
引用元:X
茨城県最強のパワースポットとして知られている鹿島神宮。
古くから七不思議があったり、現代でも参拝客が不思議な体験をしたりとパワースポットならではといった出来事が起こる鹿島神宮ですが、今回はその鹿島神宮で起こる不思議な出来事に迫っていきたいと思います。
鹿島神宮の七不思議や東日本大震災の前に起こった不思議な出来事、実際に不思議な体験をした人の体験談をまとめて紹介していきましょう。
目次
鹿島神宮は不思議な出来事が起きるパワースポット!
引用元:X
鹿島神宮は、紀元前660年に創建された非常に歴史のある神社です。
現在の社殿は、徳川二代将軍である徳川秀忠によって建てられたものですが、神社の起源自体は日本の初代天皇である神武天皇の時代にまでさかのぼることになります。
奈良時代・平安時代には国を守ってくれる神様として信仰され、20年に一度社殿を建て替える造営遷宮も行われていました。
時代が流れ、源頼朝、徳川家康など武将の尊崇を集めたのは、ご祭神が武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)であり、日本建国の神であり、武道の神様であるからでしょう。
まだ近代まで、正式に“神宮”と呼ばれていたのは鹿島神宮と三重県の伊勢神宮、千葉県の香取神宮の3社のみであったなど、非常に由緒正しい神社です。
このような歴史の深さ、由緒を考えれば、不思議な出来事が頻繁に起こってもおかしくないといえるでしょう。
鹿島神宮の不思議な出来事「七不思議」
引用元:X
鹿島神宮には古くから語り継がれる七不思議が存在します。
現在でも境内でその姿を見ることができるものもあるので、参拝に訪れたときに見てほしいポイントでもあります。
ここでは、その七不思議についてひとつずつ、説明していきましょう。
地震を起こす大鯰を押さえつける「要石」
引用元:X
鹿島神宮で有名なパワースポットのひとつが、要石です。
この石は、ご祭神である武甕槌大神が地震を引き起こすという大鯰の頭を押さえつけるために使ったといわれており、現在もこの要石は大鯰の頭を押さえ続け、大きな地震が起こるのを防いでくれているといわれています。
またこの石には、水戸黄門で知られる水戸光圀公が「一体どこまで埋まっている石なのだろう」と興味を抱き、家来に命じ、この石を掘り起こそうとしたところ、七日七晩掘っても石の全容が明らかにならず、それどころか朝になると再び元通りに埋まってしまっていたり、怪我をする人が続出したために掘るのを諦めたという話も残されているのです。
また、千葉県香取神宮にもこの要石がありますが、香取神宮の要石は同じ大鯰の尾を押さえているといわれています。
一日で水が湧いた「御手洗池」
引用元:X
鹿島神宮境内で最も神聖な場所でもあり、スピリチュアル能力が高い人が近づくことでそのエネルギーを強く感じとることができるといわれているのが、御手洗池です。
1日約40万リットルもの水が湧きだしているといわれており、一面水底が見渡せるほど澄んだ美しい水をたたえている御手洗池は、“美しすぎて怖い”といわれるほどでもあります。
現在では毎年始に大寒禊が行われるだけとなっていますが、昔は参拝者は参拝前にこの池で禊を行い、その後拝殿へ向かったといわれている歴史のある池です。
この池は、一日にして水が湧き、池となったこと、そして大人が入っても子供が入っても水位は胸の位置になるともいわれており、そこが七不思議となっています。
流れの行方が不明の「末無川」
引用元:X
末無川(すえなしがわ)は、鹿島神宮の境内にある高天原の松林の中から湧き出る湧水が池となり、それが流れ出して川となったものといわれています。
しかし、数メートル流れたところでその川の姿は地中に消え、そこから先はどこまで川が続いているのかを誰も知らない、行く末が分からないので“末無川”と呼ばれるようになったとされるのです。
現在ではその川は枯れてしまっており、境内でもその姿を見ることはできなくなってしまっています。
