体の左側にだけ不調が出るのには、スピリチュアルな理由があるといわれています。
先祖からの警告のメッセージであるとされる場合や、自身の潜在意識に抱えている不安などといったものが関連しているといわれていますが、どの部位にどのような不調が出るかによって、そのメッセージは変化するのです。
そこで今回は、体の左側に不調が出る場合のスピリチュアルな原因について、詳しく紹介していきたいと思います。
目次
体の左側だけに不調が現れるスピリチュアルな9つの原因
体の右と左、どちらに不調や違和感が現れているのかによって、スピリチュアルな原因が変わってくるといわれています。
左側ばかり怪我したり、原因不明の痛みや違和感があったり、病気になったりするのは自律神経の不調やストレスが深く関わっているとされます。
ここでは、体の左側に不調が出る全体的なスピリチュアルな原因について紹介していきましょう。
体の右側だけ不調が続くスピリチュアルな原因についてはこちらで紹介しています。
女性性エネルギーが滞っている
スピリチュアルにおいて、人の体の右側は男性性、左側を女性性が司っているとされています。
そのため、左側に不調が出ているということは、女性性が不足している、または女性性エネルギーが滞ってしまい、流れが悪くなってしまっていると考えることができるのです。
女性性は受け入れる力や自身の家庭・プライベートを司っている部分となるため、プライベートの時間が削られたり、自分で納得がいく時間の使い方ができていないと潜在的に心が訴えている状態だといえるでしょう。
プライベートとそれ以外のバランスが崩れていることを知らせる意味を持っています。
先祖からの警告を受け取っている
体の左側が不調になっているときには、ご先祖様が警告のメッセージを送ってきてくれているとされる場合もあります。
身の回りで不幸があるとか、事故に遭うとか、そういった警告ではなく、あなた自身がマイナスのエネルギーを溜め込みすぎていることを心配して警告してくれていると捉えてください。
もちろん、マイナスのエネルギーを溜め込むことで、より周囲に存在しているマイナスのエネルギーを引き込みやすくなり、結果的に不幸を招いてしまうリスクは高くなるため、身の回りで不幸が起こってしまったり、あなた自身が危ない目に遭遇してしまうことに繋がると考えることもできます。
エネルギーバランスが良くない状態にあるとご先祖様が警告してくれていると受け取り、エネルギーの循環を意識した生活を送るようにしましょう。
将来に不安を抱えている
自分自身の将来に対して漠然と不安を抱いている、その気持ちが強く大きくなっているときに体の左側に不調が起こることがあります。
特に、左側は家庭を意味する女性性が司っている部分であるため、プライベートな面において不安を抱いていると捉えることができるでしょう。
また、その不安をあなた自身が見て見ぬふりをしているか、できるだけ考えないようにしているなど、“きちんと向き合っていない”状態であることを教える意味もあるのです。
将来のどのような部分に不安を抱いているのかを明確にし、その不安を解消、またはきちんと向き合って受け入れるなど行動に移さなければ不調から解放されることはないでしょう。
家族や家庭を大切にしていない
家族との関係がうまくいっていない場合にも、左に不調が起こることがあります。
両親や兄弟姉妹、パートナーなど、家族を大切にしない、または家族に対して関心を持っていない状態が続いていると、家庭を司る女性性のバランスも崩れてしまうため、体の左側に不調が起こるようになるのです。
これは、家族を大切にしていない、家庭を顧みていないあなたへの罰…というよりは、“家族は大切だよ”というメッセージとなります。
今ならまだ十分に関係の修復は可能なので、今のうちに家族との関わりかたを見つめ直してみましょう。
自分の感情を抑え込んでいる
体の左側の不調は、あなた自身の我慢の象徴でもあります。
体に不調が出るほど、今のあなたは必死に感情を抑えて我慢を重ねているのだということを体の不調を通して気づかせようとしているのです。
特に、喜怒哀楽を思うように表現できておらず、我慢し続けていると不調が起こってしまうため、自身の感情を解放できる場所を作ることが大切だといえるでしょう。
自分らしく喜んだり楽しんだり、時には悲しんだり怒ったり、自分が得た感情を素直に表に出すことで、体の左側の不調から解放されていくことになるのです。
過去に囚われ過ぎている
