“伊勢神宮にはお参りに行ってはいけない人がいる”。
そんな話を聞くと伊勢神宮に参拝に行きたいけれど、自分がお参りに行ってはいけない人に当たるのではないかと不安になってしまうことと思います。
そこで今回は、伊勢神宮にお参りしてはいけない人や行ってはいけない日、さらに夫婦やカップルで参拝に行くことについて詳しく紹介していきますので、伊勢神宮参拝を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
伊勢神宮に行ってはいけない人ってどんな人?
伊勢神宮に行ってはいけない、行かないほうが良いといわれているのは一体どんな人で、どのような理由からそういわれてしまうのかについて、まずは知っていきましょう。
ここでは、伊勢神宮に行ってはいけないのがどのような人なのかについて説明していきます。
伊勢神宮に危険はない!行ってはいけない人はいない
単刀直入にいえば、伊勢神宮にお参りに行ってはいけない人というのは存在しません。
伊勢神宮は三重県伊勢市にある、天照大神(アマテラスオオミカミ)をご祭神とし、日本人の心のふるさとであるといわれる由緒正しい格式高い神社です。
伊勢神宮というのはある種の俗称となり、正式名称は“神宮”となります。
この伊勢神宮は、お参りしてはいけないなどと人を拒むことはありません。
お参りするのに最適なタイミングはあっても、お参りしてはいけないタイミングというのもないのです。
お参りすることで良くないことが起こるなどの危険もなく、どんな人が参拝しても良い神社なのです。
霊感が強い人は影響を受ける可能性がある
伊勢神宮は日本でも有数のパワースポットといわれており、強い気に満ちた神社です。
そのため、決して参拝してはいけないわけではありませんが、スピリチュアルな能力が高い人や霊能力を持っている人にとっては、体調不良を起こす可能性もある場所だといえるでしょう。
ご祭神となっている天照大神は日本を代表する神様であり、総氏神といわれているため、非常に強い力を持っています。
格式高い神社だからこそ、その分強い気に満ち溢れているため、その気に敏感な人にとっては、高いご利益を授かり、神様と繋がることができたと感じられる反面、気に当てられて頭痛や眩暈などの不調を起こしてしまうこともあるのです。
しかし、この体調不良は決して悪いものではなく、パワースポットである伊勢神宮から良いエネルギーをもらえていることのサインでもあるため、ご利益を授かることはできると考えてください。
属性によっては相性が悪いことも
伊勢神宮は強い気を発している強力なパワースポットだからこそ、属性が合わない人にとっては居心地が悪い場所となってしまうこともあります。
属性とは…陰陽五行思想の考え方から生まれたもので正式には繭気属性と呼ばれている。 水・火・風・地・空の5つに分かれており、人は誰でも生まれながらにしてその属性を持っているといわれています。
伊勢神宮は、水属性のパワースポットとなります。
そのため、同じ水属性や空属性、風属性の人は伊勢神宮と相性が良く、反対に地属性、火属性とは相性が悪いとされているのです。
自分と属性の相性が良い場所に行けば、その場所から発せられている気を受けて自分にとってさらにエネルギーを増幅させることができるのですが、反対に相性が悪い属性の人が伊勢神宮に来ると、頭痛やめまいなどの体調不良が起こるともいわれています。
自分がどの属性なのかを調べるなら、こちらを試してみてください。
伊勢神宮にはカップルや夫婦で行ってはいけない?
伊勢神宮には“カップルや夫婦で行ってはいけない”といわれていますが、これについての真偽はどうなのでしょうか?
