何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は7月25日の誕生石に制定されている「シェル」です。
海のエネルギーをしっかりと秘めている、シェル。
効果は癒しや守護の力だけではなく、恋愛成就に、結婚や妊娠のサポートもしてくれる、女性にとってはうれしい効果をたくさん持っています。
シェルの持つパワーについて詳しくご紹介していきますので、シェルを誕生石としている7月25日生まれのあなたも、シェルに護られながら幸せに向かって行きましょう。
目次
7月25日の誕生石「シェル」とは?
和名 | 貝(かい) |
英名 | Shell |
石言葉 | 美しい契り・穏やかな時間の流れを保つ |
色 | 白色・黒色・ピンク色・茶色など |
チャクラ | 色によって異なる |
キーワード | 浄化・お守り・水・改善・母性 |
7月25日の誕生石「シェル」の色の種類
シェルはカラーバリエーションが多い石の一つでもあり、白色や黒色、ピンク色が人気のある色とはいえますが、ほかにも茶色や緑色、青色、黄色や赤色などもあります。
とはいえカラーバリエーションが多い理由の一つは、染色されていることが多いから。
自然な色のモノばかりではないといえるのです。
シェルは古くから装飾品や、カメオ細工、工芸品などさまざまなものに使用されていました。
シェル自体たくさんの種類がありますが、そのなかでも、パールを創り出す母貝として使用される「アコヤ貝」、コンクパールの母貝となる「コンクシェル」、アワビ貝の一種である「アバロンシェル」が多くなっています。
アコヤ貝やコンクシェルは、装飾品やカメオ細工に使用されたり、日本の螺鈿細工(らでんざいく)にも使われているのです。
白蝶貝は時計の文字盤に使われていたり、黒蝶貝は高級工芸品に使われていたりすることは、多くの人にも知られています。
日本だけでなく、世界中でさまざまな愛され方をしてきたシェルだといえるのです。
7月25日の誕生石「シェル」の意味
シェルは、海との関わりが深いので、水に関係することに関するお守りとしての意味や効果があります。
船旅や海外旅行、水に関わる仕事に就いている人のお守りとしての意味を強く持っているのです。
シェルはパールを創り出す母性を表すものでもあり、女性のシンボルともいえます。
安らぎを与えてくれることから、リラックスの意味や効果もありますので、安眠を促してくれるのです。
シェルによって意味や効果も変わってくるともいえます。
アコヤ貝は、母性を育む意味が強く、コンクシェルはそのピンク色から恋愛成就のお守りとしての意味が強くなるのです。
アバロンシェルは、ニュージーランドで多く採れることから、原住民のマオリ族の間で大切な存在だったものであり、浄化の意味が強くなります。
7月25日の誕生石「シェル」の本物・偽物の見分け方
シェルの本物と偽物の見分け方ですが、素人が判断するには少し難しいものがあります。
シェルは、染色されて出回っているものもありますが、自然な色かどうかの見分け方としては、色の濃さが一つのポイント。
しかしながら実際に手に取ってみたとしても、染色されているかどうかを見分けることは困難です。
自然なシェルでも、使う場所によって色には違いがあります。
実際に濃い部分があることもありますので、それだけで偽物とは判断できないのです。
不自然に急に濃さが変わっていたりするなど、偽物と疑う要素があっても、確実に知りたい場合はプロによる鑑定が必要だといえます。
シェルの種類によっては虹色に輝くものもありますが、これは時間をかけて磨き上げたことで出てくる輝き。
磨く度合いによって輝きもさまざまになってきますので、判断は難しいといえるのです。
7月25日の誕生石「シェル」の石言葉(宝石言葉)は「美しい契り・穏やかな時間の流れを保つ」
シェルの石言葉は、「美しい契り」「穏やかな時間の流れを保つ」です。
「美しい契り」は、シェルがカメオ細工に使われてきたことからついているといえます。
カメオ細工に多いのは、女性の横顔を彫ったものや、花や天使などのモチーフ。
写真というものがなかった時代、カメオ細工に彫られた女性の横顔は、肖像彫刻として、美しさや若さを残したり、自分の権威を表したりするとともに、大切な人に贈るためのものとして使われていました。
恋人といつもともにいる約束の意味を持っていたということを表している石言葉なのです。
「穏やかな時間の流れを保つ」は、シェルが海で過ごしている時の様子を表現しているといえます。
海のエネルギーは大きなものであり、自然でも時として猛威を振るってくることもありますが、多くの場合は穏やかであり、癒しのパワーを持っているもの。