過去の思い出や後悔といった感情に囚われすぎてしまっている場合にも、体の左側に不調が現れることがあります。
過去にしてしまった失敗、過去の自分に対する“なんでそうしてしまったんだろう”“なんでそうしなかったんだろう”という後悔を前に進むために活かすでもなく、ただ執着して引きずってしまっていることは、自分にとって何のプラスにもなりません。
それに気づけず、ただ悲しいひとつの思い出としてたまに引きずり出しては後悔の念によってネガティブ思考に陥ってしまうことを、そろそろやめましょうと潜在意識が語り掛けているのです。
記憶を消す必要はありませんが、その失敗を先に進むために役立てたり、今後の人生に活かそうとポジティブに捉えられるように意識を変える必要はあるでしょう。
人からの好意を蔑ろにしている
人から向けられている好意を蔑ろにしている場合も、体の左側に不調が現れることがあります。
“好意”というのは、決して恋愛に関するものだけではなく、助けてあげよう、支えてあげたいなどといった親切心や家族間や友情から生まれる純粋な愛情といったものも含まれると考えてください。
誰かがあなたに対して好意を向けてくれているのに、それに気づかないふりをしたり、見て見ぬふりをしたり、鬱陶しがったりして相手と向き合うことを避けているとき。
または、相手の好意に対して“きっと裏がある”とか“どうせ馬鹿にしているんでしょ”とひねくれたネガティブな感情を抱いてしまっていると、そのネガティブマインドが不調となって表に出てくるようになるのです。
愛されることを強く求めている
体の左側の不調は、あなたが自分に向けられている愛情が足りていないと感じているサインでもあります。
左側の不調を感じる少し前から、心のどこかで寂しさや孤独を感じていたことはなかったでしょうか?
あなたが理想として求めている100%の形ではなかったとしても、決して愛されていないわけではなく、優しさや愛情があなたに向けられていたはず。
それに気づかなかったり、「私が望んでいたのはこれではない」と相手からの愛情をはねのけてしまってたりすることもあるでしょう。
周りから自分に注がれる愛情に好き嫌いを唱えず、すべて受け入れられる心を持てるようになりましょう。
そうすれば、“愛されている自分”に気づくことができ、不調からも解放されることに繋がっていきます。
ツインレイからメッセージが届いている
ツインレイからのサインも、体の左側の不調という形で受け取ることがあるとされています。
ツインレイとまだ出会っていないなら、ツインレイが近くにいるというサインになり、ツインレイとすでに出会っている場合には、テレパシーやシンクロニシティで繋がる力が高まっていることを教えてくれているのです。
ツインレイの関係においても、女性性と男性性のエネルギーは強く関わりを持っており、ツインレイからのメッセージが届く際には“受け入れる力”を持つ女性性が働くために、女性性が司る左側に不調を感じることがあると考えられます。
体の左側に不調を感じたときには、ツインレイから何かしらのサインが送られている可能性についても考えてみると良いでしょう。
ツインレイの関係が体に不調を与える理由についてはこちらでも詳しく説明しています。
【部位別】体の左側だけ不調になるスピリチュアルな原因
体の左側のどの部位に不調を感じているか、それによって不調が伝えるメッセージが変わることがあります。
ここでは肩や腕、手や足といった体の部位別に不調が訴えるスピリチュアルな理由について紹介していきましょう。
左肩:一人で抱え込み将来を憂いている
左肩に不調を感じているときは、あなたがすべてを一人きりで背負いこみすぎていっぱいいっぱいになってしまっていることを教えてくれています。
特に将来について不安を感じているものの、誰にも相談できないと悲観的になってしまっている可能性が高いようです。
漠然として何に不安を感じているのかが分からないのも、場合によっては人に話すことで自然と自分を見つめ直すことができ、一人で背負い込みすぎていることに気づけたり、将来の何に不安を感じているのかが明確になることもあるでしょう。
まずは一人で抱え込みすぎている状況を改善することから始めてみてください。
肩の痛みに関するスピリチュアルな理由はこちらでさらに詳しく紹介しています。
左腕:“守る力”に翳りが出ている
左腕に不調が現れている場合には、あなた自身が持っている“守る力”が弱まっていることを教えてくれています。
大切な人を守る力に翳りが出ていることで、トラブルを防げなくなっていたり、相手の気持ちを繋ぎとめたり、安心させてあげることができなくなっているという警告にもなるでしょう。
