、神社やお寺の祈祷に全国共通の禁止日が定められているわけではないということです。
神社本庁の厄祓いに関する公式案内では、地域の特別な風習がなければ「いつまでに行う必要がある」という決まりはないと説明されています。新年を迎えて数え年が変わることから年の早い時期に受ける人が多いものの、誕生日など本人がよいと思える日を選んで差し支えありません。
また、年中無休で祈祷を受け付ける神社や、一年を通して毎日厄除けの護摩祈願を行うお寺もあります。このことからも、暦に記された凶日が一律に祈祷禁止日とされているわけではないと分かります。
「行ってはいけない日」と「避けたほうがよい状況」は違う
検索で見かける「厄払いに行ってはいけない日」には、異なる種類の話が混ざっています。
- 六曜・暦注上の凶日:仏滅、赤口、不成就日など
- 寺社側の都合:祭典、行事、祈祷受付の休止、閉門後
- 参拝者側の事情:体調不良、危険な天候、忌中、時間不足など
六曜や暦注は、日取りを決める際の民間的な目安です。一方、受付休止や閉門は実際に祈祷を受けられない理由であり、荒天や体調不良は安全に関わります。同じ「避ける」でも、優先順位は同じではありません。
仏滅に受けても厄が強くなることはない
仏滅は六曜の一つで、一般には祝い事を避ける日として知られています。しかし、厄払いを受けることで厄が強くなる日ではありません。
そもそも六曜は神社祭祀の教義ではなく、「仏滅」という文字から連想される仏教の行事でもありません。国立国会図書館の日本の暦「吉凶を表す言葉・六曜」では、六曜は14世紀ごろ中国から伝わり、広く行われるようになったのは幕末以降と説明されています。名称や順序も変化しており、意味の解釈には唯一の正解がありません。
暦を気にしない方は、仏滅でも安心して厄払いを受けられます。気持ちに引っかかりが残る方は、無理に仏滅を選ばず、納得できる日へ変更しても構いません。
厄払いで気にされやすい六曜・凶日の考え方
大安や仏滅が載ったカレンダーのほか、不成就日、一粒万倍日、天赦日など多くの暦注を確認できる時代になりました。情報が多いほど、条件に合う日が見つからず迷ってしまうこともあります。
次の表では、厄払いとの関係を簡潔に整理します。
| 日 | 一般的な受け止め方 | 厄払いの判断 |
|---|---|---|
| 大安 | 何事にも吉とされる | 選んでよいが必須ではない |
| 仏滅 | 祝い事を避ける人が多い | 厄払いを受けても問題ない |
| 赤口 | 正午前後を除き凶とする解釈がある | 時間を含め気にするかは本人次第 |
| 友引 | 葬儀で避けられることがある | 厄払いを避ける根拠にはならない |
| 先勝 | 午前が吉、午後が凶とされる | 気になるなら午前を選ぶ |
| 先負 | 午前が凶、午後が吉とされる | 気になるなら午後を選ぶ |
| 不成就日 | 始めたことが成就しにくいとされる | 寺社の祈祷禁止日ではない |
| 三隣亡 | 建築関係で避けられることがある | 厄払いとは直接関係しない |
| 土用 | 土を動かす行為を慎む期間とされる | 参拝や厄払いを禁じる期間ではない |
赤口は厄払いに行ってはいけない日ではない
赤口は、一般的な六曜の解釈では正午前後だけ吉、それ以外の時間を凶とすることがあります。「赤」が火や血を連想させるため、刃物や火に関わる行事を避けるという説明も見られます。
ただし、赤口だから神社の祓いが成立しないという決まりはありません。予約枠、交通、同行者の都合を優先し、落ち着いて受けられるなら問題ないでしょう。どうしても気になる場合は、正午前後の受付を選ぶか、別日に変更する方法があります。
友引はお葬式の慣習と混同しない
友引は「友を引く」という字面から、葬儀を避ける慣習があります。しかし、本来の六曜の説明と字面から生まれた慣習は必ずしも同じではありません。
厄払いは葬儀ではないため、友引を避けなければならない理由はありません。神社やお寺が祈祷を受け付けていれば、通常どおり申し込めます。
不成就日に祈願しても無効にはならない