何度刈っても枯れない「根上がりの松」
鹿島神宮の境内に生えている松の木はすべて“根上がりの松”といわれており、これが鹿島神宮七不思議のひとつに数えられています。
境内にある松の木は、どれも幾度刈られても何度でも刈り株から芽が出てきて成長するといわれているのです。
そのため、鹿島神宮境内にある松の木は決して枯れることはないのだといいます。
本来であれば松の木を伐採すれば切株だけになってしまい、そこから成長してくることはなかなかないのですが、鹿島神宮の境内にある松はすべてがそうであったといわれており、それはとても不思議なことだといえるでしょう。
使い続けてもヤニがでない「松の箸」
境内の松の木自体が七不思議となっていますが、もう七不思議の中にはもうひとつ、鹿島神宮の境内の松の木に関するものがあります。
それは、鹿島神宮の松の木を使って作られた箸は、いくら使っても松脂が出ないということです。
以前はそれがとても不思議だということで、鹿島神宮の松の木を使った箸が作られていたのですが、現在は箸を作ることはしておらず、残念ながら今は鹿島神宮の松から作られた箸は手に入れることはできません。
パワースポットで育った木であるからこそ、このような不思議な力を持っているのだと考えることができるでしょう。
天気を予想する「海の音」
引用元:X
鹿島神宮では古くは、「波の響が上(北)の方に聞えれば日和。下(南)に響けは雨降る」といわれてきました。
つまり、波の音が北方向から聞こえてくれば天気が良く、南から聞こえてくれば雨となるという意味です。
鹿島神宮は海と北浦、霞北浦のさらに奥には霞ヶ浦に挟まれているような立地となりますが、北も5kmほど離れた場所に海があり、南はさらに離れた場所まで進まなければ海はないため、非常に不思議であるとされています。
昔は今のように建物なども少なかったため、音がよく聞こえたのだといわれており、現在では波の音は聞こえることはないようです。
作物の豊凶を占う「御藤の花」
引用元:X
現存していませんが、鹿島神宮七不思議には御藤の花というものもあります。
この御藤の花は藤原鎌足が植えたものといわれていますが、毎年その藤の花がつける花の数で作物の豊凶を占ったのだといいます。
御藤の花が多く咲いた年には豊作、花の数が少ない年には凶作であるとされ、その占いは当たっていたともいわれているのです。
この御藤の花は現在では枯れてしまい、残っていませんが、御藤の花があった場所というのは現存しています。
鹿島神宮拝殿の東側がその地となっているようです。
現代でも起きている!鹿島神宮の不思議な出来事
引用元:X
鹿島神宮七不思議の中には、現在では残されていないものや、立ち入りが禁じられており真実の確認のしようがないものもあります。
しかし、現代においても鹿島神宮では国の有事の際に不思議な出来事が起こったといわれているのです。
2011年3月11日起こった東日本大震災の直前にも鹿島神宮では不思議な出来事が起こっていました。
震災前に大量に打ち上げられたクジラ
東日本大震災が起こる1週間前の2011年3月4日、鹿島神宮のすぐそばである太平洋の海岸で、52頭ものクジラが打ち上げられているのが発見されました。
うち、30頭はまだ生きており、近くの住民によって無事に海に戻してあげることができましたが、あとの22頭はすでに死んでしまっており、砂浜に埋葬されたといいます。
その折にも住民たちは「海の神様が教えてくれた海の異常をクジラが伝えてくれたのでは??」と噂し合ったそうです。
そして、その一週間後に東日本大震災が起こりました。
実際に鹿島神宮がある鹿嶋市でも震度6弱の地震が起こっており、日本一の大きさといわれる石の鳥居も倒れ、神宮境内の灯篭が倒壊するなどの被害も出ています。
地震の神様でもある鹿島神宮の神様が地震を知らせてくれたのだと考えることもできるでしょう。
鹿島神宮に流れ着いた諏訪大明神のお札
引用元:X