また、人以外にもペットであったり、お金や自身の立場、仕事などといったものを守る力も総合的に弱くなってしまっていることを表しています。
まずは自分に自信を持つこと。
何があっても大切なものは守りきる、自分にはそれができると自分に言い聞かせることです。
左手:人間関係のトラブルが起こる
左手に不調が感じるときには、人間関係のトラブルに注意しましょう。
あなたを中心として、その周りに広がる人間関係のどこかでトラブルが起こることの予兆となっているため、最近不穏を感じる相手はいないか、改めて人間関係を見つめ直してみると良いかもしれません。
あなたがあまり好きではない、苦手だと感じていて敬遠している相手がいるなら、その相手も同じ感情をあなたに抱き、あなたよりも少し過激な方法で周りに告げ口をしたり、あなたの立場を悪くしようとしている可能性もあります。
トラブルの種となりそうな人間関係は早めに清算してしまうことで、回避することができるでしょう。
左足:進もうとしている道を間違えている
左足の調子が悪い、不調だという場合には、今あなたが選び、進もうとしている道が間違っていることを教えてくれています。
日々生きていく中で大きなものから小さなものまで選択を続けている中、どれが間違っているのかを見つけることは難しいと感じるかもしれません。
しかし、左足に不調を感じる直前に決断を下したことがあるはずなので、一度立ち止まって考えてみましょう。
何かがおかしい、何かうまくいっていない気がする…そう感じることがあれば、それが左足の不調の原因です。
まだ引き返したり、別の道へ切り替える方法はあるはずなので、一度落ち着いて考えて正しい道へ進み直してください。
頭の左側:過去のトラウマに囚われている
頭の左側に不調を感じているのであれば、それはあなたが過去のトラウマに囚われているサインです。
普段は何も気にしていないように感じられても、潜在的には過去のトラウマが色濃く残っており、時折そのトラウマが自分でも気づかないうちに自分を苦しめているのだと考えられます。
そのトラウマがいつ負ったものなのか、どう対処すべきなのか、焦らずに考えていきましょう。
どんなときに頭の不調が現れるのかを思い出し、そのときに自分が感じていたこと、置かれていた状況を思い返すことでトラウマに気づくことができるはずです。
【症状別】体の左側だけ不調になるスピリチュアルな原因
体の左側の各部位がどのような状況で不調なのか、それによってメッセージが変わることもあります。
怪我をしたり、病気になったり、場合によっては原因不明のだるさや痛みだったり…そのような症状別のメッセージについて紹介していきましょう。
左側だけ怪我をする:人からの優しさを受け取れていない
体の左側を怪我するというのは、あなたが人からの優しさを素直に受け取れていないことを伝えています。
恋人や家族、友達といった周囲の人からの優しさに気づけているのに、受け止められないままでいることを教えてくれているため、まずは自分の気持ちに素直になること、そして人からの優しさをまっすぐに受け止める意識が必要です。
与えられる優しさに対して同情だとか、馬鹿にしてる、下に見てるなどといったひねくれた気持ちを持っていると、ちゃんと受け止めることができなくなってしまいます。
優しさをくれる人には純粋な感謝の気持ちを持ち、裏を読むことなく受け入れるようにしてみましょう。
立て続けに怪我をする場合には、さらにこちらもチェックしてみてください。
左側だけ病気になる:頑固になりすぎている
左側だけ病気になるというのは、あなたが頑固になりすぎていることを教えてくれています。
過去と向き合うのもあれこれ理由をつけて背を向けてしまったり、人と向き合うのも相手にケチをつけてそっぽを向いてしまったりと、自分の考えや過去の出来事に固執しすぎていることで、今やるべきことができていないというのを、体の左側が病気になることであなたに気づかせようとしているのです。
また、部位によって、あなたが何に対して頑固になっているかが分かります。
- 左目⇒トラウマ・過去に背を向けている
- 頭の左側⇒自分の価値観に固執し人の意見を蔑ろにしている
- 左耳⇒人の優しさに対して斜に構えすぎている
また、こちらでは怪我や病気が続くスピリチュアルな理由について紹介しているので、気になる方は確認してみてください。
左側だけだるい:ネガティブなエネルギーが増えすぎている