不成就日は、何かを始めたり願い事をしたりするのに適さないとされる暦注です。そのため「厄除けを願っても成就しないのでは」と心配する方がいます。
しかし、不成就日は神社や寺院が定めた全国共通の祈祷禁止日ではありません。厄払いは、単に願いをかなえるためのイベントではなく、節目に心身を清め、日々を慎重に過ごす決意を整える機会でもあります。
不成就日を信仰上の決まりのように恐れる必要はありません。気にすると祈祷中も不安が消えないという方だけ、別日を選ぶとよいでしょう。
大安を選ぶメリットは気持ちの納得感
大安でなければ厄払いの意味がないわけではありません。それでも大安を選ぶことで、本人や家族が安心し、晴れやかな気持ちで参拝できるなら、その納得感は大切です。
一方、大安の休日や年始は混雑しやすく、待ち時間が長くなることがあります。体力に不安がある方、小さな子どもや高齢者と一緒の方は、六曜よりも空いている平日や過ごしやすい時間を選ぶほうが現実的です。
厄払いを延期したほうがよい7つの状況
暦上の凶日よりも優先したいのが、寺社の運営状況、安全、体調、礼節です。次に当てはまる場合は、日を改めるか事前に問い合わせましょう。
祈祷を受け付けていない日・時間
境内へ参拝できても、厄払いの祈祷受付が終了している場合があります。予約制、当日受付、定時ごとの案内、随時受付など、方法は寺社によって異なります。
ウェブサイトに通常の受付時間が掲載されていても、正月や祭典日は特別体制になることがあります。移動前に公式サイトの「ご祈祷」「お知らせ」「祭典」のページを確認してください。
祭典・結婚式・行事で祈祷が中断される時間
神社やお寺では、年間祭典、法要、結婚式、団体祈祷などにより、個人祈祷を一時中断することがあります。受付時間内に到着しても、長く待つ場合や別時間を案内される場合があります。
特定の日そのものが悪いのではなく、儀式を丁寧に行うための運営上の調整です。予定が限られる方は電話や公式案内で確認しましょう。
台風・大雪・雷・交通障害の危険がある日
厄払いのために危険を冒して移動する必要はありません。暴風警報、大雪、路面凍結、河川の増水、公共交通機関の運休が予想される日は延期してください。
「悪天候でも行けば強い御利益がある」「困難を越えることに意味がある」と考えて無理をするのは避けましょう。安全を守る判断も、自分と家族を大切にする行動です。
発熱や強い体調不良がある日
発熱、感染症の疑い、強い頭痛、めまい、嘔吐などがあるときは、まず休養や必要な受診を優先します。祈祷では待ち時間が発生し、昇殿後もしばらく座ることがあります。
体調が回復してから受けても遅くありません。本人が参拝できない場合に、代理祈祷や郵送祈祷を受け付ける寺社もあるため、必要に応じて相談してください。
飲酒後や礼節を保てない状態
泥酔している日、大声を出してしまう状態、他の参拝者や神職・僧侶へ配慮できない状態での祈祷は避けます。厄払いは恐怖心を消すために衝動的に駆け込む場所ではなく、静かに自分を整える機会です。
飲酒を伴う集まりと同じ日に予定する場合は、厄払いを先に受けるか、別の日に分けましょう。
閉門間際で時間に余裕がない日
受付終了の直前に到着すると、申込用紙の記入や初穂料・祈祷料の準備が間に合わないことがあります。境内が広い寺社では、入口から祈祷受付所まで時間がかかる場合もあります。
到着目標は受付終了の30分以上前を一つの目安にし、寺社が案内する締切を優先してください。予約時間がある場合は、交通の遅れも見込んで行動します。
神社へ参拝する場合の忌中
近親者が亡くなった後の忌中は、神社参拝を控える考え方があります。神社本庁の服忌に関する公式案内では、地域に特別な慣例がない場合、五十日祭までを「忌」、一年祭までを「服」とするのが一般的だと説明されています。忌の期間を過ぎれば、原則として神社参拝を再開して差し支えないとされています。
ただし、親族との関係、地域、家、奉仕した神職の考え方によって期間が異なることがあります。厄払いを急ぐ事情がある場合も、自己判断せず氏神神社や祈祷を希望する神社へ相談しましょう。
喪中・生理中・妊娠中は厄払いへ行ってはいけない?