東日本大震災の際に大きな被害を受けた岩手県陸前高田市にある諏訪大明神のお札が、震災から1か月後に鹿島神宮のそばの海に漂着しているのを、鹿島神宮の氏子さんが発見するという出来事もありました。
実は、鹿島神宮と諏訪大明神には浅からぬ因縁があるのです。
鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神が国譲りの交渉のために諏訪大社の祭神・建御名方神(タケミナカタノカミ)と力比べを行ったという話が残されています。
このとき、力比べに勝ったのは武甕槌大神であり、負けた建御名方神は諏訪湖まで逃げたといわれているのです。
諏訪大明神から流れ着いたお札は130cmもの大きさがあるもので、震災からぴったり1か月後、2011年4月11日に発見されたといいます。
鹿島神宮の宮司は、「鹿島に行けば助けてもらえると思ったのだろうかと感じる。これから自分たちが被害を受けた神社が立ち直れるように協力をしていく。」といったそうです。
400kmもの距離を流れ、鹿島神宮のそばに流れ着いたお札の逸話は不思議としかいいようがありません。
鹿島神宮で不思議体験をした人の口コミ
引用元:X
こちらでは、鹿島神宮を訪れたことで不思議な体験をしたという人の体験談をいくつか紹介したいと思います。
インターネットで鹿島神宮の写真を見て無性に惹かれ、参拝に行きました。
その途中、普段なら走っていない臨時列車に乗ることができ、乗り換えなしで鹿島神宮へ行くことができたのは、本当にめぐり合わせというか、不思議な力を感じました。
パワースポットすぎて怖いなんて噂も聞いていましたが、境内に入るなり心がほっと解きほぐされるような感覚にもなり、「呼ばれたのかもしれない」と自然に感じることもできました。
彼氏と茨城県に旅行に行った帰りに鹿島神宮へ。
特別行きたかったわけではなかったのですが、オカルト好きな彼氏が七不思議に興味を持ったということで行ったのですが、興味本位で行ったのが良くなかったのかも。
要石でも、御手洗池でも、写真を撮ろうとするとスマホの画面が暗くなってしまって全然写らなくて。
「どうして写らないんだろう?」って言ったら彼氏が「まだ参拝してないからじゃない?」って。
参拝した後に改めて要石や御手洗池に行ったら、普通に写真が撮れたので、ちょっと怖かったです。
神様にちゃんと挨拶しないとダメなんだなって思いました。
鹿島神宮で参拝したときに、水の不思議な雰囲気が好きな私はずっと御手洗池を眺めていました。
いろいろな角度から池を眺め、水の美しさにため息をつきながら、鹿島神宮のエネルギーを全身に浴びているような感覚になったときに、ふっと肩を優しく3回ほど叩かれました。
「え?」って思って振り向いたんですが、そこには誰もおらず。
一緒に行っていた主人も少し離れた場所にいたので違います。
あれは何だったんだろうと不思議ですが、叩かれて怖かったり嫌な気持ちにならなかったので、ご利益を授かれたってことなのかな。
昔から霊感は強いほうかなとは思っていましたが、鹿島神宮にいったときはすごかった。
鳥居をくぐると同時に空気の変化を感じて、肌に当たる空気がずっとピリピリしている感じで、境内を進み、拝殿が見えてくると同時に、めまいがひどくなって、吐き気までしてしまいました。
ただ、体調は悪いのに決して倒れるとか、帰りたいと思うことはなくて、ただ強すぎるエネルギーに身体が驚いているような感覚だった気がします。
さすが最強のパワースポットだなと感心してしまいました。
旅行の際に、鹿島神宮に行こうとなって、車で向かったんですが、あのときの出来事は鹿島神宮に拒まれていたとしか思えない。
カーナビを使っても、なかなかナビが鹿島神宮まで案内してくれない。
古いナビだからかなと思って、スマホのGoogleマップを使ってもダメ、Yahoo!のカーナビを使ってもダメ。
違う方向へ行ったり、通信が途絶えたりするんですよね。
結局、ネットで調べた地図を見ながら辿り着いたんだけど、あれって招かれてないってことなのかな。