ここでは、伊勢神宮にカップルや夫婦で行ってはいけないといわれている噂の本当のところについて説明していきたいと思います。
カップルや夫婦で行っても大丈夫。嫉妬で別れさせられることはない
伊勢神宮にカップルや夫婦で行ってはいけないといわれているのは伊勢神宮の神様が女性の神様であるため、カップルや夫婦で行くと嫉妬されて別れさせられてしまうからだというのが由来となっています。
しかし、それは完全に“噂に過ぎない”もので、実際にはまったく違うのです。
そもそも、伊勢神宮のご祭神は日本の神様としては最高位とされている天照大神(アマテラスオオミカミ)。
確かに女性の神様ではありますが嫉妬などつまらないことはしません。
そのため、伊勢神宮にカップルで参拝しようが、夫婦で参拝しようが、決して神様の嫉妬によって別れさせられてしまうなどということはないのです。
カップルでも夫婦でも、伊勢神宮にお参りしてはいけないなどということはないので安心してください。
夫婦で行ってはいけないといわれるようになった理由
伊勢神宮に夫婦で行ってはいけないといわれるようになったのは、江戸時代までさかのぼるようです。
伊勢神宮の神様が、女性の神様だから嫉妬されてしまうというのはあくまで建前のようなものであり、実際には伊勢神宮の周りにあった遊郭が原因となっていると考えられます。
男性は、伊勢神宮にお参りしたあとに遊郭で遊びたい気持ちがあるため、奥さんを連れていくと遊郭に行くことができないからと、そのような話を作って一人で出かけようとしたのでしょう。
伊勢神宮に行かないほうがいい人はいる!5つの特徴
伊勢神宮に行ってはいけない人はいない…というお話をしてきましたが、“行かない方がよい”とされる人はいます。
では、伊勢神宮に行かないほうが良い人の特徴についてこちらで紹介していきたいと思います。
最低限の参拝マナーを守れない人
伊勢神宮は格式高い神社ですから、参拝の方法に関しても詳しく調べていけばあれもこれもと細かいルールが設定されているものです。
しかし、そのルールをすべてきっちりと守る必要はないといえます。
ただし、最低限の神社参拝のルールすら守れない人は、伊勢神宮に参拝に行くべきではない人、行かないほうが良い人とされてしまうのです。
参拝の最低限のマナーを守れなければご利益を授かることもできず神様を怒らせてしまう可能性があるのがその理由といえるでしょう。
神様に感謝の気持ちがない人
神様に感謝の気持ちを持っていない人は伊勢神宮にお参りしないほうが良いでしょう。
もともと参拝は神様への感謝の気持ちを持って赴くものです。
その必要なものを持たずに伊勢神宮に参拝に行っても、その人は何も得ることができません。
感謝の気持ちもなく、ただ自分の個人的な願いばかりを唱えながら手を合わせてお参りをすればいいなどと考えていることは、神様に対して非常に失礼な心の在り方となりますから、参拝の効果を得られることなく、無礼者扱いされて災いが降りかかってしまうこともあるでしょう。
写真撮影だけが目的の人
伊勢神宮で写真を撮ってはいけないというわけではありません。
お参りに来たことを記念に残すためなど、思い出のために写真を撮ることは決して悪いことではないのです。
しかし、写真を撮ることが目的となっていたり、参拝もすることなく、SNSにアップする目的のためだけに写真ばかり撮っている人は、本来伊勢神宮に来ないほうが良い人だといえます。
写真を撮ったとしても、SNSにアップすることはなく思い出のひとつとして自分の中で大切に保存しておくのがベストだといえるでしょう。
きちんと敬意をもって参拝する気持ちがあるといえるのか、写真を撮ることだけを楽しみにしているのではないか?
この問いに自信が持てないなら、伊勢神宮には行かないほうがいいでしょう。
人の不幸を願っている人
人の幸せを願うことができず、人の不幸ばかりを願っている人は伊勢神宮に行かないほうが良いでしょう。
伊勢神宮で人の不幸を願って参拝することは決してしてはいけないことです。
人の幸せを願うことはとても良いことですが、人の不幸を日本でも最高の神様である天照大神にお願いするなどということは、非常に失礼なことに当たります。
そもそも私利私欲のために伊勢神宮にお参りすること自体が、非常に失礼なことなのです。
ましてやそれが人に不幸が訪れるようになどという非常にマイナスな願いを伝えることなど、言語道断ともいえるでしょう。
そのような願いを持って伊勢神宮に行こうとは思わない方が良いといえます。
怪我などで血が出ている人
これは伊勢神宮にいえることではありませんが、寺社仏閣の中で血を流すことは良くないことといわれています。
そのため、怪我をしている人は伊勢神宮には行かないほうがいいのです。
怪我と一言でいっても、行くべきでない怪我というのは、“血が出る怪我”であるため、捻挫や骨折などの血が出ない怪我であれば特に問題はないと考えることもできるでしょう。
