何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は2月28日の誕生石である「コーラル」です。
ほかのパワーストーンとは違って、鉱物ではないコーラル。
しかしながらコーラルが持つパワーは、昔から大切にされてきました。
世界だけではなく日本も、コーラルを大切にしてきた国であり、仏教の七宝の一つとされています。
コーラルについて余すことなくご紹介していきますので、あなたの誕生石としてのコーラルを知って、そのエネルギーを受けて、幸せに向かって行きましょう。
目次
2月28日の誕生石「コーラル」とは?
和名 | 珊瑚(さんご) |
英名 | Coral |
石言葉 | 確実な成長・家長の威厳・長寿・聡明・幸福 |
色 | ピンク色・赤色・オレンジ色 |
チャクラ | 第4チャクラ |
キーワード | 家の繁栄・愛情を取り戻す・魅力 |
2月28日の誕生石「コーラル」の色の種類
コーラルはさまざまな色があり、白色、ピンク、オレンジ色、赤色とあります。
色が濃い、鮮やかな赤色をしていて、光沢のあるものが価値が高くなっていて、血の良な赤さをしている天然のものは希少価値が高くなっているのです。
パワーストーンショップで売られているものは、淡いピンク色のコーラルが多く流通しているのですが、これは着色処理を施してあるものがほとんど。
天然のものはとても希少価値が高いものになりますので、数が多く取れないことが理由の一つです。
もともと白色や淡い色のコーラルを、鮮やかなピンク色に着色しているものが多いとされています。
2月28日の誕生石「コーラル」の意味
コーラルは鉱物ではありませんが、海のパワーが宿っているとされていて、お守りとして世界中で大切にされています。
ヨーロッパでは「子どもを護ってくれる」、インドでは「厄除けや魔除け」としての役割があり、世界中では「航海や旅の安全」という意味を持っているのです。
イタリアには、年末年始に赤いものをつけて年を越すと、一年間健康で幸せに過ごすことが出来るとされていて、赤いコーラルを身につけている人が多いとされています。
日本でも、コーラルは仏教でいうところの七宝の一つとされていて、家が栄えるという意味を持っているのです。
金運や商売運、仕事運のアップになり、良縁を引き寄せたり、子宝に恵まれたり、家族運も良くなるとされています。
アクセサリーやかんざしといったものに加工されることも多く、祖母から娘へ、さらに孫へと代々受け継がれていくことも少なくありません。
これはコーラルが自由に枝を伸ばしていくということから、のびのびと、自由に、強く育っていってほしいという願いが込められているとされています。
2月28日の誕生石「コーラル」の本物・偽物の見分け方
コーラルの本物と偽物の見分け方ですが、偽物として出回っているものには種類が多く、プラスチック製、樹脂製、シーバンブー製、ガラス製とさまざまです。
プラスチック製と樹脂製に関しては、本物のコーラルに比べると軽く、冷たさがありません。
ガラス製は、本物に比べると思溜めですが、一度持つと温まりやすく、冷たくなるのが遅いといえます。
シーバンブー製は、染色されているものが多いので、色ムラがあることが多いといえるのです。
コーラルを火であぶって判断することも出来ます。
本物のコーラルであれば、燃えることはありませんが、偽物であれば着色に使った塗料が燃え始めるといえるのです。
しかしながらこの方法は、コーラル自体が壊れてしまう可能性もありますので、おすすめは出来ません。
2月28日の誕生石「コーラル」の石言葉(宝石言葉)は「確実な成長・家長の威厳・長寿・聡明・幸福」
コーラルの石言葉は、「確実な成長」「家長の威厳」「長寿」「聡明」「幸福」です。
「確実な成長」は、コーラルが自由に成長していく様子を表している石言葉。
海の底で、長い時間をかけて成長していくコーラルは、好きなように枝を伸ばしていくことからついたものです。
「家長の威厳」や「長寿」「幸福」は、コーラルが七宝であることからきている石言葉。
コーラルを持つことで、家が栄えるということから結びついた石言葉がついているといえるのです。
「聡明」は、コーラルが持つ海のパワーが与える印象からついているもの。
海から連想するイメージの中にある、聡明なイメージが石言葉としてついているのです。
2月28日の誕生石「コーラル」のスピリチュアルな効果(効能)
コーラルが対応しているのは、第4チャクラです。
第4チャクラはハートチャクラともいい、心臓の辺りに位置していて、愛情を司っているところ。