生活状況や身体の状態を「穢れ」と結び付け、厄払いを受けられないのではと悩む方もいます。現代の一般参拝では、本人の尊厳と体調、各寺社の案内を基準に考えることが大切です。
| 状況 | 厄払いの考え方 |
|---|---|
| 忌中に神社へ行く | 原則として参拝を控え、希望する神社へ相談する |
| 忌明け後の喪中 | 一般に神社参拝を再開できる |
| 生理中 | 厄払いを禁止する全国共通の決まりはない |
| 妊娠中 | 体調と移動負担を優先して日を選ぶ |
| 小雨 | 交通や足元が安全なら受けられる |
| 警報級の荒天 | 安全のため別日へ延期する |
喪中と忌中を分けて考える
喪中は、故人を偲び、祝い事を控えながら過ごす期間です。忌中は、身近な人の死に接した後、一定期間身を慎む考え方です。この二つは同じではありません。
神社では忌中の参拝を控える考え方がありますが、忌明け後の喪中まで厄払いが一律に禁止されるわけではありません。お寺は死を神道と同じ意味で捉えないため、菩提寺や厄除け寺院へ相談できる場合もあります。
生理中であることだけを理由に禁止されない
一般の参拝者が生理中だから厄払いを受けてはいけないという全国共通の決まりはありません。生理を不浄として自分を責めたり、罰が当たると恐れたりする必要はないでしょう。
ただし、腹痛、貧血、倦怠感が強い場合は体調を優先してください。待ち時間、階段、冷え、長時間の正座などが負担になりそうなら、別日や負担の少ない寺社を選びましょう。
妊娠中は暦より体調と移動負担を優先する
妊娠中でも厄払いを受けることはできますが、混雑、長距離移動、暑さ寒さ、階段、感染症の流行などへ配慮が必要です。戌の日や大安に人が集中する寺社では、あえて空いている日を選ぶほうが安心な場合があります。
付き添いが必要か、椅子席があるか、祈祷時間はどれくらいか、途中退席できるかを事前に確認しましょう。医師から安静や移動制限を指示されている場合は、その指示を優先してください。
雨の日でも厄払いは受けられる
雨は「神様に拒絶されたサイン」ではありません。寺社が開いており、交通と足元の安全が確保できれば、雨の日でも厄払いを受けられます。
一方、警報級の大雨、雷、強風、冠水の恐れがある場合は延期します。小雨と災害リスクのある荒天を分けて判断してください。
厄払いはいつ行くのがよい?おすすめの時期
厄払いは、厄年に入った年の早い時期に受ける人が多いものの、「この日を過ぎたら受けられない」という全国共通の期限はありません。
年始から節分・立春ごろまで
数え年は元日を迎えると一つ年を重ねるため、正月から節分・立春ごろまでに厄払いを受ける習慣が広く見られます。新年の節目に一年の無事を願う意味でも、予定を立てやすい時期です。
ただし、これは慣習上の目安であり、期限ではありません。正月の混雑が負担になるなら、落ち着いた時期へずらして構いません。
誕生日や家族が集まりやすい日
神社本庁も、地域の特別な風習がない場合は、誕生日など本人にとってよい日柄を選ぶ考え方を紹介しています。誕生日、仕事の節目、引っ越し前など、自分が生活を整えたいと思う日を選べます。
家族と一緒に受けたい場合は、全員が無理なく集まり、穏やかに過ごせる日がよいでしょう。
厄年の途中で気付いた日
夏や秋になってから本厄だと気付いても、翌年まで待つ必要はありません。気付いた時点で寺社の受付を確認し、都合のよい日に受けられます。
厄年の年齢を確認したい方は、生年月日から前厄・本厄・後厄を調べる厄年計算も利用してください。寺社や地域によって厄年表が異なる場合があるため、最終的には祈祷先の案内も確認しましょう。
悪いことが続いて不安を感じたとき
厄払いは厄年の人だけが受けるものとは限りません。事故の後、転職、転居、病気からの回復期など、生活の節目に除災招福や身体健全を願う方もいます。