伊勢神宮の中でタブーとされるほどの血液が出る怪我が影響して体調不良を起こすこともありますので、怪我を治癒させてからお参りに行くようにしてください。
伊勢神宮には行かないほうがいい日もあるので注意しよう
伊勢神宮には、参拝に行くべきではない日が存在します。
ここでは参拝に行くべきではない日を4つ、紹介していきましょう。
不成就日
基本的に一週間に一度のタイミングでやってくるのが不成就日です。
何を願っても叶わない日とされており、何かを始めるのには不適な日といわれています。
凶日の中ではもっとも有名なものであり、この日に伊勢神宮を参拝してもご利益を授かることができない、願いが成就しないといわれているのです。
また、この日に始めたことはうまくいかなくなるともいわれていますから、伊勢神宮に行くことが裏目に出てしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。
仏滅
お祝いごとは避けるべきだとされている仏滅も、伊勢神宮参拝を避けるべき日だとされています。
言葉の響きは悪いですが、意外にも基本的に仏滅に寺社仏閣のお参りをしてはいけないとはいわれていません。
しかし、お参りに適している日かといえばそういうわけでもありませんから、できる限り仏滅は避けるかたちで参拝に行くようにすると良いでしょう。
また、言葉の響きで気になるようであれば参拝を避けるようにしてください。
忌中
家族などが亡くなって49日以内である忌中も、伊勢神宮にお参りすべきではない日とされています。
身内が亡くなったときにお参りをしようと計画していたときには、伊勢神宮に参拝に行く予定を延期するなど49日明けに合わせてリスケが必要なことをあらかじめ理解しておきましょう。
ややこしいのは、参拝すべきではないのはあくまで49日が終わるまでの“忌中”であり、“喪中”ではないということです。
喪中とは…
故人が亡くなってから1年以内のことを指す
伊勢神宮にお参りする際には忌中が明けてから行くようにしましょう。
赤口
大安や仏滅と同じ六曜のひとつ“赤口”も、神社に参拝することが失礼に当たる日だといわれています。
赤という色が血を連想させるため、この日に参拝することは神様に対する不敬となってしまうのです。
しかし、赤口の場合には参拝する時間が許されている…と考えることができます。
11:00~13:00の間は、伊勢神宮で参拝しても不敬に当たることはないため、赤口の日に伊勢神宮を参拝する予定があった場合にはこの時間を守って参拝すれば問題ありません。
伊勢神宮には呼ばれないと行ってはいけない?
伊勢神宮に行ってはいけない人はいないと説明しましたが、その一方で伊勢神宮には呼ばれないといけないといわれています。
伊勢神宮にお参りに行くことになったというのは、いわば伊勢神宮に呼ばれたから自然と行くことになったのだと考えることもできるのです。
では、一体どのように生きている人が伊勢神宮に来るようにと呼ばれるようになるのか、呼ばれる人の特徴を知っておくと、自然と理解できるよ鵜になるでしょう。
まずは、どのような人が伊勢神宮に呼ばれるのかを確認してみましょう。
- 神様を信じる気持ちが強い
- 常に前向きに生きている
- スピリチュアルな世界に興味を抱いている
- 大きな悩みを抱えている
- 周りに対する感謝の気持ちが大きい
このような特徴を持っている人は、伊勢神宮に呼ばれやすいとされています。
神様の存在を信じ、スピリチュアルな世界に興味を持っている人は自然と神様に呼ばれやすいのだと考えることができるでしょう。
また、前向きな気持ちや感謝の気持ちを持って日々を生きている人は伊勢神宮に呼ばれやすいと考えることもできます。
伊勢神宮のお参りのマナーと注意点
伊勢神宮が格式高い神社だからというわけではなく、どのような神社でも参拝のルールや注意点といったものが存在するものです。
そこでここでは、伊勢神宮の参拝における守るべきルール、そして注意しなければいけないポイントについて紹介していきたいと思います。
せっかく神様への敬意をもって参拝するのですから、正しい方法で参拝ができるようになっておきましょう。
- 参拝前に手水所で手と口を清める
- 参拝時は二拝二拍手一拝
- 外宮は左側通行・内宮は右側通行
- 神域とされているところでの飲食は禁止
- ペットの立ち入りはできない
- 神域内とされているところで喫煙しない
- 短時間で済ませようとしない
- 境内に生ものを持って入らない
こちらでさらにお伊勢参りのルールや注意点を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「伊勢神宮に行けるのは行くべきタイミングだから!マナーを守って参拝しよう」
伊勢神宮に自分で行こうと思ったとしても、それは実際には伊勢神宮に惹きつけられていることになるの。あなたが伊勢神宮に呼ばれていることにちゃんと気づけていないだけなのね。
正しい方法で参拝すれば、伊勢神宮のご祭神である天照大神からたくさんの加護を受けることができるわよ。