コーラルには女性らしい魅力を高めてくれる効果があり、持ち主の持つ魅力を引き上げてくれるのです。
良縁を引き寄せることももちろんですが、恋人がいる人、パートナーがいる人にとっても、二人の愛を深めることに繋がります。
マンネリ化してきたカップルにとっても、情熱や愛情を取り戻すことが出来る効果が期待できるのです。
コーラルは海のエネルギーを持っていますので、浄化能力も高いといえます。
航海や旅の安全や、子どもを守護するなど、邪を跳ね除けて幸運をもたらしてくれる効果がありますし、ネガティブなエネルギーを浄化して、心に平穏を取り戻すことが可能になるといえるのです。
コーラルのお守りとしての効果も高いものがありますので、女性のお守りとして持っておきたい石だといえます。
2月28日の誕生石「コーラル」のスピリチュアルな浄化方法
コーラルの浄化方法は、「水」「月光」「水晶クラスター」「セージ」「塩」です。
「太陽光」での浄化は、コーラルが変色したり、変質してしまう可能性がありますので、おすすめできない浄化方法だといえます。
コーラルは海で成長して、海のエネルギーを持っている石なので、一番効果的な浄化方法は、「塩」と「水」なのです。
「塩」での浄化、「水」での浄化を組み合わせて行うことが出来れば、効果が高いといえます。
塩水での浄化が最も効果が大きいともいえるのですが、コーラルの石だけを浄化するのであれば、問題はありません。
しかしコーラルを使ったアクセサリーやブレスレットなどを浄化するなら、塩水での浄化はおすすめできなくなります。
コーラル以外の部分、例えばアクセサリーの金属部分だったり、ブレスレットに使っているゴムの部分だったりは、塩水につけてしまうことで、劣化が早まってしまったり、さびてしまったりするのです。
いくらコーラルへの浄化効果が高いからといっても、総合的に判断して行わなければ意味がなくなってしまいます。
2月28日の誕生石「コーラル」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「パール」「アンバー」「ターコイズ」
コーラルと相性の良い石は、「パール」「アンバー」「ターコイズ」です。
「パール」は、女性にとっては強い守護の力を発揮してくれる石。
パールも海のエネルギーが高い石になりますので、コーラルとの相性はとてもいいといえるのです。
どちらの石も女性にとっては効果の大きい石だということに加えて、同じ海のエネルギーを持っていることから、組み合わせることでこうかはさらに強くなります。
「アンバー」は、生命のエネルギーを大きく秘めている石です。
海のエネルギーと生命のエネルギーの相性はよく、アンバーとコーラルの組み合わせは、お互いの持っている効果を高め合っていくことが出来るといえます。
「ターコイズ」は、旅の安全のお守りとしてのパワーが強い石。
コーラルも航海や旅の安全に対する守護力があります。
そのため旅行のお守りとして、大きな効果を発揮してくれるといえるのです。
無事に家に帰ってくるまで、トラブルを回避したり、危険から護ってくれる力が強くなります。
相性の悪い石は「アマゾナイト」「ダルメシアンジャスパー」「カイヤナイト」
コーラルと相性の悪い石は、「アマゾナイト」「ダルメシアンジャスパー」「カイヤナイト」です。
「アマゾナイト」は、自立を後押ししてくれる石なので、コーラルの持つ効果とは目的に大きな違いがあるもの。
お互いの持つ効果を打ち消し合ってしまいますので、効果を得ることが出来なくなってしまう組み合わせなのです。
「ダルメシアンジャスパー」と「カイヤナイト」は、腐れ縁を断ち切るという意味がありますので、愛情を取り戻す意味のあるコーラルとは反対の効果を持つものになります。
お互いの効果を打ち消し合ってしまったり、逆の効果を得てしまったりすることになりますので、相性が良い組み合わせとはいえないのです。
2月28日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 RINのワンポイントアドバイス
航海や旅のお守りとして、子どものお守りとして、愛の守護石として、多くの役割があるといえるコーラルですが、女性にとっても魅力を引き出してくれる効果があるなど、とてもうれしい石だといえます。
アクセサリーとして加工されていることも多いコーラルなので、身につけやすい石の一つでもあるのです。
コーラルを誕生石に持っているというあなたも、コーラルの持つ大きな海のエネルギーをもらって、幸せに向かって進んで行きましょう。