何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は7月29日の誕生石である「ブラックオパール」です。
虹色の輝きがとてもキレイでハッキリしている、ブラックオパール。
通常のオパールとは、一味違った魅力を持っています。
世界中で古くから愛されてきたブラックオパールについて余すことなくご紹介していきますので、ブラックオパールを誕生石としているあなたも、ブラックオパールのパワーを借りて、しっかりと人生を歩んでいきましょう。
目次
7月29日の誕生石「ブラックオパール」とは?
和名 | 黒蛋白石(くろたんぱくせき) |
英名 | Black opal |
石言葉 | 威嚇 |
色 | 黒色・灰色・虹色 |
チャクラ | 色によって異なる |
キーワード | 自己・可能性・守護・奇跡・希望 |
7月29日の誕生石「ブラックオパール」の色の種類
ブラックオパールは、地色が灰色や黒色といったダークカラーをしたオパールで、虹色にキラキラと輝くという遊色効果を持った石です。
地色が白色をしているオパールに比べて、遊色効果がハッキリと見えますので、さまざまな色を見つけることが出来ます。
遊色効果がキレイに表れればキレイなものほど、オパールとしての価値は高いと評価されていますし、赤色が多く見えるものは中でも最上級の価値を持つといわれているのです。
もともと白色のオパールよりも価値が高いブラックオパールで、赤色が多く見えるものはとても価値が高くなります。
オパールといえばオーストラリアで最も産出されていることが知られていますが、ブラックオパールが産出されるのは、オーストラリアの中でもニューサウスウェールズ州の北部に位置しているライトニングリッジという町が97パーセントを占めているのです。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」の意味
ブラックオパールは、地色が黒色や灰色をしていることから、「何にも染まることなく、自己を持つことが出来る」という意味を持っています。
周りに左右されることなく、芯を通すことが出来る強さを与えてくれる効果があるのです。
個性や、持ち主のポテンシャルを高めるという、意味や効果があります。
「予言の石」と呼ばれることもあり、先見の眼を与えてくれるというブラックオパール。
未来を見通し、先読みすることで、持ち主に輝かしい未来を引き寄せてくれる意味を持つのです。
ブラックオパールに関する話はたくさんあるのですが、それもそのはず、ブラックオパールの歴史はとても古く、「神々の涙」や「神聖な水が結晶化したもの」と考えられてきました。
特別な力を持つと考えられてきたブラックオパールは、守護石として多くの人たちから愛されています。
ブラックオパールが放つキラキラした虹色の輝きにも、調和の意味が込められているのです。
虹は昔の人にとってはメカニズムがわからない、不思議なものとして認識されており、奇跡のシンボルにもなっていました。
そんな虹色の輝きを閉じ込めたようなブラックオパールは、虹の根元に生まれると伝えられています。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」の本物・偽物の見分け方
ブラックオパールの本物と偽物の見分け方ですが、完全に人工的に作られているものもあれば、本物のオパールを加工している場合もあります。
ただどちらの偽物も、本物と見分けるのは難しいといえるのです。
樹脂で作られた偽物に関しては、表面を強く押してみることで、樹脂の触感を得ることが出来るのでわかりやすいかもしれません。
ほかの偽物は、とても精巧なものです。
ほかのオパールを黒色の土台に張り付けた、タブレット系の偽物や、再結晶型の偽物は、なかなか見分けるのが困難なもの。
本物のオパールを使って作られているものもありますので、どこからを偽物とするかにもよりますが、プロに鑑定してもらうことが一番です。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」の石言葉(宝石言葉)は「威嚇」
ブラックオパールの石言葉は、「威嚇」です。
ブラックオパールは、「同じ輝きを見せるものは二つとしてない」といわれていますが、そんなカリスマ性を持つ意味からついた石言葉だといえます。
「威嚇」というちょっと怖いイメージの石言葉のようにも思いますが、他を寄せつけることのない、そのカリスマ性を表したものだといえるのです。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」のスピリチュアルな効果(効能)