ただし、祈祷は医療、法律、家計、防犯などの現実的な対策に代わるものではありません。不調や問題が続く場合は、原因を確認し、必要な専門機関へ相談することも忘れないでください。
神社の厄払いとお寺の厄除けの違い
一般には、神社で災厄を祓い清める祈祷を「厄払い」「厄祓い」、お寺で災厄を遠ざける祈願を「厄除け」と呼び分けることがあります。ただし、実際の名称は寺社ごとに異なり、神社が「厄除け」、お寺が「厄払い」と案内する場合もあります。
名称だけで優劣を決める必要はありません。氏神神社、家族が信仰する寺院、以前からご縁を感じる寺社、通いやすく公式案内が明確な場所などから選びましょう。
全国の候補を比較したい場合は、厄払い・お祓いで知られる神社の一覧も参考になります。掲載情報が変わる可能性があるため、訪問前には必ず各寺社の公式サイトを確認してください。
| 比較項目 | 神社 | お寺 |
|---|---|---|
| 一般的な呼び方 | 厄払い・厄祓い | 厄除け |
| 主な儀式 | 修祓・祝詞奏上・玉串拝礼など | 読経・護摩祈祷など |
| 納めるもの | 初穂料・玉串料など | 祈祷料・護摩料など |
| 授与されるもの | 神札・お守りなど | 祈祷札・お守りなど |
| 選び方 | 氏神神社、菩提寺、信仰、ご縁、通いやすさで選ぶ | |
神社では初穂料、お寺では祈祷料・御布施など
神社では祈祷のお礼を初穂料、玉串料などと呼び、お寺では祈祷料、護摩料、御布施などと案内することがあります。金額が定められている場合と、「お気持ち」とされている場合があります。
ウェブサイトや受付で確認し、のし袋が必要か、現金以外に対応しているかも見ておくと安心です。高額を納めるほど厄払いの力が強くなるというものではありません。
本人が行けない場合は代理・郵送祈祷を確認する
病気、入院、遠方、仕事などで本人が参拝できない場合、家族による代理申込みや郵送祈祷、オンライン申込みを受け付ける寺社があります。一方、本人の昇殿を原則とするところもあります。
氏名、住所、生年月日、願意など必要事項は寺社ごとに異なります。非公式な代行サービスではなく、祈祷を希望する寺社へ直接問い合わせてください。
厄払いの日を決める5ステップ
暦の情報に振り回されず、納得できる日を選ぶための順番を紹介します。
- 祈祷を受けたい神社・お寺を決める:氏神神社、菩提寺、厄除けで知られる寺社などから選びます。
- 公式の受付日と時間を確認する:予約の要否、祭典日の中断、最終受付、正月の特別体制を確認します。
- 天候・交通・体調を確認する:無理なく往復でき、祈祷中も落ち着いて過ごせる日を選びます。
- 家族や同行者の予定を調整する:本人だけで受けられる場合は、無理に全員の大安へ合わせる必要はありません。
- 最後に暦の納得感を確認する:六曜が気になる方は大安や自分の好きな日を選び、気にしない方は受付と安全を優先します。
この順番なら、「大安だけれど大混雑」「仏滅だから仕事を休まなければならない」といった無理を避けられます。暦は最後の調整材料として使うのが現実的です。
厄払い当日の服装・持ち物・流れ
厄払いの日が決まったら、当日の準備を整えます。寺社ごとの案内が最優先ですが、一般的な目安を確認しましょう。
清潔感があり露出を抑えた服装
一般の厄払いでは礼服が必須とは限りませんが、昇殿して神前・仏前へ進むことを考え、清潔感のある服装を選びます。極端に露出の多い服、汚れた作業着、ビーチサンダルなどは避けると安心です。
履物を脱ぐ場所に備えて靴下やストッキングを着用し、冬は脱ぎ着できる防寒着を用意します。服装規定がある寺社では、その案内に従ってください。
初穂料・祈祷料と必要事項を準備する
受付で必要になるものを前日までに確認します。
- 初穂料・祈祷料