病気というわけではないのに、なぜか左側だけがだるく、重たく感じるのであれば、それはあなたの体内にネガティブなエネルギーが溜まりすぎていることを告げています。
自分の中でネガティブな感情が増加している場合や、周りにネガティブな感情を抱いている人がいることで、負のエネルギーを受け取りすぎてしまっているのだと考えられるのです。
レアケースではありますが、生霊に取り憑かれてしまっている場合にも、左側だけだるいと感じることがあり、これは取り憑いている生霊があなたの左肩に乗ってしまっているからだと考えられます。
左側だけ痛い:自分を抑え込みすぎている
感情を抑えすぎてあなたがあなたらしく生きることができていないと、体の左側に原因不明の痛みが生じます。
病気というわけでもなく、特別怪我をしているわけでもないのに、痛みが取れないという場合には喜怒哀楽の感情を上手に表に出すことを意識してください。
マイナスの感情でもプラスの感情でも、あなたがその場、その場で感じている感情をありのままに表面に出してみましょう。
そうするだけで心もスッキリし、我慢しすぎている自分を自由にしてあげることができます。
体の左側だけ不調が続くときのスピリチュアルな対処法
体の左側に不調が続く際には、それぞれどの部位にどのような症状が出ているのかによってある程度対処法は変わってきます。
しかし、意識すべきことは共通しているので、こちらでまとめて紹介していきましょう。
ただし、不調が何かしらの重篤な病気であったり、専門の医師の診察を要する怪我である場合も考えられるため、まずは病院で診察を受けることも大切だということは忘れないでください。
自分の感情に素直になる
自分の感情に素直になることは大切です。
信じたいのに信じられないとか、本音を吐き出したいのに吐き出せないなどといったジレンマは、最終的にあなた自身を苦しめることに繋がっていきます。
ありのままの自分で生きる努力をすることで、左側に感じる不調から解放されるだけでなく、心も健やかに生きられるようになっていくでしょう。
ワガママに自分勝手に生きるのではなく、自分が伝えたいこと、相手に知ってほしいことは、きちんと表現することです。
その上で相手の意見を受け入れたり、取り入れたりすることは自分を抑えることにはなりません。
我慢をしないで自分を知ってもらうこと。
それを意識するだけでも充分に不調が改善していくことでしょう。
過去ではなく現在に目を向ける
過去ではない、自身の未来に目を向けるよう意識することも大切です。
もちろん、過去のトラウマと対峙して克服するというのが必要になるタイミングもあります。
しかし、過去のことばかり考えていては、ずっと過去に囚われたままとなってしまい、トラウマを克服するチャンスも逃してしまうことになります。
未来を見据えて歩んでいく中で、トラウマと向き合うチャンスを得て、乗り越えていくことができるのだということを忘れないでください。
前に進んでいくからこそ、過去の経験が役に立ったり、思い出して懐かしく感じたりするのであって、いつまでも囚われるべきではありません。
囚われるものではなく、自分を強くしてくれるものだと考えてみましょう。
人の意見に耳を傾ける
人の意見に耳を傾けて、受け入れたり、自分の意見とすり合わせて変化させられる柔軟な考えと心のゆとりを持てるようになることも、体の左側の不調を改善する対処法のひとつとなります。
人の意見に対して常に穿った見かたをしたり、天邪鬼のようになってしまっていると、自分らしくいられなくなってしまうものです。
本来の自分が出せず、人に対して素直になれなくなることでだんだんと我慢を強いられるようになったり、それによって心に余裕が持てなくなってしまいます。
悪循環に陥る前に、素直に人の声に耳を傾けられる柔軟な心、広い心を持てるよう意識すれば、不調を感じることもなくなっていくでしょう。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「左側だけの不調にはスピリチュアルな意味がある」
その痛みや違和感があなたに何を伝えてくれているのか、しっかり読み取って、理解し、直すべきところを直していくことが求められるわね。
決して今のあなたの生き方が間違っていると否定しているわけではなく、もっと幸せになるためにこんな方法があるよって教えてくれている…そんな風に受け取ってみると気持ちも楽になると思うわよ。
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