ブラックオパールが対応しているのは、地色は第0チャクラ、虹色はそれぞれの色に対応しています。
第0チャクラはアースチャクラともいう、グラウンディングや地に足をつけるという状態を保つところ。
自分というものをしっかりと持って、意思の通った人となることが出来る効果を持ちます。
揺らぐことのない信念を持つことから、自分に対しての自信を持つことにも繋がり、堂々としていることが出来るようになるのです。
虹色は、それぞれのチャクラの意味や効果を持ちますので、何色の輝きが強いか、ブラックオパール個々がもつ輝きによって意味や効果が変わってきます。
虹色の効果としては、厄災から身を護ってくれるお守りの効果があると同時に、女性にとっては永遠のテーマでもある、アンチエイジングに効果を発揮するとされているのです。
スピリチュアル性もありますので、創造力や直感力を高めてくれたり、恋愛に対しても成就の効果を持っています。
奇跡を引き寄せる効果もあり、持ち主にとって幸運を引き起こしてくれるのです。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」のスピリチュアルな浄化方法
ブラックオパールの浄化方法は、「月光」「水晶クラスター」です。
ブラックオパールには微量の水分が含まれていて、乾燥は避けなければいけない石。
「太陽光」や「塩」での浄化では、その水分が失われてしまう可能性が高くなってしまいます。
「水」での浄化も、変色の原因となったり、乾燥して劣化を早めてしまう原因になるのでおすすめできません。
スピリチュアル性があることから、「月光」での浄化は相性が良いといえますし、取り扱いが難しいといえるブラックオパールなので、「水晶クラスター」による浄化がいいといえるのです。
ただし衝撃にも弱いブラックオパールなので、水晶クラスターにぶつけてしまうことで傷つけてしまう心配もあります。
そんな時は水晶クラスターと同じ効果を持つ、「さざれ石」での浄化もおすすめです。
7月29日の誕生石「ブラックオパール」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「ウォータードロップクォーツ」「ブラックトルマリン」「ハイパーシーン」
ブラックオパールと相性の良い石は、「ウォータードロップクォーツ」「ブラックトルマリン」「ハイパーシーン」です。
「ウォータードロップクォーツ」は、太古の水を閉じ込めているクリスタル。
微量の水分を含んでいるブラックオパールとの相性はとてもいいので、癒しのパワーは絶大です。
ヒーリング効果が大きいので、知らず知らずに貯めてしまっている負のエネルギーをどんどん浄化してくれる効果が期待できる組み合わせになります。
「ブラックトルマリン」との組み合わせは、持ち主の可能性を広げ、希望を持つことが出来るようになるもの。
魔除けの効果も高くなりますので、降りかかる厄災を祓い、希望に近づく手助けとなってくれるのです。
「ハイパーシーン」と組み合わせることで、より意思を強くすることが可能になります。
自分に自信を持つことが出来るブラックオパールと、その意思を強くするハイパーシーンの効果で、自分の力で進んで行く力強さを手に入れることが出来るのです。
相性の悪い石は「硬度の高い石」
ブラックオパールと相性の悪い石は、「硬度の高い石」です。
ブラックオパールは、取り扱いが難しい石でもあります。
乾燥は大敵ですし、硬度も高くないので、ちょっとした衝撃で簡単に壊れてしまいやすい石だといえるのです。
組み合わせる石の硬度が高ければ、ぶつかり合うことでブラックオパールが割れてしまう可能性は高く、避けたいところ。
直接ぶつかることがないように組み合わせるのであれば、硬度が高い石でも問題はないといえますが、細心の注意は払っておかなければいけません。
組み合わせる時に、石の硬度を良く調べてから、組み合わせるようにしてください。
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占い師 RINのワンポイントアドバイス
守護の力も強く、自分を強く持つことが出来る効果があるなど、人生を歩んでいく上では強い味方となってくれる石だといえます。
ブラックオパールを誕生石としているあなたも、しっかりと人生を歩んでいくためにブラックオパールのパワーを借りて、幸せを掴みましょう。