- 現金とのし袋
- 本人の氏名・住所・生年月日
- 願意の確認
- 予約番号や申込書
- 古いお札やお守りを返す場合はその授与品
金額やのし袋の指定がなければ、受付で尋ねても失礼ではありません。分からないことを曖昧なままにせず、神職・僧侶・受付の方へ確認しましょう。
受付から祈祷までの一般的な流れ
神社では、社務所や祈祷受付所で申込書を記入し、初穂料を納め、案内に従って昇殿します。修祓、祝詞奏上、玉串拝礼などが行われ、終了後に神札や授与品を受ける流れが一般的です。
お寺では、受付後に本堂や護摩堂へ進み、読経や護摩祈祷を受け、祈祷札を授かる場合があります。内容や所要時間は寺院によって異なります。
神社の基本的な拝礼を確認したい方は、二礼二拍手一礼の正しいやり方と例外もあわせてご覧ください。祈祷中は自己流で動かず、案内に従えば大丈夫です。
予定していた日に行けなかったときの考え方
予約日に体調を崩した、急な仕事が入った、電車が止まった、神社へ向かう途中で雨が強くなった。このような出来事を「神様に拒絶された」「厄が強すぎる」と結び付ける必要はありません。
まず予約先へ連絡し、変更やキャンセルの方法を確認してください。予約不要なら、回復後や天候が安定した日に改めて参拝します。
日程変更は、厄払いの意味を失わせる行為ではありません。自分の安全や周囲への配慮を優先できたこと自体が、これからの一年を慎重に過ごす第一歩になります。
節分や年始を過ぎても受けられる
「節分までに行けなかったから、今年はもう遅い」と諦める必要はありません。寺社が年間を通して受け付けていれば、春以降でも受けられます。
地域や寺社に独自の期間がある場合はその案内を尊重しつつ、全国共通の締切と考えないようにしましょう。
前厄・本厄・後厄で同じ日を選ぶ必要はない
三年間続けて厄払いを受ける方もいますが、毎年同じ日、同じ六曜、同じ寺社でなければならないという全国共通の決まりはありません。
転居や体調、家族の事情に合わせて場所や時期を変えられます。前年と同じ形にこだわるより、その年に無理なく感謝と祈りを向けられる方法を選びましょう。
厄払いに行ってはいけない日についてよくある質問
本人や家族が気にして祈りに集中できない場合は、納得できる別日を選んで構いません。
六曜を気にする場合は、正午前後の回を選ぶと気持ちの整理がつきやすいでしょう。
日付への不安が強く残るなら変更してもよいですが、すでに予約している場合は恐れて取り消す必要はありません。
大安の休日は混雑する場合があるため、待ち時間や同行者の負担も考えて選びましょう。
忌明け後は、喪中であっても原則として参拝を再開できると考えられています。お寺での厄除けは扱いが異なるため、菩提寺や希望する寺院へ相談しましょう。
昇殿できる人数、付き添い、子どもの同伴などは寺社ごとに異なるため、公式案内を確認してください。
占い師 聖子のワンポイントアドバイス
大切なのは、寺社の案内を確かめ、あなたが安全に向かい、落ち着いた心で祈りに向き合えること。大安でも、無理な移動や強い体調不良を押して出かけるなら、安心できる別日のほうがあなたにとっての佳い日だわ。
六曜を気にする気持ちも、無理に否定しなくて大丈夫よ。大安を選ぶことで心が晴れるなら選んでいいの。でも、日付探しに疲れて行動できなくなるなら、受付・天候・体調が整った日を選んでみて。
予定が流れても、ご縁がないという意味ではありません。日を改める判断は、自分を守り、周囲を思いやる立派な選択なのよ。
厄払いを受けた後は、すべてを祈祷任せにせず、休息、健康管理、安全確認、丁寧な人間関係を心がけてみて。祈りを日々の行動へつなげることで、人生の節目を穏やかに歩んでいけるはずよ。
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