境内でも、やけに落ち着かなくて、ソワソワしたのも、呼ばれていないことで自分の何かスピリチュアルな部分が緊張してたのかなって思ってしまった。
鹿島神宮で不思議な出来事に遭遇する人の特徴
鹿島神宮を訪れたすべての人が不思議な体験をするわけではありません。
鹿島神宮で不思議な体験をするのは、鹿島神宮に呼ばれた人、または今は来ない方がよいと鹿島神宮の神様にいわれている人のどちらかです。
ここでは、鹿島神宮で不思議な体験をする人の特徴について紹介していきます。
鹿島神宮に呼ばれた人
鹿島神宮に呼ばれることがあります。
鹿島神宮に呼ばれる人というのは、決して高いスピリチュアル能力を持っている人に限っているわけではありません。
普段はまったくスピリチュアルに関して興味がなくても、そういった感覚がなくても、呼ばれているときには呼ばれていることに気づけてしまうものなのです。
ふっと「鹿島神宮にお参りに行こう」とか「行かなくては」という感覚を得ることがあれば、それは呼ばれているサインだといえます。
信心深いひとはもちろんですが、普段から周りの人達に感謝の気持ちを持って生きていたり、自分のご先祖様を大切にしている人、人のためを思い、人のために行動できる人は特に神様に呼ばれやすい人だといえるでしょう。
そうして呼ばれた人は、鹿島神宮を訪れた際に神様からの歓迎の印として不思議な体験をすることがあります。
霊感が強く鹿島神宮を怖いと感じる人
スピリチュアル能力が高い、一般的にいわれる霊感がある人というのは、鹿島神宮で不思議な体験をすることが多いです。
これは、鹿島神宮を訪れたことで、境内に溢れている強いエネルギーに気づくことができるからだといえます。
見えない力に敏感に反応できるため、不思議な現象が起こったときにも気づけるようになっているので、不思議な体験をしやすいのです。
特に霊感が強く、鹿島神宮を「怖い」と感じてしまうほど、エネルギーを感じ取れている人は高い確率で不思議な経験をすることになるでしょう。
鹿島神宮が怖いと感じられる理由はこちらで詳しく説明しています。
神様を信じている人
霊感の有無は関係なく、日ごろから神様の存在を信じていたり、先祖への感謝の気持ちを持って生きている人はその信心深さに神様が応えてくれることがあります。
特に強大な力を持っている鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神であれば、その信心深さに必ず応えてくれるでしょう。
また、純粋な願い事を抱き参拝にやってくる人に対しても、武甕槌大神が応えてくれることがあります。
自己中心的な願いではなく、人のためになるような願いを抱き鹿島神宮を訪れれば、武甕槌大神が「その願い、聞き届けた」というサインを与えてくれるのです。
鹿島神宮の基本情報
引用元:X
住所 | 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306−1 | ||
---|---|---|---|
電話番号 | 0299-82-1209 | ||
参拝時間 | 参拝:24時間可能 授与所:8:30~16:30 御祈祷受付:8:30~16:30 鹿島神宮宝物館:休館中 |
||
アクセス | 車:東関東自動車道潮来ICから15分
電車:JR鹿島線・鹿島臨海鉄道 鹿島神宮駅から徒歩7分 高速バス:高速バス東京駅八重洲南口発「鹿島神宮駅行き」で約2時間 |
||
ホームページ | 鹿島神宮 |
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「鹿島神宮へ不思議な出来事を体験しに行こう」

スピリチュアル能力がまったくない人でも、中にはハッキリわかるほどの不思議な体験をしたことがあるという人もいるわ。
もちろん、その不思議な体験をするためだけに鹿島神宮を訪れるべきではないけれど、鹿島神宮を訪れることがあったなら、不思議な体験に気づけるよう、心を研ぎ澄まして参拝してみてね。