そんな海の中にいるシェルを表現している石言葉なのです。
7月25日の誕生石「シェル」のスピリチュアルな効果(効能)
シェルが対応しているチャクラは、シェルの色によって異なってきます。
染色されているものも多いなか、自然のものとしての色には、白色や黒色、ピンク色や虹色に輝くものがあります。
白色は第9チャクラ、黒色は第0チャクラに対応していて、それぞれ宇宙との繋がりや大地との繋がりを持っているのです。
ピンク色は第4チャクラに対応していて、愛を司っているところで、恋愛成就や大切な人との絆を保つ効果も。
虹色はそれぞれの色のチャクラの意味を併せ持っています。
シェルとしての効果は、水に関係することに対してのお守りの効果があり、海上保安官やダイバー、漁師や海技士といった仕事に就いている人に人気です。
海外旅行や船旅のお守りとして、無事に旅を終えるまで護ってくれる効果があります。
浄化のパワーも強く、ポジティブなエネルギーに変換してくれる効果もあるのです。
リラックス効果を持ちますので、安眠を促してくれるため、枕元に置いておくと効果的。
海の持つエネルギーで、持ち主のことを癒してくれる効果が大きいので、疲れている時や、不眠に悩んでいる人にとっては、助けとなってくれるのです。
母性の意味を持つことから、女性にとっては妊娠や出産のお守りとしても効果が高い石になります。
女性らしさを引き出してくれる効果から、女性としての魅力を保つことも可能になるのです。
7月25日の誕生石「シェル」のスピリチュアルな浄化方法
シェルの浄化方法は、「水」「月光」「水晶クラスター」「セージ」「塩」です。
シェルは、海との繋がりが強いことから、「水」や「塩」「月光」との相性がいいといえます。
効果的に浄化をしたいなら、組み合わせて行う浄化がおすすめ。
一番取り入れやすいといえる、「月光」での浄化を日常的に行いながら、定期的に「水」や「塩」での浄化を行いましょう。
海にいたときのことをシェルに思い出してもらうことで、シェルの持つエネルギーやパワーを引き出すことが出来るようになります。
シェルは浄化のパワーがありますが、ネガティブなエネルギーを溜めやすいともいえますので、頻繁な浄化を行ってください。
7月25日の誕生石「シェル」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「パール」「ラリマー」「翡翠」
シェルと相性が良い石は、「パール」「ラリマー」「翡翠」です。
「パール」との組み合わせは、言わずとも相性がいい関係になります。
シェルもパールも、同じ海のエネルギーを持つ石であり、女性にとっての効果をいくつも持っているといえ、共通点が多いものです。
お互いがお互いの効果を引き上げることになりますので、より強い効果を望めるとともに、お守りとしての効果は高くなります。
「ラリマー」も海のエネルギーを持ち、癒し効果の高い石です。
シェルと組み合わせることで、癒しの効果や、リラックス効果が高くなるといえます。
心も身体も疲れてしまった時には、持ち主を癒してくれる、最強の組み合わせともいえるのです。
「翡翠」は、魔除けや厄除けのパワーが強い石で、持ち主を護ってくれる効果が高くなる組み合わせになります。
守護の力を得られるとともに、恋愛に対する願いを叶えてくれる組み合わせになるのです。
相性の悪い石は「タイガーアイ」「チャロアイト」
シェルと相性が悪い石は、「タイガーアイ」「チャロアイト」です。
「タイガーアイ」は、ビジネスの成功などの効果がある石ですが、場合によっては対人関係において人を出し抜くこともあるといえます。
シェルは母性や慈愛の意味や効果が高くなりますので、対人関係に置いての意味は正反対ともいえる相性です。
「チャロアイト」はスピリチュアル性の高い石なので、宇宙と繋がって、カルマや使命といった意味を強く持っている石。
シェルはスピリチュアルなものよりも、現実に対しての効果が高くなりますので、エネルギーの向いている方向が正反対となってしまう組み合わせです。
相性としては、決していいとはいえない組み合わせになってしまいます。
7月25日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 RINのワンポイントアドバイス
海のエネルギーで持ち主のことを包み込んでくれる、大きな癒しのエネルギーもあって、心と身体を癒してくれるのです。
シェルを誕生石として持っている7月25日生まれのあなたも、シェルのパワーを借りながら、幸せに向かって歩いていきましょう。